2013年4月19日の記事

2013.04.19

平成25年度 『人間環境デザイン学科 新入生宿泊研修』を開催しました~その1~

五條新町・十津川村での新入生宿泊研修!! ~人間環境デザイン学科新入生宿泊研修その1~   人間環境デザイン学科では、4月4日(木)・5日(金)、1泊2日の新入生宿泊研修を奈良県内の五條新町と十津川で行いました。  人間環境デザイン学科では今後、建築・インテリア・プロダクトといった「デザイン」を学んでいく最初の道しるべとして、毎年豊かな環境や、特徴的な風土をもった地域を訪ねます。   ≪1日目≫  1日目は五條新町での見学が中心となりました。五條新町は江戸時代から続く町並みが残る場所です。ボランティアガイドさんに詳しい解説をしてもらいながら案内してもらい、五條新町の名所旧跡をまわります。   ▼ボランティアガイドさんの熱心な案内で、学生も真剣にメモや写真を取りながら聞いています。        その次は十津川の日本一の観光場所である、谷瀬の吊橋に行きました。生活鉄線としては日本一の長さを持っています。   ▼入り口に立っただけでも脚のすくむ高さです。   ▼そんな中でも元気なデザインの学生!!   その後、同じく十津川にある村立十津川中学校へ見学に行きました。五條・十津川ともに二年前の水害で被害を受けた場所で有名ですが、この中学校はちょうどその二年前に新築工事が始まったところでした。関係者の皆さんは流されただろうと半分諦めていたようですが、奇跡的にもそれほど被害は受けず、予定からは大幅に遅れながらも立派に完成しました。  ▼校庭からの校舎の眺め   ▼すべて地元産の木材を使用した全国でも珍しい木造校舎です。また、通学がなかなか難しい生徒のために宿舎も備えています。     ▼同じく地元産のイスと机が配置されている給食室で校長先生のお話をうかがいました。   その後は宿泊先の「ホテル昴」に向かい、研修会を行いました。8つのグループに分かれ、五條新町で学んだことについて模造紙にまとめてもらいました。    ▼最初は戸惑っていた学生も、話し合いをまとめ、班それぞれで工夫してまとめていました。   時間を延長させながらも完成させましたが、メモをグループ分けした班から、地図にまとめなおした班まで、バリエーション豊かなプレゼンテーションが見られました。      ≪2日目≫ 2日目は同じく宿泊先のホテルの会場で、十津川村役場の方をお招きして、2年前の災害への対応として開発した、被災者のための住宅である「復興モデル住宅」の取り組みについてお話してもらいました。     ▼話していただいた十津川村役場の玉置さん、伊東さん。   ▼前日遅くまでおきていて、かつ専門的な話が続き、眠たかったことと思いますが(笑)、ちゃんと真剣に聞いています。   教員からも専門的な質問が飛び、1時間半もの時間があっという間に過ぎました。   最後に、熊野本宮大社へ。 宮司さんからお話を聞き、帰路につきました。      お疲れ様でした!!