2015年6月の記事
2015.06.29
TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.13~6月勉強会(骨密度・体組成・血中ヘモグロビン測定)
こんにちは! TASK(健康支援学生チーム)看護医療学科3回生の亀崎です! ※TASKはThink, Action, Support for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を越えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています 6月22日18時から、TASK恒例の勉強会を開催しました! 今回のテーマは、「骨密度・体組成・血中ヘモグロビン濃度の測定」です。 まずはグループに分かれて、それぞれの測定方法を先輩から後輩にレクチャーです(^o^) なんとなく使い方が分かったところで、先輩にアドバイスを貰いつつ、みんなで測りっこ! みんな上手く測れましたかね…? 大丈夫そうですね!笑 慣れない機械の操作に苦戦したり、測定のコツに気付いたり、測定結果に一喜一憂したり、何故か友達と勝負したり… 思い思いに楽しみつつも、それぞれに色んな収穫がありました。 何度か機器のアクシデントがありながらも、みんなしっかりと測定してくれて、先輩としても頼もしい限りです(*^^*) 実施のあとは、先生&健康栄養学科の先輩からのプチ講義! 測定の意義や留意点、指導時の声のかけ方、測定結果と栄養の関係などなど… 専門知識をみんなで共有できるのがTASK勉強会の魅力ですね! 体に吸収されやすい鉄とされにくい鉄があるって、皆さんご存知でしたか? 実習中の偉大な先輩からもお言葉を頂きました! 意外と真面目なスピーチにちょっとびっくり&感動いたしました! そんなこんなで今回も楽しい勉強会になりました。 参加したみなさん、授業終わりでくたくたの中、本当にお疲れ様でした(^o^) そして、今回の経験を今後の測定に生かしていきましょう! それでは、また次回! 看護医療学科3回生 亀崎洋海
2015.06.28
広陵消防署による救急救命講習~教育学部「キャリア形成セミナー」
畿央大学教育学部現代教育学科の1回生全員が履修する『キャリア形成セミナー』では、大学での学びを豊かなものにするための知識や技能について理解し、主体的に取り組み、自分らしく生きることができる職業選択について考えることをねらいとしています。 この取り組みの一つとして、5月28日、6月4日、6月11日の3日にわたって広陵消防署から救急救命士をはじめ隊員の方々に来ていただき、救急救命講習を行いました。 教師や保育者をめざす学生が救急救命の知識や技能を学び、身につけることで、将来に自分が関わる児童生徒や乳幼児の命を守ることにつながります。 学生たちは教室での講義を受けた後、アリーナでグループに分かれ、AED(自動体外式除細動器)と人形を使って一人ひとりが隊員の指導を受けて熱心に実習しました。知識では分かっていても、実際に人形を使ってみると少し戸惑う場面も最初は見られましたが、次第に慣れ、スムーズに行動できるようになっていきました。 講習で学んだ応急手当の知識を自分のものとし、AEDが必要な事態に直面しても適切に使用して、命を救うことができるようになってほしいと願っています。 現代教育学科1回生担任団 【受講した学生の感想】 まず初めに、消防署の方が用意していただいた心肺蘇生法のムービーを見た後、実習をしました。 消防署の方に“心肺蘇生をする時のポイント”や、“助けを求めるなどの実際の場面で行うべきこと”を教えていただき、1人ずつ人形を使って体験しました。 実際に訓練をして、分かったことがあります。訓練をしていれば、『私たちでも人を助けることができる!』ということです。 私自身が行動することで助かるかもしれない命があると気づいたので、そのような必要な場面に出合った時は勇気を出して行動したいと思います。応急手当についての冊子を忘れないうちに読み返して、しっかりと行動できるようにします。 最後に、とても貴重な体験をさせていただいた広陵消防署の方々に感謝申し上げます。 現代教育学科1回生 岩谷真衣
2015.06.25
御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.24~「太極拳」を開催!
6月19日(金) 「金曜日カフェ~つどい~」(御所市連携コミュニティカフェの新名称)では、第三金曜恒例の「太極拳」を開催しました。 先生の指導の下、輪になって行いました。 太極拳は、ゆっくりした動きですが、慣れるまではなかなか難しいです。僕たちも一緒に教えていただいていますが、長年やっておられる方にはかないません。しかし、回を追うごとに少しずつ動きが様になってきているように思います。皆さんも体を動かす楽しみを感じておられるようでした。 毎週金曜日に”金曜日カフェ~つどい~”を開催しておりますので、是非一度お越しください。斎藤ゼミ一同皆様にお会いできるのを心からお待ちしております。 人間環境デザイン学科 4回生 志茂直樹 【今後のスケジュール】 御所市連携コミュニティカフェ イベントスケジュール
2015.06.19
書評:森岡周教授執筆「発達を学ぶ―人間発達学レクチャー―」
5月29日に協同医書出版社より、リハビリテーション脳科学の第一線で活躍する健康科学部理学療法学科教授兼ニューロリハビリテーション研究センター長 森岡 周教授の『発達を学ぶ 人間発達学レクチャー』が出版されました。 ※クリックすると、出版社のページに移動します。 【書評:ニューロリハビリテーション研究センター助教 信迫 悟志】 私が知っている「人間発達」の教科書というと、生物学的な意味での発達や心理学など専門領域から見た発達、また「〇〇のための人間発達学」など特定の集団に対しての発達であったりと、偏りが多い印象がありました。 しかしながら、本書は「人間らしさ」とは何か?という問いから始まり、それを「姿勢・動作・行為」、「認知・知性」、「感情・社会性」の3要因に分けて解説され、生物としてのヒトの発達ではなく、あくまで「人間らしさ」の発達として描かれています。 これは、著者である森岡周教授が、特定の学問だけを追究する専門家ではなく、集学的な視点を必要とするリハビリテーションの専門家であり、同時に「人間らしさ」の根源とも言える脳の専門家だからこそ成し得るのだと思います。 また3要因を独立して描くのではなく、それぞれが有機的に相互作用すること自体を発達として描きながら、教授の専門である認知神経科学的知見を随所に散りばめ、「人間らしさ」の発達を論じておられます。 3要因について、大人がいかに子どもの発達のつまずきに気づき、何を観察し、どのように子ども達の未来を作っていくのか、そして最後には複眼的に捉える思考法としてまとめてあり、発達障害に関わるセラピストに留まらず、全ての大人が読むべき内容となっているのではないでしょうか。 一方で、途中には、実のお子さんが描かれた身体描画を掲載されておられ、科学者であり、リハビリテーション専門家であると同時に一人の父親である教授の姿が思い起こされ、数ある教授の著作の中でも、私秘的な作品になっていると思います。 子どもを見る「まなざし」とは、未来の我々が住む社会への「まなざし」である。そんなマインドが込められた本書を、一度手に取ってみられてはいかがでしょうか? この本は、理学療法学科の2年次後期開講の専門基礎科目「人間発達学」の教科書として使われる予定です。 【関連リンク】 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター
2015.06.18
「日本老年看護学会第20回学術集会」参加レポート~看護医療学科教員
2015年6月12日(金)~14日(日)に、パシフィコ横浜で開催された「日本老年看護学会第20回学術集会」に参加しました。今年は、日本老年学会総会、日本老年医学会、日本老年精神医学会、日本老年社会科学会、日本基礎老化学会、日本老年歯科医学会、日本ケアマネジメント学会との合同学会でした。日本老年看護学会の参加者は例年以上に多く、2,000人近い参加がありました。 講演、シンポジウム、ワークショップ、口頭発表、ポスター発表など盛りだくさんの内容で、どの会場も座る席を確保するのが大変なくらい盛況でした。 内容としては、「認知症の治療や看護」「支援の在り方」「エンド・オブ・ライフケア」「医療施設や高齢者ケア施設におけるケア」「看護教育」「倫理」「共同・連携」など多彩なものでした。”認知症ケア”については、アルツハイマーに関するものも多かったのですが、レビー小体型認知症についての発表が多くみられました。 また畿央大学の老年看護学分野教員(山崎教授他)より、「認知症高齢者グループホームと連携している看護師の終末期ケアでのジレンマ」のテーマでポスター発表をしました。 発表内容は、本来は看護職が常駐することは義務付けられていないグループホームでの看取り時に、グループホームで働く看護職や訪問看護師がどのようなことに困難や葛藤を抱いているのかを調査した研究でした。 他にも、若年性認知症の当事者方の丹野氏が38歳でAlzheimer型認知症と診断され、悲嘆と絶望にあるなかで「認知症の人と家族の会」との出会いが心の支えになったことや、今も会社(ネッツトヨタ仙台)で会社員を続けられているのは社長の理解のおかげだと発言されている講演を聞いて、自分たちも認知症に理解のある企業をさらに増やす活動を続け、「認知症にやさしい町 広陵町」「認知症に強い大学 畿央大学」をめざす心意気を実感した学会となりました。 ▲写真(上)丹野さんの講演 合同学会でしたので、いろいろ聞きたい講演もあったのですが、全部を回るのは困難でした。しかし、昨年と比較しても終末期医療や看取り、認知症ケア、多職種連携に関する演題の増加に変化が感じ、さらなる研鑽の必要性を実感しました。 看護医療学科 老年看護学領域 教授 山崎尚美 講師 南部登志江 助手 島岡昌代 助手 寒作里加子 臨床教授 松原寿美恵 健康科学研究科 川村由香里
2015.06.18
御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.23~「あなたも一日先生~おりがみ教室」を開催!
6月12日(金) 「金曜日カフェ~つどい~」(御所市連携コミュニティカフェの新名称)では、「あなたも一日先生~おりがみ教室」を開催しました。 「あなたも一日先生」とは、御所市の地域住民の方が先生になって、地域住民の方に何かを教えるというものです。 第3回の今回は、仲林みつよ先生に“おりがみ”を教えていただきました。 ”おりがみ”で「コマ」や「けん玉」を作りました。 個人作業ではなく歌やお話を交えることにより、みんなで試行錯誤しながら、楽しんで作品を作り上げることが出来ました。 「けん玉」が出来上がりました!! 同じ机の方同士で手順を教えあったり、出来た作品を見せ合ったり、作品で遊んだりなど新しい繋がりが多くあったことが印象に残りました。 最近、「気になっていて初めてきました」、「よく近く通るから寄ってみました」といってくださる人が増えてきてとても嬉しいです。本当にありがとうございます。 地域の高齢者らのふれあい、憩いの場所として多くの人と人の繋がりを育むことが出来るようにこれからも頑張ります。 気になった方、お近くにお寄りの方はぜひご来店ください。 毎週金曜日に”金曜日カフェ~つどい~”を開催しておりますので、是非一度お越しください。斎藤ゼミ一同皆様にお会いできるのを心からお待ちしております。 人間環境デザイン学科 4回生 松田大雪 【今後のスケジュール】 御所市連携コミュニティカフェ イベントスケジュール
2015.06.18
「第16回日本認知症ケア学会大会」参加レポート~看護医療学科教員
平成27(2015)年5月23日(土)~24日(日)の2日間、「第16回 日本認知症ケア学会大会」が、ホテル札幌芸文館および札幌教育文化会館にて開催されました。 この学会は、認知症ケアに携わる多くの職種が集まり、講演、口頭発表、ポスター発表等を行い、研讃するところが特徴です。医師、看護師、介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士などの職種とともに、各専門士、看護の分野においては専門看護師や老年看護認定看護師などが参加していました。 また昨年、関西で初めて立ち上げた奈良県認知症ケア専門士会の山崎尚美会長(畿央大学看護医療学科教授)をはじめとする理事による発表もありました。 内容としては、「治療から看護」「介護」「地域での支援など幅広く」「ユマニチュード」「ひもときシート」「若年性認知症」「オレンジカフェ」など幅広い内容でした。 また畿央大学の老年看護学分野教員(山崎教授他)より、「認知症高齢者グループホームの終末期ケアにおける医療連携体制の特徴」のテーマでポスター発表をしました。 発表内容は、グループホームでの看取り時に、グループホーム職員と看護職との医療連携体制の特徴には、①往診専門の医師が中心となる「医療強化型連携」 ②「訪問看護を含んだ看護職との連携体制型」 ③「看護師が管理者である医療連携型」の3パターンがあり、ぞれぞれの特徴を活かしたケア提供の必要性を示唆したものです。 参加者からは、それぞれの体制にどのような教育支援が必要かという質問を頂きましたが、「連携体制の特徴から多職種が活用できる教材が必要であり、それぞれの職種、殊に看護職対象の教育プログラムや教育支援システムの充実が不可欠であること」を強調してお答えしました。 ▲大会長の山田律子先生と記念写真 看護医療学科 老年看護学領域 教授 山崎尚美 講師 南部登志江 助手 寒作里加子 ※「認知症ケア専門士」…認知症ケアに対する優れた学識と高度の技能、および倫理観を備えた専門技術士 【関連記事】「奈良県認知症ケア専門士会」第1回研修会が開催されました。
2015.06.18
付属幼稚園の園児が大学見学に来ました!
6月11日(木)、畿央大学付属幼稚園の園児が、園外保育で大学キャンパスに来ました。 約50名の園児は、エントランスホールで教職員のお出迎えを受けた後、学長室にご挨拶に行きました。 じつは、冬木智子学長は付属幼稚園の園長先生でもあるのです。 ▲きれいな学長室のフカフカの絨毯をひととおり楽しんだあとに、クラスごとで記念撮影! ▲キャンパス内を見学した後、アリーナで全員そろってお弁当を食べました。 食後は、マミポコ親子ひろばの学生が、大型絵本の読み聞かせやリズム体操をして遊びました。 帰りはエントランスホールで、学長・理事長に大きな声でお礼とご挨拶をして、元気に園バスに乗り込んでいきました! なお、この園外保育には、教育実習中の学生が出発地点からずっと引率しており、実習生は園児と一緒に園バスでまた幼稚園に帰って行きました。
2015.06.17
御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.22~「うたごえ」「骨密度測定」「足指の筋力測定」を開催!
6月5日(金) 「金曜日カフェ~つどい~」(御所市連携コミュニティカフェの新名称)では、「うたごえ」「骨密度測定」「足指の筋力測定」を開催しました。 午前中に「うたごえ」を開催しました。 キーボードの演奏に合わせ、体の動きも取り入れたりして、皆さん、終始 ”笑顔” でした。またとてもお上手でした!! 午後からは「骨密度測定」と「足指の筋力測定」を実施しました。 測定機器は、御所市いきいきライフセンターでご準備いただき、金曜カフェに運んでいただきました。 計測は私たち学生が行いました。 皆さん、普段知ることのない骨密度を自分自身で知る良い機会となったようです。 御所市内の病院にお勤めの理学療法士さん、作業療法士さんがボランティアで来てくださり、結果の説明や今後の生活指導などを実施していただき、皆さん真剣に聞いておられました。 毎週金曜日に”金曜日カフェ~つどい~”を開催しておりますので、是非一度お越しください。斎藤ゼミ一同皆様にお会いできるのを心からお待ちしております。 人間環境デザイン学科 4回生 乾裕一 【今後のスケジュール】 御所市連携コミュニティカフェ イベントスケジュール
2015.06.16
畿央大学付属幼稚園の園児がキャンパスに遊びに来ました!!
こんにちは。マミポコ親子広場代表 現代教育学科3回生の川原田真理です。 ※マミポコ親子広場:近隣の小学生や未就園児を大学に招いて、遊んだり交流したりする学生主体の活動です。 6月11日(木)畿央大学付属幼稚園の園児約50人が、園外保育で大学を見学に来ました。 昼食後に園児が喜びそうなことをしてほしいとの依頼をいただき、“読み聞かせ”・“体操あそび”を準備しました。 “読み聞かせ”の絵本は大型絵本を用意して、「おおきなかぶ」を、“体操あそび”は「もぐら体操」を準備しました。 初めは緊張ぎみで表情の硬かった子どもたちが、遊んでいるうちに徐々に緊張がとけてきて、楽しんでくれているのがわかって嬉しかったです。 3~5歳の子どもたちがいたので“体操遊び”が難しかったり簡単すぎたりしないか心配でしたが、どのクラスの子どもたちも楽しんでくれていたように思えたのでよかったです。 子どもたちと関わることの楽しさを改めて実感し、学生自身も楽しみながら終始笑顔で活動することができました。ありがとうございました。 マミポコ親子広場代表 現代教育学科 3回生 川原田真理 【関連記事】 園外保育で畿央大学に行ってきました。【付属幼稚園 最新のお知らせ】
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