2009年11月の記事

2009.11.28

「車椅子ツインバスケットボール」を知っていますか?

ボランティアセンターです。 「車椅子ツインバスケットボール」は、車イスバスケットボールのルールに手を加え、子どもも大人も"誰でも一緒に"楽しめるように工夫されたユニバーサルスポーツです。奈良県内でも様々な団体がこのスポーツを楽しみ、定期的に試合も行われています。 畿央大学の「車イスバスケサークル」は、縁あって「ブロス」という競技団体の方々と一緒に練習をしたり、試合に挑んだりしています。基本的には、準備や片付け、交流のボランティアとして受け入れてもらい、障害で困難な部分のサポートを行っています。しかし、実際は教えて頂くことばかりで、仲間として受け入れて頂いているという感じです。お付き合いはもうすぐ2年ほどになりますが、今回初めて練習風景を覗かせて頂きました。     11月21日(土)13:30、奈良県心身障害者福祉センターの体育館に集まったメンバーは全員で16名。理学療法学科の学生7名も参加しました。年齢層は様々、小学生も混じって練習開始です。                                                                           基本的な車イスの操作やドリブル、シュートなどを練習してから実践的なゲーム形式の練習を行います。バスケはできても車イスを操りながらするのは難しい様子で、うまくコントロールできず転倒してしまう場面も見られました。                                                              次回は試合!12月13日(日)「知苦労人(シルクロード)杯」です。競技用の車いすを使った練習はなかなかできていないのが現状ですが、これからも「ブロス」のメンバーのように色々な方々と一緒にスポーツを楽しむ機会を増やし、自然な形の仲間づくりにつなげていきたいと思います。  

2009.11.26

NHKの生放送にアフリパが登場!!

畿央大学ダンス部 Afro-izm-Republic 通称「アフリパ」です。     11月19日、NHK奈良『ならナビ』の"ネクジェネ☆ばんざい!"がアフリパを取材に来て、ついにアフリパが生放送出演を果たしました。   そこで自分たちの練習してきた、カッコいいDANCEをおもいっきり披露できたし、 ダンスに対する気持ちもアピールできたし、とても楽しく記念に残ることが出来ました~   アフリパ最高~~~~~!!!

2009.11.18

卒業生メッセージ~理学療法士として活躍する先輩【京都第一赤十字病院】

先日、京都第一赤十字病院から平成21年度の求人が届きました。 応募の勧誘を兼ねて、今春京都第一赤十字病院に就職した卒業生がキャリアセンターに顔を出してくれました。卒業して半年、やるべきことがどんどん出てくる毎日だそうです。幅広い症状のリハビリを経験できる京都第一赤十字病院を一人でも多く応募してほしいとのことでした。1年前の学生生活を久しぶりに振り返り、後輩へのメッセージをいただきました!   理学療法学科3期生  片山裕樹 京都第一赤十字病院 勤務     【病院の概要と仕事の内容】  救急救命センターや周産期母子医療センターなどがあり、超急性期医療に関わる一方で、がんセンターによる緩和ケアなども行っています。地域医療の中核として急性期医療を実践しています。この中で理学療法士は急性期管理を行いながらICU・CCUやNICUなどにも入り治療に携わっています。リハビリの算定も4つ持っていて幅広い疾患を診ています。     【就職活動を振り返って】  暑い夏から就職活動がスタートして、スーツに袖を通して病院見学を行い、その病院の特徴や雰囲気をつかもうと活動していたように思います。   【キャリアセンターと就職サポートについて】  募集の出ている病院を紹介していただき、その中でも方向性を自ら示せばさらに絞って提示いただけたので決めやすかったです。また、履歴書の作成や面接練習なども行っていただけたことが就職活動の大きな助けとなりました。 【将来の夢や目標】  臨床の中で幅広く経験し学ぶ中で”コレ”というものを見つけて臨床研究を行っていきたい。   【後輩へのメッセージ】  様々な視点からみていく意味でも、最初は一つの狭い分野に絞らず、多くの経験ができ学べる方向を選ぶことも大事なことだと思います。一つ一つの経験が目指すモノへの助けとなることがあるような気がします。   【畿央大学の印象】  発展途上の大学という印象はありましたが、その一方で発展途上だからこそ次々とクラブやサークルが出来たり、活発で明るく楽しかった気がします。勉強の面でもよりよい授業をしようと先生方も努力していただき様々な興味深い授業も受けられたと思います。4年間はアッという間でしたが、充実した学生生活でした。

2009.11.17

古代弁当のパッケージデザイン

健康栄養学科主体で行われた古代弁当プロジェクトは、『やまと恋うた弁当』の商品化という画期的な成功をおさめました。人間環境デザイン学科もこのプロジェクトにささやかながら貢献することができ、学科一同喜んでおります。   パッケージデザインは4回生の百目鬼千聖(ドメキチサト)さんが中心となって進めていきました。   マスコットキャラクターは「こだいちゃん」といい、藤原京創都1300年祭の時につくられたもので、「こだいちゃん」を是非とも入れてほしいという橿原商工会議所のご要望にもお応えしました。   季節感を表現したA案          和歌をモチーフにしたB案 当初は、上の写真のA・B案を提案し、グランプリを獲得したチームの意見も取り入れたうえで、最終的に2案をミックスしたデザインに決定しました。         決定デザインと   百目鬼さん→                                                              百目鬼さんは書道師範の免許を持っていて、その実力をいかんなく発揮してくれました。「聖」の朱印が効いています。 商品になった「やまと恋うた弁当」を見て、グランプリチームのコンセプトを効果的に反映することができ、我々も十分満足しています。

2009.11.16

「全学FD講演会」を開催しました。

畿央大学の教育力を高める活動の一環として10月29日、「全学FD講演会」が開催されました。教職員約70名が参加し、橋本勝先生(岡山大学教育開発センターFD部門長)の授業への取り組み方に関する話をうかがいました。   講演のタイトルは「橋本メソッド:いまどきの学生の主体的学習─宿題を課さない時間外学習─」で、橋本先生が取り組んでいる授業の組み立て方や工夫、考え方についてわかりやすい実践的な話が展開されました。     橋本メソッドによる授業は、受講生同士の学び合い・教え合いを重視したやり方で、3~4名のチームによる自由討論が特徴です。学生がテーマを選択し、チームごとに作成したエントリーレジュメ案のうちから優秀な案の2チームのみが選ばれて発表、さらにその2チームで勝敗を決めるというゲーム性や競争原理が取り入れられています。主な学習目標は「社会人基礎力としてのコミュニケーション力」「主張力、批判力、判断力、行動力など」をつけることで、最大のねらいは「主体的な学習力→学習意欲の自然な向上」ということです。     このような授業の構成や工夫を話す中で、「隠れミソはシャトルカードかもしれない」という話が出ました。                            個人別の「意見・質問用紙」を毎週回収し、丁寧なコメントをつけて返却するというものです。内容は、授業内容の質問・感想だけでなく、時事問題、スポーツ談義、芸能談義、人生相談、連続エッセイなど何でもOKで、そのどれに対しても赤ペンで丁寧なコメントを書くそうです。                                                        大人数の授業でそれをやるのに週に20~40時間費やしているという話に会場からは驚嘆の声も出ていました。   現代の若者は1対1のコミュニケーションを求めています。この日の講演は、きめ細かな指導をしつつも主体性をきちんと育てる方法を考えるいい機会になりました。

2009.11.13

第15回橿原うまいもん市で『やまと恋うた弁当』を販売しました。

平成21年11月12日(木)近鉄百貨店橿原店で開催された第15回橿原うまいもん市で、畿央大学(健康栄養学科と人間環境デザイン学科の学生・教授陣)と橿原商工会議所"あきない塾"とのコラボで生まれた、『やまと恋うた弁当』が販売デビューとなりました。   ☆弁当売場の前で森下橿原市長を囲んでデビュー記念撮影☆ 近鉄百貨店橿原店6階センターコートには、10時の開店と同時に、地元特産品やここでしか買えない限定商品を目当てに、多くの来店客が訪れました。 畿央大学生が発案した『やまと恋うた弁当』は、大和高田市役所近くの「割烹ふたかみ」(電話0745-52-0111)にて製造しており、(今のところ橿原市イベントでの限定販売となっていますが)10個以上揃えばいつでも作っていただけます。 橿原市の森下豊市長には、この日のオープンセレモニー開会祝辞でも、畿央大学と橿原市・商工会議所との連携で生まれた『やまと恋うた弁当』のPRをしていただきました。お値段は、平城遷都1300年にちなんで1300円と少々お高めですが、一度食べてみてください。 (さらに…)

2009.11.12

住環境設計製図Ⅱ優秀作品

引き続き、2回生の「設計製図」です。                                                     建築設計製図と同じく前期の講評会で少し紹介しましたが、今回は優秀作品を発表します。   ●週末住宅   ▲尾内 愛(オウチ アイ)  屋内庭園のある家を造りました。    ▲小野山 静香(オノヤマ シズカ)  パーティのできる別荘をつくりました。    ▲髙井 乃利古(タカイ ノリコ) 眺望のよい別荘です。   ▲友田 実希(トモダ ミキ) 眺めを重視してつくった別荘です。      (さらに…)

2009.11.12

建築設計製図1(前期)の優秀作品

「建築設計製図1」の講評会については、前回までに紹介していますが(※1)、                                        今回は優秀作品の発表を掲載します。   ●木造在来工法の課題   ▲清水 祐希  正方形プランの家です。    ▲松島 逸人  丁寧に模型を仕上げました。   以上二名    ●図書館   ▲今井 康夫  「本の森」をイメージしました。    ▲小松 美保子  美しい、細長のプランの図書館です。    ▲清水 祐希  ヨーロッパの都市をイメージした図書館です。    ▲髙橋 彩子  集落をイメージした図書館です。    ▲仲谷 彬  ガラスの箱のなかに、書庫や閲覧室のボリュームを入れました。    ▲谷内口 由里江  3つの機能をそれぞれ建物に分け、中央のテラスを豊かな空間にしました。                                                                                                                  現在の「建築設計製図Ⅱ」の課題では、集合住宅をグループを組んで設計しています。 後期も頑張れ、三年生!! (※1)前回の記事 https://www.kio.ac.jp/information/2009/08/2009-1.html    前々回の記事 https://www.kio.ac.jp/information/2009/06/post-166.html   

2009.11.10

阪神奈大学ネット『公開講座フェスタ2009』で齋藤先生が講演!

大阪府さいかくホールで行われているHSNネット「公開講座フェスタ2009」で、11月7日(土)畿央大学の公開講座を行いました。 大阪府と大学・研究機関は、生涯学習機会の継続的な提供のために連携し「HSNネット」という組織を作っています。「公開講座フェスタ2009」は、HSNネットに参加している大学や研究機関が参加し、毎年行っているリレー講座で、畿央大学は毎年参加しています。   今年も大学など29機関が参加し、11月4日(水)~21日(土)までの期間に、30講座が行われています。(有料です)   11月7日(土)は、午後1時~2時半まで健康科学部人間環境デザイン学科の齋藤功子教授が『豊かな高齢期を過ごすための「まちづくり」と「住まい」』をテーマに講演されました。   齋藤先生には、住環境からみた"高齢期の過ごし方"について、統計や事例をあげて分かりやすく、ご自身の家族の体験談や実地調査時の入居者の様子も交えてお話していただきました。 高齢者向け住居施設には多くの種類があります。自分のライフスタイルにあった住まいを選ぶことで楽しい高齢期を過ごせます。また、高齢者が地域活動に参加することで自分自身の力がつきます。   約40名の受講者の方々は、時折うなずき、メモを取るなど熱心に聴講していました。     講座終了後には、個人的な相談にも応じていただくなど、受講者の方にもご満足いただけました。   

2009.11.10

「第10回クリーン&歴史ウォーク」と「花いっぱい運動」に参加!

ボランティアセンターです。 11月1日(日)に「第10回クリーン&歴史ウォーク」が行われ、学生13名のボランティアスタッフが、受付や誘導、旗持ち、クリーン活動などを行いました。   今回は第10回を記念して馬見丘陵公園内のコース。ナガレ山古墳では墳丘に上り、大和の景色を眺めることができました。   エコール・マミを出発した時には、暑いくらいの晴天だったのが、天気予報が的中し、公園内での昼食後から雨が降り始めました。休憩もそこそこに、予定していた「交流セミナー」も中止してエコール・マミへすぐに戻る形に。歩き詰めとなって、さすがの学生たちも足が疲れ、座り込んでしまう姿も...。     でも、参加者の方とお話したり、馬見丘陵公園では「畿央大学の学生さん?若い大学だけど頑張って!」と激励の声をかけていただいたり、学生にとっても世代を超えた交流を楽しめる機会になりました。   本当にお疲れ様でした!     同日に実施された「花いっぱい運動」では、エコール・マミの花壇を一つ任され、彩を考えながら花を植えました。   「自分たちが植えた花を見るのを楽しみにして、卒業しても大学やエコール・マミを訪れてくれたら嬉しい」と、実行委員の方に仰っていただき、嬉しさでいっぱいになりました。