2026.06.22 

「基礎看護技術自己学修会」を実施しました ~ 看護医療学科

基礎看護学領域では、基礎看護技術の確実な修得をめざして、「基礎看護技術自己学修会」を企画・開催しています。

 

▶前回の「基礎看護技術自己学修会」の様子はこちら

2026年5月27日は、郡山青藍病院 言語聴覚士 廣瀬 庸介氏をお招きして「言語聴覚士による食事時の観察ポイントと口腔ケア」をテーマにして学修会を実施し、7名の学生が参加しました。廣瀬先生からミニ講義を受けた後、対象者役と看護者役に分かれて、ヨーグルトを用いた食事介助と歯ブラシによる口腔ケアを実施ました。

 

参加した学生からは以下のような感想がありました。

  • 授業では食事介助を実践することがなかったので、今回の演習を通して安全な嚥下について学ぶことができました。スプーンを口から抜く速さによって、対象者の嚥下のしやすさが変化することを理解できました。
  • 臨床経験から得られるような技術を多く知ることができ、今後の実習で実践したい内容がたくさん詰まっていて、とても楽しく、あっという間に時間が過ぎてしまいました。とても充実した学修会を受講することができました!
  • 1回生の時に、食事時の観察ポイントや介助、口腔ケアについて学習しましたが、ほとんど覚えておらず、実習に向けて復習しておきたいと思い、参加しました。言語聴覚士の方が、介助時のスプーンの使い方、看護師の立ち位置、歯の磨き方など教えて下さり、なるほどと納得することばかりで、良い勉強になりました。次からは根拠をもって説明できそうだなと少し自信がつきました。雰囲気も和気あいあいとしていて、楽しく学ぶことができたので参加して良かったと思いました。
  • 食事介助を行う場面では、「あーんと言った方がいいのか?」という学生の質問に、「自分の親がされたらどう?」、介助の前にヨーグルトの匂いを嗅いだ学生に対し、「自分がされたらどう?」と問いかけられたことから、特別な技術の習得が最優先なのではなく、まず「自身がされたらどうか、自分の大切な人がされたらどうか」 と、自分の行動が「どうであるのか」を振り返ることが必要であると、改めて気づくことができました。
  • 対象者役として食事介助を体験した際に、細かな配慮や、ちょっとした工夫でぐっと食べやすくなり、その効果に驚きました。当たり前に、自分が好きな時に好きな物を食べられる立場であると、想像がつきにくいこともありますが、対象者の立場に立って考えてみることや、「自分の親がされたら…」という想像力を働かせていきたいと思いました。このような貴重な機会によって、改めて、自分自身の考えや手技について振り返りながら実践することができました。

 

廣瀬先生からは講義の中で、食事介助の極意として「患者さんの利き手になりきる」と教えていただきました。

 

以前、実習病院の看護師さんが「自分で自分の身の回りのことを行えない患者さんにとっては、看護師のケアの質がそのまま患者さんの生活の質につながる。だから私たちは質の高いケアを提供する必要がある」と学生にお話しをしてくださいました。看護師は、患者さんの食事・清潔・活動と休息・排泄等のあらゆる生活行動に関するケアを行い、患者さんが安全・安楽に療養生活を送ることができるよう援助しています。

 

今回参加した3年生は後期から各領域の看護学実習に臨み、健康問題を持つ患者さんに関わらせていただき、ケアを実践します。一人ひとりの学生が、常に「患者さんの立場になって」考え、患者さんにとって安全で安楽なケアが実践できるよう祈っています。

 

 

基礎看護学領域

須藤 聖子・小林 智子・北村 有希・中西 恵理

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