2022.06.20
広陵町商工会主催「くつしたの町 歩こう会」に学生2名が協力!~人間環境デザイン学科 清水ゼミ
人間環境デザイン学科 4回生 清水ゼミの植山真智と松村理菜です。
私たちは、令和4年5月15日(日)に行われた、広陵町商工会青年部主催の「くつしたの町 歩こう会」に企画の段階から協力させていただきました。
大学のある広陵町は「くつしたの町」として、日本一の靴下生産量を誇る町ですが、生活形態の変化や就職先の多様化の影響で、子ども達が靴下産業に親しむ機会が失われてしまいました。そこで、「広陵町の靴下をもっと子どもたちに知ってもらいたい!」という思いで企画されました。
参加者は、イズミヤスーパーセンター広陵店から出発し、町内の靴下工場3軒を歩いてめぐり 、様々な体験を通じて靴下産業に触れていただきます。ゴールした時には、「くつしたの町」に住んでいるという郷土意識を持ってもらえることをめざしました。
お話を伺ったのは今年の2月頃のこと。昨年12月に私たちが企画実施した「竹馬★クイズラリー」を知った、広陵町商工会青年部の皆さまより、イベントの一部の企画運営のお手伝いのご依頼をいただきました。
私たちが担当したのは、靴下工場「ヤマヤ株式会社」のイベントの企画運営と、歩こう会のゴールでお渡しする、参加者アンケートの作成及び分析です。4月から商工会の方々とオンライン会議を重ね、イベントやアンケートの内容を決定しました。
▼オンライン会議の様子
イベント当日。靴下工場「ヤマヤ株式会社」に到着した子どもたちは、まず、野村社長から広陵町とくつ下の歴史を学びました。その後、予備知識をつけた状態で、私たちのクイズイベントに参加してもらいました。
私たちが企画したイベントは、『くつしたペアリング・クイズ』です。
広陵町内で生産された種類豊富な靴下の山を前に、スクリーンに映し出された靴下に関する数々のクイズにチャレンジしました。
▼広陵町でつくられた靴下
子どもたちは、「回答Aと思った人は赤色の靴下を、回答Bと思った人は黄色の靴下を・・・」と色や柄の指示を受けて、バラバラになった靴下の山からペアの靴下を探し出しクイズを解いてもらいました。
付き添いの大人の方々も一緒に、靴下のペアを探すのに苦労しながらも、真剣にゲームに参加し、クイズを通じて靴下に関する様々な理解を深めてもらうことが出来ました。クイズ終了後は、景品として広陵町で作られている靴下をプレゼント! 子どもたちもとても喜んでくれました。
▼ゲームの様子。子どもたちも楽しんでくれました!
換気や手指消毒など、感染症対策に配慮して実施した、今回のイベントでしたが、アンケート結果からは、他の工場でも、靴下に関する様々な体験を通じて、「くつしたの町」広陵町を目一杯楽しんでくれたようです。自由記述欄は子どもたちの笑顔があふれたコメントで埋め尽くされていました。保護者の皆さんからの回答からも充実した1日だったことがわかりました。「今度は、イベントのお手伝い側に回りたい」や、「大人向けのイベントも行ってほしい」など、次につながる様々なアイデアもいただきました。
イベントの最後に、今回、このような楽しい企画にお声かけをいただいた商工会青年部の皆さんと記念撮影を行いました。今後も、たくさんの地域の輪が広がることを願っています。
最後になりましたが、「歩こう会」に参加していただいた地域の皆様、ヤマヤ株式会社様、そして、商工会青年部の皆様に、心より感謝申し上げます。
▼広陵町商工会青年部の皆さんとスーパーセンターイズミヤ広陵店『ミニ機関車の乗車体験会』会場にて
人間環境デザイン学科4回生
植山真智、松村理菜
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