2021年2月22日の記事
2021.02.22
就職レポートNo.627(長野県/中学校家庭科)人間環境デザイン学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第627弾! 人間環境デザイン学科15期生(21卒) T.K さん 長野県・中学校家庭科 勤務 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 私が教員を目指したきっかけは、これまでの学校生活での家庭科の授業を通して、料理や裁縫の楽しさを学んだからです。学んだことを活かして料理を家族に作ったり、自分で穴の開いたズボンを直したりすることは、自分の学びが実生活に役立っていることを感じました。大人になったら、料理や裁縫の楽しさを今度は自分が伝えたいという思いがあり、教員になることを志望しました。 【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】 学校ボランティアは大学3回生の後期12月から2月にかけて行いました。他の学生に比べてボランティア活動の期間は短いですが、実際の学校現場で様々な授業を見学し、家庭科では裁縫を生徒に教えました。先生から授業でのポイントや、子どもたちとの関係づくりで気を付けていることなどをお聞きし、はじめて知ることばかりで、貴重な体験をすることができました。 教育実習は4回生の9月に行いました。実際に授業を計画し、一人で教壇に立つことに最初は緊張しましたが、指導担当の先生が、最後まで手厚くご指導してくださったおかげで、3週間を通して大きな自信がつきました。 【畿央大学での大学生活について】 私は長野県から引っ越して、一人暮らしをしながら大学に通っていました。慣れない土地で不安ばかりでしたが、新しくできた友人や大学の先生方はとても優しく、安心して学校生活を送ることができました。1~2回生で学んだ住生活、衣生活の授業は、家庭科の教員になるうえで大切なことばかりで、教員採用試験でも役立ちました。教員免許を取得するためには、通常の授業以外に履修する授業が増えるので、1~2回生の間に沢山の授業を履修しておき、3~4回生で余裕を持たせることも大切だなと思います。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 大学では3回生から対策講座が始まります。授業ごとにわかりやすい資料が用意され、先生方も丁寧に指導して下さったので、筆記試験で間違えやすいポイントなど対策を練ることができました。対策講座に参加することも合格への第一歩かと思います。今年はコロナウイルスの影響で、面接の対策は困難かと思いましたが、リモートで面接対策講座を開いていただきました。様々な質問をされ、始めはうまく答えることができず不安ばかりでしたが、先生方が的確なアドバイスをしてくださいます。また、他の学生の質問の返答を参考にしながら、自分の考えを整理し、面接で答えられるよう準備しました。話のスピードや表情も大切だと思います。 【理想の教師像】 私が思う理想の教員は、明るく笑顔で、信頼される教員です。信頼関係を深めるために学校では大きな声で挨拶を心掛け、日々の小さな変化に気づけるようにしたいです。授業では楽しくわかりやすい授業づくりに取り組み、教材研究をかかさず行い、学習指導要領でも重視されている主体的・対話的で深い学びを実現したいと思います。 【後輩へのメッセージ】 教採は振り返ってみるとあっという間でしたが、本当に大変だったという印象です。何度も心が折れそうになったこともありましたが、周りの仲間と協力し、お互いに切磋琢磨しながら、日々を過ごしました。コロナウイルスで対面での対策講座が無くなったことや、登校できる機会が少なく不安はありましたが、教採・公務員対策室の先生方がどんな相談にも優しく対応してくださいました。私は長野県と愛知県と高知県を受験しました。県ごとに試験内容も変わるので、対策は大変でしたが、教員になりたいという強い思いを持っている学生の方には複数県を受験することもおすすめします。最後まで粘り強く取り組むことが合格への一歩かと思います。頑張ってください。
2021.02.22
就職レポートNo.626(病院/管理栄養士)健康栄養学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第626弾! 健康栄養学科15期生(21卒) A.M さん 病院(管理栄養士) 勤務 【その病院に決めた理由】 食の面から治療に貢献できる病院の管理栄養士を目指していました。 この病院に決めた理由は2つあります。一つは、給食業務を委託していない直営の病院だということ。管理栄養士として、食事について栄養指導を行うときに病院食についてしっかりと理解したいと思ったため直営の病院を希望しました。 もう一つは、急性期であること。急性期は経過が早く、刻一刻と変化していく患者さんの状態を把握することが必要です。限られた時間の中で適切な栄養管理がしたいと考えました。 【就職活動を振り返って】 もともと病院の管理栄養士を目指していたのですが、3回生の臨地実習先で病院の管理栄養士がイメージしていたのと異なったため、企業のことも知りたいと思い企業インターンシップに参加しました。 企業での就業体験を通して、改めて病院への想いが強くなり、4回生になる前の春に、企業ではなく、病院1本に絞りました。企業も受けて、病院の栄養士を目指そうと思ったのですが、私の性格を考えるとどちらも中途半端になると思い、病院の一択に絞りました。 【就職活動でPRしたポイント】 大学の授業での大量調理の実習や、アルバイト、部活動のエピソードを入れてアピールしました。 様々なエピソードがあると思いますが、就職先の特色に合わせたエピソードにすると自分の伝えたいことがまとまりやすいと思いました。また、管理栄養士になってやりたいことも聞かれたので、自分の興味がある分野について話しました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 履歴書の添削・面接の練習をしていただきました。何度も何度も、納得のいく文章になるまで添削していただき、とてもまとまりのある文章を書けるようになりました。 また、面接の練習も本番前のぎりぎりにお願いしてしまったのですが、練習していただき、緊張することなく面接に挑めました。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 自分は何をするのが好きなのか、何をしたいのか自分と向き合えるいい時なので、ゆっくりと向き合ってください。 その中でいい就職先が見つかりますように祈っています。