2009.01.30
不思議にほのぼのとした風景-人間環境デザイン学科加藤ゼミ卒業制作-
人間環境デザイン学科の卒業研究は、建築からインテリア、プロダクト、アパレル、そして論文まで多岐にわたっています。
中でも加藤研究室の山本満智子さんの卒業制作は、インスタレーション と言ってちょっとユニークな卒業作品になりました。
山本さんは畿央大学で学んできた4年間を「繋 chain」というコンセプトにまとめ、第2キャンパス・グランドを使って'09 1/24~26まで自らの思いを表現しました。
441本の風車付棒(H1000)が規則正しく立ち上った姿は圧巻でしたが、決して威圧的なものではなく不思議にほのぼのとした風景でありました。
夜は441個のキャンドルを灯し、グランドが幻想的な場と化しました。時おり周りの住民の方も興味をもって見に来られ、近隣住民の方々との交流に一役買えたのではと思っています。
●山本さんのコメント
予想以上に制作はハードで大変でした。ですが、全てをやり切った時の爽快感は何物にもかえがたく、生涯の宝物になってくれたと感じています。
これもひとえにこのプロジェクトに協力して下さった皆さまのお陰であります。
本当にありがとうございました。
1番嬉しかったことは、知らないおじさんに「よくやった!」と褒めてもらったことかなぁ・・・
(インスタレーションとは場所や空間全体を作品として体験させる芸術のことです)