2026.02.09 

台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」1日目~人間環境デザイン学科

昨年度より人間環境デザイン学科が準備を進めてきた国際合同設計演習が、台湾の国立高雄大学国立台湾科技大学と合同で「2026年国際木造建築設計プログラム」として畿央大学キャンパスにて実現しました。

本演習では、人間環境デザイン学科3回生の建築設計演習(担当教員:吉永吉村)の一環として、台湾の国立高雄大学国立台湾科技大学と合同で、「木造軸組構法」の戸建住宅設計(私の家)を共通課題とし、意匠設計に加えて構造計画や1/30スケール模型制作にも取り組み、木造建築設計への理解を深めることを目的としています。

 

2026年1月29日(木)には、台湾から高雄大学および台湾科技大学の学生17名・教員4名が来学し、人間環境デザイン学科の学生20名・教員6名とあわせて総勢47名が参加しました。午前には、参加者全員の自己紹介とアイスブレイクが行われ、学生同士の会話が始まりました。なお、各班の学生は提案模型を囲み、設計を通じた交流が展開されました。

 

▼ 参加者全員の自己紹介

 

▼学生企画のアイスブレイク

 

▼ 台湾の教員と畿央大学の教員の交流

 

その後、台湾および本学科の教員によるレクチャーを通して、学生たちは互いの木造建築の歴史・文化および木造建築設計について学びました。

 

▼ 国立高雄大学の学長 陳 啟仁先生による「台湾の木造建築の歴史と概要」のレクチャー

 

▼ 本学 吉村 理先生による「日本の伝統構法と現代木造建築」のレクチャー

 

午後の交流講評会では、畿央大学生と台湾の学生たちが英語で16チームの設計提案を発表し、教員たちと活発な質疑応答が行われました。寒い時期を吹き飛ばすくらい、会場は熱意あふれる雰囲気に包まれました。

 

▼ 学生発表の様子

 

 

 

▼ 質疑応答の様子

 

 

 

講評会後には、台湾科技大学 蔡先生および本学科の吉永先生によるレクチャーにより、台湾と日本における近年の木造建築設計の事例紹介も行われました。学生たちは翌日に実施される奈良県内の古民家見学のため、本学科の前川先生から日本の木造民家の構造変遷についてのレクチャーも行われ、学生たちは具体的な事例を通じて、学びを深めました。

 

▼ 台湾科技大学 蔡 孟廷先生の「台湾の現代木造建築と展望」のレクチャー

 

その後、学生たちは畿央大学の食堂へ移動し、自分の提案模型を並べび、木造建築設計の食事交流会が行われました。学生同士が食事を楽しみながら模型作品について語り合う姿が見られました。

 

▼本学の食堂で行われた食事交流会

 

 

教員からの評価や学生の投票により、いくつかの作品を選出し、会場で表彰式が行われました。

受賞式の様子をご紹介します。

<審査員賞> 畿央大学

 

 

 

 

 

<審査員賞> 高雄大学

 

<審査員賞> 台湾科技大学

 

 

<特別賞> 畿央大学

 

<銅賞> 台湾科技大学

 

<銀賞> 高雄大学

 

<金賞> 畿央大学

 

受賞した学生の皆さん、おめでとうございます!

人間環境デザイン学科として初めて国際合同設計演習を行い、講評会だけでなく、教員のレクチャーや交流会・見学活動により、本学と台湾の学生・教員が深く交流し、学びを深める貴重な機会となりました。

受賞学生の感想をご紹介します。

 

 

金賞をいただき、本当に嬉しく思うと同時に、最後まで諦めずに取り組んできて本当に良かったと感じています。プレゼンボードの作り方や発表の仕方について、先生方のアドバイスを受けながら、誰が見ても設計意図やこだわりが伝わるよう、ダイアグラムを用いたり着彩を施したりと図面表現を工夫しました。また、発表では図面や模型を指し示しながら説明することで、視覚的に伝えることを意識しました。言語を超えた表現の重要性を強く実感し、今後も「伝えようとする姿勢」を大切にしていきたいと思います。
このような貴重な機会を用意してくださった先生方、そして台湾の先生・学生の皆さんに感謝しています。最後まで支えてくださった先生方にも御礼申し上げます。この経験は、今後の学びにつながる大切な思い出となりました。

 

人間環境デザイン学科

3回生 定行 風佳

参加学生の感想

今回の設計交流と講評会では、日本の学生が日本ならではの技法を用いた提案を行なった一方、台湾の学生は日本のアニメをきっかけに日本の住宅を深く調べ、台湾の文化と融合させた提案が見られました。また、講評会後の歓迎会では、学生同士が互いの作品について活発に意見交換を行い、台湾の先生方から意見をいただき、日常の授業では得がたい経験を通して、新たな発見や学びを得る貴重な機会となりました。

 

人間環境デザイン学科

3回生 山本 花梨

 

▼ 表彰式後の参加者の集合写真

 

人間環境デザイン学科

准教授 陳 建中

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