2011.02.24
就活レポート~就職活動の現場から~No.96
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第96弾!
人間環境デザイン学科5期生(11年卒)
矢部 達哉さん
株式会社トーガシ 勤務
【就職した業界・職種】
ディスプレイ業界、デザイナー
内容:東京ビックサイト、幕張メッセなどで開催される展示会や見本市において、企業が出展するブースをデザインする仕事。
【その会社に決めた理由】
デザインの仕事を志望していて、法律や制約に縛られやすい(と感じた)建築よりもディスプレイの方が魅力的だったから。
勤務地も多くの刺激を受けられそうな東京を志望していたので、最高の条件だった。
【就職活動を振り返って】
12月ごろから本格的にスタート。たまたま当選して東京まで行って受けたTBSの説明会が一番最初だった。そこから現実に戻り、大阪近辺のデザイン系の説明会を受け始める。しかしデザイナーの職種は東京のほうが多かったので、また東京へ行く機会が増える日々。最初は新幹線で行っていたが、費用がかかりすぎて夜行バスに変更。前のおっさんの「座席倒し攻撃」や、横の若造の「携帯画面光らし攻撃」により睡眠不足のまま面接に行ったり、着く時間が早すぎてカフェで3時間くらい時間をつぶしたりした。
「どうしても受かりたい」と思う企業がありすぎて、「営業職でもいいから入れてほしい」という心構えで挑むが、選考が進んだのはなぜかデザイン職だけだった。神様が、僕に「デザイナーになれ」と言っていることを知る。
そして3月下旬、最初に内定を頂いた企業で矢部達哉22歳人生を預けることを決意。
【就職活動でPRしたポイント】
1回生の時に立ちあげたビーチフットボール部のことを全面に押し出した。あと、学園祭でのファッションショーで優勝した話も使える。ちょっぴり話を盛ってビーチフット部のキャプテンで、ファッションショーの総指揮者ということにした(笑)
【畿央大学キャリアセンターについて】
一番苦労するエントリーシートの書き方や、面接時におけるマナー講習には助けられた。就活中は「持ち駒」がなくなってきて精神がぐらついたときに行くと、励ましてもらえる。
【将来の夢・目標】
夢は有名になること。
雑誌や、テレビに取り上げられるような敏腕デザイナーになりたい。
【後輩へのアドバイス・メッセージ】
就職活動は一見辛いけど、人生で確実に経験しておくべきことだと思う。今までどんなことをして、何を思って生きてきたか。自分と向き合う最高の機会だ。まず自分のことをしゃべれるようになって、楽しそうに、真面目そうに、ちょっとだけ話を盛って面接に挑んだらいいと思う。
【畿央大学の印象】
畿央大学は無名である。でも知られていないだけに、他の有名大学以上の評価を得るときがある。だから思い切り自分らしく勝負すればいいと思う。