2019年10月の記事
2019.10.23
教員・大学院生が第6回日本予防理学療法学会学術大会で発表!~健康科学研究科
2019年10月19日(土)~20日(日)に広島国際会議場で開催された第6回日本予防理学療法学会学術大会(第2回産業理学療法部門研究会、第2回栄養・嚥下理学療法部門研究会)に参加してきました。 高取研究室からは高取教授、私(武田広道)が発表を行いました。 演題名は以下の通りです。 <ポスター発表> 武田広道「円背の有無が高齢者の随意的咳嗽力および呼吸機能に与える影響」 本研究は修士課程での研究を発展させたもので、これまで健常者を中心にデータ分析を進めてきたものを実際の地域高齢者で評価を実施したものです。 <口述発表> 高取克彦・松本大輔「地域在住の後期高齢者における2年間の要介護リスク要因の検討」 高取先生は後期高齢者5000名のデータを2年間前向きに追跡調査し、新規要介護認定リスク因子を明らかにするという内容でした。研究には松本大輔先生も関わっておられます。 ▲全国から多くの参加者が集まりました。 学会期間中は快晴でやや汗ばむほどの気温でした。 本学会のテーマは「健康増進と理学療法」というテーマで開催されました。演題内容はフレイル・転倒・認知症・スポーツ障害予防、栄養管理、地域実践活動など多岐に渡る発表がされていました。介護予防事業に関しては、それぞれの病院や施設で勤務をしながら事業に参加する中で、(患者、利用者ではない)地域住民の方に対してどのような関わりをして効果を出していくかということや、通いの場に出て来られない高齢者に対して、どのように働きかけるべきかなどが議論されていました。 また、教育講演の中ではただ運動を促すだけでは実践してもらうことは難しいため、社会的な役割を持って活動的に過ごしてもらうことの重要性を強調されていました。今回、様々な発表や講演を聴講する中で、改めて地域社会の役に立つ研究を発表できるよう、研鑽を積んでいきたいと感じました。 健康科学研究科 博士後期課程1年 武田広道 【健康科学研究科 学会発表】 大学院生がスペインのテネリフェで開催された21st ESCOPで発表!~健康科学研究科 第17回日本神経理学療法学会学術大会で大学院生が発表しました~健康科学研究科 第24回日本ペインリハビリテーション学会学術大会で院生6名が発表!~健康科学研究科
2019.10.23
TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.74~体力・骨密度測定会 in 畿央祭!
こんにちは。TASK※(健康支援学生チーム)、看護医療学科2回生の東條真納美と乾由樹子です。 令和元年10月20日(日)に行われた第17回畿央祭(学園祭)にて、65歳以上の方を対象とした体力・骨密度測定会をTASKが担当しました。 ※TASKはThink,Action,Support for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を超えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。 測定内容は、握力、足趾握力、ファンクショナルリーチテスト、30秒立ち上がりテスト、骨密度、体組成、身長の7項目です。 ▼握力の測定 ▼骨密度の測定 今年は天候にも恵まれ、多くの参加者に測定に来ていただきました。昨年に比べると定員数を少なくして、その分来ていただいた方ひとりひとりへの丁寧な対応を心がけ、またTASKスタッフ同士で連携能力をおおいに発揮してスムーズに測定・アドバイスができたという印象です。 また、受付から測定終了まで参加者の方1人につき1名のスタッフが付き添うことで、日常生活、不安に感じることや、仕事の話など沢山お話を聞かせていただきました。測定結果のフィードバックも、一人ひとり丁寧に行われていて非常に有意義な時間だったように感じました。 私たちは、今回来ていただいた方を案内しながら、測定結果を簡潔に説明する係をしました。最初は緊張しましたが、来ていただいた方々と会話するにつれて緊張がとれ、楽しく活動をすることができました。昨年の畿央祭のTASKの活動よりも来ていただいた方と会話する機会が増え、人に結果をどのように伝えたらよいか、どのような言葉を使ったらよいかを学ぶことができました。 ▼測定結果の説明 「毎年畿央祭での測定を楽しみにしている」と言ってくださる方もいて、やりがいも感じることができました。また来年も参加したいです。 ▼最後は恒例TASKの「T」で記念撮影 看護医療学科2回生 乾由樹子 東條真納美 ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。
2019.10.23
認知症啓発日本縦断イベント「RUN伴」応援企画 in 畿央祭!~看護医療学科
2019年10月20日(日)畿央祭2日目、認知症サポータ講座、認知症啓発日本縦断イベント「RUN伴2019(RUN TOMORROW)」やアプリ体験(きおトレ)会を同時開催しました。 ~RUN伴(ランとも)とは~ 今まで認知症の人と接点がなかった地域住民と、認知症の人や家族、医療福祉関係者が一緒にタスキをつなぎ、日本全国を縦断するイベントです。認知症の人と出会うきっかけがなかったがために、認知症の人へのマイナスイメージを持ってしまいがちな地域の人々も、喜びや達成感を共有することを通じて、認知症の人も地域で伴に暮らす大切な隣人であることを実感できます。RUN伴(ランとも)は、そんなあらゆる人々の出会いの場をデザインし、顔の見えるつながりを各地で生んでいます。 ●認知症サポーター養成講座 畿央大学の併設校である関西中央高校の生徒さんと一緒に、認知症サポーター(オレンジサポーター)養成講座を受講しました。畿央祭2日目の日曜日開催だったので、学園祭に来てくださった一般の方にも声を掛け、参加していただきました。高齢の方だけでなく、小さな子どもさんを連れた夫婦の方も参加されていました。オレンジサポーター養成講座の内容としては、養成講座後に行う「RUN Tomorrow(RUN伴)広陵町」やオレンジリングについての説明、認知症の種類や症状の特徴、対応するときに知っておきたいことなどでした。 過去にも学内においてオレンジサポーター養成講座などに参加し、認知症を理解する大切さを学んできましたが、それらを学んできたのは学生が中心でした。今回のように、畿央祭の日に養成講座を開くことは、地域の方に認知症について知ってもらう良い機会になると思います。しかし、本日一般の方への呼び込みをしましたが、実際に参加されたのは、残念ながら少数でした。今後このようなイベントの日に行う場合、養成講座に参加してみようと思えるような工夫や宣伝が、今以上に必要になってくると思えました。 また今後も高齢者数の増加に伴い、認知症の方は多くなっていくため、認知症理解の必要性は益々高まっていきます。高齢の方のみならず高齢者と共にある若い年代の方にも認知症の理解は大切であり、興味を引くような工夫が必要になると考えます。将来看護師になる者として、まず自分自身が認知症についてのイベントに参加し、若い年代の人にも興味を持ってもらえるような工夫について考えていきたいと思います。 ●RUN伴 この取り組みは、認知症の啓発イベントで全国的に実施されています。畿央大学のある広陵町では、オレンジのTシャツを着た方々が町内の介護施設から出発し大学に向かって走ってこられました。大学に到着した際には、とても清々しい笑顔が見られました。 ▲RUN伴参加者の方々が走ってこられたところを、水を配りながら出迎えています。お疲れ様です! 私たちは、関西中央高校の生徒さんたちと一緒に、その方々の到着を出迎えた後に、大学を出発し近所に走り出しました!走るということ自体があまりなかった生活の中で、大学の周りを一周走ることはとても大変でしたが、皆で共に走ることで一体感が得られ、成し遂げた時には達成感がありました!認知症の人でも、誰でも共に行動することで、同じように感動を分かち合うことができると感じました。また、今後参加する機会があれば参加していきたいと思いました。 ▲走って大学まで戻ってきました!しんどいながらもみんな笑顔です! ▲みんなガンバって走りました。いいね! ▲全員で写真撮影!本当にお疲れさまでした! ●RUN伴 ゴールイベント 2019年の広陵町のRUN伴は、70名以上の参加で大成功でした。広陵町職員を始め介護関連の施設や一般企業、個人参加のチームが集まり取り組みを進めてきました。大学に到着後、教室に移動してゴールイベントを開催し、冬木正彦学長からご挨拶をいただきました。 この取り組みを通して町の中での人の繋がりが広がり、認知症の取り組みがより一層すすむようにとのお言葉に、参加者全員、勇気と元気をいただきました。続いて老年看護学領域の山崎教授から取り組みの経過の紹介、各チームリーダーとOrange Projectの畿央生、実行委員からのスピーチヘと進み、ゴールイベントはとてもいいムードに包まれました。そして、今年、実行委員会企画として取り組んだスライドショーを、即席のダイジェスト版で観賞しました。各チームの今日の様子が良く分かり、なかなか見応えがありました。フィナーレは関西中央高校の生徒会長による一本締めでお開きといたしました。 RUN伴奈良2019 広陵町 実行委員長 : 看護医療学科准教授 上仲久 ▲Orange Projectのメンバー、大活躍でした。 ●アプリ体験(きおトレ) どのぐらい自分の記憶力があるのかな? 測定アプリを体験していただきました。内容は、画面にでてくるイラストを暗記した後に、指定された他の課題を実施し、再び暗記したイラストを思い出すとか、時計を書くなどといったものが含まれています。参加の呼びかけを行いながら、学生・一般の方を合わせて50人程度にアプリを体験していただけました。20分程度かかる測定にはなりますが、高校生も合わせて幅広く体験していただけました。実際点数化されて結果が出てくるため、終了した際には「おぉ。」「え、そんなに点数があるの。」と皆興味津々で見て頂けたので良かったと思います。また、アプリの入力に対して文字が打ちにくいなど感想もあり、今後に活かすために貴重なご意見を多くいただけたと感じます。 ▲学生がアプリの使い方の説明をしました! ▲アプリを体験しているところです! 高齢化が進む中で、アプリの入力をする機会がほとんどない方もいるかもしれませんが、タブレットを用いながら入力をしていくことで、今どれぐらい覚えることができるのかなど、自分自身を知ることに繋がると感じるため、今後活用されていけば認知症の早期発見と記憶力を維持させる取り組みにも繋げられるのではないかと思いました。 今後看護師になるにあたり、このようなアプリがあること、体験ができたことを胸に刻んでおきたいと思います。 看護医療学科4回生 林野杏綺・藤井梨恵 【関連記事】 Orange Project「認知症になっても安心して暮らせるまちづくり」in熊本大学~看護医療学科 認知症啓発の列島リレー「RUN伴」に参加・協力!~看護医療学科 認知症の方々とタスキをつなぐ「RUN伴」に参加・協力!~看護医療学科 「RUN TOMO‐RROW 2016 in 広陵町」に学生ボランティアとして参加!~看護医療学科
2019.10.21
2019畿央祭「同窓会サロン」を開催しました!
10月19日(土)・20日(日)、第17回畿央祭にあわせて、畿央大学・畿央大学大学院・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学の卒業生対象に『同窓会サロン』を行いました。 今年で11回目となるサロンは、ホームカミングデーとして、同窓会の恒例行事となっています。 19日(土)112名、20日(日)196名、あわせて308名もの卒業生さんが母校に戻ってきてくれました!! (畿央大学の卒業生281名、桜井女子短大15名、畿央短大9名、畿央大学大学院2名、助産学専攻科1名) 来場者には記念品として、畿桜会のロゴ入り筆ペン(呉竹ココイロ)とお茶を配布し、アンケートにご協力いただいた方には畿央祭で使える金券1000円とガラガラ抽選会に参加していただきました。 当選品は、JTB旅行券、マッサージ器、ハンドアイロン、スタバカード、焼き菓子、商品券、KIO大学オリジナルグッズなどなど・・・当選された方、おめでとうございます!! ご夫婦、ご家族での参加、お子様・お孫さん連れの卒業生も多く、ちびっこお菓子40個も完売しました。 今年1月に永眠された冬木智子名誉学園長の記念映像『我が人生~愛と夢』も特別放映されました。 時折、先生方もサロンに立ち寄りくださって、懐かしい恩師や旧友との再会の場となりました。また歴代の卒業アルバムを閲覧しながら、思い出話に花が咲いていました。 なお、来年度の同窓会総会は2020(令和2)年5月17日(日)です。 多数のご出席お待ちしております。
2019.10.18
第17回畿央祭実行委員Blog vol.28~いよいよ明日は畿央祭!!
こんにちは!3回目の登場となる第17回畿央祭実行委員長の稲本です(^^)/ はやいもので畿央祭前日を迎えましたっ! 実行委員は早朝から集まり、明日の畿央祭に向けて各部署に分かれ作業に取り掛かっています!!2019年度のテーマである「繋~つながり~」。テーマの通り、畿央祭に関わる全ての方に何か新しい繋がりができることを願っています! また今年度は様々なことに新しく挑戦しましたので、そちらの方も楽しんでいただければ幸いです!! 181名の実行委員が黄色のつなぎを身にまとい、ご来場をお待ちしています! 第17回畿央祭実行委員長 現代教育学科2回生 稲本百花 ●畿央祭『繋〜つながり〜』特設ページ ●これまでの実行委員Blogはこちらから!
2019.10.17
TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.73~9月の勉強会は「健康チェック 測定結果の説明」!
こんにちは、健康支援学生チームTASK※の理学療法学科2回生の福田友紀です ! 先日、TASKの10月(9月分)の活動として勉強会を行いました。 ※TASKは、Think、Action、Support、for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を超えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。 テーマは「健康チェック 測定結果の説明」でした。 2019年10月20日(日)に畿央祭にてTASKの活動として健康チェックが行われます。そこに向けて、少しでも来ていただいた方に測定を楽しんで頂ければと考え、測定結果を説明できるようになるという目標で勉強会を開催しました。今回の勉強会では体組成計・骨密度・ヘモグロビン・足趾力の結果説明について考えました。 最後には簡単な具体例をあげ、来ていただいた方にどのように結果を伝えるかというディスカッションを行いました。実際に、今回学んだことを踏まえて考えてみました。 ▼結果説明の仕方をパワーポイントにて説明中 ▼ディスカッションの様子 最初はディスカッションという言葉で難しいと考えていた学生も、想像を膨らませ意見交換をしていく中でとても楽しそうにディスカッションをしていました!最後には各グループで出た案を発表し合いました。面白い案が沢山あり、とても良いディスカッションになったと思います。 ▼最後にTASKのTで記念撮影!! 最後はみんなでTポーズ! 理学療法学科2回生 福田友紀 ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。
2019.10.17
第17回畿央祭実行委員Blog vol.27~畿央祭副実行委員長からのメッセージ!
こんにちは!第17回畿央祭副実行委員長、現代教育学科2回生の浅田真奈美です。 ついに!2019年畿央祭まであと2日となりました!泣いても笑ってもあと2日! 各部署それぞれ仕上げにとりかかっている状態です。台風もあまり来ず、着々と準備にとりかかることができました。また、今年は新たに門制作にも挑戦してみました。例年とはまた違う迫力があり、色々練って作成したので是非ご覧ください!!☺︎ 去年以上に畿央祭を存分に盛り上げていきたいと思います!笑顔と元気が溢れる実行委員がたくさんいるので、わからないことがあれば是非お声掛けください!! 色の中で1番目立つ“黄色”のつなぎを着た実行委員で作り上げた畿央祭にお越しください!! 第17回畿央祭実行委員 副実行委員長 現代教育学科2回生 浅田真奈美 ●畿央祭『繋〜つながり〜』特設ページ ●これまでの実行委員Blogはこちらから!
2019.10.16
TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.72~8月オープンキャンパスで健康チェック!
こんにちは!健康支援チームTASK※、健康栄養学科1回生の大西です。2019年8月10日(土)、11日(日)に行われたオープンキャンパスで「健康チェックをしてみよう」というコーナーをTASKが担当させて頂きました。 ※TASKはThink,Action,Support for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を越えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。 測定内容は、骨密度、ヘモグロビン値、体組成です。 オープンキャンパスということで、大学に見学に来てくださった高校生やそのご家族を対象に測定させて頂きました。たくさんの方々にきていただき、皆さんとても楽しんで測定して頂けました。初めて骨密度やヘモグロビン値の測定を行う方が多く、自身の健康状態について興味をもってもらういい機会になりました。測定に不慣れな1回生の参加がほとんどでしたが、みなさん測定機器の扱いや準備方法を詳しく学ぶことができました! ▲ヘモグロビン値測定の様子 ▲骨密度測定の様子 健康栄養学科1回生 大西輝季 ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。
2019.10.15
広陵町かぐや姫まつりで「靴下ファッションショー」をプロデュース!~人間環境デザイン学科村田ゼミ
令和元年9月21日(土)「広陵町かぐや姫まつり」にて靴下デザインコンテストの授賞式が行われました。今年も村田ゼミは靴下ファッションショーという形で受賞された靴下と私たちの制作した衣装を披露しました! 広陵町は、靴下生産高日本一の「靴下の街」です。広陵町の靴下産業が始まって約100年が経過。この靴下デザインコンテストは、今年で6回目を迎えました。 年々応募が増えており、今回は全国から2264点もの応募がありました。その中から、最優秀靴下組合長賞(1点)、広陵町長賞(1点)、広陵町商工会長賞(1点)、佳作(11点)、ユーモア賞(3点)、かぐやちゃん賞(1点)の全18点が選ばれました。私達、村田ゼミのメンバーがこの靴下ファッションショーに参加させていただいてから、6回目になりました。今回のファッションショーでは、今年募集した靴下デザインのテーマが、【プレゼントにあげたい靴下】ということから、お礼という言葉を連想し、また、令和元年に行われることから、今回のファッションショーのコンセプトを【れい】に決め、今年度は、2回生6名、3回生8名、4回生12名、そして村田先生の総勢27名で夏休み前から靴下ファッションショーに向けて活動してきました。 【 佳作ショー 】 着用したスカーフは、大学で学んだスポイト染めで各々が個性あふれるものに仕上げ、スカーフと受賞した靴下が目立つように、服装はシンプルな白のTシャツとデニムにまとめ、ショーの始まりに相応しい賑やかな音楽にのって2・3回生でウォーキングを行いました。 【 2回生ショー 】 2回生は大学生になって初めて実習で製作した甚平を着て、元気なダンスで盛り上げてくれました! 【 畿央靴下 】 今年も広陵靴下組合長さんに私たちが考える畿央靴下を作っていただきました。デザインの特徴として畿央大学のロゴに使われている青と緑を使用し、ロゴやマークではなく、“色”で畿央大学を表現しました。誰もが履きやすい、履きたいと思えるデザインに仕上げています。 衣装は靴下に合うように、そしてアパレルを学ぶ私たちらしいデザインにし、今までの学びや知識をいかし、分からないところは先生に聞くなどして頑張って制作しました。衣装は乃木坂46の衣装をモチーフに制作しています。こだわりは、全体に統一感を持たせるため同じ生地を使いつつそれぞれが違うデザインにしたことです。変化をもたせたことで、全体で見たときに単調な印象にならないようにしました。 衣装制作では、衣装チェンジすることを考えて、着脱のしやすさにも工夫をしています。そのため、試作を繰り返し、型紙を何度も書き直して調整しました。衣装に使ったチュール素材は扱い慣れない生地だったのでで、縫製には苦労しました。 【 ユーモア賞 】 4回生は実習で製作した浴衣を着用し、個性あふれる華やかなショーを作り上げました。 【 かぐやちゃん賞 】 女子4人のグループ。シルエットがゆったりとした可愛らしいイメージのワンピースにしました。ダンスは、今回のテーマに合わせてバラの花を贈る演出をしました。 【 広陵町賞 】 靴下が目立つようにモノトーンな服に仕上げました。女子の衣装はアシンメトリーにつくり、モノトーンかつオシャレに見えるように工夫をしました。男女のグループらしいダンスでショーを盛り上げました。 【 最優秀賞 】 大学で学んだ染色技術や絞りの技術を使い、各自が個性あふれる模様を作り出し、シンプルな白いTシャツに各々が縫付け、好みの服に仕上げました。個性溢れる服に仕上げつつ、統一感のある衣装を着て、かっこいい音楽でウォーキングをしました。 【フィナーレ】 子どもにも人気で、誰もが一回は聞いたことのある「パプリカ」の音楽に合わせて、村田ゼミ全員でダンスを踊りました。手にはパプリカカラーのお花を持ち、フィナーレに相応しい音楽でショーをまとめました。 【最後に】 靴下コンテストで受賞された皆様おめでとうございます。このような靴下コンテストという素晴らしい場に、こうして今年も村田ゼミが関わらせて頂けたことを大変嬉しく思います。そして、この靴下ファッションショーを開催するにあたりお世話になりました、広陵町靴下組合の皆様、その他関係者の皆様に深く感謝いたします。そしてファッションショーを見に来て下さった皆様に深く感謝致します。ありがとうございました。 人間環境デザイン学科 村田ゼミ3回生 三歩莉奈、太田琴音、北原享、西岡あさひ、松岡直香、浅田明香、森田圭亮、山中瑠莉 【関連記事】 2・3回生が靴下ファッションショーをプロデュース!~人間環境デザイン学科 村田ゼミ 34名で靴下ファッションショーをプロデュース!~人間環境デザイン学科村田ゼミ
2019.10.15
教員や教員をめざす学生向けの教育イベントを卒業生が開催! ~現代教育学科
現代教育学科2019年3月卒業生の岩田優希です。2019年10月5日(土)に、畿央大学にて卒業生有志が主体となり教育イベントを開催しました。団体名は「ガイアグループ」です。 ■ガイアグループとは。 「自分たちが学ぶ場所は自分たちで創る」を理念に活動を行っています。活動は月に2回ほどで、京都や大阪で集まっています。主に、京都や大阪、奈良、兵庫県の現役小学校教員が集い小学校で授業をする教科について教材研究を行っています。 ■新社会人応援イベントを開催!! 会のテーマは「新社会人応援イベント~おしゃべり教材研究ってどうするの?~」です。6か月後には新社会人として学校現場に飛び出していく学生たち。私が不安だったように、今の学生たちも不安なのではないか?そんな学生たちの不安を解消すべく、今回はこのようなイベントを企画しました。 ■「大造おじいさんとガン」 講師は小学校で教員をしている先生です。教員4年目にしてガイアグループで初めての講師を務めていただきました。今回の教材は小学校5年生の国語の定番、「大造おじいさんとガン」です。有名な文章なだけあって、読んだことや小学生のころに勉強したことがあるという人もいました。その学んできた文章を教材として分析していきました。すると、驚くことに、以前読んだ時とは全く違う感想や全く新しい視点が次々と飛び出しました。大人たちで真剣に教材に向き合う中で、それぞれの意見のぶつかり合いにも熱が入ります。きっと子どもたちが授業で読んでも楽しい授業になるだろう、という期待が高まりました。 ■振り返り とても集中して教材研究に挑み、脳みそに大量の汗をかきながら、教材に向き合った濃厚な4時間もあと少しとなりました。この時間の中で起こったこと、感じたこと、共におしゃべりした仲間に伝えたいこと、様々な思いをつぶやき合う振り返りの時間です。その一部を紹介します。 ~1回生~ メインである『大造おじいさんとガン』の素材研究をしました。 円になりおしゃべり感覚で意見交換をしていくことで、どんどん意見が出て、いろんな反論などがありました。反論によって、理解が深まり、さらに考えが広がっていったような気がしました。自分の思ったことや、考えたことを話すと、それに共感してさらに詳しく広げてくださったり、わかりやすくまとめてくださったりする人だけでなく、反論してもらうことで、自分の理解は一番深まった気がします。 ~1回生~ 今回学んだことをただ吸収するだけではなくて、臨機応変に放出していくことが大事なんだと思います。自分で感じて、聞いて、体験して、身についた工夫や力を生かすための努力を日々積み重ねていきたいなと強く思いました。本当にいい経験をさせていただいてありがとうございます! ~教員1年目~ 今回、参加者から計画者になり一人では到底成しえなかった会となりました。 それは講師の方だけではなく、参加してくださる皆さんや会場を貸してくださった畿央大学の職員の皆さんとたくさんの支えがあったからこそ開催できました。 ~教員4年目~ 1人で進めようと、かっこつけてはダメ。うまくやろうとするから、しんどくなる。みんなに身を委ねると、1人で頑張らなくていいことに気づけます。今後は思い切って身を委ねるために、みんなが思わず話してしまうような仕掛けや問いを用意しておきたいと思います。その仕掛けを意識して、準備したいと思います。 現代教育学科10期生 岩田優希
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