2011年8月の記事
2011.08.31
就活レポート~就職活動の現場から~No.103
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第103弾! 看護医療学科1期生(12年卒) 三木 須実佳さん 大阪市立総合医療センター 勤務 【その病院施設に決めた理由】 祖母がかつて、今回私が就職を決めた病院に入院していた時、そこで懸命に看護を提供する看護師さんの姿を見たことで、そもそも看護師を志すようになりました。そして実際に、病院説明会・見学会やインターンシップに参加し、そのなかで、教育プログラムが非常に充実していることを知りました。それは、看護に必要な知識や技術力を養いたいと思う私にとって、とても魅力的なものでした。またインターンシップに参加させていただいた時、スタッフ一人ひとりが自らの看護に責任を持ち、そして互いに助け合って、笑顔で患者さんに対して質の高い看護を提供する姿を目の当たりにし、私もこの看護を提供する一員になりたいと思い、就職を希望しました。 【就職活動を振り返って】 1期生ということで先輩がいないため、就職活動をどのように進めていけばいいか分からず、悩むこともありました。私の受験した病院は、面接に加えて専門科目の筆記試験もあったため、国家試験対策も兼ねて、その筆記試験に向けての勉強も毎日コツコツと進めていきました。就職活動を振り返って、実際に自分の気になる病院へ足を運び、見学会やインターンシップなどに積極的に参加することが大切であると思いました。私も実習などの忙しい合間をぬい、病院見学会や合同説明会などに積極的に参加しましたが、それぞれの病院の特色だけではなく、その現場の実際など、病院の資料などでは知ることのできないことを身をもって感じることができました。そしてそれが最終的に病院を選ぶ際の大きな判断材料となりました。その際はやみくもに病院へ足を運ぶのではなく、どういうところを知りたいか、などという目的をもって足を運ぶことが大切です。そのためにも、自分が病院を選ぶにあたって、最も重視したいことなどを予め考えておくことが必要であると思います。受験する病院が決まれば、その病院について、より詳しく知ることが大切です。私は、受験する病院の資料やホームページを分析し、再び病院見学会に参加するなどしました。そうすることで、「ここに就職したい。そのためにも頑張らないといけない。」という熱意がさらに強くなり、モチベーションが上がりました。 【就職活動でPRしたポイント】 面接試験では、持ち前の元気さをアピールしました。挨拶や質問に対して、笑顔も交えながら、大きな声で受け答えをするようにしました。面接官の方からも「あなたならどんな質問にも答えてくれそうだね。」と言われました。「この病院に落ちたらどうするのか?」という質問に対しては、「病院に合格するつもりでいるので落ちることは考えていません。」と答え、就職に対する熱意を伝えました。そして市職員という、地方公務員としての面も求められるということもあり、態度や礼儀、服装、言葉遣い、挨拶などにはより一層気を付けるようにしました。面接において、自分のPRポイントを持つことが大切です。どんな人にでも必ずPRポイントはあります。それを見つけるために、自己分析をすることも必要なのではないかと思います。 また、見学会やインターンシップ、そして就職試験後にも御礼のメールを送り、病院に対しての誠意を伝えるようにもしました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 キャリアセンターの方々は、本当に親身になって相談に乗ってくださり、私のしょうもない質問にもいつも丁寧に答えてくださりました。そして、履歴書の書き方や添削、面接練習など、様々な面でサポートしていただきました。面接の練習時には、せっかちで、言葉よりも動作の方が早くに出てしまう私の特徴をとご指摘いただき、入退室や着席・起立の仕方などを、実際にお手本を見せてくださるなどして、私が出来るまで何度も練習に付き合ってくださいました。そして最後には、「今の自分に自信を持てば大丈夫!」と鼓舞してくださいました。試験本番は不思議なほどに緊張をあまりすることなく、その練習の成果を大いに・・・とはいかないかもしれませんが、発揮することが出来ました。 岡田さん、ありがとうございました!! 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 「面倒くさいから、もうこの病院でいいか。」などという安易な気持ちや、「本当はこの病院がいいけれど、筆記試験は自信がないし、嫌だからやめよう。」などという就職試験の内容だけで病院を選んではいけません。本当に行きたいと思う病院を受験しないと、後で後悔するようなことになると思います。そのためにも、面倒くさいことかもしれませんが、積極的に病院見学会や合同説明会などには参加してください。自分が動かなければ、何も始まりません。周りが就職を決めていくと焦る気持ちも生まれてくると思いますが、そこで流されてはいけません。自分のペースで、自分に合う病院を見つけ出してください。また、実習も大切にしてください。とてもしんどいとは思いますが、今振り返ると、自身の看護観などを深めることができ、本当に実習があってよかったと思います。そして、勉強だけでなく、何かに挑戦するのもよし、部活動やサークルに取り組むのもよし、友人たちと遊ぶのもよし・・・とにかく、学生生活を楽しんでください!!さまざまな経験をすることで新たな価値観が生まれたり、自分自身の成長にもつながると思います。私は最後まで、勉強とメリハリをつけて楽しむつもりです!!
2011.08.10
就活レポート~就職活動の現場から~No.102
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第102弾! 看護医療学科1期生(12年卒) 畑中 満さん 奈良県立医科大学附属病院 勤務 【その病院施設に決めた理由】 奈良県の中枢となる病院のため最初から視野には入れていましたが、1番の決め手は目標にできる看護師さんに出会えたことです。私は、患者さんの心に寄り添うことのできる看護師を目指しています。実習で高度救命救急センターを見学させていただいたときに、意識のない患者さんや人工呼吸器や点滴をたくさんつけており集中ケアが必要な患者さんなど、重症な方が多くいらっしゃいました。その中でも看護師さんは1人1人に声かけやタッチングを行い、懸命にケアされていました。その姿に感銘を受け、私もこの病院に就職し、実習で出会った看護師さんのように、患者さん1人1人の心に寄り添うことのできる看護師を目指して努力していきたいと改めて感じました。 【就職活動を振り返って】 やっぱり1番は面接です。私はとても緊張して頭が真っ白になってしまい、自分の気持ちを伝えることが苦手です。面接練習を何度かしていただきましたが、最初は全く話すことができませんでした。本番では入室の仕方から練習のときと違い焦りましたが、練習を重ねアドバイスをいただくことで少しずつ自信がついてきていたため、自分の気持ちを伝えることができたと感じます。 また、1期生のため先輩がいないので就職活動がどんなものか全くわかりませんでした。しかし、先生の話を聞いたり病院合同説明会に参加したりすることですこしずつイメージすることができ、就職したい病院を見つけることができました。 【就職活動でPRしたポイント】 硬式テニスサークルの部長や畿央祭実行委員の広報部長をしていたため、そこで培った責任感をアピールしました。頼りない私ですが同じメンバーや先輩、後輩たちに支えられながら最後までやり遂げたことを伝えました。 面接本番では、場の雰囲気が明るかったということもありますが終始笑顔でいました。実習で「笑顔で人の心を癒すことができる」という言葉を指導者さんからいただき、それ以来笑顔を大切にしていました。面接官からも笑顔について褒めていただき、「その明るさで患者さんも元気にしてあげてください」と言っていただいたため自信につながりました。第1印象は表情で決まると思うので、笑顔はとても大切だと感じました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 正直、就職活動が始まるまでキャリアセンターと関わることはないだろうと考えていました。しかし、面接練習や履歴書の添削などいつうかがっても優しく親身になって教えてくださいました。私は、特に西川さんにお世話になりました。私は、怒られたり強い口調で言われたりすると、自信がなくなりやる気をなくしてしまうのですが、西川さんはどんなに失敗しても「大丈夫!内容はいいから自信もって!」、「ここはこうした方がもっと良くなるよ。」と優しく寄り添うような感じで接して下さり、褒め上手だったため自信をなくすことなく最後まで乗り越えることができました。西川さんだけでなくキャリアセンターの方々にはとてもお世話になったので、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!! 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 1番大切なのは実習だと思います。実習先でいろいろな方々、考え、価値観、看護観などに出会うと思います。辛いことも泣きたくなることも腹の立つこともいっぱいあります。しかし、その出会いの1つ1つを大切にしていくことが自分自身の成長につながっていきます。また、実習先に就職したいと思える病院があると思うので真剣に取り組むべきだと思います。 私自身、就職は意外とすんなり決まりました。しかし、これは友達や先生、キャリアセンターなど多くの方々のサポートと後押しがあったおかげだと感じています。勉強することはとても大切です。していないと自分が苦労するだけでなく、患者さんにも迷惑をかけることになってしまいます。しかし、それだけでなくいろいろな人やモノとの出会いを大切にしてください。その中で自分自身を成長させ、感謝の気持ちを忘れず、目標に向かって頑張っていきましょう!!
2011.08.03
就活レポート~就職活動の現場から~No.101
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第101弾! 看護医療学科1期生(12年卒) 吉村 実紗さん 奈良県立医科大学附属病院 勤務 【その病院施設に決めた理由】 新人教育支援や資格支援制度が整っていることや、奈良県の中隔病院として高度な医療を提供され、新たな取り組みを数多くされていること、また実際、見学会へ行かせて頂いた時も、親身に新人看護師に指導されている場面を見ることができました。私の看護観である“人に寄り添う看護”と看護部の理念が非常に似通っていることから、この看護観を大切にし、数多くの学びをし、自らの専門性を高めていくことができると考えたからです。 【就職活動を振り返って】 私たちには先輩という存在がいないので、病院の決め手や、各病院のどのような点に着目し、決定に結びつければいいのかわからなかったことです。たくさんの病院があるので、病院合同説明会に積極的に参加し、様々な説明を詳しく聞くことで病院の特徴やどのような看護を行われているのか知ることができたと思いました。 【就職活動でPRしたポイント】 私は責任感があることをPRしました。部活動で3年間部長を務め、相手の立場に立って物事を考える姿勢や責任感を身につけ、この経験を活かし、大学でも看護勉強会を立ち上げ、意見交換の場や知識を深めていくことができる場を創ったことをポイントに挙げました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 キャリアセンターの方々は、とても親身に相談に乗って下さり、不安の傾聴やアドバイス、励ましをして下さいました。履歴書の添削も何度も見直して下さったり、たくさんのアドバイスを頂きました。また、私は、面接がとても不安で、頭の中が真っ白になり失敗することを考え、1回の練習だけではなかなか自信が持てませんでした。その時、「自分の納得いくまで練習したらいいよ。何度でも練習しましょう。」という声を掛けて下さり、そのお言葉に甘え、自信が持てるまで何度も練習しました。試験当日は落ち着いて、自分の考えや意見を発言することができました。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 就職で不安なことがあれば、キャリアセンターの方々に相談し、アドバイスを頂いたり、病院施設選びについては、春から病院合同説明会にできるだけ参加し、たくさんの病院の特徴や看護について知ることが大切だと思います。また、自分の看護観を大切にし、将来どんな医療職者に、看護師になりたいか、その病院では看護観に合った看護ができるのかということも視野に入れ、考えていくことも必要です。病院の雰囲気を知るために見学会やインターンシップに参加してみるのも一つです。学生生活では、ボランティア活動に参加したり、サークル活動や友人との交流も大切にし、メリハリをつけ、同時に国家試験勉強も少しずつ始めていくことが大事です。本当に月日はあっという間に過ぎていきます。後悔のない、充実した学生生活を過ごして下さい。
2011.08.03
2011年卒の就職率ランキング、関西1位(全国10位)!~読売新聞社発行「就職に強い大学2012」より
読売新聞社発行の雑誌「就職に強い大学 2012」の「460大学就職率ランキング」において就職者数300人以上の国公私立大学の中で… 畿央大学が関西1位(全国10位)にランクインしました!昨年に引き続き、2年連続で関西1位です。 そして同誌の「学部別就職率ランキング」においても、教育学部が関西1位(全国2位)にランクイン! 近年は「超氷河期」と言われるほど新卒就職戦線は厳しさを増しています。そのなかで学生の粘り強い努力と教職員のきめ細かなサポートが、この結果につながっています。 現4回生は氷河期に加えて震災の影響もあり、 これまでにない苦戦を強いられています。 そんな時代だからこそ、学生・教職員が一致団結し、 「逆境でも就職に強い大学」を実現していきたいと 思います! 【2010年卒の就職率に関する記事】 就職に強い大学として、雑誌で関西1位(全国5位)にランクイン! ~読売新聞社「就職に強い大学2011」より~ https://www.kio.ac.jp/job_blog/results/post_18.html#more