2024.11.21
就職レポートNo.786(堺市/小学校教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第786弾!
現代教育学科4回生 奥村 柚月 さん 石川 結唯 さん
堺市 小学校教諭 合格
今回の合格体験は、堺市小学校教諭に合格されたお二人です。お二人は受験自治体だけでなく、ゼミやクラブ活動も同じということで、お二人一緒にお話をお聞きしました。
【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】
奥村さん
私が畿央大学を選んだ理由は、教員採用試験の合格率がとても高かったからです。オープンキャンパスに行った際に、先輩から、畿央大学には、クラス・担任制という制度があり、学生と先生方との距離がとても近く、何かあればすぐに相談することができること、また、学生同士も仲が良く互いに夢に向かって高め合うことができることを知り、私も畿央大学で夢を叶えたいと考えました。
石川さん
「就職に強く、少人数のクラス担任制があってサポートが充実している」と高校の先生からおすすめしていただいたことがきっかけです。パンフレットやYouTubeのPR動画がたくさんあり、大学生活をイメージしやすかったことは有難かったです。
【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】
奥村さん
教師を目指そうと強く思ったきっかけは、高校の合唱コンクールでまとめ役をした経験からです。そのクラスの友人が、練習を通してみんなと歌うことの楽しさを知る姿や、その時の表情が忘れられず、子どもたちに新しい成長の場や発見の場を設けることのできる教員に魅力を感じるようになりました。
石川さん
もともとは「子どもに関わる仕事に就きたい」という漠然とした思いでした。しかし高校生のとき、日本の子どもたちの自己肯定感が低いというニュースを見て衝撃を受け、子どもたちの自己肯定感を高めるために、成長を間近で感じられる教師を目指そうと決めました。
【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】
奥村さん
大学1回生の時から堺市の小学校の学童保育でアルバイトを行い、2回生の時は、野外活動センターの補助員としてボランティアに行っていました。また、3回生になってからは、母校の小学校でスクールサポーターとしてボランティアに行っています。実際に児童と関わったり、現場の様子を見たりすることで、児童との関わり方や、学級経営、授業の様子などについて学ぶことができました。また、大学では、教職クラブODENで代表を務め、授業力の向上やみんなで一つのものを作り上げることに力を入れてきました。
石川さん
「地元で小学校教員になりたい!」という思いをずっと持っていたため、2回生の頃から母校で学習支援のボランティアを始めました。実際の現場の様子を知ることで、先生方の様子や子どもたちの反応を想像しながら面接対策をすることができました。現場の先生方のお話も聞くことができ、とても貴重な機会でした。
【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】
奥村さん
毎日、大学に通い、友人と切磋琢磨することを大切にしていました。分からない問題を教え合ったり、面接練習で聞かれた質問を一緒に考えたりするなど、互いの得意分野を活かして高め合っていました。他にも、何か不安なことがあれば教採・公務員対策室の先生方やゼミ担任の先生、先輩方などに相談に乗っていただき、周りの方々に支えられながら過ごしていました。
教員採用試験対策は、対策講座を受け、一つのテキストを何度も解くことで知識を定着させていました。面接練習は、とにかくいろいろな先生の面接練習を受けて様々な面接官のタイプを知ること、そして、その中でも自分を出すことができるよう、自己分析に力を入れて取り組みました。
石川さん
筆記試験対策は始めから苦手科目に取りかかるのではなく、自分がモチベーションを高く保てるものから取りかかるようにしていました。
面接対策はとにかく数をこなし、たくさんの先生方のさまざまな視点からいただいたアドバイスをもとに自分を見つめ直しました。モチベーションが下がったら思い切って休んで、リフレッシュやご褒美も大切にして自分とうまく付き合いながら、教採期間を乗り越えました。
【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】
奥村さん
教員採用試験は、周りとの闘いですが、私は自分との闘いだと考えています。夢に向かってどれだけ努力することができるか、自分の中での成長を見つけ、そこからどれだけ前向きに進めるかが大切です。落ち込むこともあるかもしれませんが、共に頑張っている周りの友人や支えてくださる先生方、家族の存在に感謝しながら、辛い時も何か笑えることを見つけて過ごしてください。応援しています!
石川さん
長い教採期間は、辛く打ちのめされることもたくさんあります。でも、周りには一緒に頑張っている友達や応援してくれている人たちがたくさんいます。辛いときこそ周りを見て、一日ずつ確実に成長していることに自信をもって、最後まで強い気持ちで頑張ってほしいです。自分を信じることが、一番大切です!