2014.03.12
避難タワー「森のクマゲラ」が奈良テレビで放映!~人間環境デザイン学科
2014年3月2日(日)に 奈良テレビの夕方のニュースで人間環境デザイン学科の加藤研究室が手がけた津波避難タワー「森のクマゲラ」が紹介されました。
昨年より産学連携事業の一環で、奈良商工会連合会様、生駒工業所様そして畿央大学人間環境デザイン学科の加藤研究室が共同して、避難タワーのプロジェクトがスタートしています。
避難タワーとは、大津波が押し寄せてきた時に一時的に人々が逃げるタワーのことです。
もし南海トラフ巨大地震が発生すれば、被害は東日本大震災をはるかに超えると言われています。
特に大津波の被害は甚大であり、すでに各地で避難タワーが建設されつつあります。
2013年度人間環境デザイン学科卒業研究・作品展で併設されていた特別ブースにおいて、このプロジェクトに参加した学生を囲んで取材は行われました。中心として活躍した4回生、北林将馬君がインタビューを受けています。
今回から「森のクマゲラ」第2弾として「幼稚園タイプ」が加わりました。
大阪・和歌山・徳島・高知の沿岸近くには沢山の幼稚園が建っています。もし大津波が押し寄せた時、幼児は判断力や体力が劣るため逃げ遅れる可能性があります。
すぐに避難できるタワーが園庭内にあれば子どもたちを救うことができるでしょう。
普段も使えるようにジャングルジムやすべり台と一体になった遊具を兼ねています。
▼幼稚園タイプの避難タワー「森のクマゲラ」
人間環境デザイン学科 准教授 加藤 信喜
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