2020年12月9日の記事

2020.12.09

大学院生が第1回日本ファシア会議で「一般演題優秀賞」を受賞!~健康科学研究科

2020年11月28日(土)、29日(日)にオンライン開催された第3回日本整形内科学研究会(JNOS)学術集会・第1回日本ファシア会議にて、健康科学研究科健康科学専攻修士課程の嘉摩尻伸さんが「一般演題優秀賞」を受賞しました。     受賞した嘉摩尻さんと指導教員である今北教授からのコメントをご紹介します!   【嘉摩尻さんコメント】 この度、第3回日本整形内科学研究会(JNOS)学術集会・第1回日本ファシア会議にて“一般演題優秀賞”を受賞することができ、大変嬉しく思います。今回は『癒着モデルラットに対するハイドロリリースの影響』というタイトルで、全身に張り巡らされているファシア(Fascia)という組織に着目し研究を行いました。癒着モデルラットに対してファシアハイドロリリースを行い、疼痛や筋組織動態がどのように変化するのかを痛み、筋組織滑走性、免疫組織化学の3つの視点から調査・分析しました。 これからも基礎研究を通してリハビリテーションだけでなく、広く医療に関する知見を少しでも明らかにしていければと思います。 今回も今北教授に研究開始から発表まで、懇切丁寧に指導していただきました。また、ともに研究を行った研究室のメンバーに深く感謝申し上げます。ありがとうございました。   ▼オンラインでの発表風景     【今北教授コメント】 嘉摩尻君は、今年前半には2020年度日本理学療法士学会の研究助成に採択され、また、今回は第1回の日本ファシア会議にて『一般演題優秀賞』を受賞されました。1つだけでも素晴らしい受賞を1年の間に2つも受けられたのは、常日頃の努力の賜物かと思います。しかし、努力だけではこのような経験は出来ないと思います。きっと“なにか”を持っているのでしょう(笑)いずれにしても大変光栄なことですし、これからの研究活動にもプラスに働いてくれると思います。私自身も本当に嬉しく思います。本当におめでとうございます。   【関連記事】 大学院生の研究が日本理学療法士学会の研究助成に採択されました。