2022年11月7日の記事

2022.11.07

就職レポートNo.686(奈良県/小学校教諭)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第686弾! 現代教育学科14期生(23卒) E.T さん 奈良県・小学校教諭 勤務     ※撮影時のみマスクを外しています。     【教師を目指そうと思ったきっかけ】 教師を目指そうと思ったきっかけは、教えることに魅力を感じたからです。中高生時代、勉強面や部活動で友人や後輩に教える機会が多くありました。できなかったことができるようになって喜んでいる姿を見て自分のことのように嬉しく思ったことで、教えることにやりがいを感じました。また、中学校の教師になるか悩んだこともありましたが、学びと社会性の基盤をつくる大切な時期に携わりたいと考え、小学校の教師を目指すようになりました。     【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】 大学3回生から現在まで小学校の学習支援ボランティアを続けています。子どもと実際に関わってみると大変なこともありますが、その際の先生方の対応を見ることができたり、授業の工夫や声掛けを観察することができたりとボランティアを通して学べることが多くあります。また、先生方を間近で見ることができるため、自分が教師として働く姿を想像することもできます。そして、ボランティアに行くことで子どもたちの日々の成長を感じたり、前学年の時に比べてお兄さん、お姉さんになっている姿をみたりと感動することがたくさんあり、教師という仕事により魅力を感じることができました。     【畿央大学での大学生活について】 畿央大学はクラス制があるため友達の輪を広げることができ、先生方も親身になって接してくださるため、4年間楽しく過ごすことができました。また、自分の将来に向けて真剣に取り組む学生が多く、教師を目指す仲間がたくさんいることで、私自身何度も刺激を受け、充実した学生生活を送ることができました。そして、このように友達の輪を広げやすいことや自分の将来に向けて真剣に取り組む学生が多いからこそ、みんなで協力をしながら教員採用試験を乗り越えることができたと思います。     【畿央大学の教員採用試験対策について】 畿央大学の教員採用試験対策はとても手厚くありがたかったです。筆記対策では、3回生から対策講座を開いてくださり早い段階から勉強をすることができ、教採・公務員対策室や教育学部の先生方が作ってくださった対策プリントをすることで忘れていたことも復習することができました。集団討論や面接対策では、初めは緊張したり簡潔に言葉で伝えることができなかったりと落ち込むこともありましたが、先生方が親身になってアドバイスをしてくださったことをもとに練習を積み重ねるうちにできるようになっていきました。また、集団討論や面接、模擬授業の対策は、多くの先生方に指導していただけたため、本番ではどのような状況でも自分を出すことができる力を養えたと思います。その他にも、音楽の実技試験対策として外部講師に指導していただけたり、メールで必要な情報をたくさん発信してくださったりしました。 合格をすることができたのは自分の力だけでなく、教員採用試験に真剣に取り組めるように環境を整えてくださった先生方のたくさんのサポートのおかげです。教採・公務員対策室や教育学部の先生方には本当に感謝しています。     【理想の教師像】 私の理想の教師像は「すべての子どもが自分の可能性を信じて活動できる学級をつくる教師」です。自分の可能性を信じることで何事にも挑戦できたり、失敗してもめげずに挑戦を重ねて成長することができたりと自分の力で頑張り、人生を力強く歩むことにつながると考えます。 可能性を信じるためには、「自分ならできる」と自分自身を認めること、そして友達からも認めてもらえる環境をつくっていくことが大切だと考えています。そのために、私自身が一人ひとりの子どもの良いところやちょっとした成長を伝え褒めていくことや子ども同士で良いところを伝え合う機会をつくること、すべての子どもが活躍できる場をつくっていこうと思います。     【後輩へのメッセージ】 教員採用試験と聞くと「大変そう」「不安だ」と思うかもしれませんが、そんなマイナスなことばかりではなく、私自身振り返ってみると楽しかったと感じています。そう感じる理由の1つ目として、メリハリをつけて勉強することができていたからだと考えます。勉強をするときは真剣にし、息抜きをしたい時には友人と他愛のない話をしたり遊びに出かけたりしました。また、アルバイトを続けることにより、時間を有効的に使おうと計画的になりました。みなさんも息抜きになる趣味や環境を見つけておくことが大切だと思います。2つ目は、同じ夢をもつ仲間とチームとなって、教員採用試験を乗り越えたからだと考えます。畿央大学の大きな強みは、みんなでチームとなってお互いを支え合い助け合いながら教員採用試験に向けて頑張ることです。私は気が緩んでしまうときもありましたが、頑張る友人の姿を見て、「戦っているのは自分だけじゃない」と自分を鼓舞し最後まで頑張りぬくことができました。みなさんも仲間と共に切磋琢磨し、楽しんで乗り越えてください。 そして、最後はみなさんの思いだと思います。「教師になりたい」という思いを最後まで大切にし、頑張ってください!応援しています!!