2021年11月30日の記事

2021.11.30

就職レポートNo.643(神戸市/小学校教諭)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第643弾! 現代教育学科13期生(22卒) I.H さん 神戸市・小学校教諭 勤務   ※撮影時のみマスクを外しています。   【教師を目指そうと思ったきっかけ】 私が教師を目指そうと思ったきっかけですが、特に具体的なエピソードはないのが正直なところです。ただ、小学生の頃からの揺るがぬ思いとして「小学校の先生になりたい」という夢はずっとありました。子どもたちと毎日向き合いながら、近い立場から子どもたちの成長に大きく関わることのできる教師という仕事は、責任が伴いますが、それ以上に最高にやりがいのある仕事だと思っています。     【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】 私は、大学1回生から現在も小学校ボランティアに行き続けています。そこでの経験は、これから自分が教師になった時に必ず生きてくると思っています。もちろん、実際に仕事をされている先生方とは責任感など比べ物にならないと思いますが、その中で子どもの様子や先生方の動きを見て、自分だったらどうするかを考えたり実際に行動してみたりして、少しでも自分の力にしようと意識しています。 また、「気になったことは何でも聞く」ということも心がけています。子どもとの関わり方や板書の仕方、教室内の掲示物の工夫など先生によって様々です。その先生が考える意図を聞くことで、自分の考えと比べたり、自分が先生になった時に気を付けてみようと思ったりすることができます。 そうすることで、教採の面接で自分の経験として自信をもって話すことができます。そして、「こんな先生になりたい!」「ここの先生方と一緒に働きたい!」という目標やモチベーションを見つけることもできました。     【畿央大学での大学生活について】 4年間の学生生活は、ビーチラグビー部での活動が中心です。同期や先輩後輩にとても恵まれて、充実しています。その中でコミュニケーション力や目標達成に向けてチームで考え行動する力、周りを見る力などを培うことができました。 今になって思うことですが、大学生は自由な時間がたくさんあるからこそ将来を見据えて、有意義な時間の使い方をすることが大切だと思います。そこでの経験や得たものが、自分の強みになってくると思います。     【畿央大学の教員採用試験対策について】 畿央大学の教採・公務員対策室の先生方には、本当に感謝しかありません。今年神戸市を受ける人が私一人だったので、情報共有をする相手がおらず不安でしたが、私だけのために説明会の機会を設けてくださり、神戸市の試験傾向に合わせた対策をしてくださいました。 筆記試験では、各教科各分野の対策プリントを活用することで、力をつけることができました。そして教採・公務員対策室には、各教科を得意とする先生方がおられるので、どうしても自分たちの力では解けなかった問題を持っていくと、すぐに解説をしてくださいます。また、面接などの二次試験対策になると、教育学部の先生方もたくさん協力してくださるので様々な角度からのご意見を頂き、自分の思いや考えをより深めることができました。 教採を受けていく中で、少し自信がなくなったり困ったりしたときに教採・公務員対策室に行くと、必ず前向きな言葉をかけてくださいました。そのおかげで、自信を持って試験に臨むことができました。ありがとうございました。     【理想の教師像】 「子どものことを第一に考えられる先生」です。 それは、常に子どもたちのことを考え、積極的に行動するということです。子どもたちに全力でぶつかれば、想いは伝わると思うし、それが子どもたちからの信頼となって返ってくると思います。 学校現場での教師の行動は、全て子どもたちの成長に繋がると思っています。子どもの成長していく姿を楽しみに一生懸命頑張ります。     【後輩へのメッセージ】 教採で一番大切なことは、モチベーションを維持し続けることだと思います。時には、きついなと感じることもあると思いますが、最終試験が終わるその日まで気持ちを切らさず頑張ることができれば、いい結果に繋がると思っています。そのために、私は一緒に頑張れる仲間を見つけてほしいと思います。私は一緒に勉強をしてくれた友達のおかげで教採対策をしていた日々が楽しかったです。だからこそ頑張り続けることができたし、合格することができたと思っています。ありがとう。 「絶対に先生になりたい!!!」という同じ夢を持つ仲間は本当に心強いです。分からない問題や不安な気持ちにぶつかった時、助けてくれ励ましてくれます。試験前日緊張している時、気持ちを奮い立たせてくれます。そんな仲間と共に高め合い、支え合いながら自分の目標に向かって頑張ってください。