2009.10.09 

就活レポート~就職活動の現場から~No.50

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第50弾!

廣岡①.JPG

人間環境デザイン学科4期生(10年卒)

廣岡 学さん

住友林業株式会社 勤務

 

【就職先について】
木造注文住宅専門のハウスメーカー。注文住宅事業以外にも、木材事業の商社・不動産事業・リフォーム部を持ち、最近はオーストラリアの住宅メーカーを買収し海外事業にシェアを広げ始めた。木材を植え、伐採し、加工し、住宅にするという「川上から川下まで」を全て事業にしているのが特徴的。
建築技術職(設計希望)で内定。

【その会社に決めた理由】
注文住宅産業トップクラスの世界でもっと自分を鍛えたいから。

 

【就職活動を振り返って(開始から内定までの流れ)】
3回生の12月までは課題で全く就活をしていませんでした。11月末に学科のみんなで合同説明会に一回行ったのみ。冬休みの間に自己分析・自己PRを行いました。1月は全ての課題が締め切りで正直就活どころではありませんでした。組織系の設計事務所の書類提出がこのころにピークをむかえました。

1月末~2月中旬はずっと先輩の卒計を手伝っていました。2月後半~3月は中小企業の説明会・面接開始。途中東京へ建物見学と、仙台へ逃避し卒計日本一決定戦を見ました。カテドラル教会とせんだいメディアテークに感動。
4月に大手企業の採用活動が開始になり、中旬に就職先に内定をもらいました。

畿央大学だけに関係なく、建築系の学生はどこも課題と卒計の手伝いで2月まで就活ができません。それは企業側もきちんと理解していて、実際、建築関係の企業の説明会や採用活動は3月後半にピークをむかえます。ですから課題などで就活ができないからといって焦る必要は全くありません。
建築学生の就活で大切なのは
・課題をすべてきちんと終わらせること(課題は面接でも使えるアイテムになります)
・時間が空いたら展示場や有名建築へ見学へ行く(リフレッシュできたり、展示場見学は面接のネタになります)
・自己PR等を早めに完成させること(これは早いにこしたことないです)
です。

【就職活動でPRしたポイント】
学業とアルバイトを3年間両立させてきた「やる気」。
クラブ活動で得た「チームワーク」。
ゴルフキャディのアルバイトで培った「コミュニケーション力」の三本柱です。

【キャリアセンターと就職サポートについて】
就活中、悩んだり疲れたらキャリアセンターへ行きましょう!伊藤さんが相談にのってくれるし、同じような友達が必ず来ています。人と話すことで気分・モチベーションはぐっと上がり、一人で就活しているんじゃないって気になれて、やれる気が起こります。
伊藤さんには就職支援者としてだけでなく、個人的に大変お世話になりました。就職活動中に父親が体調を崩し、私自身もとても落ち込んでしまい腐ったようになってしまいました。就職活動自体や将来の方向性についてとても悩みました。伊藤さんは何回も何回も相談にのってくれて、優しく励まし、時には厳しく喝を入れてくれました。伊藤さんと出会っていなかったら私は今も落ち込み悩んだまま、前に進むことができないままだったでしょう(笑)伊藤さんには本当に感謝してもしきれません。

廣岡②.JPG

【将来の夢・目標】
世界中を旅すること。その場所に住宅を作るために旅ができたら最高!!

【後輩へのアドバイス・メッセージ】
勝負するのは”自分”です。大学名なんかではありません。正直、畿央大学はまだまだ無名です。でも学生の質や大学でやってきたことは他大学のどこにも負けていません。就活は大学名で勝負するのではなく、「自分自身」で勝負するのだということを覚えておいてください。
アピールするのは自分が学生生活で得たこと!
企業は自分自身が将来活躍したいフィールド!
将来そこで活躍するのは自分自身であること!
これをしっかり持っていれば誰にも負けません!
あとは伊藤さんが口をすっぱくしてまで言っていることはきちんと行いましょう(ナビ閲覧や展示場見学など)。この意味・大切さは就活が終わったら気づきます(笑)
何か聞きたいことがあったら遠慮なく個人的にでもいいから聞いてください。面接の事とか、会社のこととか、就活の裏話など色々教えちゃいます(^^)

この記事をシェアする