2010年9月の記事

2010.09.30

産学官連携ヘルスチーム"菜良"がサークルKサンクスと連携 vol.2

ヘルスチーム菜良の活動の一環として、サークルKサンクスと提携してコンビニ商品のヘルシーメニューを考えるプロジェクトがあります。ヘルスチーム菜良は、奈良県内の管理栄養士養成校4大学(畿央、近畿、帝塚山、奈良女子)で構成されていますが、本学は、デザートと調理パン開発を担当することになりました。平成22年9月24日、本学プロジェクトメンバー14名と企業(サークルKサンクス、敷島パン)が打ち合わせを行いました。     前回提案した商品の中から、「大和茶プリン」と「かぼちゃパイ」と「グラタンパイ」の試作品が完成し、いよいよ試食の段階に入りました。     「大和茶プリン」についてはカップ、クリームの量、中身などを再検討してもらい、コストダウンをお願いしました。 パン部門では、パイやデニッシュ系で進めることが決まっていますが、カロリーが気になるところです。しかし、旨味にエネルギーはつきもので、栄養面からも譲れません!!消費者のニーズと商品開発者の推奨する「健康」とのバランスが鍵となります。   今回は試作品の改善案に加え、コンセプトやキャッチコピーが課題となりました。 次回10月15日の打ち合わせで、商品を固めたいと思います。   【関連記事】 産学官連携ヘルスチーム"菜良"がサークルKサンクスと連携して製作開始! https://www.kio.ac.jp/information/2010/08/k.html

2010.09.29

畿央大学の「姫」が『広陵かぐや姫まつり』を盛り上げました! 

ボランティアセンターです。 9月25日(土)、26日(日)の2日間、地元・広陵町の竹取公園にて実施された「広陵かぐや姫まつり2010」にて、学生が「かぐや姫」と「かぐや姫みこし」の担ぎ手として参加し、まつりを盛り上げました。         おまつり会場から讃岐神社までを往復する約1.5kmの道のりを、"かぐや姫"を先頭に、お囃子、かぐや姫みこし、子どもみこし、と続き「わっしょい!」の掛け声とともに町を練り歩きました。重たいみこしを担いで歩くのは、体力があっても大変です。汗いっぱいのお姉さんを気遣い、子どもたちがうちわで風をおこす姿は、やさしさに溢れ、ほほえましい光景でした。     【かぐや姫(教育学科1回生の森遥さんと益田由奈さん)のコメント】 たぶん一生着ることのないだろう綺麗なかぐや姫の衣装を着ることができたし、普通なら交流のない地元のいろいろな年齢層の方とお話したり声をかけてくださったりしてたいへん楽しかったし有意義な二日間でした。   【関連記事】 広陵町かぐや姫まつりに「テンぺ」試食店を出店しました。 https://www.kio.ac.jp/whats/100928.html  

2010.09.28

モニュメント『徳』建立

奈良市の姉妹都市であるキャンベラ市が平城遷都1300年祭を記念して実施した「キャンベラ奈良公園彫刻コンクール」で、本学人間環境デザイン学科加藤准教授の作品『徳 TOKU』が最優秀作品に選ばれ、モニュメント『徳』が、キャンベラ市の公園に実際に設置されることになりました! 9月18日の除幕式に招待された加藤先生にレポートをお願いしました。 _____________________________________________________   昨年から日本国内で製作していたモニュメント『徳』は、8月に神戸港からオーストラリア・キャンベラへ運び込まれました。現地キャンベラ奈良平和公園では基礎工事を同時期に始め、9月中旬には取付工事も済み、ほぼ完成というところまできていました。     いよいよ日本を出発、9/17(金)キャンベラに到着しました。明日9/18(土)に正式セレモニーがあるため、真っ先に現地に向かいました。期待と不安が入り混じった複雑な気持ちで公園を歩いて行きましたが、初めはその存在がわかりませんでした。というのは、公園内の木々とモニュメント『徳』が見事に溶け込んでおり、随分と以前からそこにあったように感じたのです。もともと樹を象徴したデザインを意図していたので、思い通りの出来栄えに我ながら満足感で感激してしまいました。   9/18は、キャンベラ奈良平和公園でキャンドルフェスティバル2010の開催日です。     夕方から正式セレモニーが始まり、あたりが暗くなってからライトアップされたモニュメント「徳」の除幕式が行われました。続いてキャンベラ市長と日本大使が灯篭のろうそくに火をともしフェスティバルのクライマックスを迎えたのです。五重塔の初層には平和を象徴した白い鳥がとまっているのですが、輝くように下から照らされて正に友好のシンボルとなっていました。たくさんの方々のご協力をえて完成したモニュメント「徳」、本当に夢のような素晴らしい経験をすることができました。あらためて皆様に感謝申し上げます。 畿央大学健康科学部 人間環境デザイン学科  加藤信喜   【関連記事】 キャンベラ奈良公園彫刻コンクールで、加藤信喜准教授の応募作品が最優秀賞を受賞。 https://www.kio.ac.jp/information/2010/02/post-234.html

2010.09.27

大学ヘルスチーム菜良が奈良県文化会館で体験型食育展示発表会を行いました。

  「大学ヘルスチーム菜良」(健康栄養学科)は2年目を迎え進化し、野菜や朝食、食べることの大切さをテーマに、食事診断やゲームを通じて"食育"について提案しています!   今回の企画は、奈良県・奈良県食育推進会議・ヘルスチーム菜良主催による「なら食育推進大会」~食べる力は生きる力~と題するイベントで、2010(平成22)年9月26日(日)12時~16時30分までの開催となりました。   畿央大学チームは野菜1日350g、緑黄色野菜は1日120gを目標に摂取しよう!をテーマに、もっとも効果のある調理・保存方法や収穫の旬、成分と効能などについて「野菜〇☓クイズ」4種類、各10問を来場者に答えていただき、参加者にはメンバー手作りの「野菜のしおり」をお渡ししました。クイズは、10問中正解率は6~8問が最も多く、普段から緑黄色野菜への関心が深いことが窺われました。     会場内では参加4チームがそれぞれに創作した「簡単朝食メニュー」レシピを配布し、朝食を抜かないことをPRしました。   (さらに…)

2010.09.24

「チーム医療ふれあい実習」レポート

理学療法学科・看護医療学科・健康栄養学科では、1回生の8月の次期に、5日間の病院実習『チーム医療ふれあい実習』を行っています。この実習は、学習のモチベーションを高めるために、早い時期に現場に触れること(アーリー・エクスポージャー)を目的としています。   今回は、理学療法学科1回生の辻本尚さんから、実習のレポートが届きましたので、紹介します。   --------------------------------------------------------------- 私は、8月23日から27日までの5日間、奈良県にある平成記念病院で「チーム医療ふれあい実習」を行って来ました。     この5日間で、たくさんの事を学び、体験することができました。その中で一番印象に残っているのは、やはり患者さんとのコミュニケーションです。   初日は、何を喋っていいのかわからず、笑顔も作る事ができませんでした。聞き取りづらい言葉に、ただただうなずくことしかできませんでした。しかし、先生方のアドバイスを受け、自分自身でこういう喋り方をすれば良いのかなどを考え、実行することができました。   そして日が経つにつれて少しながらスムーズに話ができるようになったと感じています。                                                (さらに…)

2010.09.21

王寺町商工会新商品開発「おからドーナッツ」試食会

産学連携モニター派遣事業(葛城地区商工会広域協議会店舗モニター)はさまざまな形で発展しています。 現在、王寺町商工会で、"おからをつかったドーナツ"の開発を進めています。   雪丸という聖徳太子が飼っていたという伝説の犬をキャラクターにして、産業廃棄物として捨てられることが多い"おから"を使用してドーナツをつくるというプロジェクトです。     7/21モニターの際は学生5名がドーナツについての色々な意見を述べました。 今回9/10には、おからドーナツのサンプルが出来上がり、学生の率直な意見をききたいということで、試食会が行われました。       プレーン、ゴマ味、抹茶味の3種類をいただきました!! どれも美味しく、それぞれ独特のモチモチとした食感があり、これはイケるのでは(^u^)・・・と思わせるドーナツとなっていました。

2010.09.15

「桜井女子短期大学教職員の集い」が開催されました。

 第3回 桜井女子短期大学教職員の集い -桜井女子短期大学教職員の里帰り-    2010年9月12日(日曜日)に、橿原ロイヤルホテルにおいて桜井女子短期大学教職員の集い(第3回)が開催されました。 桜井女子短期大学は、1966年に開設され、7,429名もの卒業生を輩出してきました。2003年には、畿央大学へと改組転換され、畿央大学短期大学部へと名称変更がなされました。そして、2006年に、畿央大学教育学部へと発展的に解消を遂げました。桜井女子短期大学という校名はなくなりましたが、教育学部のなかにその精神は引き継がれ、存続しております。      元管理厚生課長であった石若宗男先生の幹事代表挨拶からこの集いは始まりました。 岩城啓子先生の司会によって集いは順調に進行しました。            その後に、冬木智子理事長からご挨拶がなされ、懐かしく馴染みの皆様方に集まってもらえて、感動されたことが語られ、皆様方が心を一つにして尽力してくれたことでいまの学園があるとも語られました。また、広陵町の造成地を岡井豊治先生とはじめて見に来た時に、二上山を臨める場所でもあったので、「大学を創る地はここである」と購入を即決したこともお話になられました。さらに、「幸せ」というものは、人と人との出会いのなかで生じるものであり、人と人とが触れ合うその絆のなかにある、とも語られました。       その後、各テーブルでの歓談に移りました。 桜井女子短期大学の思い出などを旧教職員たちどうしで歓談いたしました。岡井豊治先生の叙勲の証書と勲章のご披露もありました。           最後に、この集いを閉めるにあたって、冬木美智子事務局長からご挨拶がなされました。畿央大学の突出した就職率、そして教職採用試験での並はずれて高い合格率等が紹介されました。ますますの発展を遂げているこの状況は、桜井女子短期大学という礎があってこそである、とのことが語られました。   この桜井女子短期大学教職員の集いは、これからも折に触れて活動を続けるということで幹事を選出し、万歳三唱を最後に閉会いたしました。 集いに参加された方々のご健康とご活躍をお祈りし、そして冬木学園のさらなる発展と繁栄を願っております。    

2010.09.14

大学院生が民間の助成金を獲得!! ~博士後期課程:中野英樹さん~

大学院生の中野英樹さんが、この度、3件の民間の助成金を獲得されました。中野さんは畿央大学理学療法学科の1期生(卒業生)でもあります。   さっそく喜びのコメントをいただきましたので、ご紹介します!!                                                                                                             大学院博士後期課程の中野英樹です。現在は、大阪にある摂南総合病院で理学療法士として働きながら、大学院で研究を行っています。 大学院では、「自己身体の認識と運動」「運動学習の発生機序」について脳機能イメージング機器などを用いて研究を行っています。今回、大学院で研究を行う中で、民間の研究助成に応募し、下記の研究助成に採択されました。   1) 財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団 研究助成 2) 財団法人 フランスベッドメディカルホームケア研究・助成財団 研究助成 3) 財団法人 大同生命厚生事業団 地域保健福祉研究助成     偶然とも思える結果は、自分1人の力で生まれるのではなく、その時の環境やチームメイト、対戦相手、監督、応援してくれる友人や家族と自分とがつながり合って初めて生まれるものだと思います。 今回、自分がこのような結果を出せたのも充実した研究環境を提供してくれる畿央大学、大学時代からご指導いただいている森岡先生、いつも深いディスカッションをしてくれる研究室のメンバー、大学院での研究を理解し支えてくれる職場や家族とのつながりがあったからこそだと思います。このような環境、人とのつながりの中で研究ができることにすごく幸せを感じます。   いつもお世話になっている方々に深く感謝いたします。この結果に満足することなく、今後も今の自分に打ち勝つことを目標に次へ次へと頑張っていきたいと考えています。

2010.09.11

生駒市民カレッジ「親子で藍染めに挑戦」 -デザイン 村田ゼミ-

8月28日に、生駒市主催の市民カレッジ「親子で藍染めに挑戦」が開催されました。     このイベントでは、人間環境デザイン学科の村田浩子先生が講師を務められ、本学からもゼミ生をはじめ9人の学生がスタッフとして参加、準備、指導、後片付けに活躍してくれました。   参加者は40人で、会場は熱気にあふれました。   材料にした藍は、4月から生駒市内の植物園フローラムで職員の方の協力を得て育てたものです。   藍の葉に異なる加工を施し「藍の葉のたたき染め」「藍の生葉染め」「藍の葉の煮出し染め」「藍の葉の発酵染め」の4種類の染め方を体験しました。   仕上がった作品は同じ藍の葉を材料にしていたとは思えない異なる色に、参加者の方は大いに驚き興味を持たれたようでした。    

2010.09.10

症例検討会 その2 -理学療法学科-

8月30日に引き続き、8月31日も実習発表会を行いました。 実習から戻ってきた4回生が、1回生や2回生、3回生に向けて実習での貴重な経験や実習での苦労話、感動話など経験した4回生にしか伝えることの出来ない数々の出来事をいろいろな形で発表してくれました。   4回生1~4名を含む1、2、3回生合わせて10名程度のグループに分かれ、さらにグループによっては4回生1名に対して2~3名の小さなグループに分け、先輩から臨床実習で学んだ症例のケースレポートから実習での経験話まで細かく発表していました。 下級生たちも先輩の話に真剣に耳を傾け、自分たちが数年後におこなう臨床実習についてたくさんの意見を出していました。先輩方の偉大さを感じとりながら、有意義に過ごすことのできた時間でした。   今回、初めてこのような機会を設けましたが、教員が入る余地もないくらい学生同士が話し合っていて、それぞれの学年がそれぞれ立派に成長してくれていることを教員も感じ取りました。   (さらに…)