2019年10月28日の記事
2019.10.28
畿央祭で「健康カロリーチェック」を実施!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良
2019年10月19日(土)・10月20日(日)に畿央祭が開催されました。ヘルスチーム菜良※1では20日(日)に学生がスタッフとして参加しました。食育サッとシステム※2を用いて、「健康カロリーチェック」と称し、普段の食生活を見直してもらう体験コーナーを実施しました。 (※1)ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 (※2)食育サッとシステム…フードモデルを用いて1食分の食事バランスを栄養価で計算し、5段階で評価されるシステムです。 実施時間は13:00~15:00の2時間で、その日食べたい夕食を選んでもらいました。来てくださった方の中には、「毎年楽しみにしているよ」とおっしゃってくださる方もおり、とてもうれしい気持ちになりました。 私たちスタッフは、栄養バランスの取れた食生活を送ることが出来るように、食育サッとシステムの結果をもとに過剰や不足している栄養素についてアドバイスをさせていただきました。みなさん熱心に聞いてくださり、やりがいを感じました。 多くの方とお話をする中で、疑問にきちんと答えられるようにもっと管理栄養士の卵として勉強しなければいけないなという気持ちになりました。今回食育サッとシステムのスタッフとして参加することができ、とても良い経験になりました。これからも多くの活動に積極的に参加していきたいと思います。そして、幅広い年代の方に自信をもってアドバイスできるように頑張っていきます。 健康栄養学科1回生 齋藤遥 ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。
2019.10.28
畿央祭でヘルスチーム菜良初の模擬店「野菜蒸しパン」を販売!~健康栄養学科
2019年10月19日(土)、20日(日)に畿央祭でヘルスチーム菜良※として健康栄養学科の学生が模擬店を出店しました。 ※ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 畿央大学ヘルスチーム菜良は、健康栄養学科らしく砂糖を使用しないほうれん草味とカボチャ味のヘルシーな野菜蒸しパンを販売しました。 蒸しパンの考案者は2回生の健康栄養学科の学生で、蒸しパンに使用する材料やデザインにこだわり、小腹がすいた時や朝食にぴったりな一品に仕上げました。また合計300枚以上の販売する袋にも手書きのデザインをしており、購入して頂いた方に大変喜んでもらえました。 今回初の試みということもあり思うように試作通りの見た目にならなかったり、材料が途中で足りなくなったりと予期しないトラブルが多くありましたが、仲間の助けや協力のもとなんとか完売することができました。販売していると、「え、健康栄養学科の販売する野菜蒸しパン?おいしそう!」という声や「見た目がかわいい」といった声をいただいたり、「ヘルスチーム菜良って何だろう?」と興味を持ってくれる方が多くいてくださったりして、とても嬉しかったです。 販売での売り上げをヘルスチームの資金にし、地域の食育活動につなげていく予定です。来年度は今年の反省を生かし、よりよいものが出店できるように頑張っていきたいです。購入して頂いた方本当にありがとうございました。 健康栄養学科2回生 秋山愛奈 ~参加者の感想~ ヘルスチーム菜良は畿央祭初出店なので不安もありましたが、先生方と1,2回生の協力のおかげで無事に完売出来て嬉しかったです。販売を通じて、お客様に購入して頂くための工夫等を知ることが出来たので、是非来年に活かしてもらえたらと思います。 健康栄養学科3回生 徳原有実 ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。
2019.10.28
畿央祭展示「吊庵(つりあん)」~人間環境デザイン学科加藤ゼミ
人間環境デザイン学科の加藤ゼミです。 2・3回生合同の加藤プロジェクトゼミでは毎年、2畳茶室を制作しています。 9年目となる今年は3つの茶室を作りました。コンセプトは「吊る」です。 ▼2019茶室「吊庵」-TSURIAN-※クリックすると拡大します。 ▼2019茶室「吊庵」-TSURIAN-メンバーの紹介です!※クリックすると拡大します。 今年度、展示した3つの作品について紹介させていただきます。 A庵の作品コンセプト まるで立方体が宙に浮いているような茶室。様々な色の毛糸を使い、茶室の概念を壊した作品です。 揺れる糸の幻想的な空間をお楽しみください。 ▼作品写真 【A庵 制作班長のコメント】 茶室を吊るにあたって、素材選びに苦労しました。重いと吊ることができず、軽すぎるものでは強度が劣るため、制作していく上で重さ、強度を確認しながら微調整しました。糸に関しても、素材や糸の太さ、糸と糸の間隔によっては絡まってしまうため、試行錯誤を重ねました。実際に吊ってみるまでは不安でしたが、無事に吊り上げることができてよかったです。 A庵班長 人間環境デザイン学科3回生 岡田由希 B庵の作品コンセプト 唯一、宙に浮かない「吊庵」。たくさんの糸の色、キラリと光る色、糸の間などの変化を楽しむことができます。 中に入ることができ、床にはペットボトルキャップを敷きつめていますので、踏む感触以外にもブラスチック海洋破棄問題についても、考え欲しいと、願いを込めて制作しました。 ▼作品写真 【B庵 制作班長のコメント】 約6mの毛糸を114本扱う茶室でしたので、どうしたら絡まずに、時間をかけずに設置出来るのかが1番の問題でした。様々な方法を考え、「床を8パーツに分け、1パーツにあらかじめ最大18本の糸を貼り付けておき、設置時に2階から降ろす」という方法にしました。その結果、3時間で設置を完了することができました。均等に張られている糸、糸の色、床のキャップ、躙口…等たくさんこだわりがあります。原寸大での製作は想像以上に大変でしたが、メンバーにも助けられ、いい作品ができてよかったです。 B庵班長 人間環境デザイン学科3回生 稲井葉澄 C庵の作品コンセプト 1枚の紙を切ることによって幾何学模様の立体を生み出し、吊られていることを感じさせない、まるで宙に浮いているかのような茶室。中の空間は今までには体験したことのないものになっていますので、この茶室が生み出す幾何学的な空間をお楽しみください。 ▼作品写真 【C庵 制作班長のコメント】 今回の茶室のコンセプトは「吊る」ということで様々な問題に直面しました。 まず素材の重さ。軽すぎると形にならず強度も劣り、重すぎると重みに負けて形が保たれないなど、考えただけでは分からず、とりあえず作ってみて上手くいくか確かめるという作業の繰り返しでした。 一つを作るのに時間もかかり、ゼミ活動内では終わらずゼミ活動外でも集まり、また作るという、行き当たりばったりな活動となってしまいました。そのため思っていた作品とは違う形になってしまい非常に悔しいです。 ですが、その分得た物も多く、非常に有意義な活動にもなりました。いい茶室ができると信じて一緒に茶室を作ったメンバーにも感謝の気持ちでいっぱいです。私たちC班はこの悔しさをバネにし、より良いものを作り上げていきたいと思います。 C庵班長 人間環境デザイン学科3回生 荒木完 【過去の茶室記事】 2011年 浮游庵 fu-you-an(浮く茶室) 2012年 PET庵(ペットボトル茶室) 2013年 「段庵」(ダンボール茶室) 2014年 「蹴鞠庵」(サッカーボール型茶室) 2015年 「ゲル庵」(モンゴル移住民の移動式住居) 2016年 「紙庵」(トイレットペーパーと古新聞の茶室) 2017年 「紐庵」(紅白の毛糸と木材を組み合わせたの茶室) 2018年 「角々庵(かくかくあん)」(三角と四角の幾何学デザインの茶室)
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