2024.11.26
就職レポートNo.788(大阪府/小学校教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第788弾!
現代教育学科4回生 竹中 萌恵 さん
大阪府 小学校教諭 合格
【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】
畿央大学のオープンキャンパスに参加した際、学生スタッフの方たちの雰囲気や校舎のきれいさ、こじんまりしている環境に魅力を感じたからです。また、担任制であるため、学生と先生との関係性が自然と作られて、安心して学生生活を送ることができるのではないかと思いました。そして何より、就職に強い大学であり、複数免許取得できるというところがとても魅力的でした。
【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】
畿央大学での学生生活は、勉強や部活動、遊びなどとても充実した日々でした。新型コロナウイルスの影響で、1回生の時は授業や部活動、行事に制限がありましたが、入学してすぐくらいにあったオリエンテーションで同じクラスの人たちと仲を深めることができました。また、授業はクラスで分けられることが多かったため、仲の良い友達と一緒に勉学に励むことができました。さらに、同じ夢を目指す友達がいるということがとても心強かったです。
部活動はバレーボール部に所属し、週2回ほどの活動や新入生歓迎会、運動会、合宿などのイベントがありました。部活動は学年、学部問わず自由に入ることができるため、友達が増えてとても楽しかったです。また、部活動で出会った先輩に授業の分からないことを聞いて頼らせていただいたこともたくさんありました。
【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】
教師を目指そうと思ったきっかけは、子どもが好きで少しでも長く子どもに関われる仕事がしたいと考えたからです。私には弟と妹がいて、小さい時から面倒を見たり何かを教えたりすることがとても好きでした。実際にボランティアや教育実習で子どもたちと関わる中で、一人ひとりの成長のためのアプローチを考えることや、子どもたちの一生懸命頑張る姿や「できた!」と目をキラキラ輝かせて喜ぶ姿を見ることができるところにすごくやりがいを感じました。また、毎日子どもたちからパワーをもらい、一緒に学び、成長できるところもとても魅力です。
【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】
放課後の学習支援をする「スクールサポーター」や授業内での学習支援(半日/1日)をする「学校支援員」をしてきました。これらの経験から大きく分けて2つのことを学ぶことができました。
まず1つ目は、支援員は子どもと1対1で関わることが多いため、子どもの考えや実態をよく知ることができ、どのような声掛けが良いのか、どんな関わり方が良いのかなどを学ぶことができました。子どもたちが、どんなところにつまずくかを知ることは、この先授業づくりをする際にとても役に立つ材料になると考えています。
2つ目は先生方の学級経営や授業の仕方などについて学ぶことができました。ただ子どもたちの支援をしているだけでなく、先生方の子どもたちへの関わり方やアプローチの仕方、授業の工夫など、大学の授業だけでは学ぶことのできないことがたくさんあり、模擬授業や教育実習での授業、この先教師として働くときに役に立つことが得られました。
【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】
筆記試験の勉強は、3回生の頃から開かれていた教員採用試験対策講座を受講したり、自分が受ける自治体の問題傾向にあわせて、参考書や問題集を用いたりして勉強を進めていました。また、大学で受けることができる模試は必ず受け、自分の苦手を知る機会を作っていました。模試のやり直しは必ず行い、分からないところがあれば、先生に質問に行くなどして、苦手を克服し得意を増やすことを意識していました。
面接の対策は、教員・公務員対策室や教育学部の先生方がしてくださる面接練習をたくさん受講し、緊張感のある環境で自分をしっかりアピールできる力をつけることを意識しました。マインドマップを書くなどして自己分析を行い、自分がしてきたことに自信をもつことが大切です。
【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】
私は、児童一人ひとりに教育的愛情をもって関わり、児童と共に成長できる教師になりたいと考えています。毎日明るく元気に、児童の目線に合わせて関わることを大切にし、児童たちが安心して学校生活を送ることができるために学習指導や学級経営に力を入れていきたいと思います。また、子どもたちの成長や新たな一面を見ることができた瞬間を大切にし、周りの人たち(児童、保護者、地域の人々、教員)と喜びを共有できるような教員でいたいです。
【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】
教員採用試験対策は筆記や面接、小論文などたくさんあって大変ですが、ひとりで頑張るのではなく、周りの友達や先生方など色々な人たちに頼って頑張ってください。頑張った分だけ自分の力になることは間違いないので、「あの時もっと~すればよかった」と後悔しないよう、合格した時のことを思い浮かべながら頑張ってください!健康に気を付けて、息抜きも大切にしてください。応援しています。