2009年7月の記事
2009.07.28
香芝市へ改善提案を行いました!!
~ユニバーサルデザイン(環境)~ 3回生 ユニバーサルデザイン(環境)の授業で、前回行われた発表をもとに、優秀な発表をしたグループが香芝市役所の皆さんにプレゼンテーションを行いました。 前回からさらなる充実した提案をおこなっています。 香芝市からは、副市長など合計5名の方が聞きに来られました。 対象の場所は「高塚地区公園」、「五位堂駅周辺」、「かつらぎの道」です。 さすがにいつもより緊張しながらの発表となりました。 するどい質問や厳しい意見も出ました。 いつも指導していただいている先生方とは、また違った視点での指摘やコメントに、みなさん勉強になったのではないでしょうか。 香芝市側からは、意見いただいたことには何らかの対応策を検討するとのお言葉をいただきました。 実現するのが楽しみですね!!
2009.07.23
大学内で「日食」を観測しました!
7月22日は、46年ぶりに日本で皆既日食(※1)を観測できる特別な日でした。 あいにく皆既日食を見ることができる地域では天候がよくなかったようですが、畿央大学では、曇り空ながらときおり雲間越しにのぞく部分日食を観測することができました。 この日は10時過ぎから、理科教育担当の奥田俊詞先生が食堂2階テラスに遮光グラスと手作りのピンホール観測装置を用意し、日食観測に備えました。 黒い雲が空を覆い、観測不能かとも思われましたが、幸運なことにときどき薄雲に欠け始めた太陽が写るようになりました。 そして11時前、雲が割れ、8割ほどが月のシルエットに隠された部分日食が姿を現したのです。集まった約30人の学生たちは歓声を上げながら遮光グラスで観測。ピンホール観測装置に写った日食の映像を確認したりもしました。 空はまもなくまた厚い雲に覆われ、数分間の観測でしたが、集まった学生や先生はライブで日食をみることができ、大満足の様子でした。 次の日本での日食は26年後だということもあり、なんとしてもこの日に見たいという願いが天に通じた日食観測でした。 (※1)日食・・・地球から見て、太陽が月に隠される現象。月が太陽面を全部隠すのを皆既食、一部を隠すのを部分食、太陽の縁が月の回りにはみ出すのを金環食という。
2009.07.21
古代弁当プロジェクト(^u^) 3
橿原商工会議所との連携『古代弁当プロジェクト』のレポート、第3弾です。 「古代弁当プロジェクト」とは、橿原商工会議所「あきない塾」事業の一つとして、学生に商いの面白さや厳しさを学んでもらおうという企画で、「古代弁当」をテーマにして、健康栄養学科と人間環境デザイン学科の学生にボランティアを募集したものです。 前回の橿原市内名所旧跡および宇陀市ナント種苗試験農場の見学会に続き、今回が最終の勉強会で、まさに「商い」の勉強そのものでした。 7月17日(金)学生21名、教職員5名、橿原商工会議所関係者9名、行政から橿原市役所企画政策課3名、総勢約40名が参加しました。 大和野菜の実物を前に! 西本研究員 第1限目は、奈良県農業総合センター総括研究員の西本登志さんによる「大和野菜の栽培・消費動向と、大和マナの歴史」について講義いただきました。試験栽培した大和茄子とひもとうがらしを全員に配付し、奈良県として取り組んでいる「大和野菜」の認定や栽培農家の現状、流通経路や価格についての研究の一端をわかりやすく説明していただきました。 お弁当の原価計算は??? 森村税理士 第2限目は、「お弁当屋さんの原価計算と利益計画」と題して、森村会計事務所 森村博史さんに材料原価の計算方法について講義いただきました。食材や調味料・割箸・容器など大量に仕入れた場合でも、1食のお弁当を販売するには売価を決め利益が出るかどうか見極めなければ赤字になります。また、食材の消費にはロスがつきもので、たとえば1本300g人参の先や根元の一部は捨てて切ることになったり、売れ残った弁当は廃棄処分となるため原価を回収できません。お弁当の販売価格を決めるのが難しいことがわかりました。 今後のスケジュールとしては、各グループで夏休み中にレシピを作り弁当の試作をし、9月7日に弁当1食分の材料発注量を浅野教授に報告し、9月10日にはコンペを行います。 最後は、コンペで使う「お弁当箱」を選びました。 古代弁当の基本コンセプト、ネーミング、おいしさ、大和の素材、見栄え、原価など・・・さまざまな観点からの審査になると思います。 さて、どのチームがグランプリとなるのか、今から楽しみですね。ちなみに、すべてのチームに〇〇賞といったご褒美があるそうです。
2009.07.15
景観・まちづくり演習 「薬師寺・唐招提寺 見学」
人間環境デザイン学科では、「景観・まちづくり演習」の授業の一環で、薬師寺と唐招提寺に行ってきました! 薬師寺では、僧侶の加藤大覺氏に案内していただきました。大覺僧侶のお話がとてもユーモラスで面白かったので、学生たちもメモに取りながら、真剣に話を聞いていました。 お寺のシンボルである東塔・西塔のお話、お釈迦様のお話、「有難う」という言葉からはじまる命の大切さのお話など、いろんな"教え"について話していただきました。 今回の演習では、畿央生は特別に、西塔の中を案内していただきました。 最近修復が終わったばかりの菩薩像を拝見することができ、装飾の鮮やかさに、みんな目を奪われていました。 撮影禁止のためブログでお見せできないのが残念です(^_^;) (さらに…)
2009.07.13
卒業研究 三井田ゼミ
今年度の三井田ゼミの前期卒業研究課題は、桜井市三輪にある「今西邸改修計画」です。 課題にあたり、株式会社中尾組、泉谷木材商店のご協力により、今西邸の実測を行いました。 今までの設計製図実習とは違って、実存する建物の改修をするのが初めてでした。 緊張もありましたが、3回生の授業で奈良県今井町の測量実習を行った経験を活かし、指示された場所を細かく実測することができました。 屋根や床も剥いで、土埃をかぶりながら建物の断面やディテール部分まで測りました。 3時間ほど実測をして、格子はどのデザインにするか、庇は敷地面積の中でどこまで出せるか、三輪地区の町家を見学しながら、どのようなファサード(※1)にするか、みんなで議論しました。 今後は、それぞれ実測した内容を一つにまとめ、プランを立ち上げます。 議論を重ねることになりますが、みんなの意見が形になることを楽しみにしてがんばりたいと思います。 (※1)ファサード・・・建築物の正面の外観のこと。
2009.07.10
古代弁当プロジェクト(^u^) 2
橿原商工会議所との連携 『古代弁当プロジェクト』のレポート、第2弾です。 ≪7月5日 第3回勉強会≫ 橿原市内見学の日。 あいにくの雨天にもかかわらず、学生14名、教職員4名、橿原商工会議所関係者4名の合計23名で、貸切バスで橿原市内を見学して回りました。 (さらに…)
2009.07.09
古代弁当プロジェクト(^u^) 1
今春より、本学と橿原商工会議所との連携で、「古代弁当」をつくるプロジェクトが進んでいます。 まず、本学健康栄養学科教員により「地元食材と弁当の栄養価」の勉強会を行い、橿原商工会議所により「原価・売価や税金」に関する勉強会を開催し、商いの基礎知識を学びます。そのうえで、学生が地元の食材を用いて橿原市の歴史・文化にちなんだオリジナル弁当を考えます。 参加学生は、ボランティアに応募してきた健康栄養学科と人間環境デザイン学科の学生約40名です。 9月には学内コンペを実施し、商品化された『古代弁当』は、奈良県内の百貨店やコンビニでも発売予定です! ≪6月19日(金)第1回勉強会≫ 学生13名が参加し、関係者の挨拶、事業説明、「食文化」についての講義がありました。 具体的な話を聞いて、学生も弁当制作のイメージがわいてきたようでした。 ≪7月3日(金)第2回勉強会≫ 学生約20名が参加し、お弁当の栄養価と衛生面について勉強した後、古代米(黒米、赤米、緑米)と「蘇(※1)」を試食しました。 ※1 「蘇(そ)」は、牛乳をゆっくりと特殊な方法で煮つめたチーズの仲間です。
2009.07.08
学内で、「サマーボランティア体験キャンペーン」実施中!
ボランティアセンターです(^O^)/ 夏休みに向けたボランティア募集情報が、各方面から届いています。 学生の積極的な活動を応援するため、今年も7月1日から「サマーボランティア体験キャンペーン」を実施し、情報を発信しています。 情報満載『ボランティアセンターNEWS 夏休み号』は、学内Webの他、ボランティアセンターや事務室、教職支援センターのラックで手に取ることができます。 ← L棟1階掲示板にも!! ★学生の皆さん、「夏休み号」を見て、サマボラに行こう★ 情報は他にもたくさんありますので、どんどんボランティアセンターにお越し下さいね♪
2009.07.03
「畿央」から「世界」へ ~ 2論文が同時に国際学術雑誌に掲載! ~
リハビリテーションの学術活動に関連した権威ある雑誌 『Clinical Rehabilitation 』 第23巻の6月号に本学の理学療法学科教員の論文が2つ掲載されました! 6月号には9論文が掲載されていますが、そのうち2論文が本学教員によるものです。 別々の論文が国際学術雑誌の同じ号に掲載されることは、まさに「運」でもありますが、「快挙」でもあります。今回の論文の受理掲載は、畿央大学が博士後期課程開設とともに掲げた"健康科学という学問領域を確立し、畿央大学を世界に発信する" という目標を達成するための口火になる画期的な出来事でした。 一つ目の論文は、森岡 周 教授を筆頭とする "Effects of plantar hardness discrimination training on standing postural balance in the elderly: a randomized controlled trial (Authors: Shu Morioka, Makoto Hiyamizu, Takahiko Fukumoto, Yasunori Kataoka, and Fumio Yagi)" で、共著者のうち福本 貴彦 准教授と冷水 誠 助教は畿央大学の教員です。 もう一つの論文は、高取 克彦 准教授を筆頭とする"Does assessing error in perceiving postural limits by testing functional reach predict likelihood of falls in hospitalized stroke patients? (Authors: Katsuhiko Takatori, Yohei Okada, Koji Shomoto, and Tomoaki Shimada)"で、共著者のうち庄本 康治 教授と岡田 洋平 助手は畿央大学の教員です。 論文について詳しく知りたい方は、下記の「Clinical Rehabilitation」のホームページをご参照ください。 http://cre.sagepub.com/content/vol23/issue6/
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