2020年12月21日の記事

2020.12.21

就職レポートNo.600(給食委託会社/管理栄養士)健康栄養学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第600弾! 健康栄養学科15期生(21卒)  A.I さん 給食委託会社(管理栄養士)  勤務       【その企業に決めた理由】 もともとは病院や施設といった直営の管理栄養士になる!と意気込んでいました。ただ業界研究のため給食委託会社についても調べていく中で、業界を絞るのではなく、新卒として様々な業界に挑戦し、その上で自分に本当に合う業界を探そうという考えに変わっていきました。 給食委託会社5社受験し4社から内定をいただき、中でも病院や施設、社員食堂やスポーツ分野など幅広い事業を展開され、全国に事業所を持つ給食委託会社に決めました。     【就職活動を振り返って】 私は就職活動をする上で1冊のノートを用意していました。履歴書やエントリーシートで書いた内容は絶対に面接で突っ込まれるので、そのノートに全て書き込んでいました。他にも説明会のメモや面接時に聞かれた質問など、就活に関連することは全てこの一冊に書き込むようにしていました。 スマホだと気づいたらSNS開いていますし、パソコンだと開くのも持ち運びも大変なので、ノートだと電車や寝る前とかどんな隙間時間でも見られるのでおすすめです。     【就職活動でPRしたポイント】 面接で必ずと言ってもよいほど毎回聞かれたのはやはり、自己PR・学チカ・志望動機の3つが主軸となって面接が進められました。一次面接だけでなく、最終選考でも面接官が変わるため同じことを聞かれた企業が多数でした。この3つは履歴書にもある項目なので面接で話す内容と相違がないよう気を付けていました。 他には管理栄養士を目指したきっかけや、入社したらどういった事にチャレンジしたいかなど話を掘り下げられるため、例えば管理職に就くためにキャリアアップを図りたい、など将来の管理栄養士像は描いておき、それを具体的に話せるようにしておきました。 また、他社の選考状況についてもよく聞かれました。私は全て給食委託会社であったため、その中で軸にしているもの、言わば何を基準でそれらの企業を選んだのか、他社との比較ができるように、5社ともこの企業でしかできないこと、特有の特徴というものを探し話を掘り下げられたときにちゃんと答えられるよう対策をしていました。     【キャリアセンターと就職サポートについて】 履歴書やエントリーシートの添削は、1から10までキャリアセンターの方にしていただいていました。 私は文章を考えるのが苦手で、苦手なりにとりあえず伝えたい内容を単語で書き出して何とか文章にしてから、コロナ禍で対面での相談ができなかったので、担当の谷口さんに全てメールで添削を何度もお願いしていました。その他にも、企業に提出する書類で疑問に思ったことや、臨地実習中の就職活動方法など、細かいことも含めて問い合わせていました。キャリアセンターは上手に活用すればよいと思います。     【後輩へのアドバイス・メッセージ】 私にはこんなところ絶対受からへん、と初めから諦めるのではなく、気になった企業はどんどん積極的に受けてほしいです。 自分の可能性を自分で勝手に決めつけ、その幅を狭めてほしくないです。未だ続くコロナ禍での就職活動が、またこれから始まりを迎えようとして不安も募るかと思いますが、その分支援して下さるキャリアセンターや先生、友達や先輩もいるので、一人で悩まずどんどん頼ると良いかと思います。 最後にもう一度、面接で聞かれた質問は面接終了後必ず書いておいた方がいいです! 就活頑張ってください!!応援しています。  

2020.12.21

就職レポートNo.599(奈良県/特別支援学校)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第599弾! 現代教育学科12期生(21卒) S.F さん 奈良県・特別支援学校 勤務       【教師を目指そうと思ったきっかけ】 私が特別支援学校教諭を目指そうと思ったのは、大学で特別支援教育について学び興味をもったこと、特別支援学校のボランティアで個性あふれる子どもとかかわり特別支援学校教諭という仕事に魅力を感じたことがきっかけです。大学進学当初は、幼稚園に通っていたころから憧れていた保育士を目指していました。しかし、大学の講義で特別支援教育を学んだり、ボランティア活動などで多くの子どもたちとかかわったりする中で、子ども一人一人の特性を丁寧に把握し、その子どものよさや得意なところを伸ばしていく教育に魅力を感じ、特別支援学校教諭になりたいと強く思いました。   【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】 2回生の頃に保育所ボランティアや児童養護施設の放課後学習支援のボランティアに行くなど様々なボランティア活動を経験してきましたが、3回生の頃から特別支援学校のボランティアに行ったことで特別支援学校教諭になりたいという強い思いをもちました。採用試験の面接でもボランティア活動の経験を話すことができ強みになりました。特別支援学校教諭、幼稚園教諭、保育士資格と3つの免許取得をするにあたり授業数も多くありましたが、少しの空いた時間であってもボランティア活動に参加したことで、子どもが日々成長していく姿をみることができました。 教育実習では、小学部1年生のクラスに入らせていただき、特に今年は休校や分散登校などでなかなか学校生活に馴染めていないという現状を目の当たりにしました。そのような中でも、毎日一生懸命頑張る児童の姿、少しずつ成長していく児童の様子を嬉しそうに話してくださる先生方の姿をみて、特別支援学校教諭のやりがいを感じることができました。   【畿央大学での大学生活について】 大学生活では、3つの免許取得に向けての勉強、アコースティック部での活動、ボランティア活動、アルバイトとすべてに全力で取り組み、充実した学生生活を送ることができました。授業数も多く課題に追われる日々も、一緒に励まし合える友達がいたことで何事にも諦めず頑張ってこられたように思います。また部活動では、楽器を弾くスキルを身につけるだけではなく、仲間と一緒に音楽を創りあげる楽しさを私自身感じることができ、音や音楽が好きな子どもが多い特別支援学校で働くうえで、音楽を通して伸び伸びと活動できる指導に活かせる経験になったように思います。   【畿央大学の教員採用試験対策について】 今年はコロナ禍で、大学に行って対策講座を受けたり友達と面接練習をしたりすることはできませんでしたが、そんな中でも教採・公務員対策室の先生方が筆記試験対策の資料を学内サイトにアップして勉強ができるようにしてくださったり、オンラインで面接練習ができるようにしてくださったりなどたくさんサポートしてくださいました。家で一人で勉強する時間が多く不安な中での採用試験になりましたが、教採・公務員対策室の先生方からの声かけやメールで何度も励まされ、最終試験まで気を抜かず頑張ってこられました。こうした教採・公務員対策室の先生方からの多くのサポートや教員を目指す仲間がたくさんいる環境で勉強できるということは、畿央大学の教員採用試験対策の強みだと思います。   【理想の教師像】 私の理想の教師像は、自分の行動を振り返り子どもとともに学び続ける教師です。子どもによって個性は様々であるため、かかわり方も子どもそれぞれだと思います。日々、どのようなかかわり方が子どもにとってよかったのかということを振り返ったり、子どもの姿や小さなサインからどのようにかかわるべきかを学んだりすることが大切だと思います。一人の大人として、教員として、子どもとともに日々学びながら成長していく姿勢を大切にしたいと思います。   【後輩へのメッセージ】 教員採用試験は、長期戦になります。私自身、思うように勉強が進まないことや、成績が伸びず不安に思うことがたくさんありました。そんなときに心の支えになったのが、教員になりたいと同じ夢をもった仲間の存在です。同じ空間で勉強はできなくても、友達とオンラインを繋ぎながら勉強したことがとても励みになっていました。もちろん、自分のペースで勉強することも大切なので、適度に身体を動かしたり息抜きしたりすることも、集中して勉強するためにはとても大切なことだと思います。自分に合った勉強法を模索し確立させながら、仲間とともに教員採用試験を乗り越えていってほしいと思います。