2021年1月8日の記事
2021.01.08
就職レポートNo.610(病院/理学療法士)理学療法学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第610弾! 理学療法学科15期生(21卒) K.S さん 病院(理学療法士) 勤務 【その病院に決めた理由】 私は実習が全て回復期だったのですが、回復期だけでなく他の病期もみて一連の回復過程が知りたいと思い、就職先は総合病院でいろいろな疾患が見れる病院を探しました。その中で法人内異動が積極的で、様々な疾患を経験することができる当院を見つけました。 そこは、リハビリの報酬に関係なく必要な方には積極的にリハビリを行っており、患者様に寄り添った理学療法の提供に取り組んでいました。また、見学時に他の病院よりもセラピストやリハビリ室の雰囲気が柔らかく、何よりもとてもお話ししやすい雰囲気づくりをしてくださったところに魅力を感じて当院を志望しました。 【就職活動を振り返って】 コロナウイルスの影響で募集する時期が早かったり、見学できなかったりして焦ってしまって何を妥協したらいいのかが分からなくなることがとても多かったです。自分が求めていることと妥協できないことを明確にすることや先生や友達に話すことで自分の気持ちを整理して行きたい病院を決めることができたと思います。 また、複数の病院に見学に行ったので、各病院を比較することでより自分がしたいことや求めていることが明確になったので、選択肢を多く持っていることが大切だと感じました。 【就職活動でPRしたポイント】 法人内異動という病院側が求めていることと自分がしたいことが一致していたので、積極的に異動していろいろな経験を積みたいということは一番強く伝えました。 また、疾患層は病院にいる医者でかなり左右されるけれど、病院の特色やセラピストの人柄は簡単に変わるものではないので、その特色や人柄で自分が惹かれた当院の良さを述べ、そのうえで一緒に働きたいということを伝えました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 書類を出す期限ギリギリまで受ける病院を決めることが出来なかったのですが、時間を割いて話を聞きながら一緒に考えを整理してくださったので、後悔せずに受ける病院を決定できたと思います。また、履歴書や小論文の添削も丁寧にしてくださり、就職活動を全力でサポートしていただきました。 キャリアセンターには先輩の就活体験記や病院の資料がたくさんあるので、候補の病院を探すのにとても役立ちました。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 病院見学に行った時点で、好印象を持っていただけていたので、病院見学での態度や振る舞いは大切だと思いました。 自分がどんな病院に行きたくて、求めていることや妥協できないことをはっきりさせておいたら、自分の意思をしっかり示せると思います。 また、見学の時に質問を用意して聞きたいことをしっかり聞いておくことで、自分が知りたいことを知れるだけでなく、相手にとっても自分がどういうこと考えているか伝わりやすいと感じました。 焦らずしっかり悩んで行きたい病院見つけてください!!頑張って!!
2021.01.08
就職レポートNo.609(大阪府/小学校教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第609弾! 現代教育学科12期生(21卒) H.Y さん 大阪府・小学校 勤務 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 きっかけは小学校の時の担任の先生です。その先生は、第一に私たちのことを考え、寄り添い、サポートしてくださいました。そんな先生を見て、私は子どもながらに「かっこいい!私もこんな先生になりたい!」と強く思いました。 また、ボランティアや実習を通して、こんなにも長い時間大好きな子どもたちと一緒に過ごすことができ、自分自身も成長できる職業は他に無いと思ったので、教師を志望しました。 【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】 私は、大学4年間で様々なボランティアをさせていただきました。大学1回生の時に「このままの自分じゃ嫌だなあ。何かしよう!」と思い、インターネットで調べ、自然学校でボランティアさせていただくことになりました。その後、もっとたくさんのボランティアをしてみたいと思い、小学校での学習支援ボランティア、英語村スタッフとしてのボランティア、中学校のサマースクールボランティアなどに参加しました。多くの子どもたちと過ごす中で、子どもたちの悩みや不安、興味関心のあることについてたくさん知ることができました。行動すれば、必ず学びがあると思います。 教育実習は、3回生の9月に小学校の教育実習、4回生の8・9月に中学校の英語科教育実習の2回でした。初めは本当に緊張したのですが、子どもたちの可愛さに癒され、「この子たちのために頑張りたい!」という思いで最後までやり遂げることができました。 【畿央大学での大学生活について】 私は、小学校教諭の免許、中学校・高等学校の英語の免許取得予定です。振り返ってみると、決して楽な大学生活ではありませんでした。先生方からの厳しいご指導や課題の多さから、逃げ出したくなることもありました。それを乗り越えることができたのは同じ中高英語を取っている仲間がいたからだと思います。この4年間「きっとこの苦しさはいつか報われるよ」とお互い励まし合いながら、続けてきました。しかし、苦しさだけではなく、英語教育について深く学習することができました。少人数であるため、大学の先生方は一人ひとりに合った手厚いご指導をしてくださいます。そんな先生方のおかげで、大学入学時と比べるとたくさんの知識や技能を身に付けることができたと思います。また、長期休みや課題がない日にはとことん遊びました。ON/OFFの切り替えやストレス発散することも大切だと思います。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 本当にとても手厚くサポートをしてくださいます。新型コロナウイルスの影響で、対面授業ができなかったにもかかわらず、教採・公務員対策室の先生方はオンラインで面接練習をしてくださったり、対策プリントを学内サイトにアップロードしてくださったりしました。 また、面接練習をしているとメンタルが本当に削られます。それは自分自身と向き合うからだと思います。正直、他の人と向き合うよりも自分と向き合う時間が一番しんどいです。そんな時、私は家族、周りの人たち、大学の先生方に助けていただきました。辛いときは、誰かに相談してみてください。きっと親身になって話を聞いてくださると思います。 【理想の教師像】 私の理想の教師像は、子どもたちと全力で向き合える先生です。子どもたちが悩みや不安を言ってくれたり、何か失敗してしまったりした時は、見放さず、最後までとことん向き合っていきたいです。 【後輩へのメッセージ】 私は1回生の時に先輩から教えていただいたある言葉を原動力に大学生活を送ってきました。それは、「大学4年間の中で、熱中できるものを3つ見つけよう」という言葉です。その理由としては、教員採用試験の面接の際に、どのような質問をされても根拠付けとしてそれらの3つに繋げることができるからとおっしゃっていました。私は、その言葉を受けて、何か熱中できるものはないかと4年間探し続けました。その結果、最も熱中できたものは、ボランティア、英語教育、ピアノでした。この3つに関しては、「何を聞かれても答えるぞ!」という気持ちで試験に臨みました。これから教員採用試験を受けるみなさん、畿央大学を受験しようと考えているみなさん、是非、大学生活の中で熱中できるものを3つ見つけてみてください。