2024年11月28日の記事

2024.11.28

就職レポートNo.790(橿原市/公立幼保)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第790弾! 現代教育学科16期生(25卒) K.Y さん 橿原市 公立幼保 勤務         【幼稚園教諭(保育士)を目指そうと思ったきっかけを教えてください】 きっかけは2つあります。1つ目は幼稚園の時の担任の先生です。とても優しくて大好きだった先生に憧れて幼稚園教諭を目指し始めました。2つ目は初めて保育実習に行った時です。実習中、意思表示は身振り手振りや表情のみで一度も言葉を話さなかった2歳児が、最終日に言葉で返事をしてくれたことがあり、たった数日で成長する子どもの姿を見て感動し、改めて子どもの成長を見守る仕事に就きたいと思いました。     【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習の経験はどんなものでしたか】 実習では、実際に「保育をする」ことを目的として子どもと関わる中で、大学で話を聞いているだけではわからない子どもの姿を見たり、保育者の方々の関わり方を知ったりすることができ、たくさんの学びがありました。うまくいかないことの方が多かったですが、どの実習も終わった後は「保育者になるためにもっと頑張ろう」と思えました。ボランティアは実習とは違い、長い期間子どもと関わることで、小さな成長を発見できる喜びや子どもと信頼関係を築くことの大切さを改めて感じました。     【畿央大学での大学生活を振り返ってみて、どのようなものでしたか】 学業面では課題や実習、試験対策などに苦戦したり不安になったりしましたが、同じ目標をもった友達や支えてくれる先生方のおかげで乗り越えられました。また、部活動を通して学部や学年の垣根を越えて好きなことを一緒にできる仲間と出会い、たくさんの思い出を作ることができました。いろんな人と出会い自分の頑張りたいことを見つけてそれを追求できた、とても充実した4年間だと感じています。         【畿央大学の採用試験対策について教えてください】 目指す自治体は人それぞれですが、各自治体の試験傾向に合わせて対策してくださり、とても心強いです。実技試験対策では同じ試験を受ける人や似たような試験を受ける人と一緒に対策をすることで、人前で弾き歌いをしたり話したりすることに慣れました。面接練習でも定番の質問から少し変わった過去問まで幅広く出題されたり、答えに迷うものは一緒に考えてくださったりしたので本番でも落ち着いて対応することができました。また、先輩方の報告書やテキストの貸し出しも充実していてとてもお世話になりました。一人ひとりに寄り添った手厚いサポートをしていただいて、非常に感謝しています。         【あなたの理想の保育者像について教えてください】 子ども一人ひとりに寄り添える保育者です。自分のことも周りのことも大切にできる、思いやりのある子どもを育てたいと考えています。そのためには、保育者自身が子どものことを理解し、思っていることや考えていることを受け止め、寄り添うことで子どもを大事に思う気持ちを伝えることが大切です。保育者になった際は、子どもが自分自身も周りの人も大切に思えるように、一人ひとりに寄り添った保育をしていきたいです。     【後輩のみなさんへメッセージをお願いします】 試験を受けていくと不安になったり、焦ったりすることもあります。そんな時は一人で考えすぎずに、友達や先生、家族など周りの人に頼ってください。一度立ち止まっても大丈夫です。自分の目指すところを見失わなければ、また切り替えて進むことができます。目標のために積み上げてきたものは簡単には崩れないし、いつか必ず力になると思います。自分を信じて頑張ってください。応援しています。