2024年8月の記事

2024.08.30

4大学での合同ゼミで学部生・院生・教員が交流しました!~理学療法学科 瓜谷ゼミ

2024年8月24日(土)に大阪市内で、関西医科大学 浅井研究室、甲南女子大学 三栖研究室・久保研究室、大阪行岡医療大学 山野研究室と合同ゼミを行いました。瓜谷研究室からも3・4年の学部ゼミ生と博士課程・修士課程の大学院生が参加しました。   関西医大の浅井先生、甲南女子大の三栖先生は私と同じ神戸大学の卒業で、昨年11月にタイのバンコクで開催されたアジア理学療法学会で再会した際に「それぞれの研究室で交流しましょう!」という話になり、畿央大学出身の山野先生もご一緒する形で今回の企画が実現しました。   ▼ アジア理学療法学術大会についての記事はこちら ▼ 「第16回アジア理学療法連盟学術大会」に教員と大学院生が参加!~健康科学研究科   初めに各研究室の教員から、それぞれが取り組んできた研究についての紹介が行われました。浅井先生からは機器開発研究、三栖先生からは小型モーションセンサーを用いた研究、久保先生からは脳卒中の臨床研究、山野先生からは変形性膝関節症の研究が紹介されました。私もこれまで取り組んできた足部や足趾に関する研究、変形性膝関節症に関する研究についてお話しました。   その後、各研究室のゼミ生が取り組んでいる卒業研究についてのプレゼンテーションが行われました。我々の研究室からも4年生が取り組んでいる2つの卒業研究についての途中経過についてプレゼンを行いました。     その後「理学療法は今後どのように社会に貢献できるか?」をテーマに、他大学のゼミ生同士でグループワークを行いました。グループワークでは終始和気あいあいとした雰囲気でディスカッションが進められ、各研究室のメンバー同士の交流も深まりました。       最後に学生達のまとめたアイデアを発表してもらいました。それぞれのグループが学生ならではの新鮮で面白いアイデアを発表してくれました。普段なかなか交流することのない他大学の教員や学生の方々と親睦を深めることができた、非常に有意義で楽しい機会になりました。     今回ご参加いただいた関西医科大学 浅井先生、甲南女子大学 三栖先生、久保先生、大阪行岡医療大学 山野先生、並びに各研究室の学生の皆さん、ありがとうございました。今後も引き続き交流を続けていきたいと思います。   理学療法学科 准教授 瓜谷 大輔 関連記事 森岡研究室の同門会に院生・修了生49名が参加!~健康科学研究科 第3回日本老年療法学会学術集会で大学院生と修了生(客員研究員)が発表~健康科学研究科 本学にて第33回奈良県理学療法士学会が開催されました。~健康科学研究科・理学療法学科 Blog 大阪経済大学との合同研究発表会を実施!~地域リハビリテーション研究室 第66回日本老年医学会学術集会で修了生と教員が発表しました!~健康科学研究科 恒例の沖縄ゼミ旅行が復活!~理学療法学科 瓜谷ゼミ OARSI2024(世界関節症会議学術大会)で教員が研究成果を発表しました~理学療法学科

2024.08.28

【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.2―天理本通り商店街の巻~ 現代教育学科 岡田ゼミ

  教育学部現代教育学科で生活科・社会科を専門とする岡田良平先生のゼミでは、フィールドワークを行っています。行き先はゼミ生が決定し、みんなで楽しめるように体験学習や解説の工夫を取り入れることで、将来先生になったときに、「こんな社会見学にしたい!」という練習の場にもなっています。ゼミ生によるレポート第二弾は、天理本通り商店街です!   岡田ゼミ、現代教育学科3回生の垣内と岡本です。中西くん、紀ノ定さん、奈良・山の辺の紹介をありがとうございました!   私たちは二手に分かれて、天理教の文化が感じられる天理市本通り商店街を散策しました。     ▼ 天理本通り商店街   岡本さん視点の商店街レポート 商店街を散策する道中で岡田先生から解説をしていただきました。   ▼ 商店街について解説する岡田先生     岡田先生から商店街が始まる前からあるお店や、今では珍しい文具屋や金物屋などについての解説を受けることで、商店街についての知識を深めながら楽しく散策することができました。   ▼ 天理袋物株式会社     ▼ 細川勉強堂     ▼ 弓仲金物総本店     また、商店街には天理教の神具店が多数あり、天理教の御神酒や法被、正装だけでなく、天理限定の缶バッチやタオルなどのグッズを売っていました。時々、天理教の法被を着ている人が歩いていました。   ▼ 天理教のグッズ     ▼ 天理教の法被(前)     ▼ 天理教の法被(後ろ)     道中には天理大学が運営しているCaramel Marketというクレープ屋さんがあり、みんなでクレープを食べました。このお店は天理大学と地域の魅力を発信する場として運営されているそうです。ちなみに店舗名の由来は「大学と地域を絡める(カラメル)」だそうです。   畿央大学とは違う、他大学の取り組みを知る面白さがありました。また様々な味のクレープを堪能することができて大満足でした。天理市本通り商店街に行った際は是非食べてみてください。   ▼ 左からパインレアチーズ、バナナチョコブラウニー、ベリーのレアチーズ     ▼ 商店街を楽しむゼミ生     垣内さん視点の商店街レポート   一方僕達は、岡田先生が解説をしてくださっているとは露知らず、この日は湿度も気温も高かったため、甘いものが売っていて休める場所はないのか・・・と呑気にお店を探し回っていました。そして、一緒に居た2人ともが「ここがいい!!」となったのは、天理教教会本部神殿近くの「いって茶寮」さんです。   ▼いって茶寮     僕達が入るや否や、優しい店主さんが手招きしてくださり、梅昆布茶を出してくださいました!   ▼ 店主さんが淹れてくれた梅昆布茶     飲むと昆布の程よい塩味と、梅のさっぱりした酸味が感じられ、夏にぴったりだなと思える美味しい飲み物でした!他にもかんろ糖やロシアンクッキーなど、昔から愛されているお菓子が置かれていました。その中でもかんろ糖は、デザインも可愛く甘くて美味しかったです!   ▼ お店で買えるかんろ糖     買い物を済ませた後も、店内のベンチに座らせていただき、僕達の時間が許す限り、次の目的地である天理大学附属参考館の名前の由来や、参考館にはどのような展示物があるのかなどを教えてくださいました。ふとした瞬間に素敵な発見や、出会いが生まれるのもまたフィールドワークの良さなのかなと実感できた瞬間でした。店主さんにお礼を伝え、事前知識も入って準備は万端!いざ参考館へ!   ▼ 休憩したことで元気いっぱいのゼミ生     ▼ 参考館に向かっているゼミ生     次は天理大学附属参考館の巻 にバトンタッチします。   教育学部 現代教育学科 3回生 垣内 智樹 岡本 茉里 関連記事 大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.1― 奈良・山の辺の巻 ― ~ 現代教育学科 岡田ゼミ 【現代教育学科×人間環境デザイン学科】畿央大学付属広陵こども園の園児のために椅子を製作! 【森岡准教授が読売新聞に】8/17(土)夏の無料体験講座「ひらめき☆ときめきサイエンス」 Blog 6/21(金)ならコープとのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.1~現代教育学科教員が22年ぶりの再訪! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.2~コンケン大学でワークショップに参加! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.3~タイ農村部の教育的課題って? タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.4~学校での授業実践を通じて

2024.08.27

2024年度「地域包括ケア実習」がはじまりました!~看護医療学科

地域包括ケア実習は、昨年度から新カリキュラムにあわせてスタートした実習です。平成29年の「看護学教育モデル・コア・カリキュラム」には、看護師の役割について、「地域医療構想に基づく医療提供体制の構築と地域包括ケアシステムの構築により、地域におけるヘルスプロモーションや予防も含め、その役割や活動場所の多様化が進む中で、看護者には、様々な場面で人々の身体状況を観察・判断し、状況に応じた適切な対応ができる看護実践能力が求められている」と示されています。高齢者が住み慣れた地域で、自分らしく過ごすことができる地域包括ケアを実践し、地域共生社会の実現に向けて活動できる看護師の育成をめざし、畿央大学では昨年度から低学年(2回生)で地域包括ケアシステムの深化・推進の中核を担う、地域包括ケア実習を展開しています。 地域包括ケア実習について 地域包括ケア実習では、学生3名~5名程度のグループ単位で、学内実習2日間、臨地実習3日間の合計5日間、大阪府と奈良県の10か所の自治体や社会福祉法人が運営する地域包括支援センター(一部事業所)に分かれて実習を行います。同センターの業務や専門職の役割を把握するとともに、高齢者や住民、専門職を対象とする事業に参加し、家庭訪問や面談に同席する、高齢者にインタビューを行うなどの体験を通して地域包括ケアシステムの推進における看護職の役割と、地域共生社会実現に向けた個人の課題を考察します。   今年度の注目点は、事前に自治体のHPから実習地域の概要、特色、高齢者に関する統計や行政計画を把握し、臨地の指導者の助言を元に地区踏査に赴き、現場を視察し、高齢者の生活環境とHPから把握できる情報を統合し、地域診断を行い、健康課題を考え実習目標を設定したことです。   初めての地区踏査・地域診断でしたが、 メンバーとコミュニケーションが図れたことが良かった 事前に下見に行くことで、実習施設までの経路や時間を把握できて、安心して実習に望むことができて良かった 経年的に統計をみると変化がよくわかった 市町村により違いがあることがわかった   という感想が聞かれ、安心感やメンバーシップ、実習地域への興味関心を持つことができ、実習の導入として良い効果がありました。   ▼ 実習前に学内で地域診断を発表する様子     1クール目の臨地実習では、各実習施設の行事にあわせて介護予防事業やKIDS認知症サポーター養成講座、施設見学、家庭訪問等に参加しました。   ▼ KIDS認知症サポーター養成講座に参加     ▼ 講座には自治体のゆるキャラも登場     ▼ いきいき100歳体操に住民と共に参加     ▼学生がYouTubeを活用し地域の高齢者サロンで体操指導を実施   1クール目が終わっての学生の感想(一部抜粋) 病院実習だけでは、地域にいる高齢者についてあまり理解することができないと思うが、この実習を通して、地域に住む高齢者の不足しているニーズは何なのか、それに専門職はどのように関わり、支援をしているのかを知ることができたので大変良い経験となった。 授業で習っていることだけだと、つい病院での生活や病院内での多職種連携ばかりに考えが行きがちですが、実際に高齢者が暮らす地域の姿が見られて非常に学びになりました。 病院以外での仕事について学ぶことができて価値観が広がりました。大変良かったです。 ▼ 実習が無事終了して、達成感に満足の学生     1クール目は、地区踏査も実習も大変暑い時期で苦労されたことと思います。不満を漏らすことなく、前向きに参加していただき、本当にありがとうございました。 この実習はあと3クール続きます。また、学生の学びの様子を報告できればと思います。   看護医療学科 准教授 室谷 牧子 関連記事 「若者とともに超高齢化社会を考える」 in森ノ宮医療大学 ~看護医療学科「認知症ケア論」vol.4 「死のシミュレーション体験」から学ぶ終末期ケア~看護医療学科「終末期ケア論」vol.5 外部講師から学ぶ「薬害の実情」と「患者の人権」~看護医療学科「保健医療福祉システム論Ⅰ」 緩和ケア病棟の実際―病院インターンシップ実習を経験した上級生とのディスカッション~看護医療学科「終末期ケア論」vol.4 前期の最後は高齢者疑似体験!~看護医療学科「老年看護学援助論Ⅱ」vol.4 「臨死期の看護を学ぶ」エンゼルメイクの演習を実施! ~看護医療学科「終末期ケア論」vol.3

2024.08.26

【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩vol.1― 奈良・山の辺の巻~現代教育学科 岡田ゼミ 

教育学部現代教育学科で生活科・社会科を専門とする岡田良平先生のゼミでは、フィールドワークを行っています。今回はゼミ生の皆さんにその様子をレポートしていただきました!第一弾は奈良・山の辺です。   岡田ゼミの中西と紀之定です。今回は6月にゼミで行った天理市・桜井市のフィールドワークについてご報告します! 私たちのゼミでは、自分たちで相談してフィールドワークの行き先を決めます。みんなで楽しめるように体験学習や解説の工夫を取り入れることで、将来、先生になったときに、「こんな社会見学にしたい!」という練習の場にもなっています。   さて岡田ゼミフィールドワーク記念すべき一発目の場所は、60年の歴史ある 柿の葉ずし 平宗 「便利館」に行きました!近鉄天理線二階堂駅から徒歩7分で着く場所にあり、早速みんなで写真を撮りました!   柿の葉寿司 平宗について学ぶ 柿の葉ずし平宗 「便利館」の店内の壁には、平宗の歴史が書かれていました。   平宗は創業1861年、江戸時代末期・文久元年、海のない山深い吉野上市村にて、すし・川魚・乾物の製造販売をはじめたそうです。明治には、平宗は料理旅館を営みたくさんの料理を提供、その一つとして吉野の家庭でつくられていた柿の葉ずしを振る舞っていたと書かれていました。こうして郷土の家庭料理であった柿の葉ずしが吉野の名物として商品化されたそうです。また、昭和26年11月にはなんと昭和天皇陛下も召し上がられた歴史があります。   柿の葉ずしを作る前に従業員の方から貴重なお話を聞いたり、映像を見ました!映像では、平宗の柿の葉ずしに対するこだわりなどが紹介されていました。柿の葉ずしのシャリには奈良県産ヒノヒカリや味わい深い「マルカン酢」を使い、柿の葉には奈良県の柿農家から仕入れた柿の葉が使われているなど、奈良県産の材料がふんだんに使われているそうです。また、柿の葉ずしのネタにはきめ細やかで十分に脂がのった「国産の真鯖」が使われているとも聞きました。作り方の工夫や苦労を聞いて、柿の葉ずしが最大限に美味しくなるようにたくさんのこだわりがあり、一つひとつ丁寧に人の手によって作られていることを学修できました。   「鮭より鯖好きな人~?」と聞かれて、みんな手をあげています。     店内にも、柿の葉寿司に対するこだわりが書かれていました。   柿の葉寿司作りを体験! 柿の葉寿司づくりに必要な材料を一人ひとつ綺麗に準備していただき、従業員さんに丁寧に教えてもらいながら手作り体験をしました!   作り方は、柿の葉の上に皮の面を下にした鯖と成形されているシャリを置いて巻き、両端を折ります。シンプルな作業ですが、実際に作ってみると意外と難しかったです!皆ゆっくり丁寧に包んで、綺麗にできました。熟練者になると、10秒に1個作れる人もいるらしく、とても驚きました。箱の半分は成形されているシャリで作った柿の葉寿司があり、もう半分は丸いシャリから好きな形で自由に作った柿の葉寿司を詰めました!   作成の様子を画像と共に紹介していきます!   ▼柿の葉寿司の具材と箱     ▼ 半分まで完成!~ 好きな形にシャリを形成しています     ▼ こっちも半分できた~!イェ~イ!     ▼ 三角形の柿の葉寿司に挑戦しています!     ▼ 鮭と鯖で上下にサンド!     ▼ 2つ分で横に長く作っています!     ▼みんなの 個性溢れる世界に一つだけの柿の葉ずしが完成!   お勉強タイム! 作った後は、楽しいお勉強タイム。寿司の歴史について詳しく学びました!   ▼ 手書きのスケッチブックで解説する岡田先生   お待ちかねの昼食です! 私たち女子と岡田先生は、1日30食限定の「きづきランチ」を食べました!メニューは、三輪の熟成 丸久素麺、コロッケ、野菜のぬか漬け、自家製胡麻豆腐 黒蜜かけ、そして大和牛ローストビーフずし・巻きずし・柿の葉寿司3つのすし3種でした!食べてみたかった赤葉で包まれた柿の葉寿司も食べることができて大満足でした!どれも最っ高に美味しくて、ゆっくり味わいながら食べました!   ▼ 美味しそうな昼食を目の前にしてテンション爆上げ!       ▼ 限定30食の昼食!おいしかったな~     ぼくら男子は、「柚庵焼鯖ずしと献上鮎ずし」をいただきました。どちらの魚も脂がのっていてシャリとの組み合わせが最高でした!また、ローストビーフ押しずしも頂きましたが、これがまたおいしかったです!次行くときは全種コンプリートをめざしたいです!!そのために貯金・貯金ですね!!!   ▼ 二種のすしをいただきまーす!!     初めての体験で沢山の学びがあって、とても勉強になりました!   自分で作った柿の葉寿司はなんだかいつも以上に美味しかった気がします!従業員の方から少し日が経つと柿の葉にすしが馴染んでさらにおいしくなると教えていただき、試しに1日、2日と食べずに置いてみると、本当に美味しさがぐーーんとアップしました!   貴重なお話と映像、そして柿の葉ずしの手作り体験、美味しすぎる限定食と種類の多い寿司たちを堪能できる、柿の葉ずし平宗 「便利館」皆さんもぜひ行ってみてください!   次は天理本通り商店街編にバトンタッチします!   教育学部 現代教育学科 3回生 中西 陸人、紀之定 伶香 関連記事 【現代教育学科×人間環境デザイン学科】畿央大学付属広陵こども園の園児のために椅子を製作! 【森岡准教授が読売新聞に】8/17(土)夏の無料体験講座「ひらめき☆ときめきサイエンス」 Blog 6/21(金)ならコープとのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.1~現代教育学科教員が22年ぶりの再訪! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.2~コンケン大学でワークショップに参加! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.3~タイ農村部の教育的課題って? タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.4~学校での授業実践を通じて

2024.08.25

SS SPRING GAMES 2024 Bトーナメント優勝!~ 女子バスケットボール部LOOSE

こんにちは!女子バスケットボール部 LOOSEです!     私たちは6/22~6/23に㈱セカンドステージが主催する「SS SPRING GAMES 2024」に参加しました!セカステは年に数回開催されるバスケットボールの大会です。   初日に2試合行い、その結果によってA,B,Cトーナメントに振り分けられ、2日目に2試合行い、優勝を決めるものです。私たちLOOSEは3勝1敗でBトーナメント優勝という結果を残せました!     試合後メタセコイア並木を観光したり、みんなで温泉に入ったりとても楽しい二日間を過ごせました。     今後は公式戦や秋のセカステもあるため、練習を頑張りたいと思います!応援よろしくお願いします!   女子バスケットボール部 理学療法学科 3回生 菅野 愛子 関連記事 ビーチラグビー白浜大会2024に参加しました!~ビーチラグビー部「Unlache」 ラジオ「FMヤマト」で、4大学対抗ピザバトルを紹介!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 「4大学対抗ピザバトル」に出場しました!&サンプーペーで販売します~ 健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 石川県輪島市でのボランティアレポート!~災害復興ボランティア部HOPEFUL 第36回フィンスイミング日本選手権大会に出場しました!~水泳部 エリシオン真美ケ丘・エリシオン真美ケ丘アネックス「ひまわりカフェ」4月活動報告!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 1200のバンドが集結!アカペラサークルライブ「50Fes2024」に出演~アカペラ部ADVANCE# 第20回フィンスイミング日本学生選手権大会に出場! ~水泳部  

2024.08.24

人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.7~【番外編】開催に向けての取組み

畿央大学×成功大学×高雄大学 International Workshop in Asuka 2024     三井田ゼミでは、今年3月に行われた台湾の国立成功大学・国立高雄大学との明日香村国際ワークショップ2024に向けて、ある取り組みを進めていました。学生はワークショップにただ参加するだけでなく、開催にむけた準備として様々な活動を行っていました。今回はその一部をご紹介します。 『明日香村国際ワークショップ2024』について 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.1~台湾から大学生・教員が到着! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.2~課題への取組がスタート! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.3~現地調査や意見交換を進めました! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.4~活性化案を発表しました! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.5~最終日を迎えました! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.6~学内報告会を開催! STEP① 2023年10月頃 台湾ワークショップの課題対象地となった明日香村岡地区のH邸、八釣地区のI邸の実測を開始。この実測からワークショップ資料として使用する図面を作成しました。   2回生にとっては初めての実測調査。3回生の先輩とペアを組み、書き方、測り方など教えてもらいながら作業を進めました。       アルバムを見せていただき、当時の景観などを探りました。     STEP② 2023年12月~2024年1月頃 野帳(やちょう:実測結果を書き記したもの)を持ち帰り、各自でCADを使いデータ化しました。完成した図面データを持ち寄り合わせてみると、数センチのズレではなく、数十センチのズレが見つかることもあります。そうなると、再度現地へ伺い、どの数値が正しいのか確認します。何度も現地へ出向くことも難しいため、学生たちは責任をもって取り組みます。   完成した図面の一部です。建物の全貌を把握することができます。     このように学生が自ら作成した図面をワークショップの資料として使用しました。     実測に参加した学生は、間取りや構造を把握した上でワークショップに参加することができ、提案内容にも大きく影響しました。 STEP③ 2024年1月~3月初旬 今回のワークショップには、台湾の学生が参加しています。そのため、日本家屋の間取りや構造の特徴を図面だけ伝えることはとても難しいと考え、模型を作ることにしました。ただの模型ではなく、日本家屋の特徴を把握しながら作れるクラフト模型です。           模型はA4サイズの厚紙から数か所で固定されたパーツを切り出し、組み立てていきます。誰でもわかりやすい組立て説明書もつくりました。   STEP④ 2024年7月 ワークショップにむけて制作したクラフト模型ですが、今後も明日香村で何らかの形で活用していただきたいと願い、明日香村の森川村長に模型を贈呈しました。細かい箇所まで再現された模型を改めてご覧いただきましたが、とても喜んでくださりました。   また同時に、今回のワークショップの課題である、このような歴史ある古い家屋をどのように後世に守り繋いでいくか、どのような形で活用できるか今後も考える必要があるとお話いただきました。大学でも学生たちと引き続き考えてほしいとご依頼いただきました。   模型は村長室に飾っていただきました。     今回は、明日香村でのワークショップ開催にむけて励んだ学生たちの活動をご紹介しました。   ワークショップ開催に向けての準備にはどのようなものが必要なのか、台湾の学生に日本家屋の特徴をわかりやすく伝えるにはどのような資料があれば良いのかなど、この準備期間までもが学生たちの大きな学びにつながっています。   人間環境デザイン学科では、今後も明日香村をはじめ様々な地域の課題に向き合い、解決に向けて活動していきたいと思います。 関連記事 ▼ 人間環境デザイン学科に関する記事はこちら ▼ 明日香村の屋外居場所の縁台をメンテナンス!~ 人間環境デザイン学科 陳ゼミ 【現代教育学科×人間環境デザイン学科】畿央大学付属広陵こども園の園児のために椅子を製作! 河合町佐味田地区「佐味田みんなの縁側」の増設 板絵の飾り棚および遊び道具の制作活動~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 本学教員が日本繊維製品消費科学会にて「ポスターベスト発表賞」を受賞しました!~人間環境デザイン学科   ▼『明日香村国際ワークショップ2024』に関する記事はこちら ▼ 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.1~台湾から大学生・教員が到着! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.2~課題への取組がスタート! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.3~現地調査や意見交換を進めました! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.4~活性化案を発表しました! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.5~最終日を迎えました! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.6~学内報告会を開催!   ▶ プロジェクトゼミに関する記事はこちら

2024.08.22

【プロジェクトゼミって何するの?⑭】明日香村八釣地区「妙法寺」の実測調査vol.2~人間環境デザイン学科 三井田ゼミ

人間環境デザイン学科では2回生後期から3回生の1年半の間、少人数のゼミにわかれて活動を行う科目「プロジェクトゼミ」があります。「プロジェクトゼミ」では、建築、インテリア、アパレルのコースに準じた様々な地域課題の発見と解決に取り組んでいます。このブログでは、各ゼミの取り組みを紹介し、卒業研究や就職に活かせる実践力を学生がどのように身につけることができるかをご紹介します。 三井田ゼミでは、建築・まちづくりコース の学生が多く在籍し、地域の課題解決、環境教育等の課題に取り組みます。今回は、今年3月に行われた明日香村国際ワークショップ2024の対象地、明日香村八釣地区にある「妙法寺」を実測しました。   妙法寺は享保15年(1730年)頃に建立された歴史あるお寺ですが、無住職となって梁や柱も傾いてしまい、建具を動かすこともできません。それでも「日本の原風景として、後世に残していきたい」という地域住民の要望もあり、問題解消に向けて三井田ゼミの学生が実測して「現況図面」を作成中です!     ▶前回の実測調査の様子は こちら 実測が完了しました! 現地で書き留めた寸法などを確認しながら各自でデータ化したものを持ち寄り、ズレが生じていないかの確認をします。現地での実測に間違いないはないと思っていても、いざ全ての図面を合わせると、大きな違いがあり、再度現地で確かめないといけない箇所などが出てきます。妙法寺へは、合計3回ほど実測に伺い、やっと図面を揃えることができました。   ▼ jwCAD(無料ソフト)を使って図面化している様子。     本学ではCADの授業もあり、初心者でも在学中に習得できます。   ▼ 図面を合わせ、チェックします。   構造技術者を招いて現地で打合せ 2024年7月5日(金)文化財などの修復などを手掛ける構造技術者を招きました。妙法寺の梁や柱の傾きについて、八釣地区の住民や役場の職員も集まり、今後どのように妙法寺を復興していくのか図面をもとに現地で打ち合わせを行いました。     実測を終えた学生の感想 ● 構造計算する際に必要な図面や計算方法などを教えてもらい、とても勉強になりました。 3回生 角矢 奈央樹   ● 暑い中の実測は大変でしたが、私たちで実測した図面が地域のために少しでも役立てることができて嬉しいです。                                                                                                                                                                               3回生 上田 葵生     修復費の確保や修理業者の検討など、たくさんの課題があります。妙法寺復興のために、これから自分たちができることを探りながら引き続き活動していきたいと思います!   関連記事 ▶プロジェクトゼミについての過去のブログはこちら   ▼ 三井田ゼミの活動についての紹介記事 【プロジェクトゼミって何するの?⑬】「インターカレッジフォーラム2024 in 奈良きたまち」vol.4 ~人間環境デザイン学科 三井田ゼミ 【プロジェクトゼミって何するの?⑩】 「インターカレッジフォーラム2024 in 奈良きたまち」vol.3 ~人間環境デザイン学科 三井田ゼミ 【プロジェクトゼミって何するの?④】4大学合同で「奈良きたまち」の地域課題に取り組む!~人間環境デザイン学科 三井田ゼミ 【プロジェクトゼミって何するの?①】明日香村八釣地区「妙法寺」の実測調査Vol.1~人間環境デザイン学科 三井田ゼミ 三井田ゼミの学生が河合町へ空き家の利活用案をプレゼン!~人間環境デザイン学科「プロジェクトゼミ」

2024.08.21

明日香村の屋外居場所の縁台をメンテナンス!~ 人間環境デザイン学科 陳ゼミ

人間環境デザイン学科の陳ゼミでは、明日香村役場と岡地区の皆様と協力して、2021年に、岡地区の民家前に『花縁台』と『花行灯』を制作して、設置しました。2022年に、岡寺前バス停の側に『貫縁台』と『貫店棚』を制作して設置しました。   ▶ 過去記事はこちら:明日香村で、屋外の居場所づくりとオリジナルグッズをプロデュース!~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 地元の方と共にメンテナンスをしました! 今まで、沢山の人に座っていただけたのか擦れて、塗装が剥げていました。2024年6月14日(金)、今後も長く活用できるように、学生が縁台の塗り替えと点検のメンテナンス活動を行いました。今回のメンテナンスは、岡地区の方4名と村役場の方1名にも協力していただきました。   ▼ 塗装前の『貫縁台』   もう一度気持ちよく座ってもらうために塗装を行いました。この大きさのままでは運べないので、一度分解して運べる大きさにしてから塗装する場所まで運びました。   その後、塗料が良く乗るように表面上を雑巾で拭ききれいにしていきます。その時に無くなっている楔や飛び出ている釘がないかなどの確認もしました。拭いているときにも住民の方が手伝っていただいたので素早く工程が進んでいきました。   そしていよいよ塗装の工程に入ります。『貫縁台』と『貫店棚』は大きかったので、二手に分かれて塗装しました。   ▼ 雑巾で拭いているところ   ▼『貫縁台』を塗装する様子   ▼『貫縁台』と『貫店棚』を塗装する様子   ▼ ばらした『花縁台』を組み立てるところ   一度外していた紐をもう一度穴に通すときに上手く穴に紐が通らず苦戦しましたが、なんとかつけることが出来ました。『貫縁台』は分解し、設置する場所で組み立てていましたが、順調に分解できたのに、ベンチと棚を組み立てたときは苦戦し、住民の方々と試行錯誤しながら組み立てることが出来ました。   ▼『貫縁台』の組み立て中   ▼ 塗装後、再設置した『貫縁台』と『貫店棚』   何とか塗装と設置が終わり、塗装前の剥げていた部分が目立ちにくくなりました。   ▼ 作業に参加した陳ゼミ3回生の集合写真   暑い中、住民の方と合同で作業をしてとても疲れました。これまで水路居場所と貫縁台と貫店棚が沢山の人から愛されていたのかがわかり、今後もたくさんの人に愛されてほしい居場所となるように期待しています。 『花行灯』の貼り替え作業も行いました 2024年6月14日(金)のメンテナンス活動の後、大学で『花行灯』の貼り替えを行いました。今回は3回目の貼り替え作業です。春夏秋冬をイメージして、四季の花(春:サクラ 夏:アジサイ 秋:イチョウ・モミジ 冬:ツバキ)をイメージして、和紙で制作しました。   ▼ 貼り替え前の『花行灯』   ▼ 『花行灯』左:ツバキ(冬)、右:サクラ(春)   ▼ 『花行灯』左:アジサイ(夏)、右:イチョウ、モミジ(秋)   ▼  貼り替えた『花行灯』を再設置しました   春夏秋冬のそれぞれの花を何にするか、どうしたら花がきれいに写るかを考えるのに苦戦しました。光を当ててみるとどのようになるのか不安でしたが、きれいに花が写ることができて良かったです。     人間環境デザイン学科 陳ゼミ 3回生 佐々木 皇祐、田路 怜奈、北原 歩莉 関連記事 ▼ 陳ゼミの活動のご紹介 河合町佐味田地区「佐味田みんなの縁側」の増設 板絵の飾り棚および遊び道具の制作活動~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 学生が竹テント制作で関わった明日香スタンドが「場を生むデザイン賞」最優秀賞に選出!~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 河合町佐味田の居場所計画 「佐味田みんなの縁側」制作・発表~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 2023年明日香村竹テントワークショップvol.5 【完成編】~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 2023年明日香村竹テントワークショップvol.4【最終日】~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 2023年明日香村竹テントワークショップvol.3【2日目】~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 2023年明日香村竹テントワークショップvol.2【1日目】~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 2023年明日香村竹テントワークショップvol.1【準備編】~人間環境デザイン学科 陳ゼミ    

2024.08.19

【プロジェクトゼミって何するの?⑬】「インターカレッジフォーラム2024 in 奈良きたまち」vol.4 ~人間環境デザイン学科 三井田ゼミ

人間環境デザイン学科では2回生後期から3回生の1年半の間、少人数のゼミにわかれて活動を行う科目「プロジェクトゼミ」があります。「プロジェクトゼミ」では、建築、インテリア、アパレルのコースに準じた様々な地域課題の発見と解決に取り組んでいます。このブログでは、各ゼミの取り組みを紹介し、卒業研究や就職に活かせる実践力を学生がどのように身につけることができるかをご紹介します。 2024年8月9日(金)、4月からご紹介してきた「インターカレッジフォーラム2024in奈良きたまち 」に向けたゼミ生達の取り組みも、いよいよ成果発表会当日を迎えました。   ▶インターカレッジフォーラム2024 in奈良きたまち 過去ブログ  vol.1   vol.2  vol.3   インターカレッジフォーラム2024 in 奈良きたまちについて 奈良市の旧市街地である「奈良町」の北側、近鉄奈良駅より北の「きたまち」を対象に、畿央大学、同志社女子大学、奈良学園大学、奈良県立大学の学生や教員、地元まちづくり団体や地域住民、行政が関わりながら、まち歩きを実施し、地域に入って調査を行い、地域課題に取り組む課題解決型のプログラムです。4年目を迎えた今年度は『実現できること』を視野に入れた提案が求められています。 いよいよ本番! 畿央大学からは三井田ゼミ2チームと清水ゼミの計3チームが参加しました。会場は近鉄奈良駅からほど近い奈良公園バスターミナル内にあるレクチャーホール。会場では既に到着していたゼミ生達が緊張の面持ちでロビーに集まっています。   ▼ホールの外は、開放感のあるロビー     開会に先立ち、三井田先生が審査員や聴講に来られた方たちに向かって「ご自分のお孫さんお子さんが発表していると思って聴いてください。」と、また学生達には「会場の皆さんが味方だと思って発表しましょう。」と挨拶され、学生たちの緊張を解きほぐしていました。   清水ゼミ:「きたまちでくらそう」の発表   トップバッターは畿央大学の『きたまちづくり』グループ(清水ゼミ)です。タイトルは「きたまちでくらそう」。奈良公園内にある奈良市立鼓阪小学校の統廃合問題や空き家といった課題に触れ、子育て世代をきたまちエリアに呼び込むことを考えました。     実際に移住するつもりで情報収集をしたときに気が付いたのが、自治会の取り組みやまちの古いしきたりといった公的機関が発信しない情報があること。これらの暮らしに必要な情報を集めた冊子を発行し、移住者のミスマッチ防止に繋げます。更には地域住民の方たちと小学校区ごとの冊子を作成し、ホームページやインスタグラムでの発信も提案しました。試作の冊子には移住者に寄り添った情報がたくさん詰まっています。ぜひ実現してほしいですね。   他大学の発表の様子 同志社女子大学、奈良学園大学、奈良県立大学の発表も非常に熱の入ったものでした。         三井田ゼミ Aチーム:「奈良きたまちの歴史資産の魅力再発見」の発表   いよいよ三井田ゼミの出番です。『みんなで守るまちの資産』グループ(三井田ゼミAチーム)の発表が始まりました。タイトルは「奈良きたまちの歴史資産の魅力再発見」です。       Aチームの提案は歴史あるきたまちエリアにたくさん点在する名所の知名度向上です。そういえば、Aチームは今日のために何やら細かい作業を続けていましたが…       本邦初公開!旧鍋屋交番のペーパークラフト模型です。 現在「きたまちの顔」として観光案内所となった建物を1/50サイズのペーパークラフト模型にし、実際に案内所で販売します。手に取った人が持ち帰って模型を組み立てることで楽しんでもらい、完成品を飾ることできたまちで過ごした時間を思い出してほしいという思いが込められています。ちなみに希望販売価格は1,000円(税込)だそうです。この他にも旧奈良監獄の模型があり、ゼミ生は前日の夜、学校が閉まるまで作業をしていました。ぜひ観光案内所での販売を実現してもらいましょう。 三井田ゼミ Bチーム:「路地裏の魅力」の発表   三井田ゼミBチームは『路地裏物語』グループとして発表しました。タイトルは「路地裏の魅力」です。こちらも前日にやっと完成した紙芝居を披露します。     Bチームが取り上げたのは4月の「まち歩き」の際に触れたきたまちの人々の優しさと「路地裏」でした。生活の場でありながらつい入ってみたくなるような独特の魅力、子どもの遊び場などコミュニティ形成の役割を持つ路地裏。Bチームはそこに住む人達の体験談を元に紙芝居を作成し、介護施設や保育所での活用を提案しました。       紙芝居はストーリー仕立てで最後にはクスッと笑える内容です。実現したらぜひ読んでみてくださいね。 ポスターセッションの様子 全ての発表が終了し、ロビーでのポスターセッションが始まりました。学生達には晴れやかな笑顔が戻っています。ポスター前には発表を聞いて興味を持った方たちが学生に話しかけます。大学の枠をこえた交流も多く見られました。                     審査発表!   清水ゼミ『きたまちづくり』グループは鼓阪地区自治連合会賞を、三井田ゼミAチーム『みんなで守るまちの資産』グループはなべかつ賞を、三井田ゼミBチーム『路地裏物語』はきたまちコンセント賞を受賞しました。   最優秀賞は逃しましたが、どのグループも着眼点や今後の実用性、どの世代にも親しみやすいツールを活用したこと等、高い評価をいただきました。       発表を終えた畿央生に感想を聞いてみました! 他大学のプレゼン発表を聞くことがあまりない中、インカレのように他大学の発表を聞けてとても勉強になりました。 役割分担や準備計画の難しさを特に感じました。締め切りの前日までギリギリ残って作業をしていてしんどくも楽しさを感じました。 今回は地域の人々がお客様という形を想定して、提案することが出来たので、就職してからの提案力に繋がるのではないかと感じた。また、その後の懇親会において、より仲を深めることが出来た。そのような集まりは苦手なので初めはとても緊張していましたが、時間が経つと共に、楽しく過ごせたので、色んな世代の方との交流をもっと大事にしていかないといけないなと感じた。   約4か月のプロジェクトを通して、ゼミ生達は仲間との連携や協働に必要なコミュニケーション能力、主体性、問題解決を図る能力を身に付けることができたと実感していました。参加した皆さん、本当におつかれさまでした!         プロゼミ紹介プロジェクト 関連記事 ▶プロジェクトゼミについての過去のブログはこちら   ▼インターカレッジフォーラム 奈良きたまち について 地域住民と4大学が参加!「インターカレッジフォーラム2024 in 奈良きたまち」を開催します!~人間環境デザイン学科 【プロジェクトゼミって何するの?④】4大学合同で「奈良きたまち」の地域課題に取り組む!~人間環境デザイン学科 三井田ゼミ 【プロジェクトゼミって何するの?⑩】 「インターカレッジフォーラム2024 in 奈良きたまち」vol.3 ~人間環境デザイン学科 三井田ゼミ   ▼人間環境デザイン学科 過去の記事 【現代教育学科×人間環境デザイン学科】畿央大学付属広陵こども園の園児のために椅子を製作! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.6~学内報告会を開催! 河合町佐味田地区「佐味田みんなの縁側」の増設 板絵の飾り棚および遊び道具の制作活動~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 本学教員が日本繊維製品消費科学会にて「ポスターベスト発表賞」を受賞しました!~人間環境デザイン学科 学生が竹テント制作で関わった明日香スタンドが「場を生むデザイン賞」最優秀賞に選出!~人間環境デザイン学科 陳ゼミ      

2024.08.18

森岡研究室の同門会に院生・修了生49名が参加!~健康科学研究科

2024年7月27日(土)、大学院健康科学研究科の森岡研究室を修了したメンバーで同門会を開催しました。森岡研究室の大学院は2007年に開設され、現在博士の学位を取得した方が25名、修士の学位を取得した方が115名となっています。今回、研究室ができて初めて大規模な同門会を開催することとなり、近畿地方だけでなく全国から修了生が集いました。 森岡先生もお招きして、現役生を含め49名が参加する賑やかな会になりました。     同門会は森岡先生の乾杯の発声で始まり、参加できなかった修了生のビデオレターや今年からフランスへ留学する高村氏の壮行会、修了生10名による近況や最近の研究トピックについてのトークなど多くのプログラムが行われました。森岡研究室の修了生たちは現在、病院などの臨床現場だけでなく大学教員や研究所に所属する方、起業した方など活躍が多岐に渡っており、様々な話題提供が行われました。     私(塩崎)が大学院生の頃に感じていた森岡研究室の良さとして、研究内容を発信した際に研究分野が違うメンバーからも多くの視点のサジェスチョンをもらえることでした。その結果として横のつながりだけでなく縦のつながりができ、自分の考え方が広がっていくという何事にも代えがたい経験をしました。今回の同門会でも同様で、普段だと学会やセミナーなどで講演をされているような方々が話題を提供し、その話からフロアでは多くのディスカッションが行われ新たな共同研究へ発展するような輪が広がっていました。   学会などとは違い他愛のない話や家族の近況などプライベートの話など笑い声が絶えない雰囲気を感じ、本当に素敵な仲間たちだなと思いました。私自身初めて会った先輩や後輩とも交流ができ、司会進行を忘れて話し込んでしまうほど楽しい時間となりました。同門会の次の日には多くの参加者から次はいつするのかという連絡が届き、参加してくださった皆さんにとっても心地よい場所だったのだなと嬉しく思いました。     最後の閉会のあいさつで信迫悟志先生がおっしゃっていたように、森岡先生は研究室開設時からこの光景を想像し、めざしていたものに近づいてきているのではないかと私も感じました。大学院は「知をみがく」ことが一番優先されるところではあると思いますが、修了生の多くが様々な領域の発展のために尽力し「徳をのばし」「美をつくっている」ことを知り、改めて畿央大学大学院では様々なことを学んだのだなと考えさせられました。   森岡研究室で得たものを広い世界で実践し、次に同門の仲間に会う時にまた語れるのを楽しみに日々頑張ろうと感じる一日でした。     森岡研究室 修士課程 2015年度修了生 塩崎 智之 関連記事 大学院修了生のColumbia University留学に向けた壮行会を開催!~森岡研究室 大学院生が神経リハビリテーション研究大会を再開しました!~健康科学研究科 森岡研究室 畿央大学から世界へ!修了生がコロンビア大学で研究を続けています~健康科学研究科 海外のスポーツチームでトレーナーをする卒業生が大学に帰ってきてくれました~理学療法学科 恒例の沖縄ゼミ旅行が復活!~理学療法学科 瓜谷ゼミ