2014.06.28
自ら考え、自ら学ぶ~現代教育学科2回生「合同ゼミⅡ」の取り組み~
現代教育学科2回生「合同ゼミⅡ」では、学生のキャリア形成を支える、新たな取り組みを行っています。学生が自ら考え、自ら学んでいる様子をお知らせします。
まず、前半の取り組みで自分に必要な学びは何なのかを明確にしました。それに続いて、現在、個々に必要な学びを自ら組み立て、自ら学んでいます。
その2本柱が5つの選択授業と社会人になるために必要な一般教養の学習です。 5つの選択授業では、外部講師をお招きして、手話、美文字、板書術、読み聞かせ、整容(化粧・着こなし)の講義を3回(のべ14回)実施します。その中から、自分が必要と考える3つ を選択して受講します。 自ら学ぼうと選択した授業なので、どの講義も真剣そのものです。
講師の先生方のおかげで、真剣に、かつ楽しく学べる講義となっています。
それでは、講義の様子を紹介します。
▼手話の時間、手話を実際にしているところです。手話に関しては、2014/6/16のブログ記事「手話で楽しくコミュニケーション~現代教育学科『合同ゼミ』」に詳しく出ています。
▼美文字の時間です。美しく読みやすい文字を書くことは、自分の印象アップにつながります。そのコツをつかもうと練習しています。
▼板書の時間です。板書のポイントについての講義のあと、実際に書き、さらに上達するポイントを教えていただきました。
▼読み聞かせの時間です。読み聞かせのための絵本選びや読み方について教えていただいた後、実際に読み聞かせをしました。
▼整容(メイク)の時間です。自分がいつも使っているメイク道具でいかに印象をよく見せることができるのか、真剣に鏡を見ています。
▼これは、整容(スーツ)の時間です。TPOに合わせた着こなしの方法や、いつまでも格好良 く着るための手入れの方法などを学びました。
社会人になるために必要な一般教養の学習では、一般教養のテキストを用います。自分が学ぶ内容を自分で決め、類似したところを学びたいものが集まって、一緒に学びます。
▼これは、一般教養の学習をしている時間です。グループで勉強の範囲と方法を決めて学んでいます。わからないところがあれば、3・4回生と大学院生からなるSAがサポートしてくれます。
「合同ゼミⅡでの取り組みがきっかけとなって、自分でこんな勉強を始めました」という嬉しい声も聞かれるようになりました。
教育学部現代教育学科2回生担任団
西尾正寛、岡本啓子、粕井みづほ、衛藤昌子、Randy Muth、八木義仁、細越寛樹、横山朋子
文責:現代教育学科 教授 粕井 みづほ