2025年11月の記事
2025.11.27
就職レポートNo.837(民間病院/理学療法士)理学療法学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第837弾! 理学療法学科4回生 髙田 翔平さん 民間病院(理学療法士) 内定 あなたがその職種を志したきっかけを教えてください。 小学生の時に母が仕事中転倒し、前十字靭帯損傷したことがきっかけで、理学療法士という仕事を知りました。 当時の私は歩けなくなった母の姿を見て、不安に感じましたが、入院しているうちに歩けるようになっていました。母は、理学療法士さんのおかげで歩けるようになったと聞き、理学療法士の仕事を調べ、誰かの役に立てることや、もう一度動けるようになることに感動したので、理学療法士を目指そうと思いました。 畿央大学を選んだ理由として、国試合格率の高さ、理学療法士さんの知名度、家から通える距離であったことが挙げられます。 畿央大学での学生生活を振り返ってどうでしたか? 他大学と比べて、大学内で過ごす時間が長かったと思います。 授業や課題など学業にしっかり取り組み、友人とお互いに高め合うことで、単位を落とすことなく順調に大学生活を送ることができました。 特に実習形式の授業では、体を動かしながら自分たちで練習を重ねたため、知識が身につきやすく、楽しく学べたことが印象に残っています。 写真は授業中に車椅子ウィリーに挑戦している様子です。 また、学生のうちにできるだけ多くのことを吸収しておきたいという思いがあり、小児疾患に携わりたいと思ってからは、小児に関わるさまざまな資格取得にも挑戦しました。 就職活動について、その就職先に決めた理由を教えてください。 授業で発達について学び、日本における小児疾患の現状を調べる機会がありました。 社会的背景から、発達障害のある子どもが増加傾向にある一方で、小児を専門とする理学療法士が少ないという現状を知りました。そこから「小児に携わる理学療法士になりたい」と思うようになりました。 その中で、奈良県内で地域の発達障害患者が多く受診している民間病院を見つけ、エントリーしました。 就職活動を振り返っていかがでしたか? 就職活動では、「周りに遅れず早く行動すること」を意識しました。 文章作成が少し苦手だったため、履歴書で自分の思いをしっかり伝えることに苦労しました。 面接では、はっきりと話すことで良い印象を持ってもらえたと感じています。 就職活動で役立ったツールを教えてください。 キャリアセンターの米田さんに、わからないことがあればメールですぐに相談していました。 また、気になる病院があれば「求人検索NAVI」で例年の求人時期や給与などを確認していました。 後輩のみなさんへメッセージをお願いします! 就職活動を始めると、少しずつ社会人に近づいている実感が湧いてくると思います。 進捗を周りと比べて焦ることもあるかもしれませんが、「自分が行きたいと思える場所」を大切にしてください。そうでないと、結果に満足できないこともあります。 実習後は自分だけでやることが増え、つらく感じることもあるかもしれませんが、一つずつクリアしていけば必ず乗り越えられます。頑張ってください!
2025.11.14
後期の試験対策がスタートしています
皆さん、こんにちは。 後期が始まり、いよいよ来年の教員採用試験や公務員試験に向けた準備が本格化してきました。 教採・公務員対策室では現在、2回生・3回生を対象とした試験対策講座を開講しています。 2回生は、来年度の3回生受験を見据えて基礎づくりを行っています。早期から試験に向けた意識を高め、着実な準備を進めています。 一方、3回生は教育実習を終えた学生も多く、進路を明確にしながら夢の実現に向けて真剣に取り組む姿が見られます。 今後は、筆記試験対策に加えて、毎月模擬試験を実施しながら実力の確認と課題の把握を行っていきます。 また現在、2・3回生の皆さんへ教採・公務員対策室の進路面談を実施して、希望自治体、校種にあわせた学習の進め方などを伝えています。面談では、ちょっとした不安や迷いも相談することで、気持ちが整理できる場にもなります。 試験本番はまだ先のようでいて、準備はすでに始まっています。 教採・公務員対策室では、皆さんの目標達成に向けて、一人ひとりの努力が実を結ぶよう、合格までの道のりを全力でサポートしていきます。自分を信じて、一歩ずつ進んでいきましょう!
2025.11.04
就職レポートNo.836(大阪府/小学校教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第836弾! 現代教育学科4回生 久田原 愛 さん 大阪府 小学校教諭 合格 【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 高校2年生の頃から教育学部のある大学に行こうとは決めていました。畿央大学のオープンキャンパスに参加した際に、先輩方や先生方と話したときの優しい雰囲気がとても心地よくて直感でここだなと思い、入学を決めました。 【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 この4年間とても充実した学校生活を送れていたと思います。特に1回生の頃は友達ができるかな、授業についていけるかなと不安に思うこともあったのですが、コースごとの担任制ということもあり、すぐに同じコースの子たちと仲良くなって授業もみんなで楽しく受けることができました。また、クラスが違っても同じ小学校を目指す人たちとは授業で重なることが多く、グループ活動もあったのでいろいろな人たちと仲良く課題に取り組むことができました。 【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 小学校6年生のときの担任の先生の人柄や授業の楽しさに憧れを持ち、私もこんな先生になりたいなと思ったのがきっかけです。また、友だちに教えるのが上手で「本当に分かりやすい」と言ってもらえることが何回もあったのが嬉しかったというのもあります。私が通っていた高校には教育コースがあったのでそのコースに入り、やっぱり私は子どもと関わったり教えたりすることが好きだなと改めて気付いたので教師を目指すことにしました。 【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 3回生の5月頃から現在まで母校でスクールサポーターをしています。実際に教育現場に参加することで子どもたち一人一人とどう向き合っていくべきなのか、先生方はどのように連携を図っておられるのかなどが分かってきます。ボランティアであっても子どもたちは私のことを先生として見てくれているので、より責任感を持ち、勉強のサポートや給食の準備など私にできることを積極的にするように心がけています。 【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 筆記試験については、本格的に勉強を始めたのは4回生になる前の、大学で行われる春期対策講座です。それ以降に行われた講座にはほとんど参加しました。私は家だと集中できないので、対策講座がない日でも学校に行ってよく友達と勉強していました。面接・模擬授業については、教採・公務員対策室の先生や教育学部の先生がしてくださる面接指導をたくさん予約していました。多いときは週に5・6回受け、不安なことは練習が終わってからすぐに先生方に相談していました。小論文は書き方に慣れるために過去に出されたテーマを3つほど練習して教採・公務員対策室の先生に添削していただきました。 【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 私は児童の良さや可能性を引き伸ばせる教師になりたいです。児童一人一人の良いところをたくさん見つけて伝え、少しでも子どもたちの自己肯定感を高めることができたらなと思います。 【後輩の皆さんへメッセージをお願いします。】 教員採用試験の勉強・対策は1次と2次とがあって大変ですが、周りの友だちと教え合ったりアドバイスし合ったりすることで私はもっと頑張ろうという気持ちになれました。教採・公務員対策室の先生や教育学部の先生をたくさん頼ってください、話を聞いていただくだけでも本当に気持ちが楽になります。しんどいときこそひとりで抱え込まず、友達や先生と一緒に頑張ってください!


