2019年10月の記事
2019.10.31
奈良県中央卸売市場連携「ならいちばのキッチン・第13回料理教室」を開催しました。
健康栄養学科の学生プロデュースによる料理教室 今回のメニューは、秋においしいさんまでアレンジ「さんまバーグ」 畿央大学は奈良県中央卸売市場と連携して7年目になります。毎年料理教室を開催していますが、今年度2回目となる料理教室が令和元年10月26日(土)に開催されました。今回も多くの参加希望者があり、41名の中から抽選で、18名の方々が当日参加してくださいました。参加者の中には、親子や孫と参加された方もおられ、とてもにぎやかな料理教室となりました。 はじめに、水産物卸協同 吉田理事長からご挨拶をいただき、続いて今回の食材を提供してくださった丸中水産の方からさんまについての説明をしていただきました。その後、畿央大学健康栄養学科の教員(指導教員:玉井典子講師、朴貴英助手)と健康栄養学科2回生9名が「さんまバーグ」の調理方法やさんまについて説明・実演を行いました。そして、3つの班に分かれた後はそれぞれの班でさんまバーグを調理しました。 ▼さんまバーグ 電熱調理器を使う作業や包丁を使う作業などは大人の参加者が行い、他の簡単な作業などは子どもが行うなど、各班協力しながら楽しそうに調理を行っていました。調理中は「僕もみじん切りをしてみたい」や「さんまバーグをこねたい」など参加者の子どもたちから元気のいい声が飛び交っていました。スタッフの学生達は終始参加者とコミュニケーションをとり、説明も交えながらいい雰囲気づくりを心掛けていました。参加者からは「今日のような調理方法でさんまを食べたのは初めてです」「短い時間の中で誰でもできるように学生さんがサポートしてくださいました」との声をいただきました。 奈良県中央卸売市場(最寄駅:近鉄橿原線筒井駅徒歩10分)は毎月最終土曜日に食祭市を実施しています。食祭市は8時半から12時に一般の方を対象に開催されています。毎回「当日の目玉商品」が設定され、良いものをお安くお買い求めいただけます。また、食に関する様々なイベントが楽しめますので、ぜひ皆さんもお越しになってください。 奈良県中央卸売市場ホームページはこちら ~本学健康栄養学科の取り組み~ ●ヘルスチーム菜良 ●COOKPAD 【過去の記事】 ならいちばのキッチン・第12回料理教室 ならいちばのキッチン・第11回料理教室 ならいちばのキッチン・第10回料理教室 ならいちばのキッチン・第9回料理教室 ならいちばのキッチン・第8回料理教室 ならいちばのキッチン・第7回料理教室 ならいちばのキッチン・第6回料理教室 ならいちばのキッチン・第5回料理教室 ならいちばのキッチン・第4回料理教室 ならいちばのキッチン・第3回料理教室 ならいちばのキッチン・第2回料理教室 ならいちばのキッチン・第1回料理教室
2019.10.30
TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.75~広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクト第2回「広陵町身体体力測定会」に参加!
こんにちは!健康支援学生チームTASK※、現代教育学科1回生の北出華倫です。 令和元年10月26日(土)に、畿央大学の体育館で20歳~69歳の地域住民の方を対象に「広陵町身体体力測定会」を行いました。 ※TASKはThink,Action,Support,for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を超えながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。 この測定会は、畿央大学と広陵町が連携して行っている「広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクト」の一環として、年に2回実施されるものです。測定内容は体組成・骨密度・血管機能・腹囲・握力・長座体前屈・ファンクショナルリーチテスト・立ち上がり歩行測定・足趾握力・膝伸展筋測定です。 4月に行われた1回目の測定会に引き続き、今回もたくさんの方にお越しいただきました。この半年間、ご自身で継続的に運動に取り組まれてきたという方も多く、前回と比べてどのような変化が出ているかに皆さん注目されていました! ▼長座体前屈の測定 ▼FRT(ファンクショナルリーチテスト) ▼足趾握力(足の指の握力)の測定 私は、身長・体組成、骨密度の測定を担当させていただきました。初めて使う機械ばかりで戸惑いましたが、先輩にフォローしていただき、参加者の方ともお話ししているうちに少しずつ緊張がほぐれていきました。今回は測定するのに必死で積極的にコミュニケーションをとる余裕がなかったので、今後は参加者の表情も見て、自分から声をかけられるように経験を積んでいきたいと思いました! ▼最後はみんなでTASKの「T」ポーズ!! 現代教育学科1回生 北出華倫 ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。 「広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクト」
2019.10.30
同窓会レポート~桜井女子短大カトレア寮
畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)では、卒業後の同窓生のつながりを活性化することを目的に、一定数以上集まる同窓会の開催を補助しています。 ▶同窓会開催にかかわる補助について(大学ホームページ) 今回は、桜井女子短期大学のカトレア寮の卒業生から届いた同窓会レポートをお届けします! 桜井女子短期大学卒業生の大谷馨です。短大時代にはカトレア寮に入っていました。 短大を卒業して40年。ついに60歳になりました。カトレア寮での生活をなつかしく思い、畿桜会事務局(大学の同窓会担当者)に協力していただき、今まで連絡の取れなかった人とも、出会うことが出来ました。もともと寮生と言うこともあり、日本各地からの参加になりました。一部のメンバーは、10年ぐらい前から年に1度だけ集まっていましたが、今回は40年ぶりに再会する人もいました。 今回は、沖縄、鳥取、岡山、和歌山、愛知、千葉から合計6人が集まりました(5名以上となりはじめて同窓会補助を利用することができました)。 私たち昭和54年度卒業の食物栄養専攻のうち、寮生は9人でしたので、6人もの参加はすごいと思います。 まず、各地から新大阪駅に集合。ランチとお茶の時間を共にして、楽しい時を過ごしました。 お泊まり組の5名は、そのまま新大阪から2泊3日の『北陸旅行』に出ました。 40年も時が過ぎても不思議とお互いのことがわかるものです。 3日間いっしょに過ごし、温泉に入り、食事をして、夜中まで尽きぬ話をして、まるで40年前の寮生活そのままで・・・、容姿は60歳ですが、中身は20歳のままのおばさま達でした。 この写真をみて、文章を読んで、“アッ知ってる”と思う方は大学の同窓会担当の方に連絡下さい。 昭和54年度卒業(昭和34年4月~昭和35年3月生まれ)の家政科、児童教育科の方、先輩、後輩の特に寮生だった方連絡下さい。みんなで会いましょう。 桜井女子短期大学 食物栄養専攻1980年3月卒業 大谷馨
2019.10.30
2019年度運動器リハビリテーションセミナー「評価編」を開講しました。
2019年10月27日(日)、畿央大学運動器リハビリテーションセミナー「評価編」が開催されました。 今回の講習は、福本貴彦准教授、瓜谷大輔准教授に加え、本学大学院健康科学研究科を修了し臨床および研究機関で従事しているメンバーを加えた講師陣によるオムニバス形式の講義をおこないました。テーマは以下の6つです。 福本貴彦准教授(畿央大学理学療法学科)「医学画像を用いた評価と理学療法への活かし方」 幸田仁志先生(関西福祉科学大学リハビリテーション学科)「肩関節」 粕淵賢志先生(大阪行岡医療大学医療学部理学療法学科)「肘関節」 久保峰鳴先生(香芝旭ヶ丘病院リハビリテーション科)「股関節」 瓜谷大輔准教授(畿央大学理学療法学科)「膝関節」 唄大輔先生(平成記念病院リハビリテーション課)「足関節・足部」 医師の診断や検査に基づいた関節の評価は臨床現場では必須で、その知識や技術は臨床に直結するものです。臨床現場と研究どちらも経験している講師による今回の講義は、経験に基づくものに文献的知見を交えた内容で、現職者の方々には非常に有益な情報を提供できたかと思います。 今後も運動器リハビリテーションに対する幅広い知識を情報提供したいと考えています。 次回は2020年1月26日に「臨床応用編」が、また来年度もさらにブラッシュアップした講義を開催予定です。 参加者の方も募集しておりますので、ぜひお越しください! ●2019年度運動器リハビリテーションセミナー詳細・申込 理学療法学科 准教授 福本貴彦 【関連記事】 2019年度 運動器リハビリテーションセミナー「基礎実習編」を開催しました。 2019年度 運動器リハビリテーションセミナー「基礎編」を開講しました。
2019.10.30
畿央祭・ウェルカムキャンパス がんカフェ「きらめき」を開催!~看護医療学科
2019年10月19日(土)畿央祭初日に、畿央祭・ウェルカムキャンパスの看護医療学科・看護実践研究センター共催企画として、がんカフェ「きらめき」を開催しました。 3回目の今年は、「がんになっても働くことについて知ろう・語ろう ―治療と仕事の両立支援―」をテーマにして、「両立支援コーディネーター」として、第一線で活躍されている開業保健師の藤吉奈央子さんを講師にお招きしました。 ▼ご講演頂いた開業保健師の藤吉奈央子さん 日本では、2人に一人ががんになり、3人に一人ががんで亡くなっており、もはや他人事ではない病気です。 がんの治療は手術による入院期間が減ってきており、通院による化学療法や放射線療法を継続していく必要があります。医療の進化に伴い、働きながら治療を継続することも可能な時代となっています。 藤吉保健師からは、ご本人からの相談内容から、「がん=仕事を辞める」という選択を早まることは、経済的な損失だけでなく、やりがいや生きがいを喪失し、その後のQOLに影響することから、会社だけでなく社会全体で意識を変えていく必要性や治療をしながら仕事を続ける上での会社での受け入れ方について説得力ある内容でお話していただきました。参加された方々は「両立支援コーディネーター」の存在や活動を知らなかった方がほとんどで、真剣にメモを取られ、終了後も熱心に質問されていました。 また、地域の皆様・保護者の皆様を中心として、また本学の卒業生を含め40名近くの来場者があり、リピーター来場も増えてきました。 そして、今年も学生によるアロマハンドマッサージが大好評でした! 担当した学生からは、以下の感想が寄せられました。 【学生の感想】 今回がんカフェに参加された方や学生にアロママッサージをさせていただきました。マッサージを受けられた方全員が、「気持ちよかったです。」と言ってくださり、こちらも参加させていただいてよかったなと思いました。マッサージ中はお話もさせていただき、短い時間ではありましたが参加者の方々には満足感を得てもらえたのではないかなと思います。 4回生 足立将希 練習のときに緩和ケア病棟でも導入されているリラックス効果を目的としたマッサージだと教えてもらいました。マッサージを行った来場者の方も「ポカポカした」「気持ちよかった。いい香りですね。」と話しながら表情も徐々に穏やかになっていく様子が伝わりました。看護師として、これから臨床に出た際にも、この経験を生かしていきたいと思います。 4回生 畑中陽太郎 自分自身や身内が “がん” と宣告された時、今までの生活とがんと宣告されてからの生活との変化について「相談できる場所と力になってくれる人がいる」と知っておくことは、がんになっても、なった後でも「一人ではない」という安心感に繋がるということを学びました。またアロママッサージを通して多くの方に感謝の言葉と笑顔を頂いたことで、人を癒し、癒されることの素晴らしさを実感しました。 2回生 濱岡咲良 初めてアロママッサージを行って、一般の方や先輩方と交流することができ、良い経験になりました。 2回生 徳田真奈 今後も当事者の方と住民の方との交流の場となるよう継続して開催していきたいと考えます。 看護医療学科教授 松本泉美 看護医療学科助教 中西恵理 【関連記事】 認知症啓発日本縦断イベント「RUN伴」応援企画 in 畿央祭!~看護医療学科 畿央祭ウェルカムキャンパス がんカフェ「きらめき」を開催!~看護医療学科
2019.10.30
第17回畿央祭実行委員会Blog Vol.30~畿央祭を終えてアリーナ部署長からのメッセージ!
みなさん、こんにちは!第17回畿央祭実行委員、アリーナ部署です! 今年の畿央祭の1日目は、雨が降っている時もありましたが、そんな中でも子どもたちが遊びに来てくれました!2日目は天気も回復し、1日目の倍ほどの子どもたちが来てくれてたくさんの笑顔を見ることが出来ました! 今年は毎年あったふわふわ迷路をなくし、代わりに段ボール迷路を取り入れました。また、魚釣りや紙飛行機も新しく取り入れバージョンアップしたハピネスワールドを楽しんでもらいました!新しいことにチャレンジするのはとても大変でしたが、子どもたちの笑顔をみてやってよかったと思いました。 小体育館には小さいお子さんでも遊べる遊びを用意していました。プラ板、スライムは今年も大人気でした! 毎年恒例のビンゴ大会も大好評で、ビンゴカードはすぐになくなり、みんなで「ビンゴシュート!」と声を出しながら楽しくビンゴをすることが出来ました! 他の部署からのヘルプやボランティアさんに手伝ってもらって、多くの人に支えてもらいながら大大大成功したハピネスワールドでした。 協力していただいた皆様、遊びに来てくれた子どもたち、アリーナ部署のみんな、 本当にありがとうございました!! 第17回畿央祭実行委員 アリーナ部署長 健康栄養学科2回生 川端ひとみ 人間環境デザイン学科2回生 梅林沙采 【関連リンク】 第17回畿央祭・ウェルカムキャンパスを開催しました! 畿央祭フォトレポート(facebook) ●第17回畿央祭実行委員Blogはコチラから!
2019.10.29
第17回畿央祭実行委員会Blog Vol.29~畿央祭を終えて舞台部署長からのメッセージ!
みなさん、こんにちは!第17回畿央祭実行委員、舞台部署です。 今年の畿央祭は雨が心配でしたが、ところどころ日差しが入る天気で多くの方に来場していだたきました。 私達の舞台部署は、中庭の『野外ステージ』と冬木記念ホール下の場所に新しく『スマイルステージ』を設営し、運営しました。どちらのステージも大盛り上がりでした。 今年が初の試みのスマイルステージはどうなるかドキドキしていましたが、成功してホッとしました。野外ステージ、スマイルステージともに部活、サークルや有志の方々によるダンスやバンド、アカペラなどが行われました。 畿央祭2日目の朝一番からは吉本興業の芸人さんに会場を盛り上げていただきました!出演者の皆様本当にありがとうございました。 また去年より舞台部署の人数が少ない中で、たくさん舞台部署の皆には助けてもらいました!学年、学科を超えてつながりをもつことができたと思います。何か月も前から準備をしてきて大変な事もたくさんありましたが、このような貴重な経験ができ本当に良かったです。 2日間ありがとうございました!! 第17回畿央祭実行委員 舞台部署長 健康栄養学科2回生 奥修市郎 穂住俊輝 【関連リンク】 第17回畿央祭・ウェルカムキャンパスを開催しました! 畿央祭フォトレポート(facebook) ●第17回畿央祭実行委員Blogはコチラから!
2019.10.28
畿央祭で「健康カロリーチェック」を実施!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良
2019年10月19日(土)・10月20日(日)に畿央祭が開催されました。ヘルスチーム菜良※1では20日(日)に学生がスタッフとして参加しました。食育サッとシステム※2を用いて、「健康カロリーチェック」と称し、普段の食生活を見直してもらう体験コーナーを実施しました。 (※1)ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 (※2)食育サッとシステム…フードモデルを用いて1食分の食事バランスを栄養価で計算し、5段階で評価されるシステムです。 実施時間は13:00~15:00の2時間で、その日食べたい夕食を選んでもらいました。来てくださった方の中には、「毎年楽しみにしているよ」とおっしゃってくださる方もおり、とてもうれしい気持ちになりました。 私たちスタッフは、栄養バランスの取れた食生活を送ることが出来るように、食育サッとシステムの結果をもとに過剰や不足している栄養素についてアドバイスをさせていただきました。みなさん熱心に聞いてくださり、やりがいを感じました。 多くの方とお話をする中で、疑問にきちんと答えられるようにもっと管理栄養士の卵として勉強しなければいけないなという気持ちになりました。今回食育サッとシステムのスタッフとして参加することができ、とても良い経験になりました。これからも多くの活動に積極的に参加していきたいと思います。そして、幅広い年代の方に自信をもってアドバイスできるように頑張っていきます。 健康栄養学科1回生 齋藤遥 ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。
2019.10.28
畿央祭でヘルスチーム菜良初の模擬店「野菜蒸しパン」を販売!~健康栄養学科
2019年10月19日(土)、20日(日)に畿央祭でヘルスチーム菜良※として健康栄養学科の学生が模擬店を出店しました。 ※ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 畿央大学ヘルスチーム菜良は、健康栄養学科らしく砂糖を使用しないほうれん草味とカボチャ味のヘルシーな野菜蒸しパンを販売しました。 蒸しパンの考案者は2回生の健康栄養学科の学生で、蒸しパンに使用する材料やデザインにこだわり、小腹がすいた時や朝食にぴったりな一品に仕上げました。また合計300枚以上の販売する袋にも手書きのデザインをしており、購入して頂いた方に大変喜んでもらえました。 今回初の試みということもあり思うように試作通りの見た目にならなかったり、材料が途中で足りなくなったりと予期しないトラブルが多くありましたが、仲間の助けや協力のもとなんとか完売することができました。販売していると、「え、健康栄養学科の販売する野菜蒸しパン?おいしそう!」という声や「見た目がかわいい」といった声をいただいたり、「ヘルスチーム菜良って何だろう?」と興味を持ってくれる方が多くいてくださったりして、とても嬉しかったです。 販売での売り上げをヘルスチームの資金にし、地域の食育活動につなげていく予定です。来年度は今年の反省を生かし、よりよいものが出店できるように頑張っていきたいです。購入して頂いた方本当にありがとうございました。 健康栄養学科2回生 秋山愛奈 ~参加者の感想~ ヘルスチーム菜良は畿央祭初出店なので不安もありましたが、先生方と1,2回生の協力のおかげで無事に完売出来て嬉しかったです。販売を通じて、お客様に購入して頂くための工夫等を知ることが出来たので、是非来年に活かしてもらえたらと思います。 健康栄養学科3回生 徳原有実 ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。
2019.10.28
畿央祭展示「吊庵(つりあん)」~人間環境デザイン学科加藤ゼミ
人間環境デザイン学科の加藤ゼミです。 2・3回生合同の加藤プロジェクトゼミでは毎年、2畳茶室を制作しています。 9年目となる今年は3つの茶室を作りました。コンセプトは「吊る」です。 ▼2019茶室「吊庵」-TSURIAN-※クリックすると拡大します。 ▼2019茶室「吊庵」-TSURIAN-メンバーの紹介です!※クリックすると拡大します。 今年度、展示した3つの作品について紹介させていただきます。 A庵の作品コンセプト まるで立方体が宙に浮いているような茶室。様々な色の毛糸を使い、茶室の概念を壊した作品です。 揺れる糸の幻想的な空間をお楽しみください。 ▼作品写真 【A庵 制作班長のコメント】 茶室を吊るにあたって、素材選びに苦労しました。重いと吊ることができず、軽すぎるものでは強度が劣るため、制作していく上で重さ、強度を確認しながら微調整しました。糸に関しても、素材や糸の太さ、糸と糸の間隔によっては絡まってしまうため、試行錯誤を重ねました。実際に吊ってみるまでは不安でしたが、無事に吊り上げることができてよかったです。 A庵班長 人間環境デザイン学科3回生 岡田由希 B庵の作品コンセプト 唯一、宙に浮かない「吊庵」。たくさんの糸の色、キラリと光る色、糸の間などの変化を楽しむことができます。 中に入ることができ、床にはペットボトルキャップを敷きつめていますので、踏む感触以外にもブラスチック海洋破棄問題についても、考え欲しいと、願いを込めて制作しました。 ▼作品写真 【B庵 制作班長のコメント】 約6mの毛糸を114本扱う茶室でしたので、どうしたら絡まずに、時間をかけずに設置出来るのかが1番の問題でした。様々な方法を考え、「床を8パーツに分け、1パーツにあらかじめ最大18本の糸を貼り付けておき、設置時に2階から降ろす」という方法にしました。その結果、3時間で設置を完了することができました。均等に張られている糸、糸の色、床のキャップ、躙口…等たくさんこだわりがあります。原寸大での製作は想像以上に大変でしたが、メンバーにも助けられ、いい作品ができてよかったです。 B庵班長 人間環境デザイン学科3回生 稲井葉澄 C庵の作品コンセプト 1枚の紙を切ることによって幾何学模様の立体を生み出し、吊られていることを感じさせない、まるで宙に浮いているかのような茶室。中の空間は今までには体験したことのないものになっていますので、この茶室が生み出す幾何学的な空間をお楽しみください。 ▼作品写真 【C庵 制作班長のコメント】 今回の茶室のコンセプトは「吊る」ということで様々な問題に直面しました。 まず素材の重さ。軽すぎると形にならず強度も劣り、重すぎると重みに負けて形が保たれないなど、考えただけでは分からず、とりあえず作ってみて上手くいくか確かめるという作業の繰り返しでした。 一つを作るのに時間もかかり、ゼミ活動内では終わらずゼミ活動外でも集まり、また作るという、行き当たりばったりな活動となってしまいました。そのため思っていた作品とは違う形になってしまい非常に悔しいです。 ですが、その分得た物も多く、非常に有意義な活動にもなりました。いい茶室ができると信じて一緒に茶室を作ったメンバーにも感謝の気持ちでいっぱいです。私たちC班はこの悔しさをバネにし、より良いものを作り上げていきたいと思います。 C庵班長 人間環境デザイン学科3回生 荒木完 【過去の茶室記事】 2011年 浮游庵 fu-you-an(浮く茶室) 2012年 PET庵(ペットボトル茶室) 2013年 「段庵」(ダンボール茶室) 2014年 「蹴鞠庵」(サッカーボール型茶室) 2015年 「ゲル庵」(モンゴル移住民の移動式住居) 2016年 「紙庵」(トイレットペーパーと古新聞の茶室) 2017年 「紐庵」(紅白の毛糸と木材を組み合わせたの茶室) 2018年 「角々庵(かくかくあん)」(三角と四角の幾何学デザインの茶室)
よく読まれている記事
カテゴリ
タグ
キーワード検索
アーカイブ