2019年11月26日の記事

2019.11.26

令和元年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~教員レポート

今年度の理学療法学科の卒業研究発表会は2019年11月1日(金)、2日(土)の2日間で開催され、計36演題の発表が行われました。   本学の卒業研究では、学生の希望を元に3年次に各教員のゼミへ配置が決まり、そこから4年次の11月に行われる「卒業研究発表会」に向けて参考文献を探して文献抄読したり、教員と相談をしながら研究計画を立案したりと準備が進みます。研究テーマは脳科学やバイオメカニクス、呼吸器系、物理療法、動物実験による基礎研究、コミュニケーション、高齢者、ウィメンズヘルスと多岐にわたります。例年、量的なデータを元に解析を行う発表がほとんどですが、今年はアンケートを元に概念を抽出し、対象者の思いを解釈するような質的研究や統計に関する発表も見られました。     各分野の最先端で研究をしている教員も多いため、自然と学生に求めるレベルも高いものになっていると感じます。実際、発表の中にはそのまま学会に出しても遜色ないのでは?と感じるものもあり、私自身もいち研究者として興味深く聞いていました。   7分間の発表を通して、自分たちの伝えたいことをいかに分かりやすくまとめるか、ということの難しさを感じるとともに、これまで自分たちがやってきたことの集大成の発表ということで、大きな達成感も感じられたのではないでしょうか?また、発表前には長いと思っていた3分間の質疑応答も、活発な議論の中ではきっと短く感じたのではないかな、と思います。教員からの鋭い質問やコメントには少し戸惑う場面も見られましたが、どの学生も堂々と発表し、質疑応答に答えている姿が印象的でした。     今回の発表が満足のいくものだった学生も、不完全燃焼となってしまった学生もいるかもしれませんが、今回の経験を通して物事を客観的に捉える力、ある事象を深く追求していく力を身に付け、患者さんにより良い医療、理学療法を提供できるようになってもらえたらと思います。   卒業研究は終わりましたが、すぐに国家試験の対策が待ち受けています。 今年も合格100%をめざして頑張りましょう!!   理学療法学科 助教 梶原由布   【関連記事】 2019年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~学生レポート

2019.11.26

令和元年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~学生レポート

2019年11月1日(金)、2日(土)に開催された理学療法学科卒業研究発表会。参加した4回生からレポートが届きました!   理学療法学科4回生、庄本ゼミの藤田大輝です。2019年11月1日(金)、2日(土)に開催された理学療法学科卒業研究発表会についてレポートを書かせていただきます。     【発表当日までの活動】 3回生前期に希望のゼミを選択しました。先生方に紹介をしていただき、なじみのある先生や興味のある分野なども含めて、それぞれが悩み、選択しました。3回生後期では必修科目である「理学療法研究法演習」として本格的なゼミ活動が始まりました。論文を読み、抄読会を行った上で研究のテーマをそれぞれ決定していきました。その後、プレ実験を通して研究計画書を練り、本実験に取り組んでいきました。   【発表当日】 今年度は16のゼミから全36演題の発表が行われました。1演題につき、7分の発表と3分の質疑応答がありました。質疑応答では4回生だけでなく3回生からも積極的な質問があり、先生方からも様々な視点からの意見をいただきました。     長期実習後の3か月という限られた時間の中で本実験から発表まで、みんなが最高の準備をし、本番でそれぞれが素晴らしい発表ができました。それぞれ分野の異なる発表で、非常に興味深いものばかりでした。何より発表を通して「患者さんにより良いものを提供したいという気持ちが詰まった発表会」となりました。     今回の発表会で得た知識やプレゼン能力を4月から始まるそれぞれの舞台で存分に発揮し、さらなる研究活動と自己研鑽に努めたいです。 これから卒業研究を始める後輩に送るアドバイスは、頼れる偉大な先生方が身近にいるので、不明点や疑問点は早めに聞くことが大事だと思います。 4回生は理学療法総合演習と国家試験が残っています。卒業、合格に向けて切磋琢磨して切り抜けたいと思います。   最後に、今回卒業研究におきまして先生方をはじめ、ご協力いただいた多くの方に厚く御礼申し上げます。     理学療法学科4回生 藤田大輝 【関連リンク】  令和元年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~教員レポート ●昨年度の卒業研究発表会はコチラ!