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看護医療学科

2022.11.26

2・4回生対象「第18回 基礎看護技術自己学修会」を開催しました!~看護医療学科

基礎看護学領域では、学修した基礎看護技術の修得状況を学生自身が把握し、意欲的に自己学修に取り組むきっかけとすること、異なる学年同士が交流する機会をもつことをねらいとして「基礎看護技術自己学修会」を開催しています。 今年度5回目となる「基礎看護技術自己学修会」を11月17日(木)に開催し、4年生8名と2年生7名の合計15名が参加しました。   今回の学修会では「口腔ケアと食事介助のポイント」をテーマに、医療法人青心会 郡山青藍病院 摂食嚥下障害領域認定言語聴覚士 廣瀬庸介先生をお招きして、学修会を行いました。はじめに、解剖生理学的な知識の確認、口腔ケアと食事介助の援助のポイント、臨床あるある…といった、幅広い内容についてご講義いただき、学生同士でペアとなって口腔ケアと食事介助の演習を行いました。         参加した学生からの感想 ●口腔ケア、食事介助ともに3種類のスプーンを使用したり、姿勢の角度を変えたりと、様々な角度から演習することができて良かったです。また、実施者と対象者の両方の役を体験することで、それぞれの感じ方の違いを実感することができました。言語聴覚士さんに実際に教えていただいたので、臨床での実際を知ることができて、これから働く上で良い経験になりました。         ●私はもともと摂食嚥下(飲食物を飲み込むこと)に関わる看護に興味を抱いていました。今回言語聴覚士の方が現場でどのような工夫をされているのか詳しく聞くことができ、とても嬉しかったです。今後ケアを提供する立場として働く上で、自分も患者さん目線で体験することで、より良い看護ができると実感しました。貴重な経験をありがとうございました。         ●口腔ケアや嚥下機能の低下した患者さんへの看護は国家試験でも頻出の分野であるため、今回参加させていただいて本当によかったと思いました。食事介助の演習で、ゼリーを口腔内に運んでスプーンを引き抜くときに思わず上に引いてしまい、国家試験の問題なら絶対に誤っているとわかるのに、実際に実施してみると無意識に行っていて、一つ一つの行動が患者さんに影響を及ぼすことを考えながら、慎重に行うことが重要だと改めて感じました。また口腔ケアの演習では、患者役をして「これから何をされるのだろう」と不安になることもあり、一方で看護師役ではケアに対しての恐怖心がありました。「看護師の恐怖心や不安は患者さんに伝わるため、自信を持って患者さんと接したりケアを行うとともに、患者さんの不安を少しでも軽減させるためにも、声かけを行うことが重要」というお話しが印象的でした。現場での話も聴かせていただき、すごくイメージしやすかったですし、実習が4回生前期で終了し、今学期はほとんど技術練習をする機会がないため、身体を動かしながら学ぶことができてよかったです。         人間にとって「食べる」ということは、生きていくうえで必要不可欠なものであり、生きる楽しさや喜びにもつながっています。しかし、健康障害等によって、食べることに制限を受けている患者さんは少なくありません。今回の学びを忘れずに、一人ひとりの患者さんの「食べる」楽しさや喜びを支えられる看護者になってほしいと願っています。   看護医療学科 基礎看護学領域 須藤 聖子・小林 智子・中西 恵理     【関連記事】 2・4回生対象「第15回基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 3・4回生対象「第14回基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 2回生対象「第13回基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 2・4回生対象「第12回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 3回生対象「第10回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 3回生対象「第9回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 3回生対象「第8回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科

2022.11.16

ハンセン病療養所で、当事者家族の声から「医療と人権」を学ぶ~看護医療学科「健康学特論」

畿央大学 健康科学部 看護医療学科では2015年度より保健師対象科目「健康学特論」において、受講者を岡山県瀬戸内市にある国立療養所長島愛生園に直接赴き、納骨堂に献花し、往時に使用されていた収容施設や監房跡等も見学し、そして、現在も入所されている回復者の話に耳を傾けてきました。文准教授からのレポートです。 コロナ禍で「疾病と差別」の問題がクローズアップされる中、ハンセン病問題を再び学ぶことは非常に意義のあることです。「ハンセン病」は主に皮膚や末梢神経をおかす感染症ですが、今では治る病気で日本国内における新規感染者は毎年0~数名程度です。しかしながら治療が遅れてしまうと、感染症そのものが治癒した後も顔や手足など、人に見える部分の末梢神経に後遺症を残したことから、長きにわたって人々の差別の目にさらされてきました。また、1996年まで続いた「らい予防法」により、病気は治っているにもかかわらず療養所への「強制入所」を余儀なくされてきました。     2020、2021年度は新型コロナウイルス感染症の影響で現地に赴くことができませんでしたが、3年ぶりに35名の学生と2名の教員で愛生園に訪問することができました。到着後、私たちはまず、長島愛生園歴史館主任学芸員の田村朋久さんから、「人権が尊重される社会のために~ハンセン病問題から学ぶ~」について講演していただきました。         講演中に回覧させていただいた「二重構造の湯吞み」です。     ハンセン病は感染症そのものが治癒しても末梢神経に後遺症が残ることが多く、熱さを感じません。一般的な湯呑みだとやけどをしてもわからないのです。この湯呑みはそれを防ぐための工夫がなされています。   昼食をはさみ、午後からは歴史館の見学を行いました。午前の講演に引き続き、田村主任学芸員が館内の解説をしてくださいました。         その後、園内の見学に移りました。     ▼歴史館の外景     ▼当時の患者専用の収容桟橋     収容後すぐに入れられた回春寮と続き、監房跡を見学しました。学生たちは、「事前学習では学んでいたけれど、実際に自分の目で見ると当時のことを想像してしまう」と口々に話していました。   その後、亡くなっても「社会復帰」が叶わなかった方々が眠る納骨堂と、1996年まで続いた優生保護法(優生保護法施行以前も行われていましたが)による強制堕胎の胎児を祀る水子地蔵の前でそれぞれ花を捧げ、手を合わせました。           最後に田村主任学芸員から「継承講話」という形で入所者のお話を伺うことができました。   長島愛生園を訪問した学生の感想 ●長島愛生園に来るまでは、隔離されていた島があることやハンセン病の患者さんが入っていた収容所があることについての知識だけで頭の中で想像していたけど、実際に足を踏み入れることで本当にあったのことを実感した。印象に残ったのは新良田教室での授業の、「嘘は悪いことではなく堂々とつけ」という教えで、自分を隠して過ごすことを余儀なくされているように感じた。また、ハンセン病が遺伝病と誤解されていたことから子どもをつくることができず、語り部が高齢化により減少しているなかで、ハンセン病についてや、大きな差別があったことについて忘れ去られてしまうのではないかという懸念があることを知り、この島で今まで生きてこられた人たち一人一人の人生を無駄にしてはいけないと感じ、後世に伝えていきたいと思った。   ●収容浅橋を見学している際に、この場は家族などの付き添いとの別れの場所であったことを知り、何も知らされずにこの場所に連れられてきたハンセン病の患者はどのような気持ちになったのかと胸が痛くなった。   ●当時使われていたまま残っていた施設を見学して、少しひんやりした空気や独特のにおいを感じ、1人でこの施設につれてこられた少年少女たちがどれだけ心細く、辛かったのか、少し体感することができました。   ●「深海に生きる魚族のように、自らが燃えなければ何処にも光はない」(明石海人)という言葉が強く印象に残った。   ●今回のハンセン病患者だった人の実体験のお話を聞いたり、園内の見学などを通して、差別や偏見、排除は誰も幸せにならないと考えました。私たちは差別や偏見を生まないためにも正しい知識と理解を持ち、関心を持つことが大切であると学ぶことができました。   ●学んだ私たちがまずは周りの家族や友達に伝える、そしてその伝えた友達がまた他の人へと継承することで、過去の過ちを繰り返さないことの一歩へ近づくと思いました。 この研修を通して、たくさんのことを学びました。これを学んだで終わらすのではなく、では次に私たちができることは、というように行動へ移していきたいと思います。   ●私自身もこの授業を受けていなければ、ハンセン病について知らないままであったかもしれない。ハンセン病について関心を持つこと、正しい理解をすることが差別・偏見を無くすために最も大切なことであると考えることができた。   ●ハンセン病について学習した私たちが周りの人に学修した内容を伝えていくことが大切だと思いました。   ●長島愛生園に行き、「社会の偏見と差別が人生を大きく変える」ということを強く感じました。 訪問後、畿央大学にて 愛生園訪問の翌々日11月5日(土)には、元ハンセン病家族訴訟原告団副団長の黄光男(ファン・グァンナム)さんに大学にお越しいただき、対面でお話を伺うことができました。黄光男さんは昨年から畿央大学にて講演をいただいています。         ハンセン病は当事者のみならずご家族にも甚大な差別がありました。黄さんは、ご自身の家族の事例を挙げながら、その差別について切々と語られました。また、ギターを手にされ、ご自身が作詞作曲した「閉じ込められた生命」、「思いよ とどけ」などの弾き語りを披露していただきました。学生たちはその歌、その思いに聴き入っていました。 参加学生の感想   ●長島愛生園での学びを踏まえて、話を聞くことができ、より関心を持ち、積極的に理解することができました。ハンセン病患者の家族の方に実際に話を聞いて、苦痛や憎みで心がいっぱいになりました。病気がうつってしまうからと避けて差別をすることは簡単だと思いますが、差別をなくす国を作ることが最も大切だと改めて思いました。   ●「閉じ込められた生命」という歌の歌詞でらい予防法という法律を「人を守るための法律ではなく人を閉じ込めるための法律だったんだ」と表現していたことが非常に印象に残った。   ●社会からの差別を受けた被害者のご家族の講義を聞いて、凄惨な差別の歴史があったことを実感し、胸が痛みました。この歴史が繰り返されることがないよう、自分に何ができるのか改めて考えさせられました。またさまざまな想いを込められた歌にとても感動しました。   ●在日朝鮮人であることを隠して生きるのはおかしいと思い、自分で本名を名乗るようになった黄さんが、家族がハンセン病だったということは周りに言えなかったと聞きました。在日朝鮮人の方もあってはならない差別を受けている現状があるのに、比較はできないかもしれないがハンセン病はそれを超えるほど酷い差別を受けるものだったのだということが伝わってきた。   ●「らい予防法がなければ、私の両親はこのような形になっていなかった」このような言葉を聞いて、とても心が痛みました。療養のために、家族や両親のもとから離され、当事者も家族もつらい思いをしてきた方が日本には多くいたことを考えると、この胸が痛みます。この講義を受けるまで何も知らなかったことが恥ずかしいと感じるとともに、どうして義務教育の間にこのような日本であった悲惨な出来事を学ばなかったのか疑問に思いました。今、大学でこの講演を聞くことができて、とてもよかったです。   ●医療者をめざす身として、噂などに惑わされず、科学的根拠をもとに行動することが大切であると思いました。     この授業の締めくくりでは、学生たちが7つの班に分かれ、それぞれ真剣にディスカッションを行い、その成果を発表しました。     受講生たちは本科目の主たる内容である「医療問題と人権」の一端を深く学び、胸に刻むことができたと思います。今後も、まだ社会に残る差別の解消に向けた取り組みにかかわり、人道・人権尊重を主体とした医療従事者養成に寄与していきたいと考えております。   最後に、黄光男さん、田村朋久さん、長島愛生園のみなさまには貴重なお時間をいただきありがとうございました。改めてお礼申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。   看護医療学科 准教授 文鐘聲     【関連記事】 ハンセン病当事者家族から「疾病と差別」を学ぶ~看護医療学科「健康学特論」 国立療養所長島愛生園でハンセン病回復者の現状を体感する~看護医療学科「健康学特論」 ハンセン病療養所長島愛生園を見学~看護医療学科

2022.11.12

被災者として、看護師として災害とどう向き合うか~看護医療学科「災害看護II」

11月2日(水)、「災害看護Ⅱ」の学外実習として4回生の希望者2名が堺市総合防災センターに足を運びました。以下、参加学生からのレポートです。 日本では過去に阪神淡路大震災、東日本大震災など大規模な自然災害が発生しています。私たちは、被災地の映像を見たことはありますが、実際に経験したことはありません。また、今後は南海トラフ地震や首都直下型地震も予測されています。私たちは堺市総合防災センターに行き、災害が発生した時、どのように行動することが望まれるのか、被災地では何が求められているのかを過去の災害から学修しました。 学んだこと   初めに映像による災害学習をした後、震度7(直下型・プレート型)の地震体験をしました。地震7の地震体験は今まで一度も体験したことがなく、開始前は「どんな感じなんだろう?」とわくわくしていましたが、体験を終えると、地震の恐怖を再認識し自宅の家具の補強や避難経路の確保などを考えるきっかけとなりました。   ▼災害映像の視聴   ▼地震体験     次に、実際に消火器を用いた消火活動、煙が充満する中での避難体験を行いました。消火器は各家庭にありますが、使用したことはありませんでした。消火器の放射時間が15秒であること、火を消すときは炎の下の方を狙い左右に動かしながらかけると知り驚きました。煙が充満している暗闇の中、壁だけを頼りに前に進む体験では、煙が無害なもの、体験であることは分かっていましたが、少し恐怖心を感じました。本当の火災現場では煙による熱さも加わり、パニックに陥ってしまうのではないかと思いました。もし、火災に巻き込まれてしまったとき、落ち着いて行動するためにも訓練が必要だと学びました。   ▼消火活動   ▼避難活動の様子     心肺蘇生法は大学の授業でも行っていましたが、救急隊が到着するまでにその場にいた人が心肺蘇生をすることで大きく救命率が上がるため、改めて大切さを学びました。       続いて避難所見学と高齢者体験も行いました。実際に避難所を再現された場所があり、段ボールベッドなどが置かれていました。段ボールベッドは想像以上にしっかりしており驚きました。しかし、避難してきた人全員にベッドや物品はなく、高齢者などが優先的に使用すると聴き、「避難所に行けば物品は揃っているから大丈夫」ではなく、日ごろから災害に備え、自分の身の回りのものは出来る限り自分で持っていることが望ましいと学びました。高齢者体験では関節が動かしにくくなったり、つまずきやすくなったりしました。その為、避難する際は急がしてしまうと危険が増えると感じ、余裕をもって声掛けを行い安全に避難、その後の避難所生活が送れることが大切だと学びました。   ▼段ボールベッド     ▼高齢者体験   ▼高齢者体験で、車イス用の災害トイレを体験する様子     最後に備蓄倉庫の中身を見学させていただきました。小学校に設置されており、これは堺市独自のものだそうです。小学校は避難所にも指定されていることから、私たちが住んでいる地域でも普及すれば災害時に便利だと感じました。     参加した感想 震度7の地震体験や消火体験、煙から非難する方法、災害用トイレや備蓄倉庫の見学など初めて体験することが多く、貴重な経験をすることができました。体験を通して、災害用トイレにも車椅子用はありましたが、実際に車椅子で入るとスペースや手すりもないことがわかりました。トイレ介助が必要な方などが利用するには困難な面があると感じ、今後の課題であると考えました。また、災害時には、「自助」「互助」が重要となることを学び、いつ、どこで、誰が災害に遭遇するか分からないことからも、いざという時に誰もが対応できるように知識を広めていく必要があると考えました。今回の貴重な経験を忘れることなく、被災者となったとき、また看護師として災害に関わる場合に、今回の学びを活かしていきたいと思います。       看護医療学科4回生 谷﨑華穂・浜田みゆき 教員 酒井啓子 【関連記事】 ポーポキプロジェクト「平和について考える」ワークショップを開催!~看護医療学科「国際看護論」 「災害に強い大和の町づくりネットワーク」平成29年度第1回研修会を開催!~看護医療学科教員 奈良県看護協会主催「訪問看護インターンシップ」に2回生3名が参加!~看護医療学科 2・4回生対象「第17回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 2022畿央祭・ウェルカムキャンパスで、がんカフェ「きらめき」 を3年ぶりに対面実施!~看護医療学科 令和4年度 看護医療学科卒業研究発表会をオンラインで開催! 2022年度3回生の領域実習がスタート!~看護医療学科「老年看護学実習」 4回生から3回生へ学びの伝達「緩和ケア病棟の実際―病院インターンシップ実習を経験した上級生とのディスカッションー」~看護医療学科「終末期ケア論」

2022.10.28

奈良県看護協会主催「訪問看護インターンシップ」に2回生3名が参加!~看護医療学科

奈良県看護協会主催の「訪問看護インターンシップ」に、看護医療学科2回生の3名が参加しました。   訪問看護インターンシップは7月25日(月)~9月2日(金)の期間で実施され、本学の学生は8月下旬に2日間の日程で、奈良県内の訪問看護事業所にお世話になりました。 両日を通して実際に勤務される看護師さんと同行訪問し、患者さんやご家族とコミュニケーションをはかりながら、訪問看護の現場を学びました。     インターンシップ中は、コミュニケーションだけでなく、バイタルサイン測定や介助も実践させていただき、測定時のコツ、介助時の体の支え方など技術面でもたくさんのアドバイスをいただいたようです。学生にとっては初めての学外実習の機会で緊張もあったようですが、参加後にはとても勉強になった、参加して良かったとの報告がありました。 参加学生からの報告レポート ● 私は訪問看護に興味があり、実習に行けていなかったこともあったため、インターンシップに参加しました。実際に、現場で看護師さんや利用者さんと接することに不安や緊張はありました。しかしコミュニケーションをとる中で、利用者さんの思いや考えを傾聴することができ、看護師さんと利用者さんとの接し方についても学ぶことが多くあり、とても貴重な経験をさせていただきました。バイタルサイン測定やコミュニケーション技術など、基礎看護で学んだことを実践することができて良かったと思います。このインターンシップで学んだことを今後に活かしていきたいと思います。また、このような機会があれば、積極的に参加したいです。   看護医療学科2回生 荒牧希歩     ● 一番印象に残った出来事は、緊急時における訪問看護師の方の臨機応変な対応でした。脳梗塞を患ったことのある利用者の方を訪問した際、様子がいつもとは違い、ぐったりして動きもぎこちない様子でした。そこで計画を変更し、バイタルサインの測定や表情の左右差、片方の腕だけ落ちないか、熱感の有無などを確認し、ご家族にも先ほどまでの様子や行動を確かめ、脳梗塞の再発がないかを冷静に観察していました。観察の結果、利用者は熱中症であったため適切な処置を行ったことで、その後は少し元気になり、よく話すようになりました。このことから、訪問看護は今までの知識を活用し、自身で考えながら落ち着いて対応していく必要があるということを学びました。 私は、今回の訪問看護インターンシップに参加し、様々な気づきや学びがありました。これから看護師を目指す学生の方には、参加することで看護についての視野がより広がると思います。少しでも訪問看護に興味のある方は参加して頂きたいと思いました。   看護医療学科2回生 岸田知奈     ● 以前から訪問看護に興味があったため今回のインターンシップに参加しました。コロナ禍で実習に行くことができなかったので、行くまでは緊張と不安でいっぱいでした。しかし、訪問に同行させていただき、利用者さんとのコミュニケーションやバイタルサイン測定を体験させてもらい、基礎看護で学んだことを実践することができてよかったです。また、訪問看護師と大切なことを教えていただき、今後自分がどんなことを学んでいく必要があるのかを考えることができました。また、このような機会があれば参加したいと思います。   看護医療学科2回生 松田桃佳   訪問看護の利用者さんからメッセージをいただきました メッセージをくださったのは、以前看護師をされていた方でした。看護師なのに病気になってしまったことをとても悲しんでおられ、今回訪問看護に行かせていただいた時にご自身が看護師として大事にしていたことを教えて下さいました。また、「看護の基本なので、看護医療学科の他の学生さんにも目を通してもらえると嬉しい」とのことでしたので、看護医療学科の掲示板に掲示させていただきました。ありがとうございます。       この経験を活かして、今後もそれぞれの目標とする看護師をめざし、日々邁進していただければと思います!     キャリアセンター 飯山知里 (訪問看護インターンシップ担当)     【関連記事】 2・4回生対象「第17回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 2・4回生対象「第15回基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 3・4回生対象「第14回基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 2回生対象「第13回基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 2・4回生対象「第12回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 3回生対象「第10回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 3回生対象「第9回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 3回生対象「第8回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科

2022.10.25

「第17回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科

基礎看護学領域では、学修した基礎看護技術の修得状況を学生自身が把握し、意欲的に自己学修に取り組むきっかけとすること、異なる学年同士が交流する機会をもつことをねらいとして「基礎看護技術自己学修会」を開催しています。 今年度4回目は10月20日(木)に開催し、4年生7名と2年生4名の合計11名が参加しました。 今回の学修会では4年生と2年生がペアになり、点滴の準備と実施を行いました。参加した学生は全員、2年生前期に履修した「診療過程援助技術」で点滴の準備と実施について学修しています。しかし、久しぶりの技術の実施に、全員が四苦八苦している様子でした。4年生は現在、国家試験の勉強に勤しんでいる毎日…ということで、国家試験にも出題されている注射についての知識を確認しながら、技術を実施しました。 学修会開始時は、異なる学年とのペアでの実施に緊張した面持ちの学生もいましたが、技術の実施をとおして徐々に打ち解けることができた様子でした。       参加した学生からは以下のような感想がありました。 4年生 ・教科書を見て復習することもできますが、実際に物品を用意し、参加したメンバーや先生と話し合って練習することで、より記憶に残り楽しく学ぶことができました。 ・わからないことを聞きやすい環境で良かったです。また、看護技術とそれに関する知識を修得する場を設けてくださったことで、知識の修得がしやすかったです。 ・普段なかなか顔を合わせない下級生と会うことができ良かったです。また、国家試験に向けて知識の再確認をしながら、就職後のことを見据えて練習できる貴重な機会でした。 ・点滴の練習を2回生と行い、今の自分の理解度を把握すると同時に技術の再確認を行うことができいい経験となりました。 ・今回は注射の演習でしたが、実施するにあたっての手順や観察項目、留意点など忘れていたことが多く、参加してみて改めて基礎看護技術の復習を行う必要があると実感できました。学習したときは覚えていても、日が経つにつれて忘れていくので、日々復習して完全に頭に叩き込む必要があると感じました。参加後に注射の範囲を中心に基礎看護の復習を行ったのですが、注射以外にも曖昧な部分があることがわかって、今回本当に参加してよかったと思いました。特に注射は国家試験にもよく出題されるので、注射の範囲で落とさないようにもう1度見直ししたいと思います。 ・今回初めて参加させていただきました。少人数であったため、発言もしやすく、知識や技術を再確認できました。また、学年が上がるにつれ実習室を使用する機会も減っており、先生方も1・2回生で主に授業を担当してくださっていたこともあり、懐かしくもありました。今回の参加を通して、知識が沢山あっても実技を完璧に行えることにはつながらないと実感するとともに、継続して実技練習を行うことが大切だと感じました。実技練習を毎日行うことは出来ませんが、今後は身につけた知識を臨床でどの様に使用するのか、イメージトレーニングを行いながら国家試験の勉強をしようと思います。また機会があれば参加したいです。     2年生 ・久しぶりに点滴の準備や注射針の穿刺などを行って、手順などかなり忘れていたことが多かったので、定期的に復習することの大切さを感じました。途中で先生が点滴に関連する問題を出してくださったのですが、忘れてしまっているものも多く、4回生の先輩方は沢山答えていらっしゃって、自分も勉強しないとと、勉強に対するモチベーションが上がりました。 ・先輩と2人1組のペアで最初は緊張しましたが優しく声をかけてくださり、いろいろなお話が聞けてとても勉強になりました。技術も一つひとつ確認しながら実施していく中で忘れていることもあったので、復習することができてよかったです。また学修会に参加したいと思います。 ・基礎看護技術自己学修会を通して、4回生の方と一緒に活動することができ、忘れてしまっていたことや新たな知識を習得することができました。始めは緊張しましたが、コミュニケーションをとっていく中で、対象者と接する時にどうすればいいか、どのように声かけを行えばいいか、など様々な気づきがあり、とてもいい学修会になったと思います。基礎看護技術を忘れないためにも、このような機会があれば、積極的に参加したいと思います。     2年生にとっては、自分達の少し先を行く4年生との交流をとおして今後の自分の姿をイメージし、学修への意欲を高めるきっかけになったのではないかと思います。また、4年生にとっては、知識の定着をはかるだけでなく、臨床での自分の姿を具体的にイメージし、今後の課題が明らかになったのではないかと思います。 技術の実施をとおして学生の学修意欲を高め、患者さんにより良い看護を実践できるように、今後もサポートしていきたいと思っています。   看護医療学科 基礎看護学領域 須藤 聖子・小林 智子・中西 恵理   【関連記事】 2・4回生対象「第15回基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 3・4回生対象「第14回基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 2回生対象「第13回基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 2・4回生対象「第12回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 3回生対象「第10回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 3回生対象「第9回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 3回生対象「第8回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科

2022.10.24

2022畿央祭・ウェルカムキャンパスで、がんカフェ「きらめき」 を3年ぶりに対面実施!~看護医療学科

2017年から畿央祭ウェルカムキャンパスで継続実施している看護医療学科・看護実践研究センター共同企画としてのがんカフェ「きらめき」は、昨年度はコロナ禍の影響でオンライン開催でしたが、今年は3年ぶりに事前申し込み制として20名での人数制限を行い、10月22日(土)14:00~15:30に対面開催しました。   今年度は、テーマを「がん患者として・家族としての思いを語ろう」と設定し、がんカフェ開催の原点に立ち戻り、がん患者およびその家族の語りを通して、それぞれの思いを参加者とともに理解する機会としました。   プログラムとしては、企画者の松本から、「がん患者家族としてのがんカフェ開催を通して伝えたいこと」として、看護師・保健師としてがん患者さんとの出会いや支援経験、がん検診を受診していなかったがん患者の家族としての最後の看取りが出来なかった後悔の念から、がん検診受診の必要性やがんになった後の相談機関・治療と仕事の両立支援について説明しました。         4回生の越田さんからは、卒業研究論文「手術前後におけるがん患者の家族の思いに対する看護」を通して、告知時・手術前後、化学療法時のがん患者家族の思いを明確化した中で、看護者としてがん患者だけでなく家族も不安や苦しみ・葛藤があることを理解することの重要性と今後、看護者として看護の実践をしていく上でこの研究を活かしていくことの決意が述べられました。         そして、がん患者当事者として、乳がん術後入浴着の開発に携わった中西講師より「乳がん術後入浴着の開発への思い」をテーマとして、当事者としての術後の職場復帰や手術痕を自分自身が受け止めることができていなかった経験から、胸に傷があっても周囲の視線を気にせず入浴できること、またそれを受け入れる社会になることなど、願いが語られました。         また、今回は、特別にこの入浴着の製造元である株式会社GSIクレオス様より、参加者プレゼントとして20枚のご提供を頂きました。この入浴着の開発に中西講師とともに取り組まれたデザイン学科の村田浩子教授もご参加いただき、術後の傷の状況でこれまでの既製品の着脱のしにくさの課題等中西講師の当事者としての意見に対応し、入浴時に乳房の形が表面に出ないこと、浴槽に入っても浮き上がらない工夫を凝らした素材開発およびデザインについて、お話して頂きました。           人数枠20名の参加申し込みを頂いていましたが、残念ながら当日の参加はやや減少しました。しかし地域で保健師として活躍している卒業生3名の参加があり、各講演を聞いて「がんに罹患し手術をすることや治療の過程でさまざまな苦悩があり、また家族も同様に苦しんでいることが理解できた。住民に対するがん検診を企画する者として受診の利便性を高めることと、この入浴着の開発の思いを一般の方にも理解してもらえるよう、設置してくれる場を広めていきたい」との発言がありました。   またがん当事者の方とご家族の参加もあり、当事者の方からは、がんの相談ができる場所がこんなにたくさんあるとは知らなかったことや、ご家族からは、本人のつらさを家族としてどう支えるか模索しているとの発言がありました。       この4月に本学に着任し、がんカフェにスタッフとして初めて関わった前田准教授から以下のような感想が寄せられました。 「今回、初めてがんカフェに参加させていただきました。前半は、登壇された教員および学生の卒業研究等貴重な発表に参加者は真剣に聴き入り、後半は、温かく和やかな空気感のなか、お一人おひとりの想いを分かち合うひと時となりました。企画者の講演にもありましたが、日本では2人にひとりががんになる状況となっている中、本日ご参加くださった方々も、当事者であったり家族や親戚ががんを患っていたりと、がんは非常に身近な病気であることを改めて実感しました。スタッフとして参加した2回生の学生たちも、病気を正しく理解することの大切さや、看護師として求められる患者さんと向き合う姿勢とはどのようなものか、改めて考える機会になったことと思います。」         がんカフェ「きらめき」は現状年1回の開催ではありますが、今後もがん患者さんとその家族、一般の方との交流の場となるようにしていきたいと思います。   企画者 看護医療学科 教授 松本泉美 【関連記事】 2021畿央祭・ウェルカムキャンパス がんカフェ「きらめき」を開催!~看護医療学科 2019畿央祭・ウェルカムキャンパス がんカフェ「きらめき」を開催!~看護医療学科 2018畿央祭・ウェルカムキャンパス がんカフェ「きらめき」を開催!~看護医療学科 2017畿央祭・ウェルカムキャンパス企画 がんカフェ「きらめき」を開催!~看護医療学科

2022.10.03

令和4年度 看護医療学科卒業研究発表会をオンラインで開催!

2022年10月1日(土)に看護医療学科「2022年度卒業研究発表会」が昨年に引き続きMicrosoft Teamsを使用してオンラインで開催され、看護医療学科4回生91名が参加しました。   今年度の卒業研究発表会について、学生からのレポートをお届けします。 對中ゼミより 看護医療学科では、3回生で看護研究に関する授業を受け、看護研究の基礎を学びました。これまでの実習での経験や学びなどから自身の興味のある分野を見つけ、12月ごろにゼミ担当教員が決定し、1~2月頃からゼミメンバーや教員とともに卒業研究を進めました。卒業研究では文献研究を中心に行いました。多くの論文を読み、担当の先生やゼミメンバーと意見交換を行い、悩みながらもアドバイスや助言を受け、卒業研究論文を完成させることができました。新型コロナウイルスの影響で、オンラインでの開催となりましたが、先生方や3回生の皆さんにも聴講していただきありがとうございました。   午前の部では、「終末期看護」「認知症高齢者に対する看護」「母性看護」など幅広い分野での発表が行われました。その様子について一部紹介させていただきます。         就職活動や国家試験の勉強など多忙な中で卒業研究を進めていくことは大変でしたが、発表会ではどの学生も研究結果の成果をまとめて発表していました。どの研究も興味深いテーマで、他の学生の発表を聴講することで自分自身の新たな学びを得ることができました。自分が研究した分野以外の研究を聞くことで、今まで知らなかったことについても知ることができ、とても良い機会になりました。         この発表会で得た知識や学びは、今後看護師として働くうえで活かしていきたいと思います。残りの学生生活、これからは国家試験合格をめざして頑張っていきたいと思います。   看護医療学科 4回生 對中ゼミ:榮林夢翔・田中清佳・三宅亜珠奈・畠中佑希菜 松川ゼミより 私たちは3回生の1月からゼミでの活動を開始しました。自分の関心のある分野に関する論文を精読し、理解を深めるとともに、ゼミ内でクリティーク(論文を評価、検討、判断すること)を行い、客観的に論文を読めるよう努力していきました。 論文の執筆では、行き詰まることもありましたが、ゼミ担当教員からの丁寧な指導や、同じゼミ生との討議により、視野を広げ、根拠に基づいた自分なりの考えを深めることができました。 私たちの発表は午後だったため、午前は各々関心のある発表を聴講しました。「終末期看護」「認知症看護」「急性期看護」「がん看護」「遺伝医療」など幅広い研究が発表されていました。   【祐實ゼミ】     【林ゼミ】     就職活動や実習など多忙な中での卒業研究でしたが、どのゼミの学生も大変興味深い研究内容でした。 発表を通して他の分野の知識を得ることができました。また、質疑応答では、自分にはなかった視点からの質問をいただいたことで、さらに視野を広げることができたと思います。 今後、看護師として働いていくなかで、様々な場面でこの学びを活かし精進していきたいと思います。   松川ゼミ:大倉万由子・東淵七与・福塚瑞希・村山梨佳         【関連記事】 令和3年度 看護医療学科卒業研究発表会をオンライン開催! 令和2年度 看護医療学科卒業研究発表会、初めてオンラインで開催! 令和元年度 看護医療学科卒業研究発表会を開催!  

2022.09.05

2022年度3回生の領域実習がスタート!~看護医療学科「老年看護学実習」

看護医療学科のカリキュラムでは、3年次後期に各領域の臨地実習を配置しています。 2022年8月18日(木)に母性看護学実習をスタートし、8月22日(月)からは老年看護学の施設実習が開始しました。前期は、コロナの影響が落ち着いている時期もあり、3年ぶりに高齢者施設で対面実習ができると期待し準備していましたが、コロナ感染人数が過去最高を記録する状況へと変化する昨今、前年度と同様に遠隔実習として開始することとなりました。   臨床現場とリモート中継して看護師業務のシャドウイング(「影」のように近くで実際の看護を観察すること)や説明を受けることをはじめ、自主製作の動画教材や高齢者看護の視聴覚教材なども使用して、できるだけ、学びの多い遠隔実習となるよう設定しています。 以下に実習の内容をまとめましたので、報告させていただきます。     ▼指導者から看護業務についての説明の様子       この日の実習目的は、ユニットケアの機能と施設で働く看護師の役割としており、施設で働く看護師をオンタイムで動画配信し、仕事の内容や看護師の役割などを具体的に説明していただきました。日々の健康管理から服薬管理、胃ろう(直接胃から栄養を摂取する医療措置)の処置などについては詳しく、学ぶことができました。指導者への質問内容をつのると、学生から多くの内容が寄せられました。質問内容に対して教員からも補強して返答をしました。     ▼リモートでの施設の概要説明の様子       この日の目的は、有料老人ホームの機能と役割、働く職種・入居者の特徴などを記述することができ、高齢者の安全を守る援助について学ぶこととしていました。施設長様から施設の概要とその機能役割についての説明やDVDを視聴し、認知症をもつ人を一人の『人』として尊重し、その人の視点に立って理解し、共にケアに取り組もうとする認知症ケアであるパーソンセンタードケアについての学びを深めつつ、独自に準備した胃ろう造設術を受けた高齢者の看護計画を立案する課題にも取り組みました。また、指導者のシャドウイングやカンファレンスを通じて学びを深めました。学生からの質問に丁寧に答えていただきました。     ▼教員からリモートで全体発表会の説明       この日の目的は 老年看護学実習 施設実習において学んだことを発表し、相互に学びあうこととしていました。各グループの発表内容は、どれも素晴らしい内容で、高齢者施設の特色や、そこで働く看護職の役割について、意思決定を支える内容や多職種連携とその人らしさを尊重した関わり方など、実習内容の発表として十分な内容のとなっていました。   学生による事後アンケートからは、 ●リモートだったため移動時間がなかった分、調べる時間や考える時間が多く取れて、深い学びができたと思います。 ●学ぶことの多い実習でした。 ●先生からの実習記録のコメントが励みになったので頑張れました。 ●グループワークなど、個人だけでなく何人かで意見を交換する機会が設けられていてよかった などの意見が寄せられていました。   これから3回生は、成人急性期・成人慢性期・小児・精神・母子・在宅の領域実習をローテートしていきます。教職員全員で応援したいと思います。       看護医療学科 老年看護学領域 教授 山崎 尚美 准教授 上仲 久 助教 杉本 多加子 助教 島岡 昌代 臨床教授 西 千亜紀       【関連記事】 4回生から3回生へ学びの伝達「緩和ケア病棟の実際―病院インターンシップ実習を経験した上級生とのディスカッションー」~看護医療学科「終末期ケア論」 「認知症ケア論」フィールドワークでの学びを共有!〜看護医療学科 「認知症ケア論」で学外施設へフィールドワーク! ~看護医療学科 新たに「認知症ケア論」が開講しました!~看護医療学科 5か国合同でのミニシンポジウム開催 ~ 看護医療学科「 国際看護論Ⅰ」 摂食嚥下障害看護認定看護師の講師を招いて 「高齢者の摂食・嚥下のための看護」演習を行いました!~看護医療学科「老年看護学援助論Ⅱ」 「最期のときに、心をこめて。」エンゼルケアの演習を実施しました ~看護医療学科「終末期ケア論」

2022.08.09

4回生から3回生へ学びの伝達「緩和ケア病棟の実際―病院インターンシップ実習を経験した上級生とのディスカッションー」~看護医療学科「終末期ケア論」

「終末期ケア論」は、看護医療学科3年前期に必修科目として開講しています。 この授業では、がんで大切な家族を失った遺族の体験を聴く、がん終末期の対象の療養場所やそれぞれの場でのサポートを考えるなど、看護実践の場で終末期ケアを行う医療人として学びを深めることをめざした授業構成になっています。 その一つに、病院インターンシップ実習をホスピス・緩和ケア病棟で経験した4回生から、3回生に現場での学びを紹介する授業があります。   2022年7月22日(金)の授業では、4回生の上野千夏さん、榮林夢翔さん、小林萌花さん、橋詰佳奈さん4名が講師として、6月に実施された「病院インターンシップ実習」での学びについて語ってもらいました。その授業の様子を4回生の学生がレポートします。     ◎国保中央病院緩和ケアホーム飛鳥実習生から3回生へ 国保中央病院緩和ケアホーム飛鳥でリモート実習をさせていただいたグループでは、「死のシミュレーション体験」を実施しました。 「死のシミュレーション体験」とは、自分の大切なものを事前に14個抽出しておきます。今回は、受診、治療を行い、死を迎えるまでのストーリーを聴き、大切な局面で大切なものを一つずつ手放しながら、自身の最期を迎える疑似体験をしました。       実施後には、体験した感想を3回生に発表してもらいました。それぞれ最初に捨てたもの、最後まで残ったものは異なっていて、患者さんにもそれぞれの価値観があることを考えるきっかけになったのではないかと思います。 また、実際に体験したからこそ、病気に罹患することになった患者さんがどのような想いを抱くのか理解し、看護師としてどう関わるべきなのか考えることができたと思います。この学びをもとに、本当に必要な’’患者さんに寄り添った看護’’とは何かを考え、実習に活かしてもらえると嬉しいです。         半年間という長い期間、実習に行くことは不安でいっぱいだと思いますし、私たち自身もそうでした。ですが、実習ではたくさんの学びや気づきがありましたし、自分のやりたい看護とは何かを見つける機会となりました。前向きな気持ちをもって、半年間、受け持ち患者さんのためにできることを一生懸命考えて、頑張ってもらいたいと思います。   看護医療学科 4回生 上野 千夏   ◎市立東大阪医療センタ―実習生から3回生へ   市立東大阪医療センタ―の緩和ケアで実習させていただいたグループでは、一般病棟とは異なった緩和ケア病棟の特徴やそこで働く看護師としての役割を多く学びました。一般病棟より受け持ち患者が少ないことや、プライマリーナーシング(患者さん中心の看護を実現するための看護方式)をとることで、より1人の患者・家族に対して深く関わりをもっておられました。     そして、実際に私たちは終末期の患者さんに関わらせてもらいました。その中で、死と直面している患者さんに対してどのように関われば良いのか、自分たちに何ができるのかを考える機会にもなりました。     緩和ケア病棟で働く看護師さんは、終末期の患者さんの身体的苦痛だけでなく、患者さんの最期を迎えるまで真剣に向き合い、心に寄り添った看護をされていました。また、3回生に講義をすることで、自分自身の学びも深めることができました。   看護医療学科 4回生 榮林 夢翔、小林 萌花、橋詰 佳奈           【関連記事】 外部講師による講義「看取りを体験した遺族に対する看護の課題」~看護医療学科「終末期ケア論」 「最期のときに、心をこめて。」エンゼルケアの演習を実施しました ~看護医療学科「終末期ケア論」 4回生から3回生へ、ホスピスケアについて学びの伝達~看護医療学科「終末期ケア論」 「認知症ケア論」で学外施設へフィールドワーク第2弾! ~看護医療学科 「認知症ケア論」で学外施設へフィールドワーク! ~看護医療学科 新たに「認知症ケア論」が開講しました!~看護医療学科 5か国合同でのミニシンポジウム開催 ~ 看護医療学科「 国際看護論Ⅰ」  

2022.07.28

畿央大学付属広陵こども園「ミニ体験説明会」を看護医療学科教員が担当!

令和5年4月開園予定の畿央大学付属広陵こども園について、保護者の皆様に本園の教育・保育活動を知っていただくため、ミニ体験説明会を実施しました。 畿央大学付属広陵こども園は、大学が運営する公私連携幼保連携型こども園としては奈良県で初、地元広陵町と連携しながら本学の持つ教育および研究のノウハウを生かした新しいこども園です。   ▼こども園完成イメージ(変更になる可能性があります)     本園では「大学付属」である特長を最大限活かし、教育・保育・医療・健康・デザイン分野のスペシャリストである畿央大学の教員陣がさまざまな形で連携・サポートを広げていきます。それを実感いただくための「ミニ体験説明会」がはじまりました。 2022年7月26日(火)に開催された第2回は、畿央大学看護医療学科の岡いくよ先生によるミニトーク会「未来の子どもと子どもの未来ー妊娠・出産・産後の育児支援」を行いました。岡先生は各地での子育て支援等にかかわる中で感じてこられたことを写真もまじえて紹介され、参加した子どもたちには手遊びなども披露していっしょに楽しみながら、子どもの成長を楽しみながら育てるかかわり方などについてお話ししてくださいました。ミニトーク会終了後はE棟2Fオープン教室横に設置されたモデルルームで、子どもたちが楽しそうにおもちゃで遊んでいました。     畿央大学付属広陵こども園がめざしていることのひとつに、地域全体で子育てをする仕組みをみんなで作りあげることがあります。今回講師を務めた岡先生は看護医療学科で母性看護学を担当し、助産師として長く地域での妊娠、出産、産後にわたる時期の育児支援活動を行ってきました。現在も奈良、大阪、京都の各地でマタニティクラスやベビークラス、パパと赤ちゃんのクラスなどに関わって、様々なユニークな取組みを続けています。今後は定期的にこども園に関わって、妊娠中、出産後乳児期の育児にも力を貸していただけることになっています。   子どもは地域で生まれ、地域で育っていきます。子どもの未来は地域の未来でもあります。そして、未だこの世に生を受けていない子ども=未来の子どもも、また、地域の一員として温かく迎えたいと思います。   次回は8月2日(火)、現代教育学科のランディ・ムース准教授より「異文化との出会いについて」をテーマに実施します。ご期待ください!     【関連記事】 畿央大学付属広陵こども園「ミニ体験説明会」がスタート! 畿央大学付属広陵こども園開園プレイベント「みんなで愉しもう!tupera tuperaの絵本の世界」開催しました。 畿央大学付属広陵こども園の「地鎮祭」が執り行われました。 令和5年4月「畿央大学付属広陵こども園」を開設予定です。 奈良県内大学初の「公私連携幼保連携型認定こども園」設置に向けて広陵町と協定締結式を行いました。 畿央大学付属広陵こども園の園児のためのスツール(椅子)完成!~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」     畿央大学付属広陵こども園 ホームページへ