2020年12月17日の記事

2020.12.17

就職レポートNo.597(岡山県/小学校教諭)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第597弾! 現代教育学科12期生(21卒) K.N さん 岡山県・小学校 勤務       【教師を目指そうと思ったきっかけ】 具体的にこの時からというきっかけはありませんが、私は小さいころから自分より年下の子の面倒を見ることが好きで、また、友達に勉強を教えることも好きでした。そのような経験から人の成長に携わる仕事に就きたいと思うようになりました。教師という仕事は、子どもの成長に大きく関わり、その分責任も伴いますが、それ以上にやりがいのある素晴らしい仕事であると思っています。   【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】 小学校現場でのボランティアには参加することをおすすめします!ですが、ただ参加するだけではなく、自分が子どもたちとの関わりで気づいたことや現場の先生の授業の工夫や子どもたちへの対応から学んだことを自分の中で整理する時間を作ってほしいです。 私の経験上、教採の面接練習では自分がボランティアや教育実習で経験したり、学んだりしたことを答える時には、すらすらと話すことができました。また、周りの人の面接練習を見ていても、「この人すごい経験しているな!」と思った人の面接には説得力がありました。 面接練習では話し方や表情などは指導していただけますが、自分の経験は変えられません。学校現場で学べる素晴らしい経験は決して裏切りませんので、自分の財産にしてください!   【畿央大学での大学生活について】 私は人と話をすることが好きだったので、大学生活ではたくさんの人と関われるようにいろいろと挑戦しました。4年間がっつり部活動を続けたこともそうですし、学園祭の副実行委員長をしたことも良い経験になりました。 このような場では学部・学科、年齢など関係なく様々な人と話をすることができ、その経験全てが教採の面接練習につながりました。 楽しむときは思いっきり楽しみ、頑張るときはとことん頑張る。そんなけじめのある学生生活を送ることができればきっと充実すると思います!   【畿央大学の教員採用試験対策について】 教採・公務員対策室の先生が筆記対策から面接練習まで手厚く指導してくださり、教育学部の先生にも面接練習を見ていただけます。 筆記対策としては、対策講座に毎回出席することから始めたら良いと思います。私は何事もスイッチが入るまでに時間がかかるタイプなので、せめて形だけでもと思い、出席だけは欠かさずしていました。しかしそれが結果的には最短でやる気を出す近道になったので、私と同じようにスイッチが入るのが遅いタイプの人はまず出席を続けることから始めてみてください! 面接練習はいろいろな先生に見てもらってください!ある先生には「元気があって明るい印象」と言っていただけても、ある先生には「少し落ち着きがないように感じる」と指摘していただくこともあります。 相手が受ける印象は人それぞれなので、何度もいろんな先生で練習を重ね、自分のアピールポイントがいちばん伝わる話し方を見つけてください。   【理想の教師像】 「子どもから信頼される先生」です。 やはりいちばんに考えるべきは子どものことだと思っています。だからこそ、私自身も子どもたちのことをいちばんに信頼しますし、子どもからもその信頼が返ってくるような先生になりたいです。教師の仕事は多忙であると理解していますが、子どもたちと外に出て遊ぶ時間や教室の中で話をする時間は自分の中で大切にし、たくさん関わって子どものことを理解していきたいと思っています。   【後輩へのメッセージ】 教採期間を一緒に頑張れる仲間を見つけてください。それは同じ自治体を目指す人でもそれ以外の教採を受ける人でも校種が違っても構いません。目標をもってそれに向かって努力できる仲間を見つけたら良いと思います。 私は周りの仲間たちがいてくれたから教採を最後まで頑張ることができました。特にコロナウイルスで自粛期間に入り、誰とも会えない状況の時は勉強する気が全く起きなくなってしまったけれど、その時も仲間たちが電話をくれたり、メールで励ましてくれたりして、周りで頑張っている子がいるから自分も頑張ろう!と勇気づけられたので乗り越えることができました。教採の対策中は模試で思うような点数が出なかったり、面接練習が上手くいかなかったりして悩むときもありますがそんな時に励ましてくれたり、鼓舞してくれるのも仲間です。畿央大学の良いところは教採を受ける人たちが一つの大きなチームのようになって合格を目指していけるところだと思っています。 自分自身を裏切らない自分だけの経験を身に付けて、仲間と共に目標をつかみ取ってください!応援しています。