2026年3月の記事
2026.03.30
東日本大震災の遺構を巡る「防災研修会」を実施しました~災害復興ボランティア部HOPEFUL
災害復興ボランティア部HOPEFULです! 2026年3月9日(月)~3月10日(火)に、宮城県仙台市で実施した防災研修会の様子をご紹介します。 みなさんは、2011年3月11日に発生した東日本大震災について、当時映像を見た記憶はありますか? 奈良県にある畿央大学では関西出身の人が多く、私たち学生は当時まだ幼かったので、災害復興ボランティア部でもテレビで見た記憶がない部員がほとんどです。 震災から15年が経ち、私たちは「改めて震災のことを思い出し、震災の悲惨さを知ること」から防災を考えたいと思い、1泊2日で仙台・石巻の震災遺構を見て回る防災研修会を実施しました。 震災遺構を実際に目にするのは、多くの部員にとって初めての経験でした。特に、海のない地域で育った部員が多いこともあり、まちを襲った津波がどのようなものだったのか想像ができず、現地で残された建物や風景を前に衝撃を受けました。 2日間の研修を通して、海の猛威と「防災」という考え方を改めて学び、日々の備えがいかに重要かを改めて知った2日間となりました。 災害ボランティア部HOPEFUL 関連記事 香芝市で行われた災害ボランティアセンター開設訓練に参加!~災害復興ボランティア部HOPEFUL 本学生軟式野球選抜大会 ベスト4に!~ 軟式野球部 SECOND STAGE AUTUMN GAMES 2025 に出場しました!!~ 女子バスケットボール部 LOOSE ~ 四天王寺大学でOrange Project®の交流会を行いました!! ~ 認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 西日本学生バドミントン選手権大会に出場! ~ バドミントン部
2026.03.30
次世代教育センター主催イベントプログラム「ひととAIのかんちがいと共生」を開催!
次世代教育センターは、2021年4月 次世代社会のニーズに応えられる幅広い教養を身につけた人材の育成を目的として開設されました。毎年度、様々なテーマを取り上げた講座を実施しています。 「かんちがい」するAIとの付き合い方 21世紀に入って20年以上が経ち、携帯電話やお掃除ロボット、無人自動車など人工知能(AI)を搭載したロボットが活躍する流れは加速しています。そこで、これからの社会を担う皆さんに次世代の教養を身に付けてもらうことを目的として、ひととAIの関係についての講座を開いています。 今年度は、「かんちがい」するAIとの付き合い方をテーマに、学部学科を超えて9名の学生に参加してもらいました。担当教員が全1回の講義動画を配信し、学生の皆さんから質問や意見、感想を送ってもらいました。そして、質問への回答や皆さんの感想を記したファイルを作成し、参加者全員で共有しました。 講座では、感情を持たないロボットも人間と同様に好奇心によって学習し、経験を基に判断すること、そして、経験と目の前の出来事の「重要な違い」を見落として、かんちがいすることを説明しました。さらに、ガンかどうかを診断するロボットや天気予報、カーナビ、お掃除ロボットなどを例に挙げて、ロボットのかんちがいを見抜く方法を説明しました。 ▲AIロボットやかんちがいや限界を説明しているスライド 学生の皆さんからはロボットの好奇心や成長、かんちがいに驚き、「AIを育成するのは子育てみたい」等の意見をもらいました。 また、「好奇心だけではなく、AIに感情も持たせたら何が起こりますか?」や「AIとの共生には何が必要ですか?」等の質問をもらいました。 そこで、「感情の根源は生存本能であるため、感情をもつAIを酷使したらAIロボットが人間を排除する可能性がある」ことや「人同士の共存にはルール(法律)が必要なように、感情を持つAIとの共存にはAIロボットの製作者が守るべきルール(法律)が必要である」こと等を追加で説明しました。 学生の皆さんからの質問や感想は本質的、発展的であったため、我々教員も触発され、色々と考えて回答しました。充実したプログラムになったと考えています。次回のイベントプログラムは2026年度に行うことを予定しています。 畿央大学大学院 健康科学研究科 冬木正紀・大住倫弘 次世代教育センター 関連記事 次世代教育センター主催「ライフプランニング講座」「文章読解・作成能力検定講座」を開催! 次世代教育センター主催「卒業研究のための統計講座」を開催! 次世代教育センター主催:「コミュニケーション力養成講座~一生ものの自己紹介で自己発信力を高めよう~」を開催! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~基本編~」を開催! 次世代教育センター主催「近未来テクノロジーの生かし方」を開催! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~応用編~」を開催!
2026.03.27
関西の卒業設計の展覧会で、吉永ゼミの学生が上位賞に!~ 人間環境デザイン学科 吉永ゼミ
2026年2月21日(土)~23日(月)の3日間、京都のみやこめっせで関西合同卒業設計展 Diploma × KYOTO ’26が開催されました。関西の23大学から220作品を超える応募があり、その中から畿央大学 人間環境デザイン学科 吉永ゼミの3名の学生が上位賞を受賞しました! DIPLOMA×KYOTO DIPLOMA×KYOTOは関西の大学で建築を学ぶ学生有志によって1989年に発足された「京都建築学生之会」が主催しています。37年の歴史をもつ卒業設計展で、4年間の学びの集大成である卒業設計を出展し、審査員の先生方に審査していただいて賞が決まります。 3日間開催し、Day1は参加大学教授の方々9名と学生によるディスカッション形式、Day2・Day3は巡回審査・予備審査による8選を選定後、公開審査において上位3選+各審査員賞の表彰を行う形式です。開催日によって審査方法も審査員も異なるところが特徴です。 畿央大学生3名が上位賞を受賞!! Day1 2月21日(土) Day1は関西の大学で教鞭をとる先生・建築家による審査で、松井 美樹さんの『ミキ・ランゲージ』が槻橋修賞に選ばれました。松井さんの案は「膨大なスタディ※1と密度の濃い内容」を高く評価いただけました。 ※1スタディ…設計のアイデアを検討・確認し、最適な形や構造を見つけるための試行的なプロセスのこと Day2 2月22日(日) Day2は世界や全国で活躍する著名な建築家が審査して賞を決めます。1次審査で松井 美樹さんと野崎 遥菜さんが最終の8選に残り、審査員の先生方の前でのプレゼンの後、松井 美樹さんの『ミキ・ランゲージ』が1位、野崎 遥菜さんの『図書館は静かであるべきか』が2位と、上位を独占する結果となりました。 また、審査員賞で建築界のノーベル賞と言われるプリツカー賞受賞建築家の西沢 立衛さんによる西沢立衛賞に万字 光さんの『都市林業』が選ばれました。 Day3 2月23日(月) Day3は、建築の歴史家やランドスケープデザイナーなど全国で活躍されている建築関係の分野の方による審査です。野崎 遥菜さんが最終の8選に残り、審査の結果、忽那裕樹賞を受賞しました。忽那さんは2025大阪・関西万博の会場のランドスケーププロデューサーで、野崎さんの案は「ランドスケープ※2のような建築」と高い評価をいただきました。 ※2ランドスケープ…人工環境と自然環境の調和をめざして構成された外部空間の総合的な景観のこと 学内の卒業設計をブラッシュアップして出展し、他大学の学生とも交流のある刺激的な機会となりました。 受賞者の皆さま、おめでとうございます。また、参加・挑戦された皆さまにとっても良い機会でした。 最後に、学生主体の運営の皆さま、お疲れ様でした。 人間環境デザイン学科 講師 吉永 規夫 受賞者の3名からの喜びの声が届いています。 松井 美樹さん (Day1:槻橋修賞 Day2:1位) Diploma×KYOTO2026において、Day1で槻橋修賞、Day2で1位をいただくことができ、大変嬉しく思っています。全国から集まった多様な卒業設計が並ぶ中で、それぞれが異なる価値観や問いを持ち、真剣に建築と向き合っている姿に強い刺激を受けました。 本制作では、幼少期の記憶や感覚をもとに、自分の中にある空間の見え方を「ミキ・ランゲージ」として整理し、それをもとに設計を行いました。制作を進める中で、自分の感覚が本当に建築として成立するのか分からなくなり、不安や迷いの中で何度も立ち止まりましたが、それでも自分自身との対話を重ねながら、考え続けることを大切にしてきました。 Day1では槻橋先生に厳しくご指摘をいただき、自分の未熟さを痛感しましたが、その中で賞をいただけたことがとても嬉しく、励みになりました。 Day2では8選に残れたことだけでも十分だと思っていた中で、まさか1位をいただけるとは思っておらず、大きな驚きとともに、自分の中で少し自信を持つことができ、自分の作品をより好きになることができました。 一方で、ディスカッションを通して、自分の考えを伝える力や問いに応答する力がまだ足りないと感じる場面も多くありました。今回の経験を通して見えた課題にも真摯に向き合い、これからさらに成長していきたいと考えています。 また、このような結果を得ることができたのは、日々丁寧にご指導いただいた吉永先生をはじめ、支えてくださった先生方、そして共に学んできた仲間たちや後輩ちゃん達のおかげです。 この経験を通して得た気づきと、自分の中にある感覚をこれからも大切にしながら、建築について考え続けていきたいと思います。 吉永ゼミ4回生 松井 美樹 野崎 遥菜さん (Day2:2位 Day3:忽那裕樹賞) 私は学内だけでなく、学外での自分自身の力を試してみたい、卒業制作をやりきりたいという思いからディプロマへの参加を決めました。 ディプロマでは様々な建築家の方から講評をいただき、また私の作品や考えを沢山の方に聞いてもらえる機会がありました。プレゼンテーションでは学内とはまた違った緊張感やプレッシャーがありましたが、様々な視点からの意見をいただけました。 ディプロマは学生運営ということもあり、卒業制作を進めながら提出物を出したり、自分たちで設営をしたりと正直大変なことが多かったです。途中で参加を辞退したいと思ったこともありましたが、私が「音」についての調査を続けてきたことや、学校での最後の作品を結果として評価していただけてとても嬉しかったです。 やるかやらないか迷った時はとりあえずやってみることは大切だと思いました。私にとってディプロマに参加することは大きな挑戦でしたが参加できて良かったと思います。 吉永ゼミ4回生 野崎 遥菜 万字 光さん(Day2:西沢立衛賞) 私の設計は、大阪のまちに捨てられる莫大な量の古材を、移民の手仕事で11.3kmの廃線跡に編み直すというものです。 卒業設計という4年間の集大成を外部の設計展で講評していただくことは、私にとって最大の学びでした。関西、全国から集まったハイレベルな作品に圧倒され、自分の設計がちっぽけに見える瞬間もありました。 しかし、だからこそ、一本では弱い小径材を組み合わせて作る「小さな支え合いの建築」を、何百と並ぶ力作の中から私の作品を選び出し、西澤立衛氏がそこに「何か」を感じて興味を持ってくださったことが、ただただ嬉しかったです。 西澤立衛賞という身に余る光栄を手にできたのは、迷走し続けた私を学外という広い舞台へ導き、最後まで伴走してくださった先生方、そして切磋琢磨したゼミの友人、後輩たちのおかげです。 この経験を糧に、これからも広い視野を持って、都市の小さな声に応える建築を追求していきたいです。この4年間の集大成として、最高の形で締めくくれたことを誇りに思います。本当にありがとうございました。 吉永ゼミ4回生 万字 光 関連記事 ▼吉永ゼミの過去の紹介記事 「小さな建築をつくる」プロジェクトゼミ~人間環境デザイン学科 吉永ゼミ 築56年の住宅地建替えコンペで「審査員特別賞」に!~人間環境デザイン学科 吉永ゼミ ▼ 人間環境デザイン学科についての過去のブログ 卒業研究作品展を開催しました ~ 人間環境デザイン学科 「プロジェクトゼミA・B成果発表会」を開催しました~人間環境デザイン学科 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」1日目~人間環境デザイン学科 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」2日目~人間環境デザイン学科 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」3日目 ~ 人間環境デザイン学科 「スポーツ・健康まちづくりデザイン 学生コンペティション2025」デザイン部門 「優秀賞」 受賞~人間環境デザイン学科 陳ゼミ
2026.03.27
第2回みどり戦略学生チャレンジ近畿大会で「優秀チャレンジ賞」を受賞!~健康栄養学科
健康栄養学科『ヘルスチーム菜良』の取り組みが、第2回みどり戦略学生チャレンジ近畿大会で「優秀チャレンジ賞」を受賞しました! みどり戦略学生チャレンジとは 2050年に向けて、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現するための新たな政策方針である「みどりの食料システム戦略」の実現に向けて、将来を担う若い世代の環境に配慮した取組を促すため、農業大学校や農業高校を含む大学生や高校生等の個人・グループが「みどりの食料システム戦略」に基づいた活動を実践する機会として設けられたコンテストです。 取り組み成果一覧:近畿農政局 表彰式と意見交換会を実施しました! 今年度は『管理栄養士の卵が挑む「KAWAI BLACK」普及プロジェクト』として、近隣自治体の河合町で生産されるブランド黒枝豆「KAWAI BLACK」の新たな需要創出および地域ブランディングの効果検証について取り組みました。 近畿農政局の方々にお越しいただき、表彰式にはヘルスチーム菜良を代表して、健康栄養学科2回生の松岡 香萌梨さん、松本 実優さん、三浦 彩加さん、柳瀬 美羽さんが出席しました。 管理栄養士の卵が挑む「KAWAI BLACK」普及プロジェクトについてはコチラ その後の意見交換会では、今回の取り組みの中で苦労した点や気付きなどについてたくさんの質問がありました。そして今後は有効資源の活用についてなど、1つの資源にとらわれない多角的な取り組みも進めていきたいといった展望などが語られ、近畿農政局の方々からも期待の声をいただきました。 みなさんの喜びの声を紹介します! ■松岡 香萌梨さん 河合町の特産品「KAWAI BLACK」を先生の紹介で知り、その魅力を活かしたドーナツを考案しました。プロの監修を受け、最大の特徴である黒豆を主役にする形を追求しました。そこで、鮮やかな『ずんだ』を敷き、その中央に黒豆を一粒のせることで存在感を際立たせました。納得のいく形を作り上げる過程は大変でしたが、それ以上に形にする楽しさを実感しました。 ■松本 実優さん 今回の取り組みでは、満足のいく味にするために何度も試作を重ね、プロの力もお借りしながら挑戦しました。誰が食べてもおいしいと思ってもらえるよう、万人受けする味にすることを特に意識しました。プロの方と関わる中で、これまで自分たちでは思いつかなかったアイデアや新しい視点を知ることができ、とても勉強になりました。このみどり戦略学生チャレンジに参加したことで、普段は出会えないプロの方と関わることができ、貴重な経験になりました。参加して本当に良かったと思います。 ■三浦 彩加さん 河合町の特産品「KAWAI BLACK」をテーマに、地域の魅力を発信する商品づくりに取り組み、黒豆の風味や特徴を活かすため、見た目や味のバランスを考えながら何度も試作を重ねました。試行錯誤する中で、商品開発の難しさだけでなく、形にしていく面白さも学ぶことができました。今回の経験を通して得た学びを、これからの活動にも活かしていきたいと思います。 ■柳瀬 美羽さん 今回、河合町の特産品である「KAWAI BLACK」の魅力を多くの方に知っていただきたいという思いから、健康志向スイーツの開発と販売に取り組みました。「KAWAI BLACK」の長所をどのように活かし、その魅力を伝えることができるか試行錯誤を重ねながら商品づくりを行いました。地域やお店の方々、関係者の方々、先生方のご協力と温かいサポートのおかげで貴重な経験となりました。今後もこの学びを活かし、地域に貢献できる活動に取り組んでいきたいと思います。 関連記事 学園祭で販売するドーナツの試作を行いました! ~ 【ヘルスチーム菜良×TORICO】 ならコープ「らくらくお料理パック」商品開発2025が始まります!~ 健康栄養学科 【畿央大学×家族亭】香芝サービスエリア「新メニュー開発コンテスト」を開催!~健康栄養学科 「4大学対抗ピザバトル」でイオン賞を受賞 〜 健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 ~ 奈良テレビ放送「ならフライデー9」に出演し、「ならいちばのキッチン親子料理教室」を紹介!~ 健康栄養学科 第21回「ならいちばのキッチン親子料理教室」を開催!~健康栄養学科×奈良県中央卸売市場
2026.03.24
国際学会で学生の発表が研究発表に採択されました!~看護医療学科 精神看護学研究室 紅林ゼミ
2026年2月26日(木)〜28日(土)にシンガポール国立大学(NUS) にて開催された国際学会「第29回東アジア看護学研究者フォーラム(EAFONS)2026」で、看護医療学科 精神看護学研究室 紅林ゼミ4回生の長谷川 結さんの演題が、研究発表に採択されるという大変喜ばしい成果を収めました! 研究テーマは、精神看護学実習での長谷川さん自身の気づきを出発点とし、「人は困難な体験を経て、なぜ人間的成長をできるのか」という素朴な疑問を、学術的な研究課題へと丁寧にみがきました。最終的に、親への愛着パターンと心的外傷後成長との関連という、世界でも珍しいテーマにしました。先行研究を体系的に整理するスコーピングレビューと呼ばれる手法で取り組み、この結果、今後の看護実践への示唆を得ることができました。 およそ3000題の応募のうち、1000題程度しか採択されないという狭き門であった中での採択であり、長谷川さんの粘り強い探究心と高い完成度が評価された結果といえます。卒業研究の提出を終えた後も、本人の強い意欲により国際学会への挑戦を決意し、指導教員とともに原稿の推敲を重ねてきました。国家試験対策と国際学会を並行して最後までやり遂げた姿勢は、「知をみがき」、「徳をのばし」、より良いケアの示唆を得る(「美をつくる」)という、本学が育成をめざす看護職像を体現してくれたと思います。 世界で活躍してみたい、世界の先端の研究に触れてみたい受験生の皆さん、畿央大学看護医療学科で学んでみませんか。 看護医療学科 精神看護学研究室 准教授 紅林 佑介 長谷川さんからメッセージをいただきました まず、国際学会への費用を出してくれた家族、学会準備を丁寧にご指導してくださった紅林先生に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。 準備は、国試勉強をしながら臨みましたが、先生の手厚い協力であまり負担なく進めることができました。また、自分の研究が自分の好きなレイアウトで分かりやすくポスターに可視化される過程が、私は楽しく感じました。 国際学会は、卒業研究発表のような厳かな雰囲気ではなく、オープニングセレモニーでパフォーマンスがされたり、バイキング形式の食事が出されたりするなど、歓迎ムードで満ち溢れていました。 様々な研究者・先生方とお会いし、こんな研究が病院や現地で行われているのかと、驚きの連続でした。例をあげると、韓国の小・中学校で思春期の自殺の原因を研究したものや、看護記録をAIに読み込ませて、今後起きるリスクを予測する研究などです。 気になったことは英語で発表者に質問もでき、最先端の研究に触れてたくさん刺激を受けることができました。逆に、先生方に質問された時は、最初はすごく緊張して上手く言葉にできなかったです。しかし、先生方はすごく優しく、返答をし終えるまで待ってくださいました。 学会だけでなく、海外の警備や食べ物、言語、法律など文化の違いにも驚くことが多く、4日間ずっと楽しく学ぶことが出来ました!これから研究をされる学部生の方も、看護だけではない学びを楽しく得られる場なので、機会があればチャレンジしてみてください! 看護医療学科 紅林ゼミ 4回生 長谷川 結 関連記事 看護医療学科 海外インターンシップ2025 vol.6 ~ 謝謝你, 再见! 看護医療学科 海外インターンシップ2025 vol.5 ~ フィールドワークで学びを深めました 看護医療学科 海外インターンシップ2025 vol.4 ~ 中国医薬大学(CMU)を訪問しました 看護医療学科 海外インターンシップ2025 vol.3 ~ 4回生は緩和ケア病棟の見学をしました 看護医療学科 海外インターンシップ2025 vol.2 ~ 2回生は中国医薬大学の看護学生と交流しました 看護医療学科 海外インターンシップ2025 vol.1~ 無事台湾に到着しました! 台湾をもっと知るために。学科を越えた学びが始まる!~ 看護医療学科・人間環境デザイン学科 卒業前看護技術トレーニングを開催しました ~ 看護実践研究センター臨床看護研究部門 学生有志「人・まち・笑顔つなげ隊」がシルバーボランティア研究会で成果を発表しました! ~ 看護実践研究センター認知症ケア部門 安堵町の認知症カフェ「しゃべり場」に室谷ゼミの学生が参加!~ 看護医療学科
2026.03.24
令和7年度 看護医療学科 卒業証書・学位記授与式レポート ~ 一つひとつの経験が、看護師としての礎に
春の訪れを感じる3月、健康科学部看護医療学科15期生 96名が、それぞれの未来へと歩み出す節目の日を迎えました。2026年3月19日(木)、冬木記念ホールにて大学全体の卒業証書・学位記授与式が執り行われ、その後、看護医療学科の学位記授与式が行われました。 4年間の歩みを胸に迎えた朝 式当日の朝、卒業生たちは袴やスーツに身を包み、慣れ親しんだキャンパスに集いました。そこにあったのは、入学当初に見られた緊張や不安ではなく、学びを積み重ねてきた者ならではの落ち着いた表情でした。 15期生が大学生活をスタートさせたのは、社会全体が大きな変化の中にあった時期です。 制限や戸惑いの多い環境にありながらも、学生たちは仲間とともに学ぶ姿勢を崩すことなく、一歩一歩前進してきました。 学びの原点としての新入生研修 教員にとって、15期生の姿を思い浮かべるとき、入学直後に実施した新入生研修の光景が印象深くよみがえります。舞台となった曾爾高原では、自然に囲まれた環境の中、班ごとに協力して"飯盒炊爨(カレー作り)"に取り組みました。 火起こしや調理の段取りに試行錯誤しながら、互いに声を掛け合い、少しずつ役割を見いだしていく姿が見られました。このときに育まれた「相手を思いやり、支え合う関係性」は、その後の演習や臨地実習においても、確かな土台となっていったように思います。 ▼新入生研修の様子はこちら 看護医療学科 学位記授与式 大学全体の厳粛な式典を終えた後、卒業生たちは整然と学科会場へと移動しました。移動や着席、式中の所作に至るまで、看護医療学科で培われた規律と集中力が感じられ、4年間の学びの成果が随所に表れていました。 授与式は、松本先生の開式の辞により始まり、続いて植田学部長より祝辞が贈られました。医療を取り巻く現状を踏まえたお話は、これから専門職として現場に立つ卒業生にとって、自身の役割を見つめ直す機会となったことでしょう。 続いて、河野学科長より、96名一人ひとりに学位記が授与されました。名前を呼ばれ、前に進み出る姿には、それぞれが積み重ねてきた4年間の学びと経験が凝縮されているようでした。 学位記授与後には、「知ること」「学び続けること」の意味について語られ、卒業生たちは看護職としての新たな出発点に立ったことを実感している様子でした。 担任団からのはなむけの言葉 式の終盤には、担任団より卒業生へ言葉が送られました。 曾爾高原での新入生研修、制限のある中での授業や実習、仲間と励まし合いながら乗り越えてきた日々――それぞれの場面が思い起こされ、胸が熱くなる瞬間もありましたが、「学び続けること」の大切さなど教員の思いは確かに卒業生一人ひとりに届けられたことと思います。 式は終始落ち着いた雰囲気の中で進行し、最後は全員で記念撮影を行いました。教員が作る花道に見送られながら会場を後にする卒業生の表情は、晴れやかで希望に満ちたものでした。 新たな一歩へ 式に向けた準備には、多くの学科教員が関わり、会場は温かみのある空間となりました。桜を模したメッセージカードに込められた言葉は、これからそれぞれの道を歩む卒業生の背中を、静かに押してくれることでしょう。 4月から始まる新しい環境では、困難や迷いに直面することもあるかもしれません。それでも、曾爾高原で火を囲み、仲間と協力して一つのものを作り上げた経験のように、立ち止まり、考え、支え合うことで前へ進んでいけると信じています。 卒業生の皆さんへ 15期生の皆さん。 看護医療学科での4年間は、決して平坦な道のりではなかったと思います。それでも最後まで学び抜いた皆さんの姿は、私たち教員にとって大きな誇りです。卒業後も、大学はいつでも皆さんを待っています。それぞれの場所で、大学で培った「やさしさを力に」を活かして、対象となる人々に寄り添う看護を実践していってください。 看護医療学科 4年生担任団一同 教授 松本 泉美/祐實 泰子 准教授 弓場 紀子/對中 百合/酒井 啓子 関連記事 看護医療学科 海外インターンシップ2025 vol.6 ~ 謝謝你, 再见! 看護医療学科 海外インターンシップ2025 vol.5 ~ フィールドワークで学びを深めました 看護医療学科 海外インターンシップ2025 vol.4 ~ 中国医薬大学(CMU)を訪問しました 看護医療学科 海外インターンシップ2025 vol.3 ~ 4回生は緩和ケア病棟の見学をしました 看護医療学科 海外インターンシップ2025 vol.2 ~ 2回生は中国医薬大学の看護学生と交流しました 看護医療学科 海外インターンシップ2025 vol.1~ 無事台湾に到着しました! 台湾をもっと知るために。学科を越えた学びが始まる!~ 看護医療学科・人間環境デザイン学科 卒業前看護技術トレーニングを開催しました ~ 看護実践研究センター臨床看護研究部門 学生有志「人・まち・笑顔つなげ隊」がシルバーボランティア研究会で成果を発表しました! ~ 看護実践研究センター認知症ケア部門 安堵町の認知症カフェ「しゃべり場」に室谷ゼミの学生が参加!~ 看護医療学科
2026.03.24
令和7年度 助産学専攻科 修了式レポート~助産学専攻科
2026年3月19日(木)、春の光に包まれたこの日、助産学専攻科14期生9名が晴れやかに修了の日を迎えました。ここでは、その一歩を踏み出す修了生たちの言葉をお届けします。 入学当初、「助産師になりたい」という一つの想いで入学した私たちは、座学や演習、実習を重ねる中で、助産師という職業の責任の重さや厳しさを実感してきました。夢を叶えることは決して簡単ではなく、悔し涙を流したり、学生同士でぶつかり合ったり、時には諦めそうになることもありました。 しかし、時に厳しく、そして常に私たちの味方でいてくださった先生方、励まし合い、支え合ってきた仲間、そしてどんな時も温かく見守ってくれた家族の存在があったからこそ、今日という日を迎えることができました。 私たちは、まだスタートラインに立ったばかりです。これから社会人として、さまざまな困難に直面することもあると思います。しかし、修了式で先生方からいただいた「この1年を乗り越えたあなたたちなら大丈夫」という言葉を胸に、これからもひたむきに前を向いて歩んでいきます。 私たちの学びにご協力いただいた病院・施設の皆様、受け持ち対象者の皆様、そしてこれまで支えてくださったすべての皆様に、心より感謝申し上げます。 助産学専攻科 14期生 谷山 優希、土橋 美月 関連記事 「地域母子保健論」で災害演習を行いました!~助産学専攻科 第39回奈良県母性衛生学会術集会プログラムに参加しました!〜 助産学専攻科 会陰縫合理論と技術を学びました!~ 助産学専攻科 畿央大学マタニティクラスを開催しました!~ 助産学専攻科 母子の食育実践の授業にて調理実習を実施しました!~ 助産学専攻科 「NCPR(新生児蘇生法)Aコース」を受講しました!~ 助産学専攻科 骨盤ケアから学んだ、母子へのフィジカルサポートの大切さ ~ 助産学専攻科 産婦人科医に学ぶ超音波診断法「助産診断技術学Ⅰ」~ 助産学専攻科
2026.03.23
令和7年度卒業証書・学位記授与式レポート~人間環境デザイン学科
2026年3月19日(木)、人間環境デザイン学科20期生 64名の卒業証書・学位記授与式が挙行されました。 冬木記念ホールでの式典の後、カトレアにて行われた学科別の授与式。会場は、卒業式という晴れの日にふさわしい正装に身を包んだ学生たちで溢れ、人間環境デザイン学科らしい個性豊かな華やかさに包まれました。 東学科長から一人ひとりに学位記が手渡されました。入学当初の幼さが残るあどけない表情から一転、凛として壇上に立つ姿は、4年間の学びを経て非常に頼もしく、立派なものでした。 その後、学科の教職員一人ひとりから、卒業生へ向けて温かなはなむけの言葉の言葉が贈られました。 また、式内では卒業研究学内審査の表彰に加え、卒業研究作品展で実施されたオーディエンスアワードの結果発表も行われました。オーディエンスアワードの結果を発表します。 最優秀賞(オールジャンル) 片岡栞さん「ゆ・さん・は ──草木染めとペン画と製本、学びの集大成──」 優秀設計賞(建築・インテリア部門) 田中悠夢さん「くまのプーさんの世界観から学ぶやさしさの建築~新しいパターンランゲージの提案~」 優秀アパレル賞(アパレル部門) 西出歩那さん「継ぐ~tsugu~ 祖母の着物に宿る波と、鶴が導く未来のドレス」 優秀論文賞(論文部門) 植村海斗くん「マウスの作業性と使用感に関する実験的検討」 赤塚柚香さん「神社参道における植栽の特徴についての研究」 作品展にてオーディエンスアワードにご投票いただいた皆様、誠にありがとうございました。なお、学内審査の結果についてはこちらの過去記事よりご覧いただけます。 式典の後、晴れやかな表情で記念写真を撮る卒業生の姿は、4年間の学びを終えた達成感と、これからの新しい生活への期待が込められていたように思います。 20期生のみなさんは、4年間という時間を存分に活かし、一歩一歩着実に成長した学年でした。 人間環境デザイン学科で多くの事、物、そして人に触れた経験は、間違いなくみなさんの糧になっています。自信をもって、次のフィールドで自分にしかできないことを成し遂げてください。みなさんの感性が社会を彩る日を楽しみにしています。 ▼卒業式後の卒業パーティー@帝国ホテルの様子 人間環境デザイン学科20期生のみなさん、改めてご卒業おめでとうございます。 教員一同、みなさんの輝かしい未来を心より応援しています。 人間環境デザイン学科 助教 小松 智菜美 関連記事 関西の卒業設計の展覧会で、吉永ゼミの学生が上位賞を受賞しました。~ 人間環境デザイン学科 吉永ゼミ 「小さな建築をつくる」プロジェクトゼミ~人間環境デザイン学科吉永ゼミ 卒業研究作品展を開催しました ~ 人間環境デザイン学科 「プロジェクトゼミA・B成果発表会」を開催しました~人間環境デザイン学科 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」1日目~人間環境デザイン学科 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」2日目~人間環境デザイン学科 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」3日目 ~ 人間環境デザイン学科 「スポーツ・健康まちづくりデザイン 学生コンペティション2025」デザイン部門 「優秀賞」 受賞~人間環境デザイン学科 陳ゼミ
2026.03.19
第15回日本リハビリテーション栄養学会学術集会において大学院生が最優秀YIA賞を受賞 ~ 健康科学研究科
2026年3月14日(土)に石川県の金沢市文化ホールで開催されました第15回日本リハビリテーション栄養学会学術集会において、演題名「骨格筋量評価における浮腫の影響を補正した新指標『標準化骨格筋量』の検討」を発表し、最優秀YIA(Young Investigator Award)賞を受賞しました。 発表内容の紹介 入院心不全の患者さんでは「低栄養」や「サルコペニア」を高率に合併し、再入院率や身体機能・QOLなどの臨床的アウトカムに悪影響を及ぼすことが知られています。これらの診断には骨格筋量の評価が必須ですが、推奨されているBIA法は体水分量の影響を受けやすく、浮腫を呈する心不全患者では骨格筋量を過大評価してしまうという弱点がありました。 そこで今回、生体内の細胞内外の水分比率を用いて浮腫の影響を補正した「標準化骨格筋量」を新指標として提案し、その指標が解剖学的実態を反映しているか、また低骨格筋量の判定に影響するかを検証しました。 その結果、標準化骨格筋量はCTやエコーなどの画像評価指標と関連し、従来の指標よりも多くの対象を低骨格筋量として検出できることが明らかとなり、これまでの栄養評価における見逃しを改善できる可能性を報告しました。 今後への展望 今後は、本研究成果を論文化し、より多くの方に発信していけるよう努めてまいります。また、本研究は健康科学研究科の田平 一行 教授のご指導のもと進められました。この場を借りて深く感謝申し上げます。 畿央大学大学院 健康科学研究科 修士課程2年 関根 敏生 関連記事 第35回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会学術集会で2年連続となる「医療の質特別賞」を受賞! ~ 健康科学研究科 第15回呼吸・循環リハビリテーション研究大会を開催しました!~健康科学研究科 田平研究室 第65回日本呼吸器学会学術講演会で『トラベルアワード』を受賞 ~ 健康科学研究科
2026.03.19
看護医療学科 海外インターンシップ2025 vol.6 ~ 謝謝你, 再见!
看護医療学科2年次配当「海外インターンシップ」は、海外の異なる文化や歴史、その中で築かれてきた保健・医療・福祉制度を学んで日本の制度や保障との比較をすること、グローバル化に対応できる看護職者としてのコミュニケーションスキルを身に付けることを目的としています。 いよいよ2025年度海外インターンシップin、台湾の現地での活動最終日となりました。最終日の朝は、希望者が集まって台北での滞在先であるサントスホテル周辺の散策を行いました。 ホテルから15分ほど歩いた場所に花博公園があり、公園内では様々な場所で太極拳やダンスを行う地域住民の方々がいました。前日までの滞在先である台中でも朝の散策を行なっていたのですが、その時にも同様の活動の様子が見られていました。グループごとに共通の衣装があり、参加者同士のつながりが強い印象を持ちました。 その他にも敷地内に運動器具が設置されていたので、実際に挑戦してみました。写真の器具には、バランス感覚が重要であり、インナーマッスルや心肺機能の向上に効果的であるといった説明書きがありました。 11時ごろにホテルを出発しました。出発前には、5日間お世話になったガイドの方に、日本のお菓子を感謝の言葉と共に贈りました。 最後に 台湾での研修は、英語ではなく台湾華語(台湾の公用語)を話していることからコミュニケーションを行うことが難しい場面もありました。しかしどのように話せば伝わるのか考えながら接することで、相手も理解しようと寄り添ってくれ、台湾の方々の優しさに触れることができました。 この5日間で、実際に現地の大学の講義を現地の学生とともに受け、現地の病院や台湾の歴史を学ぶことができる博物館など様々な場所を訪れたことで、台湾の様々な文化に触れることができました。日本と違い台湾では漢方を売っている店も多くあり、西洋医学と中医学(中国の伝統医学)の両方が身近になっていました。 このことから、その国の人々を取り囲む環境が医療に対する考え方や健康管理の方法に影響を与えることを学びました。看護師として、患者さんを理解するためにその人の文化や生活背景を尊重しながら看護を提供することの重要性を実感しました。 また、先生方をはじめ、19人のメンバーとこの研修に参加して経験したことは、すべてが新鮮で楽しく、かけがえのない最高の思い出となりました。 それではみなさま、謝謝你, 再见(シェイシェイニー、ザイチェン)【日本語訳:ありがとう、さようなら!】 看護医療学科 4回生 谷野 さくら、橋本 心春、2回生 吉村 弘貴 関連記事 看護医療学科 海外インターンシップ2025 vol.5 ~ フィールドワークで学びを深めました 看護医療学科 海外インターンシップ2025 vol.4 ~ 中国医薬大学(CMU)を訪問しました 看護医療学科 海外インターンシップ2025 vol.3 ~ 4回生は緩和ケア病棟の見学をしました 看護医療学科 海外インターンシップ2025 vol.2 ~ 2回生は中国医薬大学の看護学生と交流しました 看護医療学科 海外インターンシップ2025 vol.1~ 無事台湾に到着しました! 台湾をもっと知るために。学科を越えた学びが始まる!~ 看護医療学科・人間環境デザイン学科 卒業前看護技術トレーニングを開催しました ~ 看護実践研究センター臨床看護研究部門 学生有志「人・まち・笑顔つなげ隊」がシルバーボランティア研究会で成果を発表しました! ~ 看護実践研究センター認知症ケア部門 安堵町の認知症カフェ「しゃべり場」に室谷ゼミの学生が参加!~ 看護医療学科 昨年度実施した看護医療学科 海外インターンシップ2024についての記事はこちら 看護医療学科
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