2022年5月の記事

2022.05.31

開発途上国の子供たち向け「健康紙芝居」を制作!~現代教育学科

現代教育学科の髙田です。2018年度より、科研費の支援を受けて、南太平洋にあるソロモン諸島国の小学校で身体測定や健康教育に取り組んできました。ソロモン諸島国では、マラリアなどの感染症に加え、近年では糖尿病や肥満などの生活習慣病が増加しています。   子供たちは、小学1年生から保健の授業を受け、体の成長や清潔、食事、環境美化、生活安全、トイレ、歯磨き、薬や病気などについて学習しています。しかし、子供たちは、身長や体重を学校で測ったことはなく、レインタンクで手を洗い、歯ブラシの使用はほとんどありません。実体験が乏しいソロモン諸島国の子供たちが、実際に身体測定や手洗い指導、歯磨き指導を体験し、生きる力を身に付けることで、感染症や生活習慣病の予防につながるのではないかと考えました。   そして、体験と合わせて行う健康教育は、子供たちが自分の体や健康に関心を持つことが大切です。そこで、どこでも簡単に、教員が子供とのやり取りを楽しみながら指導できる日本独自の紙芝居に着目し、ソロモン諸島国の健康教育カリキュラムや教員の意見をもとに、体の成長、手洗い、歯科保健について紙芝居を作成しました。紙芝居のタイトルは「How Our Bodies Grow」「Goodbye Bacteria」「My Precious Teeth」で、ソロモン諸島国だけでなく、どの国においても必要とされる内容です。   ▼ゼミ生による紙芝居の様子     また、紙芝居をデジタル化したり、指導マニュアルを掲載した日本型健康教育プログラムの冊子を作成したりして、教員や関係者が指導しやすいように工夫しています。   ▼プロジェクターに投影してデジタル紙芝居も可能       今後は、ソロモン諸島国に限らず様々な国で紙芝居やプログラムを活用いただき、その効果について検証していきたいと思っています。   教育学部 現代教育学科 教授 髙田恵美子   【関連記事】 日本の養護教諭の役割は?~ソロモン諸島の小学校での健康支援を例に考える|KIO Smile Blog

2022.05.26

「第15回基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科

学年をこえた交流を通して、自己学修に取り組む!   基礎看護学領域では、学修した基礎看護技術の修得状況を学生自身が把握し、意欲的に自己学修に取り組むきっかけとすること、異なる学年同士が交流する機会をもつことをねらいとして「基礎看護技術自己学修会」を開催しています。今年度2回目となる今回は5月20日(金)に開催し、4年生6名と3年生2名、2年生4名の合計12名が参加しました。   4年生1名と3年生または2年生1名がペアになり、点滴実施中の対象者の寝衣交換とバイタルサインの観察を行いました。4年生と3年生は2年生前期に履修した「診療過程援助技術」で点滴について既に学んでいるため、学修会で使用する点滴の準備を行いました。点滴ルートに輸液を満たす際には、久しぶりに実施する技術ということもあって四苦八苦している様子もありましたが、お互いに手技や知識を確認しながら準備することができました。2年生にとってはこれから学修する内容でもあり、テキストと照らし合わせながら、関心を持って先輩の手技を見学していました。   その後、準備した点滴を使用して、点滴実施中の対象者の寝衣交換とバイタルサインの観察を行いました。4年生の中には、各看護学実習で点滴をしている受け持ち患者さんに寝衣交換を実施したことがある学生もいましたが、どの学生も苦戦している様子でした。「難しい…」と言いながらもペアで意見交換し、教員のアドバイスを受けながら実施することができました。学修会開始時は緊張した面持ちの学生もいましたが、技術の実施をとおして徐々に打ち解けることができた様子でした。       参加した学生からは以下のような感想がありました。   ・先輩方と交流できる機会が、コロナ禍でサークル活動が中々ないため、色々お話しできて良かったです。最初は緊張していましたが、先輩方が優しく接してくれたのでリラックスして楽しい時間を過ごせました。また、技術面もこれからの演習の予習になり、とても勉強になりました。 ・今回参加して忘れていた技術を練習することができ、さらに、先輩方にも授業や実習について相談することができたので不安な気持ちが和らぎました。楽しかったです。学修会を開催していただきありがとうございました。 ・実習で色々なことが身についたかなと感じていたのに、実施するとなると全然覚えていなかったことに気づけてよかったです。 ・今日の学修会を通して、点滴の準備と点滴中の寝衣交換のどちらも全然できなかったのですが、2年生と一緒に考えながら楽しく実施できました。本当にピンチのときは先生方がわかりやすく教えて下さったので聞きやすかったです。インターンシップも近いので復習できる機会があってよかったです。       3年生・2年生にとっては、少し先を行く4年生の先輩の生の声を聞くことで、今抱えている不安の軽減や今後の学修に対する意欲を高めるきっかけになったのではないかと思います。来年4月には臨床で看護師として勤務することになる4年生にとっても、後輩とともに技術を実施し、今後の課題が明らかになったのではないかと思います。 異なる学年との交流をとおして学生の学修意欲を高め、患者さんにより良い看護を実践できるように、今後もサポートしていきたいと思っています。   看護医療学科 基礎看護学領域 林 有学・須藤 聖子・小林 智子・中西 恵理 【関連記事】 3・4回生対象「第14回基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 2回生対象「第13回基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 2・4回生対象「第12回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 3回生対象「第10回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 3回生対象「第9回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 3回生対象「第8回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科

2022.05.20

「離島・へき地医療体験実習」発表会を開催しました!~看護医療学科

3年ぶりの現地開催!各地での学びを共有しました   看護医療学科では、4回生統合発展科目として、その人の顔の見える看護や保健医療を体験することで、看護の本質を考えることを目的とした「離島・へき地医療体験実習」を宇陀市、川上村、五條市大塔町、山添村にご協力をいただいて実施しています。                 過去2年間は、コロナ禍の影響により臨地に赴くことが不可能となり、実習目標を到達できるようリモートを活用して臨地の住民への健康支援を展開されている機関や人々とやりとりをしながら実施し、発表会もリモート開催でした。今年度は3年ぶりに、各臨地の方々のご理解とご協力をいただいて、それぞれの地域に赴き各市地域毎に特色ある学びを展開しました。5月18日(水)には、離島・へき地医療体験実習発表会を学内で対面開催し、学生間で学びの共有を行いました。             新型コロナウイルス感染症の動向を鑑み、へき地への訪問期間を短縮した地域やコロナ前を変わりない日程で住民の方を対象とした健康チェックやインタビューを実施できた地域などそれぞれでの活動状況には違いがありましたが、短期間の地域においても、住民の健康支援機関や支援者、そして住民の方に目的を持った関わりをさせていただきました。             現地での学生は、地区踏査を通して地域の環境を観察し、人々と触れ合うことで五感を通してへき地で暮らす人々の生活のありさまと支援者の思いを感じ、またその体験を通して、得た情報整理からへき地の健康課題を導き出し、健康ニーズに沿ったケアの提供を考えることができました。以上を通して、生活者である対象理解とそれらの人々の健康やQOLの向上を図っている医療保健福祉関係者の思いや活動の意味への理解、そして看護者となる学生そのものの看護の考え方が深まったのではないかと思います。これら学生の学びは、発表できちんとスライドに示されていました。         それを示す例として、へき地医療体制は、医療の確保が困難であり、へき地診療所、巡回診療や医師派遣など、地域により様々な体制が取られていることや、緊急時の救急搬送システムが構築されていることやへき地における看護の役割として、診療の補助にとどまらず、健康相談や生活上の指導、予防意識を高める働きかけが重要であると示されていました。             またへき地で暮らす人々の、顔の見える関係性や、関係諸機関との連携、豊かな自然との触れ合い、伝統行事を大切に継承される地域の人々の思いの深さなどから、人のつながりの大切さを再認識していました。   これらのことから、子どもから高齢者まですべての人に対して、保健、医療、福祉との連携としての地域包括ケアシステムを構築していくことの重要性と住民同士でお互いに支え合うへき地の人々の暮らしは、地域の強みであることを学びとしてまとめていました。           私は、今年度の4月に本学に着任したばかりですが、この実習に向けた準備期間での学内実習や臨地での実習期間中、主体的に学ぶ学生たちの姿と発表会で聞く人にわかりやすく発表する姿、質問への応答も的確にしている様子を見て、4回生としてこれまで積み上げてきた学びを統合し発揮することができていると確かな成長を感じ感銘を受けました。     発表会終了後、実習を担当した教員より「実習という体験にとどまらず、これを機会にまた実習地域との関わりを継続してほしい」とコメントがあったように、卒業後もつながる関係性ができれば、この実習の真の成果となることと思います。     ▼山添村児童館館長様より頂いた手描きの書と絵     コロナ禍にも関わらず実習を受け入れてくださいました、宇陀市、川上村、五條市大塔町、山添村の皆さまに感謝申し上げます。ありがとうございました。                              看護医療学科 准教授 前田則子       【関連記事】 離島・へき地医療体験実習(川上村)で応急手当ポケットカードを作成!~看護医療学科 離島・へき地医療体験実習(山添村)レポート~看護医療学科 離島・へき地医療体験実習(宇陀市大宇陀地区)レポート~看護医療学科 離島・へき地医療体験実習(川上村)レポートvol.2~看護医療学科 離島・へき地医療体験実習(川上村)レポートvol.1~看護医療学科

2022.05.18

「セメスター留学」が始まります!~現代教育学科

畿央大学では、2020年度の英語教育コースの設置にあわせて、6か月間英語圏で生活し学ぶ「セメスター留学」を2回生後期の授業として開講しました。本来なら2021年の秋に2回生となった1期生が留学に出発する予定でしたが、パンデミックの影響で延期となっていました。しかし、昨今の世界的な規制緩和の傾向や現地での安全情報を踏まえて、2022年秋に6か月の留学をスタートできるよう準備を進めています。     2022年4月28日(木)には留学を希望する学生を対象に、2022年5月14日(土)には保護者を対象にした留学の説明会を開催しました。昨年、延期になったために、今年度は3回生と2回生の希望者が留学に参加することになります。           説明会では、様々な手配をお願いしているJTBの担当者から、現地の最新情報や保険、危機管理などの安全についてお話がありました。また本学教員からは、現地での学習やホームステイ先についての説明がありました。渡航を予定しているカナダのビクトリアは、畿央大学の「短期語学留学」で2週間の語学研修を行っていたところです。そのプログラムを実施した際の写真や授業の様子などを聞き、学生は留学への気持ちを高めたようです。   ▶短期語学留学の様子はこちらから         とはいえ、パンデミックを経験し、現地がどのように変化したのかは、実感としてはわからないこともあります。そこで、畿央大学では、留学をスタートする前に複数の教員が現地の下見を行い、その結果を留学前のオリエンテーションで学生と共有する予定です。         まだまだ事態は流動的ですが、どのような変化が生じても安全に充実した留学を行うことができるように、出発までに様々な準備を行い万全の体制を整えます。   教育学部 現代教育学科 教授 竹下 幸男

2022.05.17

地域住民と5大学が参加!「奈良きたまちインターカレッジコンペティション2022」を今年度も開催します!~人間環境デザイン学科「フィールドワーク演習」

人間環境デザイン学科では、昨年度から「フィールドワーク演習」を開講しています。実際の市町村の課題に基づき、解決につながる提案のプレゼンテーションを対象地域の皆様に行う実践的な授業です。全15回の授業を通して、地域問題を学び分析し、発表に向けた調査を行い、提案内容を検討するものです。   授業の集大成として、8月9日(火)「奈良きたまちインターカレッジコンペティション2022」に参加して、本学を含む計5大学(畿央大学、奈良県立大学・同志社女子大学・奈良女子大学・天理大学)の学生がフィールドワークの成果を競います。   今年度も対象地域は「奈良きたまち」です。近鉄奈良駅の北側に広がるレトロで落ち着いたまちです。転害門や奈良少年刑務所跡など数々の歴史的建造物も残っています。「ならまち」へは観光などで訪れたことがある学生もいましたが、「奈良きたまち」へは訪れたことがないということだったので、地域の皆様にご協力いただき4月16日に「まち歩き」を行いました。   昨年度はオンラインでまち歩きをしましたが、今年は実際にきたまちを訪れ探索することができました。   まずは奈良公園バスターミナルのレクチャーホールで、オリエンテーションとして『きたまちの歴史』や『成り立ち』について教えていただきました。       ▼歴史、地形、景観、人、きたまちの由来について話していただきました。       ▼5大学(畿央大学・奈良県立大学・同志社女子大学・奈良女子大学・天理大学)があつまり、少し緊張気味…。       オリエンテーション終了後、9チームに分かれ、地域の方々にご案内いただきました。 9チームそれぞれにテーマがあり、案内ルートも違います。       ▼きたまちにある初宮神社。       ▼奥まった通りにある長屋。空室を見せていただきました。       ▼説明を受け、いろんな質問も飛び交いました。       この日はお天気にも恵まれ、様々なスポットを探索することができました。 地域のみなさん、本当にありがとうございました。   8月9日(火)には、奈良きたまちインターカレッジコンペティション2022が開催されます。各グループが授業を通してまとめた成果を発表します。 発表の様子は、次回ブログでお伝えします。     人間環境デザイン学科 助手 中井 千織     【関連記事】 地域住民と4大学が参加!「奈良きたまちインターカレッジコンペティション2021」を開催しました~人間環境デザイン学科「フィールドワーク演習」|KIO Smile Blog

2022.05.17

平城京天平祭2022春「さくら茶会」に参加しました!~茶道部

2022年5月3日(火・祝)~5日(木・祝)、奈良市「平城宮跡」で開かれる「平城京天平祭」の初日に、畿央大学茶道部(指導顧問:健康栄養学科 冬木 啓子教授)が「さくら茶会」に参加しました。   一昨年に引き続き昨年もコロナ禍のため平城京天平祭が開催されず、久しぶりの「さくら茶会」となりました。平城宮跡という歴史ある地で茶道部一同お茶会をすることができ、誠に光栄に思います。         普段のお稽古の成果を公共の場で披露させていただくことは、部員にとってとても貴重な経験となりました。普段は着ることのない着物を着させていただき、茶道のおもてなしの心を大切にしながら、お越しいただいたお客様に日本文化の誇りである「茶道」の素晴らしさが少しでも伝わるように心を込めてお茶をたてることが出来たと思います。   ▲田中宗三先生社中の方々                     慣れないことで上手くいかないこともありましたが、いつも暖かくご指導くださっている先生方、田中宗三先生社中の皆様、天平祭のボランティアスタッフの皆様に支えていただいたおかげで、無事に終えることができました。この場をお借りして深く感謝申し上げます。             これからも、今回体験した「おもてなしの心や人を思いやる心」を大切にしながら、日々のお稽古に励んで参りたいと思います。     茶道部部長 人間環境デザイン学科3回生 今村 水紀   【関連記事】 平城京天平祭2019春「さくら茶会」に参加しました!~茶道部

2022.05.16

理学療法学科初の卒業生教員!瀧口先生ってどんな人?Part3~「教員」編

2022年4月に着任した瀧口述弘先生は、理学慮法学科の5期生(2011年3月卒業生)!理学療法学科では初の卒業生教員が誕生しました。瀧口先生っていったいどんな人なのか、インタビュー形式で全3回にわたってご紹介します。Part1「学生時代」編、Part2「臨床現場・大学院」編に続いて、Part3は「教員」編です! 研究テーマや専門は? 私は、電気を流したり温めたりして治療をする物理療法の研究や痛みに対しての研究を中心にしておりました。身体に痛みがありながら生活をしている方は全人口に対して2割ほどいらっしゃるというデータもあります。私はそのような方に電気療法をし、痛みに対する効果を検証していました。 また、近年では、理学療法でもロボットを用いた治療が試みられており、歩行練習用ロボットの開発研究にも関わっています。このような物理療法やロボット等の治療用機器を用いた理学療法が私の専門になります。私が最も関心があることは、最先端の技術で開発された治療機器を患者さんに還元させることです。これが私のミッションだと思っています。       病院では身体にけがなどをしてしまうことで身体が動きにくくなる運動器疾患の方に対して理学療法を実施していたので、物理療法や運動器の理学療法に関わる授業を担当する予定です。 畿央大学は、2007年に入学し、畿央大学大学院、客員研究員として15年間お世話になった大学です。畿央大学の教育を受けた理学療法士であるルーツを生かして教育に励みたいと考えています。   OBとして見た畿央や理学療法学科の印象は? 卒業してから伸びていく、もしくはリーダーとして活躍することができる理学療法士を輩出することを意識している大学だと感じました。とあるリハビリテーション専門の医師から「畿央大学出身の理学療法士はすごいねぇ」と言われました。もちろん私が畿央大学卒業生とは知らず、お世辞抜きに出た言葉です。これは、学会発表や論文発表などで成果を上げている理学療法士に畿央大学の卒業生が多いためです。学会会場では畿央大学の先輩後輩とたくさん出会うので、同窓会のようになります。私の同期、先輩、後輩でも教員になった人や、その他先駆的な取り組みをしている人がたくさんいて、いつも刺激をいただいています。 もちろん、理学療法学科を卒業し、国家試験に合格しスタートラインに立てることはいうまでもなく大切ですが、その後に違いを生む理学療法士を輩出させるのが、畿央大学だと思っています。 大切にしていることは何ですか? 努力と感謝の気持ちを忘れないようにしたいと考えています。 今の私があるのは自分なりのペースで努力をし続け、周りの方の支えがあったからです。何歳になっても成長し続け、感謝して生きることができれば、これ以上幸せなことはないと思っています。   趣味や好きなことは? 趣味は広く浅く色々とやっています。家庭菜園、山登りや釣りなどのアウトドア、ゴルフ、コーヒー、音楽はギター、ベースができます。他には「Back to the Future」のような少年の心を掻き立てる夢のある映画が好きです。すべてが友人から教えてもらい始めたものです。趣味だけを考えても、多くの人に影響を受けてきたと思います。 今一番ハマっているのは自分の家の庭でする家庭菜園です。初心者ですが、今までキュウリ、ピーマン、トマト、かぼちゃ、すいか、ズッキーニ、ゴーヤ、じゃがいも、さつまいも、ねぎ、玉ねぎ、えんどう豆、いちご、人参、かぶらなど…多くの野菜を作りました。     野菜を作っていて思ったのは、人間の育ち方と似ているいうことです。野菜それぞれ、育て方が違います。まず環境面である土作りから野菜によって違います。与える水の量や、肥料の種類、タイミングも違います。頻繁に世話をする必要がある野菜もあれば、何もする必要もないたくましく育つ野菜もあります。人も人それぞれで、適切な育て方があると思います。環境面、与えるアメとムチの量とタイミング、そもそも干渉しないなど、人それぞれ時期によって育て方が異なると思いますが、野菜作りと通ずるものはあると思います。 私はこれから教育に従事しますが、野菜作りのように人それぞれに適した教育をしたいと思います(笑)   理学療法学科 助教 瀧口 述弘   関連記事 理学療法学科初の卒業生教員!瀧口先生ってどんな人?Part1~「学生時代」編 理学療法学科初の卒業生教員!瀧口先生ってどんな人?Part2~「臨床現場・大学院」編