2016年12月1日の記事

2016.12.01

就活レポート~就職活動の現場から~No.393(養護教諭)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第393弾! 現代教育学科8期生(17卒) 谷川 美久さん 奈良県・養護教諭  勤務     【教師を目指そうと思ったきっかけ】 高校の時に信頼できる養護教諭に出会い、憧れを抱いたことがきっかけです。私が体調不良で初めて保健室を訪れたときからその後も声をかけてくださったり、名前を呼んで挨拶してくださったり、何気ない話も笑顔で聞いていただいたりと、とても身近に感じられる先生で心を開いて話すことができました。この出会いをきっかけに健康について興味を持ち、健康について学びたいという気持ちが強くなるとともに、子ども達が体も心も健康に学校生活を送れるようにしんどい時には寄り添うことができる存在になりたいと思い、養護教諭を目指すことに決めました。   【学校インターシップ・教育実習を体験して】 養護実習は5月と9月に2週間ずつで、毎日子どもと関わり悩むこともたくさんありましたが、充実した毎日でした。保健室での子どもたちの対応の他にミニ保健指導や保健の授業、掲示物の作成、保健だよりの作成などいろんなことに挑戦させていただき、自分の課題を把握することができました。   【畿央大学での大学生活について】 畿央大学には教員になるという夢をもって入学する学生が多いので、同じ目標を持って いる仲間に刺激を受けながら充実した生活を送ることができました。特に教員採用試験の勉強を本格的に始めたときは、不安やわからないこともたくさんあったので、いろんな情報を共有しみんなで支え合うことで最後まで頑張り続けることができたんだと思います。また学内だけでなく、保健室ボランティア等学外でも積極的に学ぶことに努めていました。ボランティア先でも親身にいろいろと教えてくださる先生方に出会うことができました。   【畿央大学の教員採用試験対策について】 畿央大学では、早くから教員採用試験の対策をしてくださいます。対策講座ではとても参考になるレジュメを用意してくださるので、積極的に出席して教職教養の勉強を始めるといいと思います。初めはたくさん間違い、わからないことだらけですが、対策講座に出席することで少しずつ問題が解けるようになりました。採用試験が近くなると面接練習なども丁寧に指導してくださいます。面接練習ではなかなかうまく答えられず落ち込んだり不安になったりもしましたが、その都度振り返り、自分の思いを明確にすることをこころがけ、学生同士で集まって練習したりしました。うまく思いを伝えられないときは先生方に相談させていただき、一緒に考えていただくこともありました。   【理想の先生像】 児童生徒が安心して自分をさらけ出すことのできる存在になりたいです。保健室に来る児童生徒は、体調不良や心がつらいときなど助けを求めていることが多いと思います。しんどいとき困っているときだからこそ、児童生徒にとって安心できる居心地の良い環境を提供し、じっくりと訴えに耳を傾けて寄り添っていけるように日頃から児童生徒とよくコミュニケーションを図り、信頼される養護教諭になりたいです。   【後輩へのメッセージ】 教員採用試験の勉強をしているとき、周りの友達と自分を比較して不安になったりする時期もあると思います。私自身、みんなはどんな勉強をしているのか等いろんなことが気になっていました。でもみんなと同じじゃないといけないということはなかったなと今は思います。人それぞれ勉強方法は違うと思うので自分に合ったやり方を探すことが大切だと思います。無理せず自分のペースで頑張ってください!