2024.03.12
看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.1~事前学習プログラムレポート!
看護医療学科2年次配当「海外インターンシップ」は、海外の異なる文化や歴史、その中で築かれてきた保健・医療・福祉制度を学んで日本の制度や保障との比較をすること、グローバル化に対応できる看護職者としてのコミュニケーションスキルを身に付けることを目的としています。今年度からの復活に向けて、これまではカンボジアへの現地視察の様子をお届けしてきました。今回からは、海外インターンシップに向けた様子をお伝えします。
今年度の海外インターンシップは3/16~22まで2回生から4回生までの23名がカンボジアに出発します。今回は出発前事前学習の様子をお伝えします。
これまでの事前学習では、日本の看護についてや、大学の紹介についてプレゼン資料の作成を行ってきました。
今回3/12(火)は現地説明会として北原グループの西尾 匡紀さんとZoomで繋ぎ、カンボジアの医療体制の様子などをお聞きしました。
西尾さんの勤める北原グループは、東京都を中心に病院を持つだけでなく、医療の国際展開を進めており、2008年からカンボジア事業を進めている医療法人になります。
西尾さんからは、カンボジアの医療体制の実情などを写真や他国との比較を交えて詳しく説明いただきました。
カンボジアの歴史の背景や、以前と比べて死亡原因の順番に変化があること、救急車の管制センターが無いこと、陸続きが故に国外で医療を受ける人が一定数いることなど、日本の医療体制とは異なる部分を説明いただきました。
また家族を大事にする姿勢が強いようで、入院者のベッドの隣に家族用のベッドを置いているのはカンボジアならではの様子ではないでしょうか。
説明後は質疑応答の時間を設けていただき学生からの質問にもそれぞれお答えいただきました。初めて海外へ行く学生も多いため、最後には暑さや食生活の対策など現地での過ごし方についても紹介いただきました。
西尾さん貴重な時間をいただきありがとうございました。
講演後はグループ分かれ、「気候・文化・歴史・言語」、「保健・医療・福祉」、「看護基礎教育」をそれぞれ分かれて調べ、発表しました。
西尾さんの講演でも同様に触れていただいた内容もありましたが、調べていくことでより日本と異なる部分を感じたのではないでしょうか。現地に行く前に興味が湧くことが多くあったのではないでしょうか。
次回は、実際にカンボジアでのインターンシップの様子をレポートしたいと思います。お楽しみに!
看護医療学科 准教授 酒井 啓子
祐實 泰子
對中 百合
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