2012年8月の記事

2012.08.31

畿央大学短期語学留学プログラム 現地リポートNo.6

☆畿央生の英国留学体験記 その4☆ こんにちは、健康栄養学科2回生鷹尾成美です。 イギリスに来て2週間が過ぎ、少しずつこちらの生活にも慣れてきたところです。 学校に通うために乗る2階建てバスも2階の最前列に座り、景色を楽しむ余裕が出てきました。 ▼2階建てバスからの風景です。 レスターの街並みはとても美しく、また日本と全然違うので外国に来たなぁという感じがします。 きれいな景色を見ながら帰ると、毎日楽しみにしているディナーの時間です。 この日はチキンとマッシュポテト、ブロッコリーやカリフラワーなどの温野菜でした。 ▼これが一人分の量です! 最初は多すぎて食べきれないと思いましたが、最近はデザートのケーキまでペロリと食べています。 日本に帰って体重計に乗るのが怖くなるぐらい、毎日おいしい料理をお腹いっぱい食べられて、とても幸せです。 会話や授業は全部英語なので聞き取れなかったり、意味を理解できないこともありますが、ホストファミリーは意味が判るまで丁寧に説明してくれるし、授業では同じクラスの人が助けてくれます。 イギリスに来て人の優しさにたくさん触れて、言葉の大切さを学びました。 また、同じクラスの中国人の人達と日本や中国の話をして盛り上がったりとイギリスの人だけでなく、いろいろな国の人と交流できるのも楽しいです。 イギリス留学もそろそろ折り返し地点にきますが、残り半分も異文化体験を楽しみたいと思います。 そして、英語がペラペラになれるように頑張ります!!!

2012.08.31

畿央大学短期語学留学プログラム 現地リポートNo.5

  ☆畿央生の英国留学体験記 その3☆   こんにちは、健康栄養学科2回生の青木仁美です。 現在、イギリスのレスターに留学中です。今日はこちらの生活をリポートします。 イギリスに留学して、約2週間ほどがたちました。こちらでの生活にもだんだん慣れてきたところです! 2週間たってもまだまだイギリスでの日常には驚くことも多いです。 8月27日は、BANK HOLIDAYという祝日でした。この日、私は何も予定がなかったので、ホストファミリーの方が近所のアートギャラリーに連れて行ってくれました。 そこでは、レスター大学の学生さんがつくった作品や栽培した植物をたくさん見ました。 ▲面白い作品や見たことがない植物などがたくさんあり、とても楽しかったです。   『イギリスの料理はとてもまずい』とよく聞きますが、家庭料理はいつもすっごくおいしくて、学校から家に帰るときには、「今日の晩御飯は何かなー?」とワクワクしています。 この日の夕食は「ジャックポテト」というイギリスの典型的な料理でした。 ▲ジャックポテトは、とても大きなゆでたジャガイモに十字に切り目をいれ、そこにコールスローサラダやツナをかけて食べます。 はじめて、食べましたがすごくおいしかったです。 また、私のホームステイ先の方は晩御飯のときにいろいろなことを私に教えてくれます。 高校の美術の先生なので、アートのことや、私のほかにアルジェリアの留学生もいるので、宗教の違いなど… この日は、それぞれの国の文化について話しました。 ▲国が違うと、使っている文字も違うので、同じ人の名前を書いていても全く違うように思えます。 また、イギリスに行って気づいたことは、自分が日本のことを何も知らなかったなということです。もっと、日本について勉強していけばよかったのになーと思いました。 ホストファミリーに日本のことについて聞かれても、答えられないことが多いのでとても悔しいです。 最後に、これから留学される方に一言! 私は、ぎりぎりまでホームステイか寮かとても迷っていました。でも、ホームステイは私にとってすっごくいい経験になるなと思いました。言葉も通じないし、習慣も文化も違うので大変なことも多いですが、現地の人の習慣を知ることができるので、楽しいですよ。

2012.08.30

チーム医療ふれあい実習レポート3 <看護医療学科>

  大学に入学し、看護師になるための勉強を始めて4ヶ月。 まだまだ知識が浅い段階での病院実習に、最初は緊張と不安でいっぱいでした。 実習は、看護部長のお話から始まりました。その後、病院施設の見学をしたり、病棟で看護師の方について回ったり、リハビリテーション室ではセラピスト(PT・OT・ST)の方々の業務について伺ったりしました。 また、障害の疑似体験をし、患者さんとお話もしました。 実際に「看護師」として何かをするのではなく、「病を持つ人とはどのような人なのか」、そして、その周りの環境(病院や医療者)の役割や機能に焦点を当てた内容でした。 今回の病院実習を通して、活字でしか学べなかったことを自分の体で体験することができました。3日間という短い期間でしたが、積極的に取り組んだことで、たくさんのことを学べました。成果もあげられました。 しかしその分、これからの課題も見つかりました。この実習を通して学んだことをしっかりと消化・吸収し、見つかった課題を克服し、これからの大学での学びに活かしていきます。 看護医療学科1回生 吉田美希 【関連記事】 ▼チーム医療ふれあい実習レポート<理学療法学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-559.html ▼チーム医療ふれあい実習レポート<健康栄養学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-560.html  

2012.08.30

チーム医療ふれあい実習レポート2 <理学療法学科>

私は3日間「チーム医療ふれあい実習」として奈良県立三室病院に行き、そこでたくさんことを学ばせてもらいました。特に人間関係の重要性について、単に患者さんと医療従事者との間だけでなく、医療従事者同士の人間関係も同様に大切であるということを改めて感じました。 他の職種の人と仕事を共にするとなると、やはり意見が対立することもあり、それぞれが専門職としてのプライドもあるので、自分と反対の意見を聞き入れることはなかなか難しいものです。でも、それをすることはチーム医療を実行するにあたって、とても大切であるということ、また日頃から積極的に人と会話し、できるだけ多くの人とコミュニケーションをとり、他人をよく観察することで、相手の変化にもいち早く気付くことができ、良い医療を行うために必要な非言語的コミュニケーション能力や人間性が磨かれていくということを、実際の現場に立たれている看護師さんから教わりました。 もう一つこの実習でとても印象深かったことがあります。それは、ここにいるどの職種の方も本当に患者さんを第一に思って医療を行っているということです。患者中心の医療が重視されていて、たとえば院内を歩く時でも、患者さんが通りやすいように医療者側は先に患者さんが通る道を予測し道を確保してあげる、といった直接医療と関わりのない場面であっても、常に患者さんを最優先していることがわかりました。実際の医療の現場でも、外来の診察で来られた患者さんに対して医師は今後の治療法を一方的に進めるのではなくて、他にどのような治療法があって、それぞれの治療法がどのような効果があって、どのくらいの期間がかかるかなどを詳しく説明した上で患者さんに選択してもらっていました。あくまでも医師は治療法を提示するだけで、最終的に判断を下すのは患者さんだということを実際に見て学びました。 私はこの実習でたくさんのことを学びましたが、それをただ学んだだけのものにしておくのではなく、自分のものにして今後に活かしていこうと思っています。この実習を終えて理学療法士になりたいという思いやモチベーションもさらに高まりました。このような学びを得る機会を与えてくださり様々なサポートをしてくださった畿央大学の教員の方々、実習を受け入れてくださりたくさんのことを学ばせてくださった奈良県立三室病院の方々に私たちは心から感謝しています。この感謝の気持ちを忘れずに、4年間しっかり勉学に励み、今後の学校生活を有意義に過ごして行きたいと思います。 理学療法学科1回生 藤井公貴 【関連記事】 ▼チーム医療ふれあい実習レポート<看護医療学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-561.html ▼チーム医療ふれあい実習レポート<健康栄養学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-560.html

2012.08.30

チーム医療ふれあい実習レポート1 <健康栄養学科>

健康科学部(理学療法学科・看護医療学科・健康栄養学科)では、1回生の夏に3日間の『チーム医療ふれあい実習』を行います。 今年は8月21日(火)~23日(木)、学生たちは学科の枠を超えてグループを作り、実際に医療施設を訪れて、現場で働く方々や患者様との「ふれあい」を体験しました。   実習終了後、8月24日(金)に畿央大学記念ホールで行われた「チーム医療ふれあい実習実践発表会」をうけて、参加した学生のレポートをご紹介します!   今回の『チーム医療ふれあい実習』では、管理栄養士の方とふれあうことはあまりありませんでしたが、理学療法士、看護師の方の現場を見学、体験することによりチーム医療の形態を学ぶことができました。 栄養士として働くのに他の専門職を体験してどうなるの? 実習前はそう思うこともありましたが、院内実習3日間を終え、実際に見て体験すると、「”チーム医療”、”管理栄養士”といった観点から見た時、全てのフィールドを理解し知っておく必要がある。」そう思うようになったのです。 チーム医療のように様々な専門職の方が知識を共有して1人の患者様の治療や栄養指導を行う際、他の専門職の知識、その方の病状、闘病生活を見て聞いて学んでいるとないでは、大いに変わってくるでしょう。 リハビリステーション、病棟、外来で患者さんとコミュニケーションをとる機会がありました。 筋萎縮により体が少しずつ動かなくなるパーキンソン病の方のリハビリは、歩行補助により自立歩行を促すというものです。私達も補助を体験させて頂いたのですが、思っていた以上の難しさに改めて理学療法士の方の技術の凄さを感じました。また、患者さんにとってどこまでが”必要な補助”であるのか? 必要最低限の補助でよい方に必要以上補助してしまうと患者さんを不快にしてしまう恐れがあります。しかし、理学療法士の方は必要と不要をきちんと理解されていて、信頼関係と経験が必要なのだと感じました。 病棟での実習では、患者さんとたくさんお話をすることができました。 ある患者さんは、病気と共に認知症が進んでいたために短期的な記憶さえできない状態で、多様な専門家の方々が集まりカンファレンス(会議)を開き、音楽療法を取り入れることになりました。昔、楽器をたしなんでおられたことから、音楽と記憶を結びつけようとしたのです。 実際、鍵盤を弾いてみると凄く嬉しそうな表情で、「私、嬉しいわ」「ありがとう」と繰り返しおっしゃり、感極まる場面に、チーム医療の重要性を学びました。 ここでは語りきれないほどの経験が私にもたらした影響はとても大きく、管理栄養士になるという目標をより明確にしてくれたと思います。病院で勤めないとしても、いつ自分の家族、知り合いが重病になるか、自分自身がなるかもわからない。実はそんな身近な話であるということに気づき、その時のためにも医療と栄養の関連性をないがしろにすべきではないと思いました。 健康栄養学科1回生 福濱瑞季(実習先 奈良医療センター) 【関連記事】 ▼チーム医療ふれあい実習レポート<理学療法学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-559.html ▼チーム医療ふれあい実習レポート<看護医療学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-561.html

2012.08.29

学生広報スタッフblog vol.30~「第4回やまとフォーラム」レポート!

『やまとフォーラム』にボランティアで参加しました! 残暑厳しい折、いかがお過ごしでしょうか? 看護医療学科1回生の学生広報スタッフ、きーさんです☆ 8月26日(日)第4回やまとフォーラムが畿央大学で開催され、学生運営スタッフとして参加しました。 やまとフォーラムは、畿央大学が所属する学校法人冬木学園が社会貢献活動の一環として、学園と地域で活躍されている方々とコラボレーションして、豊かな内容を持った公開講座を広く市民の方々に提供するものです。 きーさんは、基調講演のホール受付と公開講座の運営(講師誘導、教室内アナウンス等)を担当。 当日は暑さにもかかわらず、申込をされていない当日参加者も大勢来られ、受付ブース前は混雑していました。 接客が大変でしたが、元気よく「こんにちは!」と声掛けして頑張る学生スタッフ達。 続いて講座の運営へ。講師の方を教室にご案内し、冒頭に講師を紹介するのも仕事です。 私が担当したのは、E101教室で開かれた2講座で、どちらも日本の伝統に関するもの。 「高円御流庖丁式」(竹内智志氏)では、解説を交えながら実際に庖丁と俎箸を使って伝統の作法に則り、鯛をさばいて行きます。雅楽が流れる厳かな雰囲気の中、見事にさばかれ大きな赤い盃に盛られる鯛。食物や神に感謝の意を表する意味の動作も多く見られました。 スタッフの仕事をしながら、このような貴重な講座を拝聴(拝見)させて頂けたのは幸運ですね(^^) 「スタッフやってて良かった~!」と思うきーさんでした♪ 最後はお決まりの全体写真! 29名の学生スタッフ、みんなお疲れ様でした! 【関連記事】 ▼冬木学園教職員と地域で活躍する方々を講師に、第4回やまとフォーラムを開催! https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/4-9.html ▼「やまとフォーラム」の庖丁式に出演しました! https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-558.html

2012.08.29

KiPT 城山台納涼祭に参加しました。

KiPT(Kio Performance Team)です。 8月25日(土)に開催された「城山台(奈良県三郷町)納涼祭」に、大学のアカペラクラブADVANCE#、ジャグリングクラブ光幻華の皆さんと一緒に参加してきました。 去年に引き続き2回目の参加となった城山台納涼祭では、畿央大学のパフォーマンス枠を設けていただき、その中での司会進行をKiPTのメンバーが務めさせていただきました。 ▼ジャグリングクラブ 光幻華 今年もアカペラクラブADVANCE#、ジャグリングクラブ光幻華が見事なパフォーマンスを披露! ▼アカペラクラブADVANCE# ADVANCE#の皆さん、光幻華の皆さん、ありがとうございました! 納涼祭を通して、地域の人との交流を深めることができました。 また来年も参加したいです! KiPTと一緒にイベントに参加してみたい団体の方、ご連絡ください。 お待ちしております♪ KiPT 湯藤大志(現代教育学科3回)

2012.08.29

「すごけん。」地元の夏祭りミニコンサートに出演!

こんにちは! 弾き語り(アコースティック)同好会「すごけん。」です! 今回も、学外の演奏会に参加させていただきましたので、その様子を投稿します! 8月26日(日)午前に開催された、馬見北7丁目自治会主催夏祭りミニコンサートに出演させていただきました。 オープニングの「勇気100%」から始まり、トトロの「さんぽ」、手遊び付きで「幸せなら手をたたこう」、ロンドンオリンピックのテーマでいきものがかりさんの「風が吹いている」の計4曲を披露させていただきました。 私たちの他にも、京都から来られた演奏家の方や地元のご家族での出演があり、なごやかな雰囲気の中演奏させていただくことができました。 現在「すごけん。」には40人余りのメンバーがいますが、今回は7名での出演となりました! 子どもたちが口ずさんでくれたり、保護者の方々も子どもたちと一緒に手遊びに参加してくだっさったりして、私たち自身も楽しんで歌うことができましたし、すごくいい経験をさせていただきました! これからもたくさん練習を積んで、このようなボランティアに積極的に参加していきたいと思います! わたしたち「すごけん。」は大学構内(E棟和室)にて、月に1回のペースでライブを行っています。 次のライブ開催予定は9月10日(月)です! 3回生は教育実習の関係で出演は少ないかもしれませんが、その分1、2回生が頑張ってくれると思います! 毎回毎回出演者も見に来てくれた皆も一体になって楽しめる、すごく温かくて楽しいライブだと私は感じています! よかったら一度足を運んでみてください♪ 弾き語り(アコースティック)同好会「すごけん。」 教育学部3回生 笹井李奈

2012.08.29

「やまとフォーラム」の庖丁式に出演しました!

健康栄養学科2回生の井上愛菜、河野星路奈です。 私たちは、8月26日(日)やまとフォーラムⅠ限目講座の『庖丁式』に、白衣装を着て出させていただき、とても貴重な体験をさせていただきました! 庖丁式とは、日本王朝時代の厳粛な儀式であり、現在の日本料理の根幹を成すものです。 この儀式には、古来よりの神々との交わりを通じて、生き物の死骸を、神の食す食材に変えるという俎板庖丁捌きの掟があります。 右手に包丁、左手に箸を持ち俎板に置かれた料理材料に決して素手をふれることなく、庖丁の錆となるすべての料理材料の生命に感謝の意をささげ、一刀一礼の作法にのっとって魚を料理するものです。 今回は「鯛」の庖丁式を披露してくださいました。 鯛には36通りの切り方があり、その中で今回は、椿の花の形にするというものでした。 庖丁式は、すごく力強くすばらしいものでした。 色々な動作があり、その一つ一つに意味があり、音を鳴らして迫力がある豪快なものもあれば、静かで丁寧なものもありました。観ていてすごく面白かったです。 出来上がった椿の花は、鯛を切ったものとは思えないぐらいきれいな形をしていました。 普段自分たちも使っている包丁でこんなにも素晴らしいものができるんだと感動しました。 庖丁式はTVでも観たことがなく、今回初めて観ましたが、手を使わなくてもこんなにきれいに魚をさばけるのかと驚きました。 衣装はこのような機会がない限り着ることができないので、とても貴重な体験になりました。 しかも、座り方や立ち方、お辞儀の仕方を教えていただき、実際に本番で一緒にやらせていただきました! すごく緊張しましたが、一緒にやらせてもらっていることがうれしくて、楽しんでできました。 一番近くで儀式が観られたこともうれしかったです。 とても貴重な体験をさせていただいた高円会のみなさま、ありがとうございました。 【関連記事】 ▼冬木学園教職員と地域で活躍する方々を講師に、第4回やまとフォーラムを開催! https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/4-9.html ▼学生広報スタッフblog vol.30~「第4回やまとフォーラム」レポート! https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/blog-vol314.html

2012.08.28

冬木学園教職員と地域の実社会で活躍する方々を講師に、第4回やまとフォーラムを開催!

日本旅行営業部長兼カリスマ添乗員平田進也さんの元気が出る話に感動! 学校法人冬木学園(畿央大学)では地域の文化交流の要となり、その発展に貢献することをめざして毎年8月最終の日曜日に行っている『やまとフォーラム』を、2012(平成24)年8月26日に開催しました。 【左】冬木記念ホールに向かう来場者 【右】ホール内受付風景 平田進也さんの基調講演には約500名、1限目7講座436名、2限目6講座340名、のべ1276名の受講者にご参加いただきました。開会にあたり、冬木学園理事長(畿央大学学長)冬木智子先生、続いて地元広陵町山村副町長からご挨拶がありました。 【左】冬木智子理事長 【右】広陵町山村吉由副町長 今回の基調講演は、赤い風船でおなじみの日本旅行の営業部長兼カリスマ添乗員としてテレビ等メディア出演は600回を超える「おもしろ旅企画 ヒラタ屋」代表 平田進也さんをお迎えし、『元気が出る旅行話~ほんまもんのサービスはこれや!!』と題して接客サービスの真髄を語っていただきました。 旅行会社は「旅」という非日常の体験・時間・空間を楽しんでもらう夢のサービスを提供するもので、心から楽しかった、良かったと言ってもらえるようにする平田さんのおもてなしの心を、実例と笑いをふんだんに交えて紹介。講演の最後には、福島の子どもたち44人を奈良に招いた畿央大学教職員有志の被災地支援「のびのびキャンプ2012」で平田さんも添乗していただいた飛鳥地方へのツアーも紹介いただきました。 飛鳥、石舞台古墳の前で福島の子どもと大学生と一緒に記念撮影する平田さん(後列・左から2番目) 平田進也さんから「元気」をもらったあとは、Ⅰ限目(14:40~15:40)7講座、Ⅱ限目(16:00~17:00)6講座、計13講座の概要を紹介します。 【No.1】竹内智志講師:古流庖丁道 高円御流 高円会会長 「1200年の技 庖丁式 お題『黄龍の椿』~日本食文化のルーツをたどる一時間」 普段見る機会のない庖丁式は、日本王朝時代の厳粛な儀式で、古よりの文化の象徴、また現在の日本料理の根幹をなすものと言われています。古式に則り右手に庖丁、左手に俎箸を持ち、俎板の上に置かれた鯛には決して手を触れることなく、一刀一礼の作法により捌いていただきました。 【No.2】高取克彦講師:畿央大学健康科学部理学療法学科 准教授 「運動はなぜ続かないのか?~健康行動理論から考える運動の習慣化~」 「健康のためには運動がいいと分かっていても長続きしない。」そんな思いを持っている方が大半ですが、危機感を持つこと、自己効力感(うまくやることができる!という自信)、ポジティブな感情を持つことなど、どうすれば継続できるのかについてヒントやコツを教えていただきました。 【左】竹内智志先生 【右】高取克彦先生 【No.3】高岡恵津子講師:香芝市総合福祉センター 精神保健福祉士 「ストレスと上手につきあおう!~ストレスと健康の関係について~」 複雑化する現代社会においてうつ病が急増しています。その背景とともに、ストレスとはどういうものなのか、またその対処方法についてを精神保健福祉士の立場と経験から解説していただきました。 (さらに…)