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畿央の学びと研究
2025.01.14
すべての子どもたちにとって、より学びやすい文具のワークショップを開催しました~現代教育学科 西端研究室・山根研究室
教育学部の西端研究室と山根研究室の合同で、2025年1月9日(木)に、すべての子どもたちにとって、より学びやすい文具のワークショップを開催しました。 教育学研究科の大学院生の松谷 真由美さんがご家族で立ち上げられたマーベラスクエスト合同会社さんがたくさんの文具を持ってきていただき、2つの研究室あわせて約20名の学生が体験しました。 片手で消すことのできる消しゴム、視覚に支援が必要な子どもたちもそうでない子どもたちも一緒に楽しむことのできる絵本、回しやすいコンパス、持ちやすい鉛筆、紙から盛り上がる形で印刷できるシート、タブレットの上において、書き順を練習できるカバーなど、一つ一つ体験し、松谷さんやご一緒に来ていただいたマーベラスクエストの社員さんでもあるご家族の方にいろいろ質問させていただきました。 教育実習やボランティア、インターンシップで日ごろ子どもたちの様子をみている学生たちだからこそ、「こんなものがほしかった」という気づきや「早く知っておけば、自分自身も楽だったのに・・・。」という思いもあったようです。 これから多くの子どもたちの学びの場を準備する立場になる学生たちはたくさんの子どもたちと出会い、ともに学ぶことになるでしょう。その中で、もし困りごとのある子どもたちがいたら、今日のことを思い出し、「すべての子どもたちに学ぶための選択肢を用意できる」ことを心から祈念しています。 最後になりましたが、スーツケースでたくさんの文具を持ってきていただき、ご準備いただいた松谷さん、ご家族の皆様方、本当にありがとうございました。 ▼ MarblousQuestさんのnoteでも当日の様子を取り上げてくださっています。▼ 【イベント報告03】文具ワークショップ開催@畿央大学|MarblousQuest公式note 教育学部 教授 西端 律子 准教授 山根 康代 関連記事 MarblousQuest公式note 今年も、水泳安全指導力の学習が行われました~ 現代教育学科 「つくろう!体育科」 FMまほろばで森岡 伸枝准教授が「ジェンダー」を解説!~現代教育学科 【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.5ー大神神社の巻~ 現代教育学科 岡田ゼミ 今年度3回目!畿央大学×ならコープ『こども寺子屋』を開催しました!
2025.01.08
【プロジェクトゼミって何するの?⑲】SDGsの視点で地場産業を盛り上げよう~人間環境デザイン学科 村田ゼミ vol.4
人間環境デザイン学科では2回生後期から3回生の1年半の間、少人数のゼミにわかれて様々な課題に取り組みます。それぞれの課題は、建築、インテリア、アパレルデザインのコースに準じた学びであることはもちろん、地域連携、歴史的建造物の保存再生、SDGs等多岐にわたる課題解決にも取り組みます。 このブログでは、各ゼミの取り組みを紹介し、卒業研究や就職に活かせる実践力を学生がどのように身につけることができるかをご紹介します。 村田 浩子先生のゼミにはアパレル・造形コース の学生が多く在籍し、地元広陵町の地場産業である靴下製造に関わっています。靴下を製造する時に発生する「残糸(ざんし)」を活用し、生産量の減少により縮小している靴下産業を盛り上げようと、その方法をゼミで検討しています。 プロジェクトゼミって何するの?⑫ では「残糸」を活用したワークショップ開催に向けて、試行錯誤している学生の姿をお伝えしました。今回は、ワークショップ開催日の様子をお伝えします! いよいよワークショップ当日! 12月13日(金)、畿央大学の隣にある商業施設エコール・マミにて村田ゼミのワークショップが開催されました。村田ゼミでは前期から靴下を製造する時に発生する「残糸(ざんし)」を活用し、生産量の減少により縮小している靴下産業を盛り上げようと、その方法をゼミで検討してきました。 今日はその集大成です。試作を続けていたラグは一般の来場者が体験するには時間がかかりすぎることから惜しくも見送りましたが、ゼミ生達はとっても素敵なアイデアを思い付いたようです。 ▼ 入口ではトルソーがお出迎えします。看板もクリスマス仕様です。 クリスマスリースとトムテ作り ゼミ生達が考えたワークショップは残糸を活用したクリスマスリースとトムテ(北欧の小人)を作る体験です。自分たちでアイデアを出し合い、誰でも楽しめるようなクラフトを準備しました。 ▼ 買い物に来たお客様が気軽に立ち寄って体験できる内容を考えました。 クリスマスにぴったりのリースとかわいらしいトムテに足を止めてくださるお客様をワークショップへ誘います。はじめにゼミ生が残糸の説明をします。「これが『(靴下を作るときの)残り糸』と聞いてびっくり」と仰る参加者もいらっしゃいました。 ▼ 椅子の脚を利用して巻かれた残糸。巻き時間は1つ30分! 色の組み合わせは自由!赤と緑の入ったクリスマスカラーも人気です。色を選ぶ参加者と学生の会話も弾みます。 ▼ 束ねた残糸をタコ糸で縛り、真ん中にハサミを入れます。 ▼ 整えるとポンポンになりました。フワフワの手触りです。 ▼ 中心に柔らかい針金を通します。 ▼ 丸く整えてリボンを付ければ完成です! ▼ こちらはトムテ作成の様子です。 ▼ 残糸と毛糸で作ったポンポンを重ねて作るトムテ。残糸で作った帽子がアクセント。 最初は少し静かな雰囲気だった会場も、ワークショップ開始から1時間ほど経過する頃には、近隣住民の方々や畿央生たちが次々に集まり、賑やかな空気に包まれていきました。 どの作品も温かみがあり、参加者の皆さんは思い思いのデザインに仕上げていました。リースとトムテ両方にチャレンジしてくださる方も多く、小さなお子様からご高齢の方まで、ゼミ生と一緒に作業をしながら、楽しいひと時を過ごしてくださったようです。 SDGsもテーマに取り入れました 村田ゼミは今回のワークショップで単にクラフトを楽しむだけでなく、持続可能な取り組みとして靴下の残糸を再利用するという課題に取り組みました。畿央大学のある広陵町は『靴下のまち』。地域住民の皆さんに楽しんでもらいながら地元の産業でSDGsについて考える機会を提供することができました。 参加者の感想をご紹介します! ワークショップを通してクリスマスを迎えるのが楽しみになりました。 畿央生の皆さんが付きっきりで教えてくれました。大変、親切で心強かったです。 残糸を活用するアイデアに驚きました。これからもこのような活動や研究を頑張ってください。 最後にゼミ生にプロジェクトの感想を聞いてみました 職員:準備や当日を迎えて大変だったこと等を教えてください。 学生:リースとトムテにたどり着くまで試行錯誤がありました。身近に感じてもらうものにしたかったのですがラグは時間がかかるので、もっと簡単なものはないかみんなで模索しました。決まってからは、ワークショップ当日どこまでを学生が準備しておき、どこからが参加者にしてもらうのが良いかも悩みました。 学生:最初は全然、お客さんが来ないので焦りました。自分たちの考えた企画が間違っていたのでは…と不安を持ちました。最終的にはたくさんの方に体験していただけたので企画して良かったと思えたし、元気をもらえました。今後の学修や進路を考える上でも貴重な体験となりました。 このプロジェクトを通してゼミ生達は地域の課題に主体的に対応する姿勢や問題解決を図る能力を身に付け、周囲と協力すること、連携に必要なコミュニケーション能力を磨くことができました。この経験を活かして今後のプロジェクトにも積極的に取り組んでいってくれることでしょう。 村田ゼミの皆さん、お疲れ様でした! プロゼミ紹介プロジェクト ▼プロジェクトゼミ 村田ゼミの活動についての過去の記事 【プロジェクトゼミって何するの?②】SDGsの視点で地場産業を盛り上げよう~人間環境デザイン学科 村田ゼミ 【プロジェクトゼミって何するの?⑨】SDGsの視点で地場産業を盛り上げよう~人間環境デザイン学科 村田ゼミvol.2 【プロジェクトゼミって何するの?⑫】SDGsの視点で地場産業を盛り上げよう~人間環境デザイン学科 村田ゼミ vol.3 ▶ プロジェクトゼミについての紹介記事はこちら ▼ 人間環境デザイン学科についての過去のブログ 第4回近畿学生住宅大賞で3回生が「企業賞」に!~人間環境デザイン学科 学生がデザインしたKIOオリジナルバッグを制作中!~人間環境デザイン学科 第6回エコマミ公開講座に人間環境デザイン学科 村田浩子教授と学生が参加しました!~ 人間環境デザイン学科 地域とデジタルをつなぐ – スマートフォン年賀状作成ワークショップの開催 ~人間環境デザイン学科 清水ゼミ
2025.01.07
英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.7 ~ 残された時間を有意義に!
2020年度に開設された現代教育学科英語教育コースでは、6か月間にわたって英語圏で生活し語学や異なる文化・価値観を学ぶ「セメスター留学」を2回生後期に開講。今年度は、2回生3名が、2024年9月21日(土)にカナダのビクトリアに出発しました。現地からの学生リポート第7弾です! こんにちは。現代教育学科英語教育コース2回生の池田 一樹です。現在、ビクトリアに畿央大学の学生3人が留学中で、現地での生活をリポートしていきます。 今回は特にテーマを設けずに、近況報告をしていこうと思います。 人肌恋しくなるこの季節。日が暮れる時間もすっかり早くなって、16時半ごろには日は沈み、真っ暗になります。おかげで華やかなイルミネーションを長く見られて嬉しいです。前回も同じようなことを書いたような気がしますが、意外なことに、イルミネーションと言ってもあまり海外の人はピンとこないようです。クリスマスイルミネーションと言えば伝わりますが、正しくはChristmas lightsやdecorationと表現するそうです。イルミネーションという言葉自体には、照明といったニュアンスが強いそう。クリスマスシーズンに海外へ出かける方は覚えておくと役に立つかもしれません。 クリスマスを堪能しました! 日本でのクリスマスは満喫できましたか?ほとんどの人から、仕事だよ!!ふざけるな!学校に決まっているだろ!!などといろいろと突っ込まれそうですが、カナダでは一味違ったクリスマスを満喫しました。 日本では友人や恋人と過ごす方も多いですが、カナダでは家族と集まって過ごします。また、カナダのクリスマスは祝日のため、学校や会社、街中のお店もほとんど閉まり、いつもとは違ってひっそりと静まりかえります。(クリスマス当日の朝、ジムに行くついでに確認しました。 なんでクリスマスにジム行ってんねん笑 てかクリスマスやのにジムは空いてるんや!…etc.) クリスマスをお祝いする家庭では、お馴染みのメリークリスマスと挨拶しますが、カナダの様に宗教や民族が多様な国では避けた方がいいでしょう。例えばユダヤ教の人々はクリスマスをお祝いしないため、メリークリスマスと言ってしまうと失礼に当たることもあるそう…!!そのためハッピーホリデーと挨拶すると良いそうです。 クリスマス当日にすることは主に2つで、①家族でプレゼント交換をする ②家族でクリスマスディナーを食べる です。私、福岡さん、そして川上さんのホームステイ先ではプレゼント交換の予定はありませんでしたが、みんな何かしらファミリーからプレゼントをもらい、私たちも内緒で買ってサプライズしました。リビングルームはとても幸せな空気に包まれていました。 そしてディナーはサンクスギビングデー、ハロウィン同様に豪華なものでした。 私の家庭では、あまり一般的ではないと思いますが、ホストファミリーの息子、娘に加えて、ホストファミリーの職場の方々も来ていました。そのため家には20人近くいたため、いつもより窮屈でしたが非常に楽しかったです。(笑)日本とは違った文化のクリスマスを堪能することができて大満足です。 キャンドルライトコンサートに参加しました 先日、キャンドルライトコンサートというものに畿央大学生3人で行ってきました! 3人とも初めてのクラシックコンサートで、「まぁ経験しに行っとくか~」程度の軽い気持ちでした。しんとした空気の中、響き渡る音色に鳥肌が止まることなく、私たちの想像をはるかに凌駕するものでした。ものごとに影響されやすい私は、クラシックの曲をすぐスマホのプレイリストに追加していっぱいになりました(笑) 演奏された曲の中には有名なものも多くあり、チャイコフスキーの行進曲、ロシアの踊り、こんぺい糖踊り (組曲くるみ割り人形より)や、ヴィヴァルディの、冬 (四季より)など、クラシックに疎い私には名前だけではさっぱりわかりませんが、どれも聞いたことのある名曲ばかりです。音楽だけでなく、あたりを温かく照らすキャンドルの装飾にもうっとりしていました。20歳というまだまだ若いうちに、こうしてクラシック音楽に触れることができてよかったです。 こうして、様々なことを経験してきた、たくさんの人々の支えがあって実現した留学生活も折り返し地点を迎え、残すところ約70日となりました(執筆時)。これからの人生を豊かなものにするために、成長した姿を見せられるように、残された時間を有意義に使っていきます。ご覧いただきありがとうございました。 関連記事 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.1~今年は3人がカナダへ! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.2 ~ カナダに来て3週間がたちました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.3 ~ ウィンタースポーツ観戦を楽しみました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.4 ~ 祝日の過ごし方! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.5 ~ 誕生日を祝ってもらいました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.6 ~ もうすぐクリスマス! ▶ イギリス短期語学留学2024についての記事は こちら ▶ カナダ短期語学留学2024の記事は こちら
2025.01.07
人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.6~ かけがえのない仲間に感謝!
人間環境デザイン学科では、以下の3点を目標とし2023年度より「海外インターンシップ」を行っています。 海外の学生と交流を深める機会をもち、人間環境デザインを学ぶ学生として、国内外の住まいや集落、人々の暮らしに関する幅広い視野をもつ。 国内外の集落における地域課題の発見と解決に向けた提案を海外の学生とともに行うためのコミュニケーションスキルを身につけている。 自ら考え自発的にとりくむ姿勢を身につけている。 7日目 成功大学とのワークショップを終え、翌日は台南市から台北市に移動しました。新幹線での移動後、目の前のまちの景色はガラッと変わります。台北駅周辺は、高層ビルが建ち並び、活気に溢れていました。台北市内には歴史的建造物や観光スポットが数多く存在します。歴史と現代が融合した都市であることを感じました。 現地ガイドさんの案内の元、映画「千と千尋の神隠し」で話題になった「九份」を観光しました。赤い提灯が連なる街並みは、レトロでノスタルジックな雰囲気を醸し出します。風情ある街並みがとても魅力的でした。 台湾で過ごす最後の夜は、台北市のランドマークとして有名な台北101や、問屋街として栄えている迪化街での買い物、夜市でのグルメを楽しみました。 台湾に到着してすぐの頃は買い物をするのにも不安でいっぱいでしたが、1週間経つと慣れた様子で楽しい時間を過ごす姿を見て、みんなとても頼もしく感じました。 8日目 いよいよ帰国の日です。空港での手続きをしていると、成功大学の学生さんがお見送りに来てくれました。空港までは新幹線で約2時間の距離です。その時間をかけて会いに来てくれるほど、大切な仲間ができたことを心から嬉しく思います。 台湾現地での8日間の活動、事前のオンラインでの交流や準備等、半年間をかけての台湾ワークショップ2024が無事に幕を閉じました。本プログラムを一緒に遂行してくださいました国立成功大学の張珩教授、楊詩弘教授に心よりお礼申し上げます。また、開催にあたり多方面で心強いサポートいただきました成功大学大学院生のみなさまに感謝申し上げます。 最後に、現地での活動にあたり私たちを温かく迎え入れてくださった台南市後壁区新東地区住民のみなさまにお礼申し上げます。私たちの成果が、住民のみなさまにとってより豊かな生活を送るための一助となることを願っております。 このワークショップがみなさんにとってかけがえのない経験となり、それを糧に今後の学びがより充実することを期待しています。大切な仲間との出会いをきっかけに、みなさんの活躍のフィールドが一層広がりますように。 人間環境デザイン学科 助手 小松 智菜美 関連記事 ▼ 2024年度 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ ▼ 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.1~ 台湾に向けて出発! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.2~ 成功大学とのワークショップ開始! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.3~ 試行錯誤しながらも順調に作業が続いています! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.4~ 制作の最終日を迎えました! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.5~ みんなで台湾まちあるき! ▼ 人間環境デザイン学科 「近畿学生住宅大賞」にて企業賞を受賞しました!~人間環境デザイン学科 学生がデザインしたKIOオリジナルバッグを制作中!~人間環境デザイン学科 第6回エコマミ公開講座に人間環境デザイン学科 村田浩子教授と学生が参加しました!~ 人間環境デザイン学科 地域とデジタルをつなぐ – スマートフォン年賀状作成ワークショップの開催 ~人間環境デザイン学科 清水ゼミ 河合町佐味田地区の「佐味田みんなの縁側」の増設 板絵の飾り棚および遊び道具の動物将棋の制作活動 ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ
2025.01.06
学生がデザインしたKIOオリジナルバッグが完成しました!~人間環境デザイン学科
オープンキャンパスや進学相談会に参加いただいた方にお渡しする為、制作を進めていた畿央大学のオリジナルバッグが、ついに完成いたしました!! 普段使いできるスタイリッシュなデザイン サブバッグとしても使えるちょうどいいフィット感 オープンキャンパスなどの場面で受け取った方が、入学後もずっと使ってもらえるようにと思いを込めて作りました。 今回のバッグのロゴをデザインしてくれた人間環境デザイン学科アパレル・造形コース3回生の片岡栞さんに、最初に完成品を見ていただきました。 「文字をデザインするのは初めてでしたが、自分が起こした文字がカタチに残るものになり、いい経験ができました。手に取ったみなさんが喜んでくれたら嬉しいです!」 人間環境デザイン学科 3回生 片岡 栞 バッグは12月8日(日)に開催したオープンキャンパスでお披露目となりました。また学内の「売店Moeマート」でも数量限定で販売しておりますので、学生・教職員の皆様もぜひお買い求めください。 何度も打合せを重ねましたが、このようにカタチとして残るもの、またみなさんに長く使ってもらえるものが完成して嬉しい限りです。 次のオープンキャンパスは3月30日(日)に開催予定!皆様のご参加をお待ちしています。 イベント情報はこちら 入学センター 関連記事 学生がデザインしたKIOオリジナルバッグを制作中!~人間環境デザイン学科 咲良史歌鹿(さくらしかじか)看護実習バッグを制作!~人間環境デザイン学科×看護医療学科
2025.01.06
【プロジェクトゼミって何するの?⑱】「建設技術展2024関西」出展と振り返り~人間環境デザイン学科 前川ゼミvol.5
人間環境デザイン学科では2回生後期から3回生の1年半の間、少人数のゼミにわかれて様々な課題に取り組みます。それぞれの課題は、建築、インテリア、アパレルデザインのコースに準じた学びであることはもちろん、地域連携、歴史的建造物の保存再生、SDGs等多岐にわたる課題解決にも取り組みます。 このブログでは、各ゼミの取り組みを紹介し、卒業研究や就職に活かせる実践力を学生がどのように身につけることができるかをご紹介します。 前川 歩先生のゼミではインテリアデザインコースの学生が多く在籍し、複数のプロジェクトに同時に取り組んでいます。今回は河合町 旧豆山荘のその歴史的価値を見出しながら、保存再生デザインするプロジェクトの様子をご紹介します。 河合町 旧豆山荘のプロジェクトについて 大正時代に建てられた建物を地域の方が利用できるコミュニティスペースとして活用できるよう、河合町へプレゼンを準備中。地域の方とともに、DIYでリノベーションしつつ、建物の歴史的価値を活かす提案を検討しています。この取り組みは河合町、森本組、畿央大学の三者が連携協定した産官学連携の取り組みです。(連携協定の様子はこちら) 前川ゼミでは、11月7日、8日にインテックス大阪で開催された「建設技術展2024近畿」に「歴史的建造物の持続に向けた調査/保存活用/運営にかかわる新たな手法と技術」と題して、河合町、森本組と共に、旧豆山荘の利活用方法の提案について出展しました。 プロジェクトゼミって何するの?⑰ では、「建設技術展2024関西」への出展に向けて、準備から完成品の搬出までをご紹介しました。今回は展示会の様子と翌週のゼミでの振り返りの様子をお伝えします。 11月8日(金) 展示会 「建設技術展2024近畿」コンセプト(建設技術展2024近畿ホームページより) 企業、学校、行政関係機関等が多彩な技術展示を行い、技術者並びに市民の来場者に、技術開発に関する交流及び促進の場を提供することとし、9つの分野(防災、環境、コスト削減、安全・安心、施工、維持・更新、DX・ICT、団体、学校)に基づき進めていきます。 出展者は、建設コンサルタント、ゼネコン、資材業者の他、自治体、教育機関と多岐に渡ります。それぞれのブースは、多くの関係者や来場者でにぎわっていました。 建設技術に関わる技術や材料の紹介が展示会の目的であるため、各ブースはパネル展示や機械、コンピュータによる展示が中心でしたが、そのような中、温かみのある木材を使った展示をしていた本学のブースは目を引き、多くの方が足を止めてご覧になっていました。 来場者への解説は、主に学生が担当します。 旧豆山荘のプロジェクトは、2回生は関わり始めたばかりですし、3回生のうち半数は旧豆山荘以外のプロジェクトに取り組んでいたため、担当していた3回生からレクチャーを受けて臨みました。 旧豆山荘の保存再生、利活用方法について、ゼミで考えた提案を丁寧に説明しています。どの方も熱心に話を聞いてくださり、学生が製作した模型、家具の一部、パネルを興味深く見つめておられました。 学生が高揚した表情で一生懸命に説明している様子、説明が終わった後のほっとした様子が印象的でした。プレゼンではどの情報をどういう順番で伝えればよいか、時間のかけ方など悩みますね。社会に出てからもこのような機会は多くあると思いますが、必ず役に立つ経験になることと思います。 11月15日(金) 振り返りをおこないました。 「建設技術展2024近畿」を終えた翌週のゼミでは出展の振り返りをしました。ゼミ生全員が1人ずつ、よかった点、課題だと感じた点を順に発表していきました。 よかった点では、ブースのデザインから制作まですべてを自分たちで行い、最終的には非常に完成度の高いきれいな温かみのあるブースができあがった、感動した、様々な経験ができた、先輩後輩でよくコミュニケーションがとれており楽しく作業ができた、という意見が多くあがりました。 課題だと感じた点では、展示の方法はもっと検討ができた、計画よりも模型の製作に時間がかかった点、ブースで解説するための知識が不足していた点などがあげられました。 学生からの感想をご紹介します(一部) 「模型作りに参加しましたが、今まで作ってきた模型とは完成度が違い、新しい技術も学べたので、次に生かしていきたいと思いました。」 「このプロジェクトに取り組む以前までは、設計職に進むことも考えていたが、模型制作や建設技術展を通じて、施工職にも興味、関心をもてるようになった。」 「組み立て時、先輩と一緒に仲良く取り組めたことや、なかなかうまくいかなくても、先輩がリードしてくださり出来上がったときには感動しました。」 前川先生からの講評 「1人で作業をすると全部自分で決められるし、調整も必要なく楽だけど、到達度が限られる。チームでの作業はメンバー間の合意形成や分担の調整など手間がかかるけど、うまくいくととんでもなく完成度があがる。これがチームで作業を行う醍醐味。今回、パネル班、ブース班、模型班それぞれ完成度の高いものができただけでなく、さらにそれら3つが集まり組み合わされることで、非常にブース魅力的な展示が出来上がった。」 「今回、模型の完成がギリギリになってしまったが、最後まで目標のレベル設定を妥協せず間に合わせたことを評価したい。実際の仕事でも締め切りが迫ると妥協しがちになる。スキルや考えは個人で異なるが、目標をメンバーに共有できたことが成功につながった。」 「チームで作業を行う際、作業に入る前のイメージの共有は大切。形のないものを製作する前は、スケッチ、写真、図面など何でも良いけど、イメージをメンバーに共有することで目標が明確になる。」 学生は皆、頷きながら聞いていました。 このプロジェクトを経てそれぞれが達成感を感じ、先生から講評をいただいたことで、グループワークを行うたもの重要なポイント、今後に活かせる力を整理して確認できたようです。 良いことだけでなく課題を感じることも、貴重な経験ですね。先生からの講評いただいた言葉は、今後のグループワークや社会に出た際に実感し、大切にしていってください。学生の皆さんお疲れ様でした。 プロゼミ紹介プロジェクト 関連記事 ▼ 「旧豆山荘」に関する今までの取組について ▼ 【プロジェクトゼミって何するの?③】建物の歴史的価値を活かして保存再生へ~人間環境デザイン学科 前川ゼミ 【プロジェクトゼミって何するの?⑤】旧豆山荘 保存再生プロジェクト~人間環境デザイン学科 前川ゼミvol.2 【プロジェクトゼミって何するの?⑥】旧豆山荘 保存再生プロジェクト~人間環境デザイン学科 前川ゼミvol.3 【プロジェクトゼミって何するの?⑮】旧豆山荘 保存再生プロジェクト~人間環境デザイン学科 前川ゼミvol.4 【プロジェクトゼミって何するの?⑰ 】「建設技術展2024関西」に出展~人間環境デザイン学科 前川ゼミvol.5 ▶ プロジェクトゼミについての紹介記事はこちら ▼ 人間環境デザイン学科についての過去のブログ 第4回近畿学生住宅大賞で3回生が「企業賞」に!~人間環境デザイン学科 学生がデザインしたKIOオリジナルバッグを制作中!~人間環境デザイン学科 第6回エコマミ公開講座に人間環境デザイン学科 村田浩子教授と学生が参加しました!~ 人間環境デザイン学科 地域とデジタルをつなぐ – スマートフォン年賀状作成ワークショップの開催 ~人間環境デザイン学科 清水ゼミ
2025.01.06
令和6年度「臨地実習指導者研修会」を開催!~看護医療学科
2024年12月14日(土)13時より、看護医療学科「臨地実習指導者研修会」を行いました。この研修会は、看護医療学科の臨地実習指導者および本学教員が学生の看護実践能力の向上に向けて協働し、効果的な実習指導を行うことを目的として、また日頃の学生指導を振り返るとともに相互の交流と親睦を深める機会として年1回開催しています。 当日は朝から小雨がちらつく寒い日となりましたが、コロナ禍を経て5年ぶりの開催ということもあり、本学の実習施設・病院から77名もの臨地実習指導者の方々にご参加いただき、本学教員を含めると100名を超え、盛況となりました。 第1部 講演 「実習における発達障害傾向のある学生へのかかわり」 順天堂大学保健看護学部精神看護学領域 教授 北川 明先生 本年度は、発達障害傾向のある学生をどのように理解し、どのように支援すればよいのか、実習におけるかかわり方について考えようと研修を行いました。第1部は順天堂大学保健看護学部の北川明教授にご講演いただきました。 講演は、発達障害の定義、タイプ別の特徴といった基礎知識から発達障害傾向のある学生への支援の基本と方向性、合理的配慮の考え方へと、具体例を示しながらわかりやすくご説明くださいました。 発達障害には様々な特徴がありますが、これらは「脳機能の障害であり完治はしない。生涯を通じて適応方法を学んでいく」というお話から、発達障害傾向のある学生が特性を持ちながら社会に適応できるよう関わっていくことが大事であると理解しました。 支援の基本として、本人が何に困っているのか、何ができないのか自らの特性を理解すること、そして教員や支援者がその困りごとを本人と共有し具体的対策を一緒に考えることが挙げられました。学生の自己理解を促すことに加え、困ったときの対処や助けを求めることを教育していくことが支援の充実に繋がるということを強調され、教員としての役割を強く認識しました。 また、発達障害は二次障害の併発が多いということから、障害特性への対応だけでなくメンタルケアとしてカウンセリング的かかわり(受容)の必要性にもふれられました。 さらに、学生には教育を受ける権利を保障する、看護師には職業選択の自由を保障する観点から合理的配慮の考え方を示していただき、教育目標の到達水準を下げることなく、どうすれば目標に到達できるのか、到達する方法を工夫する必要性について改めて考えさせられました。 第2部 グループワーク 第2部では、場所を畿央カフェ「カトレア」に移し、実習指導者と本学教員で混成した小グループに分かれ、グループワークを行いました。各グループで日頃の実習指導での悩みや実践方法について振り返り、第1部の講演と関連させて、今後どのように活用していくか自由に意見交換を行いました。 いくつかのグループに意見交換の内容を共有していただきましたが、教員と指導者間での情報共有の必要性、グレーゾーンの学生の見分け方、Z世代の特徴をふまえた指導に苦慮されていることや実践されていることについて検討されたことが報告されました。 最終のグループからは「大学の間に学生自身がその特性を理解し、どんなサポートが必要かをわかっておくこと、それを教員と現場で共有することで、学生の支援ができる。また、入職してからわかってもサポートが難しいので、学生時代にそれがわかっていると、入職してからのサポートにつながる。本人のやりたいことをやらせてあげるためにも何が必要なのかを準備するためにも、本人との共有が第一である」との発表があり、素晴らしいまとめとなりました。 その後、共有された内容について北川先生に総評をいただきました。 教員と施設との情報共有において注意すべき点として、個人情報でもあることから、情報を共有してもよいか本人に承諾を得る必要があることを挙げられました。障害の診断の有無は重要ではなく、どんな困り事があるのか何がうまくいかないのかを理解し、どんなサポートがあれば困難をクリアできるのか本人と一緒に考える、アセスメントすることで対処が可能になることを改めて強調されました。 「指導する側が疲弊してしまう」という意見に対し、最も身近にいる者が陥りやすいと言われるカサンドラ症候群を防ぐためにもチームで関わることが大事であり、そのためには部署や組織全体での教育、学習、サポートが必要であることから、今回の研修内容を各自の病院・施設で是非活用してほしいことを伝えられました。 今後、障害特性のある学生や看護師は増加する傾向にあるようです。その人の特性を理解し、支援の方法や内容をチームで共有しながらよりよい支援につなげていきたいと思います。 最後に、本学看護医療学科長の河野由美教授による講評があり、楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。 研修会後のアンケートより 「発達障害に関する理解が深まった」 「学生指導だけでなく新人教育にも活用できる」 「対応のしかたを学べたことで楽になった、何か少し先が見えた気がする」 「同じように悩む人たちと情報共有できてよかった」 「安全な看護を提供するためにどうすべきかも含め職場で共有していきたい」 など多くのご意見をいただくことができました。 今後も実習指導者と教員間でコミュニケーションを図り情報共有しながら、学生を導いていけるよう努力を重ねていきたいと思います。 ご参加いただきました臨床の皆様、ご講演とご指導いただきました北川先生、ありがとうございました。 看護医療学科 基礎看護学領域 准教授 須藤聖子、小林智子 講師 中西恵理 関連記事 ボランティア活動報告!~子育て応援ボランティアサークルSmile 認知症予防講座を開催しました。~ 看護実践研究センター認知症ケア部門 看護実践研究センターシンポジウム 行政・関係機関・大学連携による中小企業の健康づくり推進―広陵町における中小企業健康経営推進の取り組み―開催報告 「前向き子育てプログラム トリプルP」真美ケ丘西小学校PTA教育講演会活動報告 ~ 看護実践研究センター 安心感の輪子育てプロジェクト
2025.01.06
人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.5~ みんなで台湾まちあるき!
人間環境デザイン学科では、以下の3点を目標とし2023年度より「海外インターンシップ」を行っています。 海外の学生と交流を深める機会をもち、人間環境デザインを学ぶ学生として、国内外の住まいや集落、人々の暮らしに関する幅広い視野をもつ。 国内外の集落における地域課題の発見と解決に向けた提案を海外の学生とともに行うためのコミュニケーションスキルを身につけている。 自ら考え自発的にとりくむ姿勢を身につけている。 5・6日目:様々な場所に見学へ行きました! 5日目、6日目は、まちあるきを行いました。台南市内、嘉義市、安平地区の建築物の見学や博物館の見学等、訪れたい場所が盛りだくさんです。 5日目 5日目は嘉義市にある檜意森活村、嘉義美術館の見学と、台南市にある国立故宮博物院南部院、成功大学の見学を行いました。 成功大学のみなさんが案内をしてくれたので、観光地以外のローカルな場所や食べ物も体験することができました。その地域ならではの建物や文化を楽しみながら感じることができました。 成功大学のキャンパスは驚くほど広く、建築学科の棟だけでも規模の違いに圧倒されました。印象的だったのは、キャンパス内を自由に使って作品制作をしている様子です。ワークショップに参加している学生の作品も見せてもらい、刺激的な時間を過ごすことができました。 6日目 6日目は成功大学の学生さんと一緒に過ごす最後の日です。もっとみんなと過ごしたいな…と思いながら朝の準備をしました。 この日は、台南市安平区にある安平開台天后宮、安平古堡の見学、台南市の中心地を自由にまちあるきをしました。 安平開台天后宮では、寺院の装飾の素晴らしさに驚きました。安平古堡はオランダの領事館だった場所で、台湾、ポルトガル、オランダ、中国、日本などの国際関係について学ぶことができます。街とはちがう建物の作りで、展望台からの景色などを楽しむことができました。 台南市内のまちあるきは、豆花や、牛肉スープなど現地のおすすめのお店に案内してもらい、台南を十分に堪能できました。 印象に残っているのは、映画好きの学生が案内してくれた古い映画館です。通常、映画のポスターなどは印刷されたものですが、そこの映画館は一つ一つ手書きのポスターが掲げられていました。また、有名な映画のシーンのハリウッドスターの絵などもあり、海外映画の好きな私はとても楽しめました。 そのあとは林百貨店や美術館などの有名スポットに連れて行ってもらいました。最後に思い出作りとしてプリクラを撮ろうと提案してくれました。お店にあるサングラスをかけてプリクラを撮ったりして台湾のプリクラを堪能できました。そのプリクラは私の宝物です。 送別会が催されました! 最後の夜は送別会を開催していただきました。同じグループの学生が頑張って日本語を話して司会をしていた姿が印象的で、努力が伝わり、感動しました。 最後には、成功大学の皆さんが私たち1人1人に宛てたメッセージと、前日に撮った写真がコラージュされている額縁付きの色紙をプレゼントしてくれました。そんな手の込んだものをくれるなんて思ってもおらず、みんなと出会えて良かったなと心から感じました。 私たちもお世話になった皆さんに手紙を用意していたので、急いでバスに手紙を取りに行き、渡しました。すごく喜んでくれたので夜中に時間をかけて書いた甲斐があったなと思いました。感動に浸っていると、今度は個人的に書いた手紙を渡してくれました。みんなと出会えたこと、こうして別れを惜しむ関係を築くことができた感動で、涙が止まりませんでした。他の班で仲良くしていた子たちにも個人的に手紙を渡したり写真を撮ったりしました。気がつくと周りは泣いている声や抱き合う姿でいっぱいになってしました。 みんなで一緒に過ごしたのはたった5日間でしたが、みんなと過ごして、協力して完成した小屋や、一緒に食べたもの、見たもの、触れたもの、言葉の壁がありながらもたくさん話をし、笑い合った日々は私の一生の思い出です。またすぐに会える日を心から楽しみにしています。 人間環境デザイン学科 2回生 稲原 ひろこ 関連記事 ▼ 2024年度 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ ▼ 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.1~ 台湾に向けて出発! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.2~ 成功大学とのワークショップ開始! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.3~ 試行錯誤しながらも順調に作業が続いています! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.4~ 制作の最終日を迎えました! ▼ 人間環境デザイン学科 「近畿学生住宅大賞」にて企業賞を受賞しました!~人間環境デザイン学科 学生がデザインしたKIOオリジナルバッグを制作中!~人間環境デザイン学科 第6回エコマミ公開講座に人間環境デザイン学科 村田浩子教授と学生が参加しました!~ 人間環境デザイン学科 地域とデジタルをつなぐ – スマートフォン年賀状作成ワークショップの開催 ~人間環境デザイン学科 清水ゼミ 河合町佐味田地区の「佐味田みんなの縁側」の増設 板絵の飾り棚および遊び道具の動物将棋の制作活動 ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ
2025.01.06
人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.4~ 制作の最終日を迎えました!
人間環境デザイン学科では、以下の3点を目標とし2023年度より「海外インターンシップ」を行っています。 海外の学生と交流を深める機会をもち、人間環境デザインを学ぶ学生として、国内外の住まいや集落、人々の暮らしに関する幅広い視野をもつ。 国内外の集落における地域課題の発見と解決に向けた提案を海外の学生とともに行うためのコミュニケーションスキルを身につけている。 自ら考え自発的にとりくむ姿勢を身につけている。 4日目:制作の最終日です! 今日も現地に向かい、作業の続きをしました。1棟はカウンターと壁の制作、もう1棟は床とベンチ、屋根、壁の制作に取り掛かりました。 成功大学の学生と過ごすのは3日目なので、コミュニケーションの取り方に慣れてきて、スムーズに会話ができ、意思疎通を図りながら作業を進めることができました。 この日の昼食も、成功大学のみなさんから台湾料理のお弁当をいただきました。お弁当は色々な種類があるので、どんな味なのだろうと毎日ワクワクしながら食事をしました。 お昼休憩の後はまた作業に戻り、完成に向けた最終調整を行いました。どちらの棟も完成し、みんなで拍手をしながら喜びを分かち合いました。 完成後は、皆で記念撮影をしました。各棟やグループごとに撮影を行い、ドローンを使った撮影もあり、新鮮でとても楽しかったです。 その後はグループごとに制作した小屋の使用用途の提案を話し合いました。どのグループも良い案を出しており、様々なアイディアが生まれました。 ものを作るだけでなく、その用途をみんなで考え、実際に使用する人に提案をするという、ものづくりの大切な過程を経験することができました。将来この場がどうなっているのかがより一層楽しみになりました。 夜の自由行動では、昨日と同じくホテルの周りを散策しながら、ご飯を食べに行ったり、買い物をしたりしました。私は友達とラーメンを食べた後、服を見に行きました。台湾の服屋は、日本の服屋と少し似たような感じがありました。 小屋を完成させることができ、成功大学の学生とも最初の頃よりはコミュニケーションを取ることもスムーズにできるようになって、台湾での生活にずいぶん慣れてきました。 明日は成功大学の学生たちが台南市内を案内してくれるので、とても楽しみです!! 人間環境デザイン学科 2回生 村井彩、松原明里 関連記事 ▼ 2024年度 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ ▼ 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.1~ 台湾に向けて出発! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.2~ 成功大学とのワークショップ開始! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.3~ 試行錯誤しながらも順調に作業が続いています! ▼ 人間環境デザイン学科 「近畿学生住宅大賞」にて企業賞を受賞しました!~人間環境デザイン学科 学生がデザインしたKIOオリジナルバッグを制作中!~人間環境デザイン学科 第6回エコマミ公開講座に人間環境デザイン学科 村田浩子教授と学生が参加しました!~ 人間環境デザイン学科 地域とデジタルをつなぐ – スマートフォン年賀状作成ワークショップの開催 ~人間環境デザイン学科 清水ゼミ 河合町佐味田地区の「佐味田みんなの縁側」の増設 板絵の飾り棚および遊び道具の動物将棋の制作活動 ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 学生視点で「畿央食堂なごみ」のリノベーション提案!! ~ 人間環境デザイン学科 李ゼミ
2024.12.24
ボランティア活動報告!~子育て応援ボランティアサークルSmile
お祭りに参加しました 2024年12月14日(土)、ボランティアサークルSmileの学生4名は、看護医療学科の田中先生と訪問看護ステーションアイデルと重症児デイサービスアイデルームのお祭りに参加しました。このお祭りには、ケア児40名とそのご家族、スタッフやそのご家族を含む約100名の方々が参加されました。 学生たちは、わたあめコーナーや着ぐるみに入って子どもたちと一緒に楽しく交流しました。地域の皆さんと学生たちがともに過ごす時間は、笑顔が溢れる素晴らしいひとときとなりました。 ▼ 学生たちがわたあめを作る様子や、着ぐるみで子どもたちをお見送りした場面をご紹介します。 (写真掲載のご了解を頂いています) クリスマスプレゼントを届けました また、畿央祭のウエルカムキャンパス「スマイル交流サロン」にお越しいただいた重症児ディサービス「わくわくホーム」、放課後等ディサービス「おむすび」、養護施設いかるが園の皆さんには、畿央祭でのわたあめの売り上げで購入したクリスマスプレゼントの絵本をお届けしました。子どもたちが絵本を手にした瞬間、喜びの表情を見せてくれました。 ボランティア活動を通じて、私たち学生は障がい児との遊びを通じて地域とのつながりを深め、交流を大切にしています。今後も地域と共に歩んでいけるような活動を続けていきたいと思っています。 ボランティア活動に参加しよう! 私たち「Smile」は、地域とのつながりを大切にし、障がい児との遊びを通じて交流する活動を行っています。毎回のボランティア活動では、子どもたちと一緒に遊んだり、楽しい時間を過ごすことができます!皆さま、地域の子どもたちに笑顔を届ける素敵な活動を一緒に体験してみませんか? 初心者の方も大歓迎!活動を通じて新しい友達もでき、貴重な経験を積むことができます。ボランティア活動が初めてでも、安心してください。障がい児とのかかわり方の研修会(障がい児サポーター養成講座)にも参加できます。 地域とのつながりを深め、共に成長する喜びを感じながら、ボランティアに参加してみてください!お待ちしています。 子育て応援ボランティアサークル Smile 代表 柴田あかり (JSPS KAKENHI Grant Number 24K14212) 関連記事 畿央祭ウェルカムキャンパス「スマイル交流サロン」活動レポート~ 看護実践研究センター
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