2026.03.18
就職レポート番外編「大学院進学者へお聞きしました!」
今回は、4月から大学院へ進学する4回生に、大学での卒業研究のことを中心にお話を伺いました。
紀之定 伶香(関西大学大学院文学研究科 地理学・地域環境学専修)
【大学院への進学を決めたきっかけ、理由】
卒業研究に取り組む中で、自分の研究テーマについてさらに深く探求したいという思いが強くなり、大学院で学びを深めたいと考えたことが進学を決めたきっかけです。また、将来はより専門的な知識を身につけながら知見を広げ、小学校教員として子どもたちの興味・関心を大切にした学びを支える教育実践に生かしていきたいと考え、大学院への進学を志しました。
【大学院の受験に向けてどのように取り組みましたか】
大学院の受験では、面接と英語の試験があったため、研究内容の整理と英語の勉強に取り組みました。学会やゼミの先生から卒業研究などについて助言をいただきながら、自分の研究の課題を整理し、内容をさらに深めることを意識して準備を進めました。
【在学時代のゼミについて、そのゼミを選んだ理由】
私は在学時、生活科と社会科を専門とするゼミに所属していました。外国人と地域社会との関わりに関心があったことに加え、先生の授業がとても印象的で、先生のもとで学びたいと感じたことからこのゼミを選びました。
【卒業研究のテーマと、そのテーマを選んだ理由について)】
私の卒業研究のテーマは、朝市における訪日外国人観光客への対応の現状と課題です。訪日外国人の増加と消費額の回復に伴い、地域の観光地などにおける外国人対応の充実が求められています。中でも朝市は日本文化を体感できる魅力的な観光資源であることから、そのインバウンド対応の現状と課題を明らかにしたいと考え、研究のテーマとしました。SNS発信状況の整理や外国語対応、加工品販売の実地調査、来訪外国人への聞き取り調査を行い、考察しました。その結果、訪日外国人が木津の朝市を訪れる要因として、SNSによる情報発信、交通アクセスの良さ、体験型イベント、外国語対応などが挙げられました。一方で、外国語対応の差やオンラインショップ未整備、イベント時の対応不足といった課題も明らかとなりました。これらを改善することで、朝市が地域住民と訪日外国人の交流の場として地域活性化に貢献することが期待されると考えました。
【将来の夢や目標】
私は将来、子どもたちの興味・関心を大切にし、自ら学び続けようとする力を育てられる小学校教員を志望しています。大学院で学ぶ専門的知識と学部で培った教員養成課程での経験を活かし、子ども一人ひとりの学びを支える教育実践ができる教員を目指したいと考えています。
実際に木津の朝市に足を運び、それぞれの店が英語、中国語、韓国語等の外国語に対応しているかどうかを調べ、販売されているものがどういうものなのか(惣菜なのか、揚げ物なのか、刺身なのか・・・)を一軒一軒まわって調べたそうです。また、訪れていた外国人へインタビューを行い、朝市を知ったきっかけを調べ、言語間でのYouTube動画再生数に違いがあるかを調べたということでした。
紀之定さんは、2025年11月に本学で開催された全国地理教育学会第19回大会において、参加者に向けて本研究のポスター発表を行なっています。
そのときの模様はこちらから⇒ 畿央生が学会発表デビュー!全国地理教育学会でポスター発表! ~ 現代教育学科岡田ゼミ|KIO Smile Blog