2014.03.26
「海外インターンシップ」体験レポート№10
現代教育学科2回生の竹内弘樹です。
アメリカでのアシスタントティーチャープログラムが始まって約2週間が過ぎました。小学校の子どもたちとも1週目よりも打ち解けることができて、楽しく充実した生活を送ることができています。普段は教室に入って宿題の採点やプリントの配布など、先生の仕事の手伝いをしていて、先生と時間をとって話す機会があまりないのですが今週は少し話すことができました。
私の入っているクラスの担任の先生に「アメリカの学校はどう?」と尋ねられました。私はアメリカの小学校の子どもたちを見ていて、授業の時間は勉強して休憩時間は遊ぶというメリハリがはっきりとついていると感じました。私の入っているクラスでは授業中に私語をしたり遊んだりする子どもはほとんどいませんし、休憩時間には全員が外に出て遊んだり話をしたりしています。そのことを先生に伝えると、「時間を無駄にしたくないので、授業の時間は子どもたちが常に学習できるようにたくさんすること決めている。」とおっしゃっていました。それを聞いて、こちらの子どもたちが学習に集中できているのは休憩時間に思いっきり遊んだり話したり、食べ物を食べたり自由に過ごせているからだと思いました。
休日は同じプログラムに参加している学生同士で観光や買い物に出かけることが多いです。2週目の週末はディズニーランドにもいきました。アトラクションやショーはもちろん全て英語でしたがなんとなく雰囲気で楽しめました。
研修もあと1週間を残すだけとなり、時間の過ぎるのを早く感じています。私はアメリカに来て、異なる文化の人と交流することとはどういうことなのか考えさせられました。私の今まで勉強してきた英語の文法や発音の通りに伝えることは想像よりも遥かに難しく、最初はショックでした。しかし単語だけや短い文章でも意思は通じたり、ホストマザーや学校の先生や子どもたち、地域の人たちとも話ができることが分かりました。異なる文化圏の人たちと上手な言葉で会話ができることよりも、実際に異なる文化圏の人たちと関わってその土地の文化やそこにいる人たちのいい所をみつけられることが文化同士の交流としては素敵だなと感じました。
現代教育学科2回生 竹内弘樹
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