2011.11.30
学生広報スタッフblog vol.4~健康栄養学科「微生物学実験」インサイドレポート!
「学生から見た畿央大学」をもっと知ってもらいたい!と、畿央生と畿央大学企画部がコラボした「学生広報スタッフblog」。第4弾は、健康栄養学科の授業レポートをお送りします☆
こんにちは、健康栄養学科3回生の小西佳奈です。ずいぶんと寒くなってきて、私の原付通学はぐるぐる巻きしたマフラーが欠かせなくなりました。
私たち管理栄養士課程を学んでいる学生は、試料や器具の取扱いに関する基本的な操作を習得したり、講義で学んだ知識について実験を通じて理解を深めたりするために、実験の授業があります。私の場合は3回生の前期までに、基礎化学実験、食品学実験、調理化学実験、食品衛生学実験、基礎栄養学実験がありました。
そこで、今回は先日授業を受けた、「微生物学実験」の様子をお伝えしたいと思います。微生物学実験は菌を培養しなければなりませんので、2日間にわたって行われます。
実験の内容は、「グラム染色による乳酸菌、酵母、表皮ブドウ球菌の形態観察」ということで、ヨーグルトに入っている乳酸菌、パンを作るときに使われる酵母、鼻腔や表皮に常在する表皮ブドウ球菌を観察しました。方法は「グラム染色」という微生物を染めるのに代表的な染色法を用いて菌を青紫色と赤色に染め分け、顕微鏡で形態を観察します。
実験を担当するのは、学科長の北田先生。ダンディで人気の先生です。夏休み明けから髪形を変えられました。微生物学の講義の授業では、目黒寄生虫博物館で購入した微生物の入ったキーホルダーを見せてくださるなど、お茶目な一面も(笑)
それでは、講義の流れに従って、写真を紹介します。
【1】今回の試料。このヨーグルトから乳酸菌を取り出します。
【2】みほりんが試験管内の物質を撹拌しています(手がブルブル)。
【3】あかねちゃんとしーちゃんが白金線で寒天培地から菌を採取しています。
【4】ともちゃんとあかねちゃんが染色しています。染色液が手に付くとなかなかとれません。しーちゃんはいつも手に付けてしまいます(笑)
【5】まなみんとあべちゃんが形態観察中。ブドウのような形の菌が見えたかしら?
【6】顕微鏡の世界① 接眼レンズにカメラを当てて撮影した酵母です。
【7】顕微鏡の世界② 同じく撮影した乳酸菌です。鮮明でなくてすみません。
【8】実験結果の話し合い。面白い菌でもいたのかな(笑)
【9】次の実験で使う培地を作っているところ。みなちゃん、みゆ、げんさん
こんな和やかな雰囲気で実験は行われています。実験の時には青衣(青色の白衣)がユニホームです(調理実習は白衣+帽子)。そして、実験の後には学んだことを項目に従ってレポートを書いて次の回に提出します。3回生の後期になると、実験は少なくなってしまい、少しさみしく思います。これからもしっかり勉強し良き管理栄養士になれるよう努力していきます!
次は、11月23日(水・祝)に実施した食育イベントについてレポートします(現在記事を作成中)。お楽しみに~!