2013年5月9日の記事

2013.05.09

5月3日平城京天平祭「さくら茶会」に畿央大学茶道部が今年も参加!!

平城旧跡大極殿前で茶道部が野点の“おもてなし”を行いました。 奈良の八重桜は聖武天皇がこよなく愛された花で奈良の県花ともなっており、お茶は中国から遣唐使により奈良に伝わり発展し、茶筅や茶杓などが奈良の伝統工芸品となっています。平城京天平祭では奈良に根付いたお茶を通して来場者の方々に“おもてなし”する趣旨で毎年大極殿前庭入口前の一等地で振る舞われており、今年2013(平成25)年5月3日~5日(畿央大学茶道部(指導顧問:健康科学部健康栄養学科教授冬木啓子先生)は初日の3日担当)に行われました。       天平祭実行委員会からの依頼による出展で茶道部をもつ四年制大学として奈良をPRするボランティア参加です。       5月3日初日の来場者数は約17,000人という観光客の前でお点前を披露できるのは学生たちにとって貴重な体験になりました。例年どおりお抹茶券は500円/1人ですが今年は昨年の2倍の300人分とし、奈良の銘菓本家菊屋のお饅頭とお茶をお出し皆様に喜んでいただきました!   この日は11時から天平行列という、当時の歴代天皇とその女官、文武百官らが兵衛や伎楽隊に先導されて練り歩くイベントに畿央大学の学生および教職員約50名がボランティア参加しており、大学あげての天平祭参画となりました。 「天平行列」のレポートはコチラ→ https://www.kio.ac.jp/information/2013/05/08-1.html

2013.05.09

学生広報スタッフblog vol.66~本屋大賞&読書のススメ!

子曰く、「弟子入りては則ち孝、出でては則ち弟。謹んで真。汎く衆を愛して仁に親づき、行いて余力有らば、則ち以て文を学べ。」   こんにちは!健康栄養学科3回生、学生広報スタッフの“ごろー”こと、稲垣美穂です! 畿央生は勉強に実習に部活にボランティアに…と、特に忙しい生活を送っていると思います。そんな生活の中でも、みなさん、本を読んでいますか?    先日 「2013年本屋大賞」が発表され、受賞大賞作は「海賊と呼ばれた男」でした。  本屋大賞ってなんぞや?というそこのあなたに説明します。昨年の受賞作の「舟を編む」は、映画化に伴い大々的に宣伝されているので、みなさんも耳にしたことがあるのではないでしょうか。     本屋大賞とは、過去一年間で全国の書店員が実際に読み、「いちばん面白かった!」「いろんな人に薦めたい!」と思った本を選び、投票して決まる賞なのです。  書店員からの目線ということは、私たちのような一般の若い方から年配の方まで、幅広く受け入れられる本が選ばれているということになります。また、一般の私たち目線で楽しめる本を広め、届けもらえる良い機会を与えてくれる賞とも言えます。従来の賞は一般受けするかといえばなかなかそうではないものが多く、「なんでこんないい本が埋もれたままになるんだ!」と憤った書店の方々が一念発起し、立ち上げたのでした。   本屋大賞の影響は大きく、受賞作品のみならず、ノミネート作品さえもドラマ化、映画化が続出するなど、この本屋大賞は大成功を納めました。 過去の受賞作、ノミネート作としては、「天地明察」「神様のカルテ」「鹿男あをによし」「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」などなど、一度は聞いたことがあるものばかりではないでしょうか?イメージしやすい文章、受け入れやすさなどが受賞のポイントのようです。 かく言う私も、昨年の大賞作「舟を編む」を身震いして、最後は泣きながら読みましたが、今年の大賞作も冒頭から、60歳のおじいさんとは思えないほどの情熱や気迫を感じる主人公に、武者震いが止まらず、「流石は大賞作品…やばい…」と思わずうなってしまいました。 このように、一般人が心打たれる作品を届けてくれる賞なのです。これからも、心に響く作品をどんどん発信して頂きたいです。   さて、畿央大学にも書物の宝庫があります。それは、綺麗で素敵な図書館です。近代的な造りで、落ち着いて勉強や読書ができます。専門書も充実しています。まだ利用したことのないそこの人!テスト前には行かなきゃ損ですよ!!     意外に知られていないのですが、館内には、お手洗いもちゃんとあります^^       図書館にあるのは専門書ばかりではありません。昨年一年間では、新規に登録された図書が1.336冊、DVDやビデオなどの視聴覚教材は701件と、文学作品や情報誌等毎年新たな図書が続々と増え、保管されています。せっかく綺麗な図書館に沢山の図書があるのに、それを見過ごす手はありません!!!!       さて、冒頭に書かれている文章なのですが、論語の一説にある孔子の教えです。意味は、「家族円満に誠実に生き、たくさんの人と交流し、学びなさい。その中で余裕があるのなら読書を心のゆとりとして楽しみましょう。」という意味です。 もちろん、日々の生活の中には、人生の学びとなる場面が多々あると思います。そこで得たものは大きいはずです。そんな忙しい中でも、ゆとりという名の自分を楽しませる時間を作ることは大切なのではないでしょうか。 日々の生活の中に時間のゆとりを作ることができたら、日常生活では体験できない世界を活字の上で楽しんでみてはいかがでしょうか。ひょっとするとあなたがまだ知らない、素敵な作品が待っているかもしれません!自分の知らない世界を見つけに、図書館にも足を運んでみてはいかがでしょうか?     *開館時間* 平日    9:00~20:00 土・長期休暇中  9:00~18:00 (※開館時間は変更されることがあります)