畿央大学の教育・研究・キャンパスライフをリアルタイム配信!

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2017年08月25日 一覧

2017年8月25日(金)

昨年に続いて、看護医療学科ではオーストラリアのメルボルンで「海外インターンシップ」を行っています。2017年8月19日(土)から27日(日)の日程で、2回生7名、4回生4名の計11名が参加しています。大学や高齢者施設での講義や施設見学、現地の方との交流などを通してオーストラリアの看護と教育、緩和ケア、認知症ケアなどについて理解を深めながら、健康課題や保健医療事情を比較し、看護の在り方をグローバルに考えます。

現地レポート第7弾です!

 

 【8月24日(木)午後】

メルボルン5日目の午後からは高齢者ケアやリハビリテーションなど幅広く行っているBECC(Bundoora Extended Care Centre)にバスで移動し、2つのユニットとナーシングホームの見学を行いました。

 

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【BECC: Bundoora Extended Care Centre】

まずは、メインエントランスにてNurse Educationの方に施設の大まかな説明をしていただきました。その後、Nurse Educationの方とClinical Support Nurseの方の2グループに分かれて施設内の説明を受けながら、センター内を見学しました。

このセンターは、1つの施設のなかに、2つのセンター(公的な医療機関プライベートな医療機関)ナーシングホームの3つの施設がある、とても特徴のある施設でした。

また、La Trobe大学の看護学生や理学療法、作業療法、医学部の学生も実習に来ていました。

 

▼メインエントランス・受付(リハビリテーション)

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【作業療法や理学療法を行うユニット】

このユニットの病室は、4人部屋・2人部屋・個室の3種類です。基本的には4人・2人部屋ですが、退院の準備や家族との時間を必要とする方には個室を使用してもらう方がよいとされています。個室に移るかどうかは経費がかかるため、本人や家族の意思によって決定されます。

 

▼病棟出入口・ナースステーション

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【高齢者ケアのhigh careを行うユニット】

重症度が最も高い方がいるユニットです。認知症などのより専門性の高い看護師が配置されています。高齢者の安全、医療職者の身体面の負担の軽減のために、高齢者2人につき1人の医療職者が配置されています。

 

▼病棟出入口

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精神状態が安定せず、暴力や暴れてしまう高齢者に対して、身体拘束をせずに高齢者自身、医療職者の安全を守るために外から高齢者状態を観察できるように扉が上下半分に分かれている部屋がありました。

 

▼上下が半分に分かれるドア

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【Nursing Home】

日本の特別養護老人ホームのような施設です。ユニットとナーシングホームを往復できるため、緊急時にもすぐ対応できるため高齢者にとって良いとされています。また、病棟の高齢者の退所先がないという事態を避けることもできます。

 

▼Ian Brand Nursing home(概観)

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【Percy H Cleland Wing】

ここは整形外科の治療を必要としている高齢者が入居しているユニットです。この病棟にはバイタルサインを一度に図ることができる機械がありました。この機会は瞬時にバイタルサインの計測ができるため便利でもありますが、血圧が低すぎる人、または高すぎる人の計測はできないというデメリットもあり、直接聴診器を使用して測定する必要があります。また、シャワールームは車椅子でも出入りしやすいように入口が大きくされており、オーストラリアでは体重が重たい高齢者の体位変換や入浴介助には2名の介助者を必要とすることが決められているため、大きなスペースが確保されていました。

 

▼機械でバイタルサインを図ってもらう学生・シャワールーム

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最後に、先日訪問したLa Trobe大学の看護・助産コースの学生に質問をさせていただきました。なぜ、看護師をめざすようになったのか、実習でやりがいを感じること、病院の指導者はどのような人なのか、など共感できることについて多くのことを質問させていただきました。そして、お世話になった皆さんにお土産を渡しました。

 

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【まとめ】

オーストラリアと日本の医療制度が異なることから、日本と同じような施設であっても施設の作りにも違いがあることがわかりました。高齢者の安全・安楽に加え、医療職者の安全・安楽も守られる環境はどのようなものかお互いの国の特徴を理解し、活用することでさらに良い環境づくりにつながると考えました。

 

              看護医療学科 2回生 河野美佳・佐々木樺李乃・佐藤莉子

 

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看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.2

看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.1

・過去の看護医療学科の海外インターンシップの記事はコチラから

2017年8月25日(金)

畿央大学は地元広陵町と包括連携協定を締結し、健康や教育分野を中心にさまざまな取り組みを行っています。今回、2・3回生合同で地域の課題解決に取り組む人間環境デザイン学科のプロジェクトゼミでは、三井田ゼミ、清水ゼミ、陳ゼミと3つのゼミが協力し、広陵町の都市整備課と連携して町内にある竹取公園に「ツリーハウス」の製作を行っています。

 

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「近隣の小学生たちが楽しく遊べる場所を作ろう!」と、平成29年8月21日(月)から8月31日(木)にかけて、子供たちが遊べるようなツリーハウスを学生約35名が参加し、製作しています。また、8月25日・26日・28日・29日は、小学生4名が参加し、大学生と一緒に作業を進めていき、9月16日(土)の広陵町かぐや姫まつりにおいて、ツリーハウス完成イベントを行う予定です。

 

今年の7月から始まったこのプロジェクトですが、学生と広陵町役場の方々と何度も打ち合わせを重ねてきました。

 

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作業が開始される日までに、部材の寸法や据え方、組み方を考え部材発注し、必要な道具を集めたり熱中症対策を考えたり…と準備に追われましたが、無事初日を迎えることができました。

さて、8月21日(月)からの様子を写真でお伝えします。

 

【8月21日(月)】

毎朝9時、参加者全員が集まり朝礼を行い、作業内容を確認します。

 

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初日は、2回生と3回生を中心に先輩に教わりながら現地の測量を行い、ツリーハウスを建てる場所の高さと位置を正確に出しました。

 

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次に測量で出した場所に、基礎を据えるための基準となる杭を地面に打ち込みました。周辺には木の根がはっており、地面が固く、とても大変でしたが、回数を重ねるごとに慣れていき上手く打ち込めるようになっていきました。

 

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次は、建物を建てるうえで1番大切な土台基礎の作成です。土台は事前にコンクリートブロックにボルトを固定したものを約50個準備しました。

 

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土台基礎は、少しでもずれていると、これから作っていくツリーハウスが全てずれていくので、水準器などを使い慎重に作業を行いました。ブロックを据えるために、打ち込んだ杭に基準となる水糸を張り、測量で出した位置に穴を掘り、ミリ単位で微調整をしながら埋め込んでいきます。ひたすら穴を掘る力作業で汗だくになりました。

 

▼基準となる水糸を張り穴を掘ります。

 

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▼水糸に合わせ基礎を入れていきます。

 

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▼基礎が完成!

 

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また、基礎の作成と並行して、大工の方が加工してくださった部材に防腐剤を塗り、木材が腐らないようにしました。

 

▼木材を加工中

 

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▼防腐剤を塗っている様子

 

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21日の作業では、ツリーハウスを作っていく上での1番重要な作業を行いました。

 

【8月22日(火)】

翌日22日(火)は、前日の作業の続きをしながら、基礎をすべて設置していきました。

 

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【8月23日(水)】 

いよいよ土台となる部材を設置!

 

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▼ブロックの上に土台を置き、基礎と離れないよいにボルトでとめます。

 

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土台の設置が完了した後は、柱をたてていきました。立方体の枠組みを完成させ、不安定な柱と傾きを補強するために筋交いを入れていきます。

 

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この日は、枠組みを完成させて終了しました。

 

【8月24日(木)】

24日(木)は、床板を貼っていきました。板と板の間隔を均等にあけながら、電動ドリルを使いネジで固定していきます。

 

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六角形の枠組みも続々と完成しています。この中をくぐって遊べるようになっています。

 

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ツリーハウスのメインとなる海賊船も姿を現しました。側面の板を曲げながら柱に貼っていきました。

 

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いよいよ25日からは小学生と一緒に作業を行います。これから壁や屋根、装飾などを設置していきます。どんなデザインに仕上がるのか…ご期待ください!!

 

 人間環境デザイン学科 助手 中井 千織

【関連リンク】

広陵町にまちづくり提案!~人間環境デザイン学科「ランドスケープ演習」

2017年8月25日(金)

昨年に続いて、看護医療学科ではオーストラリアのメルボルンで「海外インターンシップ」を行っています。2017年8月19日(土)から27日(日)の日程で、2回生7名、4回生4名の計11名が参加しています。大学や高齢者施設での講義や施設見学、現地の方との交流などを通してオーストラリアの看護と教育、緩和ケア、認知症ケアなどについて理解を深めながら、健康課題や保健医療事情を比較し、看護の在り方をグローバルに考えます。

現地レポート第6弾です!

 

 【8月24日(木)午前中】

メルボルンでの5日目。8月24日(木)は、朝からFlinders駅から電車に乗ってHeidelberg駅へ。そこから徒歩10分のところに位置するBanksia Palliative Care Service(緩和ケアセンター)に行きました。JulieさんとTimさんは5月22日(月)にも畿央大学に講義に来てくださっていて、私たちとの再会をとても喜んで歓迎してくださいました。

この日の目標は、

①メルボルンの高齢者ケアの最新の知見について、理解を深める。②施設見学をとおして実際を知る。

ということです。

 

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到着するとTimさんが出迎えてくれ、寒いからと一人ずつに温かい飲み物を買ってくださいました。

 

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午前中は、JulieさんにオーストラリアのAged Care(高齢者ケア)にいて説明していただきました。

2050年には5分の1を超える国々で65歳以上である高齢者の人数が増えると予想されています。そこでオーストラリアの政府は、Aged Care systemの見直しを行い、より良いシステム作りに努めました。政府が考えた案として、高齢者のケアを施設で行うのではなく、「地域ケアに移行していること」「オーストラリアにいるアボリジニやその他の民族に対するケアを行う施設を増やすこと」などがあります。在宅への移行など、日本の高齢者ケアシステムの方向性と似ている部分があると感じました。

 

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各部屋にはオーストラリア、アボリジニ、その他の原住民を象徴している旗が飾られていて、多文化・多民族の受け入れ意思を象徴していると教わりました。またその他にも、オーストラリアは多国籍国家であるため、7か国の患者・家族へ説明するためのパンフレットがその国の言葉で用意されていたり、その国や民族が大切にしているものなどが用意されていました。

 

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▲多民族のための説明資料とコミュニケーショングッズ

 

施設見学が終わった後、Banksia Palliative Care Serviceの職員方がサンドイッチを用意してくださり、みんなで昼食をとりました。

 

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【まとめ】

ビクトリア州では、高齢者の生活の場は日本と同様に施設ケアよりコミュニティケアにシフトしていること、ダイバーシティの考えにもとづき、異文化や多民族の理解に重点をおきケアとしていることを学びました。オーストラリアは多文化、多民族国家であるため日本ではあまり見られない文化的な援助の方法があることを学びました。

 

この後は、午後からの「BECC: Bundoora Extended Care Centre」の訪問に続きます!!

 

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