2014年11月25日の記事

2014.11.25

就活レポート~就職活動の現場から~№266

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第266弾! 現代教育学科6期生(15卒) 大川 元気さん 大阪府 小学校教諭   【教員を目指そうと思ったきっかけ】 私は大学入学時は、そこまで教員に対する強い熱意がありませんでした。 子どもが好きなことと「教育学部やし、先生なるんかなぁ」という風に漠然としか考えていませんでした。 部活動やサークルも4年間続けてきました。アルバイトも4年間続けてきました。しかし、インターンシップ、教育実習、学校ボランティアなどの実際に子どもと関わることを通して教員に対しての想いが強くなりました。   【インターンシップ・教育実習を体験して】 インターンシップや教育実習は本当に自分の力になる大きな経験をさせていただきました。 インターンシップでは、先生としての子どもとの関わり方に戸惑ったり、どういう声かけをすればいいのか試行錯誤の繰り返しでした。また子どもに勉強を教えた時の「わかった!」という表情にとても感動を受けました。 教育実習では、「自分は一人の先生である」という意識を強く持つ、先生方に対しても子どもに対しても常に自分から行動して学ぶ気持ちを忘れない、この2点を念頭に置いて教育実習に臨みました。私はこの1ヶ月間の教育実習を通して「絶対に教師になりたい」という想いが強くなりました。また、教育実習でお世話になった先生方と一緒に仕事が出来たら最高だなぁという思いも芽生えました。   【畿央大学での大学生活について】 振り返ってみるとあっという間の大学生活でした。大学は小さくて少し不便な場所にありますが、小さい分友だちがたくさんできますし、駅から遠い分友だちと話す機会が増えます。なによりも先生との距離がとても近いです。今の日本人に求められている「絆」が強い大学だと思います。自分はソフトボール部の代表を務めさせていただき最高の経験、最高の仲間と出会うこともできました。同じ目標をもった友だちと勉強して「一緒に合格したい!」「あいつには負けたくない!」と切磋琢磨することができます。おそらく畿央大学に入学していないと教員も目指していなかったし、夢を叶えることもできなかったと思います。   【畿央大学の教員採用試験対策について】 この大学の試験対策がなければ合格通知はもらうことはできなかったと思います。 筆記対策、面接対策、実技、模擬授業まで本当にお世話になりました。筆記の対策講座は苦手教科の克服、得意教科の得点アップにつなげることができました。また面接練習では教採・公務員対策室の先生方をはじめ、教育学部の先生方が様々な視点から助言を頂きました。この面接練習のおかげで自分の中の教師としての柱を築けたと感じています。 勉強以外の面でも、不安に思っていることや何気ない話まで聞いてくださるのでとても安心感がありました。 個人的に、この試験勉強中で一番やる気につながったことが定期的に行われる模試です。 現時点での自分の位置を知り、その結果に対して、対策室の先生からの雷が落ちてきます。私はこの雷のおかげでモチベーションを保つことができました。   【なりたい先生像】 私がなりたい先生は「好かれる先生よりも信頼される先生」です。2、3日あれば好かれることはできます。ですが信頼は短期間でつくれるものではありません。真っ正面から子どもや保護者と向き合って理解し、誰からも「大川先生ならなんでも話せる」と言ってもらえるようになりたいです。   【後輩へのメッセージ】 絶対に一人で受かろうと思わないこと。 この学校にはみなさんを支えてくれる先生方がいます。周りには同じ目標に突き進める仲間がいます。お互いに支え合って合格を目指してください! いつか一緒に仕事ができますように。 最後に、試験勉強中の自分のモットーを。「集中切れたらペン握らない!教職教養見る!」