2020.11.16
令和2年度 看護医療学科卒業研究発表会、初めてオンラインで開催!
2020年11月7日(土)、看護医療学科4回生95名が各教員のゼミに所属し取り組んだ「卒業研究」(4年次配当)の発表会が開催されました。今年は新型コロナウイルス感染症の影響により、オンライン形式での発表となりました。研究・発表を終えた4回生からの報告レポートをお届けします!
みなさん、こんにちは。看護医療学科4回生です。看護医療学科では、3回生前期から看護研究の授業を受けたのち、12月頃にゼミ担当教員(1ゼミにつき学生4~5人)が決定し、約9ヶ月間かけて卒業研究を進めました。研究は、文献研究を中心として、これまでに講義や実習で学んだことが、実際にはどのように研究され、成果として公表されているのか分析し、論文を作成しました。オンラインでの発表会でしたが、先生方や3回生の皆さんもたくさん聴講してくださり、ありがとうございました。その様子について、一部ではありますが報告させていただきます。
【ブロック3:岡・乾・酒井ゼミ】
ゼミの所属が1月に決まり、そこから実習や授業、就職試験や受験勉強などと並行しながら、卒業研究を進めてきました。何十本もの論文を読み、分析したり、途中で研究の軸がわからなくなったり等、研究を進めていくうえでたくさんの困難がありました。その都度、ゼミ担当の先生やゼミメンバーに相談し、助言をもらいながら、無事に卒業研究を終わらせることができました。
私たちのゼミでは、「妊娠期の障害受容」「周産期における父親の適応過程」「特定妊婦における妊娠時の胎児に対する愛着形成」「産後うつ」「妊産婦の思いと看護援助」という母性看護学領域をテーマに研究し、発表しました。約9ヶ月間、一生懸命取り組んできた研究成果を無事に発表することができ、嬉しく思います。
この卒業研究で学んだことを、来年から看護師として働く中で、または進学した先で役立てていきたいと思います。
岡ゼミ:唐住澪・桑野朋佳・滝尾愛・中田萌香・藤本知里
【ブロック5:山本・對中ゼミ】
初めての研究ということに加えて新型コロナウイルスの影響で大学施設が使えずに文献収集が例年より困難ということもあり、どのように研究を進めていくのか悩むこともありました。しかし、ゼミの担当の先生にMicrosoft Teamsによる遠隔のゼミを開催して頂き、論文作成の進め方について丁寧に指導していただきました。また、ゼミのメンバー全員で意見交換をすることで、論文を無事作成することができました。オンラインではありましたが、それぞれが取り組んできた研究の成果を無事に発表することができ、大変嬉しく思います。
この卒業研究発表会を通して、約9ヶ月間一つのテーマに沿って研究した学びから、自分の目指す看護師のあり方について考えることが大切であると感じました。疾患だけでなく、生活背景、価値観、環境、文化など、患者その人に応じた看護の重要性について、学生それぞれの発表から改めて学ぶことができました。ここでの学びを、今後の研究に繋げられるよう努力し、来春から実際の看護の場で活かしたいと思います。
山本ゼミ:木村奈央・ 坂有紗・佐藤愛月・配山ひなの・米村由季野
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