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現代教育学科
2025.03.19
カナダ短期語学留学2025 現地リポートvol.5 ~ これからも挑戦は続きます!
学科を問わず参加できる畿央大学の短期語学留学プログラム。今回6名の学生が2024年2月22日(土)~3月10日(月)までカナダ・ビクトリアのGlobal Villageで過ごします。英語学習はもちろん、カナダの文化に触れることができ、博物館や美術館鑑賞、コンサートなど課外アクティビティを自分で計画して、カナダでの生活を満喫します。ビクトリアでの充実した留学生活をリポートしたブログ第5弾が届きました! こんにちは!教育学部2回生の西槙 真世です。私は2週間、カナダで語学留学をしてきました。留学に行く前は英語での会話に不安がありましたが、『挑戦してみたい!』という気持ちで思い切って参加を決めました。 楽しかったこと・大変だったこと 楽しかったことは、なんといっても日本にないお店や街並みを見ることでした。また、私は車が好きなので、日本では見ることができないような車がたくさんあってワクワクしました!左ハンドル右車線!! 特に、警察の車は日本よりカッコよく感じました!! 大変だったのは、スラングや早い英語が聞き取れなかったことです。でも、現地の人が優しく教えてくれて、少しずつ慣れていきました。 ホームステイ最終日 ホームステイ最終日、ホストマザーとファザーに手紙と花を渡しました。たった2週間、しかし、人生でとても濃い2週間になりました。 学んだこと・これからについて いろんな国の友達ができたことが一番嬉しかったです。そして、2週間いい経験ができたと思います。国、文化、生活の仕方、歴史、それぞれが違っていて言葉も違うのに同じ共通語を使いお互いの話や感情を共有して理解し合えるのは本当にすごいことなんだなと感じました。 今回の経験を通して、もっと英語を話せるようになりたいと思いました。これからは毎日英語に触れる習慣を続けて、次は1年のワールドホリデーにも挑戦してみたいです。 教育学部 現代教育学科 2回生 西槙 真世 関連記事 カナダ短期語学留学2025 現地リポートvol.4~ 日々成長を感じる2週間! カナダ短期語学留学2025 現地リポートvol.3~ 刺激的な日々を過ごしています! カナダ短期語学留学2025 現地リポートvol.2 ~ 初めての海外生活! カナダ短期語学留学2025 現地リポートvol.1~日本出発から現地生活スタートまで 過去の短期語学留学の記事はコチラへ 現代教育学科英語教育コース セメスター留学の記事はコチラへ
2025.03.19
カナダ短期語学留学2025 現地リポートvol.4~ 日々成長を感じる2週間!
学科を問わず参加できる畿央大学の短期語学留学プログラム。今回6名の学生が2024年2月22日(土)~3月10日(月)までカナダ・ビクトリアのGlobal Villageで過ごします。英語学習はもちろん、カナダの文化に触れることができ、博物館や美術館鑑賞、コンサートなど課外アクティビティを自分で計画して、カナダでの生活を満喫します。ビクトリアでの充実した留学生活をリポートしたブログ第4弾が届きました! こんにちは。教育学部現代教育学科2回生の髙山 愛莉です。 今日は私たちが通っている語学学校Global Villageの最終日でした。GVの授業はグループでの活動や、英語でたくさん会話をすることが多かったので、日本の授業とはまた違ってとても面白かったです。私たち短期留学組は2週間だけだったのですが、クラスメイトに「写真撮ろう!」「寂しい、元気でね」など最後にたくさん声をかけてもらえてとても嬉しかったです。ここに来なければ出会うことが出来なかった人たちと友達になれたり、他の国の知らなかったことなどを知ることが出来たりしてとてもいい経験になりました。 私は海外に行くことが初めてだったので、来てすぐはなかなか生活に慣れなかったり、英語を上手く話すことができない日々もありましたが、約2週間過ごしてみると最初に比べて英語が聞き取れるようになったし、前よりも上手く文を作って会話することができるようになったと感じたので、これからの英語の学習にも活用していきたいです。 学校が終わってからはみんなで昼ご飯を食べに行って、その後ホストファミリーへのプレゼントを買いに行きました。お花屋さんで花束を買っている子もいましたが、私は先輩がおすすめしてくれていたチョコレート屋さんでチョコレートを買いました。たった2週間だったけどホストファミリー含めGVの方たちもみんなとても暖かい人ばかりで、帰るのが寂しくなりました。 私はギリギリまでこの留学に行くか迷っていたけれど、今回短期留学に行って本当に数えきれないぐらいの新しい体験をすることができたので、また色々な国にも行ってみたいと思いました! 教育学部 現代教育学科 2回生 髙山 愛莉 関連記事 カナダ短期語学留学2025 現地リポートvol.3~ 刺激的な日々を過ごしています! カナダ短期語学留学2025 現地リポートvol.2 ~ 初めての海外生活! カナダ短期語学留学2025 現地リポートvol.1~日本出発から現地生活スタートまで 過去の短期語学留学の記事はコチラへ 現代教育学科英語教育コース セメスター留学の記事はコチラへ
2025.03.17
小学校一日見学を実施しました 〜 現代教育学科
「小学校一日見学」は、畿央大学教育学部が独自に設置している必修科目です。本科目は、早い段階で学校教育現場を経験することを目的としています。 平成22年度より、大阪教育大学ならびに附属小学校のご協力のもと実施され、平成30年度までは附属天王寺小学校、翌年度からは附属平野小学校で行われています。今年度は、午前中に4時間の授業参観を行い、午後には副校長先生による講話と一日の学びを振り返るレポート作成を実施し、129名の学生が参加しました。 午前中の授業参観では、1年生から6年生までの各学級に分かれ、授業の様子を見学しました。時間ごとに異なる教科の授業を教員の視点で観察でき、学生にとって非常に有意義な機会となりました。また、グループ活動に参加して子供たちと関わる学生や、子供の言葉に耳を傾ける学生の姿も多く見られました。 午後には、南副校長先生による講話があり、小学校教員の「魅力」や「責務」、「職務内容」などについてお話していただきました。 その後、授業参観を振り返り、感じたことや考えたことをグループ内で話し合いました。講話の最後には、子供の気づきを学習の出発点とすることや、子供の興味・関心を喚起し、自力解決できるように支えていくことの重要性、さらに、教師には専門性と同時に人間性も求められることを学びました。 一日を振り返った学生のレポートをご紹介します。 授業について 子ども全員が参加できる授業、意見を言いやすい環境をつくる工夫が様々なところでされていることが分かった。例えば、音楽では、オペラの男女交互に歌う部分と、男女が一緒に歌う部分を分かりやすいように図にしていた。国語では、机を輪の形にしてみんなの顔が見えるようにして、意見を伝え合っていた。また、自分の意見や立場を明らかにすることができるように、赤白帽子を使う工夫もされていた。 タブレットを上手に活用することによって児童それぞれが、自分が理解しやすい形で学習を進められる事が可能になっていたので、BYODはすごいと思った。調べた内容を提出するときも写真や絵に直接書き込んだデータを提出する児童、ノートにまとめて写真を撮り提出する児童、スライドを作成して提出する児童と様々な方法で提出していた。児童それぞれの長所を生かした学習が行われていて、私もこのような学びを提供できる先生になりたいと思った。 教師の働きかけについて 子どもたちの深い学びとなるように、教師がきっかけを提供している場面から学んだ。例えば、グループや一人で考える場面では、異なる意見を多く取り上げて価値観を広げていた。人前で話すことが苦手な児童が発言する場面では、補助的な支援を行いながら自信をもたせるようにしていた。自分も、子どもたちが前向きになれるような働きかけを心がけていきたいと感じた。 自分から進んで発言できる子供を育てるには、よい質問や疑問を子供に投げかけ、一緒に同じ視点で考え、成長できる先生という存在が必要不可欠。子供たちの発言や意見を深く追求せず否定したりスルーしたりするのではなく、積極的に拾い、クラスのみんなとその意見について、よい点や改善点、また新たな疑問や意見を創っていくことが大切なことだと思った。 学習はただ思考するのではなく、言葉で表現することが重要だと学んだ。また、言葉で表現する力を身につけるためには対話する場を多く設け、子どもの意見を引き出すための「良い問い」が必要だということを学んだ。クラスで疑問を共有し、答えを導き出すことも自分の知識を広げ、深めることができるのだと感じた。 子どもの姿から 1時間目の体育の授業がグランドだったためか、始まりがザワザワしている時に、一人の子どもが「静かにしよう」と声をかけたら、すぐに全員が静かになったのに驚いた。「まだ、9歳なのに」「すごく賢い子どもたちだ」と思った。また、子どもたちが「こうすればよい!理由は~やから!」と理由を付けて発言したり、友達に謝らなくてはいけない場面で素直にすぐに「すみません」と言ったりする姿に感動した。子どもたちの姿から学ぶことがたくさんあった。 子どもたちの探究心や、創造力のすごさを感じた。私自身、大学の講義で知らなかったことに出会っても、何もせず、忘れてしまうことが多かった。しかし、小学生の様子を見て、調べる習慣を身に付けること、自分から吸収していくことの大切さを知ることができた。 教職について 私が「小学校一日見学」を経験し、教育者としての第一歩を踏み出す重要な機会となった。子どもたちの明るい笑顔や元気な声が響いていた理科の授業は、教育現場の魅力を感じました。そして、私が将来子どもたちの前で教えるという責任の重さを感じ、緊張も高まった。子どもたちに自己紹介をし、子どもたちとの距離を縮めていくと、少しずつ心を開いてくれる様子を見て、教育者としてのやりがいを感じました。 「小学校一日見学」を通じて、教職への思いをさらに強めたことと思います。最後に、学生に貴重な学びの機会を提供してくださった大阪教育大学ならびに附属平野小学校の皆様に、心より感謝申し上げます。 現代教育学科 講師 増永 雄一郎 関連記事 ▼ 小学校一日見学についての過去の記事 ▼ 小学校一日見学を実施しました~現代教育学科 1回生が大阪教育大学附属池田小学校を訪問しました~現代教育学科 1回生131名が「小学校一日見学」に参加しました~現代教育学科 ▼現代教育学科についての過去の記事 ▼ すべての子どもたちにとって、より学びやすい文具のワークショップを開催しました~現代教育学科 西端研究室・山根研究室 今年も、水泳安全指導力の学習が行われました~ 現代教育学科 「つくろう!体育科」 FMまほろばで森岡 伸枝准教授が「ジェンダー」を解説!~現代教育学科
2025.03.10
カナダ短期語学留学2025 現地リポートvol.3~ 刺激的な日々を過ごしています!
学科を問わず参加できる畿央大学の短期語学留学プログラム。今回6名の学生が2024年2月22日(土)~3月10日(月)までカナダ・ビクトリアのGlobal Villageで過ごします。英語学習はもちろん、カナダの文化に触れることができ、博物館や美術館鑑賞、コンサートなど課外アクティビティを自分で計画して、カナダでの生活を満喫します。ビクトリアでの充実した留学生活をリポートしたブログ第3弾が届きました! みなさんこんにちは!畿央大学教育学部 英語教育コース2回生の櫻本 篤都です。今回は、カナダ、ヴィクトリアにて行われる短期語学留学の2週目の様子をお伝えしたいと思います!出発の様子や、1週目の様子は一緒にこちらに来ている他の学生が書いているのでぜひそちらも見てみてください!特に1週目は様子も大変タメになることを書いていると思うのでチェックしてください! カナダ短期語学留学2025 現地リポートvol.2 ~ 初めての海外生活! 前置きはこれくらいにしておいて、早速短期語学留学の様子をお伝えしたいと思います。 1週目を乗り越えよう! まず、月曜日にはそれぞれ振り分けられたクラスにて最初で最後のテストが行われました。テスト内容は1週目に学習した文法やボキャブラリーについて、そしてリスニングパートもあります。本来であればこのテストの結果や普段の授業状況からクラスの進級が決まるのですが、短期では進級はなく2週間同じクラスに通うことになります。1週目は緊張などもありますが、2週目からはクラスでも仲いい人が増えてきてより授業が楽しいものになってきます!1週目がしんどくても心折れないでください! 火曜日の放課後にはスケートをしに行きました!街の中心・ダウンタウンからバスに乗ること10分ほどのところにアイススケートができる施設があります。流石カナダ、3歳ぐらいのちびっこですら滑れていました。かくいう私たちは1人を除いて無様にコケまくっていました。不甲斐ないです。これを読んでいる皆さんもぜひヴィクトリアに来た際には挑戦してみてください! お土産探しで忙しく過ごしています! それ以外の放課後はお土産探しなどで大忙しでした。そのためあまり写真がなく申し訳ないです。1週目から買い始めることをおすすめします! 学校近くにあるお土産通りには、数多くのお土産屋さんやカフェが立ち並んでおり、かわいい街並みやお土産に心躍りました。なかでも有名なチョコレート屋さんの「Rogers Chocolate」はぜひ行ってみてください! 最後になりましたが、この2週間本当にあっという間でした。しかし、人生で一番多くの刺激をもらえて成長できたと感じます。国籍が違っても英語を通して友達になれるというこの経験を、ぜひみなさんにもしてもらいたいなと感じました。短期留学に行くか悩んでいる方がいるのなら、絶対に行くべきです!最後まで読んでいただきありがとうございました。 教育学部 現代教育学科 英語教育コース 2回生 櫻本 篤都 関連記事 カナダ短期語学留学2025 現地リポートvol.2 ~ 初めての海外生活! カナダ短期語学留学2025 現地リポートvol.1~日本出発から現地生活スタートまで 過去の短期語学留学の記事はコチラへ 現代教育学科英語教育コース セメスター留学の記事はコチラへ
2025.03.10
カナダ短期語学留学2025 現地リポートvol.2 ~ 初めての海外生活!
学科を問わず参加できる畿央大学の短期語学留学プログラム。今回6名の学生が2024年2月22日(土)~3月10日(月)までカナダ・ビクトリアのGlobal Villageで過ごします。英語学習はもちろん、カナダの文化に触れることができ、博物館や美術館鑑賞、コンサートなど課外アクティビティを自分で計画して、カナダでの生活を満喫します。初めての飛行機搭乗からの1週間の日々をリポートしたブログ第2弾が届きました! こんにちは。現代教育学科 英語教育コースの阪田 愛茄です。私は語学留学のため、友人と共にカナダのビクトリアに2週間滞在しています。出発から一週間の出来事をご紹介します。 初めて飛行機に搭乗しました! 私はこれまで海外へ行ったことも飛行機に乗ったこともなかったため、出発前はとても緊張していました。カナダに到着し、周囲の景色を見渡すと、日本とは全く違う風景が広がっていたため驚きました。街を行き交う人々の会話は当然英語で、自分の英語が通じるのかとても不安でした。 その後、ホストマザーと対面し挨拶を交わしました。彼女はとても親切で、わかりやすく話しかけてくださったため、安心して楽しくコミュニケーションを取ることができました。しかし、最初の数日間は分からないことも多く、ホストマザーに気を使ってしまい、少し大変でした。 Global Villageでの授業が始まりました! やがてGlobal Villageでの授業が始まり、多くの友人ができるにつれ少しずつ現地での生活にも慣れてきました。初日の放課後には、畿央の友人とGVで出会った3人の友人と一緒にディナーへ行き、カナダでも日本食を楽しむことができました。また、海外の友人と一緒だったので英語で会話する機会が増え、自分の英語力を鍛える良い経験にもなりました。 この1週間で最も印象に残っているのは、Beacon Hill Parkで見た夕日です。アメリカとの国境が見える海岸沿いに沈む夕日はとても美しく、心に残る光景でした。また、週末にはアイスホッケーの試合を観戦しました。生でアイスホッケーを見るのは初めてでしたが、迫力満点の試合と選手たちのかっこいいプレーに圧倒されました。 この1週間で書ききれないほどの素晴らしい思い出ができました。食べ物はとても美味しく、町で出会う人々は皆温かく親切です。たった1週間の滞在ですが、日本とは全く異なる文化や生活を日々学んでいます。残りの滞在期間も大切にし、たくさんの思い出を作りながら、多くのことを学び、この留学をより充実した経験にしたいと思います。 教育学部 現代教育学科 英語教育コース 2回生 阪田 愛茄 関連記事 カナダ短期語学留学2025 現地リポートvol.1~日本出発から現地生活スタートまで 過去の短期語学留学の記事はコチラへ 現代教育学科英語教育コース セメスター留学の記事はコチラへ
2025.03.10
英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.13 ~ 短期語学留学生と現地中学校を訪問
2020年度に開設された現代教育学科英語教育コースでは、6か月間にわたって英語圏で生活し語学や異なる文化・価値観を学ぶ「セメスター留学」を2回生後期に開講。今年度は、2回生3名が、2024年9月21日(土)にカナダのビクトリアに出発しました。今回は2025年2月22日(土)に出発した短期語学留学の学生を引率している教員からの現地中学校での講義の様子をご紹介します! 久しぶりの再会です! セメスター留学も残り2週間弱となりました。今日は実地講義の授業の一環で、短期留学で訪問している学生も加わり、合計9名で現地の中学校を訪問しました。 5ヶ月以上を過ごしてきたセメスター留学チームが、短期語学留学メンバーをバス停へと案内してくれました。バスへの乗車も手慣れたものです。 Cedar Hill Middle School訪問 Cedar Hill Middle Schoolは6〜8年生を対象とした中学校で、生徒数500名ほどの学校です。1931年に建てられたと校舎の隣では、耐震補強のため、新しい校舎が建設中でした。 案内された教室では、地元の先住民族であるLekwungen(レクワンギン族)の工芸品と、学校の名前でもあるCedar(杉)の葉、そしてカナダで人気のドーナツと共に温かく迎えていただきました。 学校の概要説明の後は、いよいよ授業見学です。French Immersionのクラスでは、先生のテンポの良い授業進行に合わせて、生徒たちが次々と意見を述べています。先生がそれらを全て受け止め、文学作品の概要やその表現を復習していきます。またその後は、学んだ語彙や表現を、それぞれが紙に自由にまとめる活動を行っていました。 別のクラスでも、French Immersion プログラムの一環として、理科の授業もフランス語で行われていました。生徒たちは、古生代の様子について学び、その内容を各自のイラストで表現しています。 授業中生徒たちは先生に許可を得ず、自由にトイレに行くことが許されています。ただ、離室する際には、名前を書くルールを設ける先生もいるそうです。 また、英語を母語としない生徒たちのためのELL(English Language Learning)の授業や、Wood Shop(木工実習室)、 Metal Shop(金属加工実習室) なども見学しました。 Cedar Hill Middle Schoolは元々はJunior High Schoolとして使用されていた建物のため、Metal ShopやWood Shopなどのユニークな設備が揃っているのも特徴です。しかし、新校舎が完成すると、これらの設備はなくなってしまうそうです。 ビクトリアには多様なルーツを持つ人々が暮らしているので、学校もそれに合わせた環境を整えています。図書館には、英語以外の書籍も揃っており、生徒の母語の書籍がない場合は新たに購入しているそうです。 先住民族のアートを模した、生徒たちの作品も至るところに展示されており、文化的多様性を尊重する姿勢を感じることができました。 先生方とディスカッションしました! 最後に、先生方と英語でディスカッションの時間を持ちました。日本との授業実施形態の違い、学校のスケジュール、教員採用システムなどについて話し、学生からの質問にも丁寧に答えていただきました。授業時間は1科目あたり56分で、1日に5ブロック(時限)あり、授業は14:45まで行われるそうです。また、教育実習が複数回にわたり、しかも長期間で実施されることにも驚かされました。 ただ、指導方法や制度の違いはあっても、生徒たちの無邪気な様子は国を超えても変わらないものです。そして、そのような生徒たちの学びを支えたいという先生方の思いもまた、共通していることを実感する時間となりました。 ▼ 校長先生、副校長先生、そしていただいた学校名入りのWater bottleとともに。 ▼ 90年以上の伝統ある校舎の前で。 日本に戻っても、そんな新たな気づきを大切に、実習や授業でも、この経験を是非活かしてほしいと思います。 訪問先の学校のインスタグラムにもその時の様子が報告されていますので是非ご覧ください。 当日の様子はこちらから 教育学部 現代教育学科 准教授 福島 玲枝 関連記事 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.1~今年は3人がカナダへ! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.2 ~ カナダに来て3週間がたちました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.3 ~ ウィンタースポーツ観戦を楽しみました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.4 ~ 祝日の過ごし方! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.5 ~ 誕生日を祝ってもらいました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.6 ~ もうすぐクリスマス! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.7 ~ 残された時間を有意義に! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.8 ~ 新年も積極的に活動しています! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.9 ~ お正月を2回体験しました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.10 ~ カナダでの学びと私生活を振り返って 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.11 ~ 留学生活を振り返って 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.12 ~ 待ち望んだ雪が降りました! ▼ カナダ短期語学留学2025 カナダ短期語学留学2025 現地リポートvol.1~日本出発から現地生活スタートまで
2025.02.28
カナダ短期語学留学2025 現地リポートvol.1~日本出発から現地生活スタートまで
学科を問わず参加できる畿央大学の短期語学留学プログラム。今回6名の学生が2024年2月22日(土)~3月10日(月)までカナダ・ビクトリアのGlobal Villageで過ごします。英語学習はもちろん、カナダの文化に触れることができ、博物館や美術館鑑賞、コンサートなど課外アクティビティを自分で計画して、カナダでの生活を満喫します。日本出発からビクトリアでの生活をスタートさせるまでをリポートしたブログ第1弾が届きました! こんにちは、畿央大学教育学部現代教育学科英語教育コース3回生の野口聖七です。現在、私を含めて、6名の学生がカナダのビクトリアという場所に留学中です。今回は出発当日から現地の生活までをレポートしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。 初めての海外へ出発! 私たちは2月22日に伊丹空港を出発し、22日の夜に成田空港を経由して、バンクーバー国際空港に到着しました。長時間の移動とバンクーバーに到着するのが午前中というのもあり、1つ目の機内食(夕食)を頂いて、2つの機内食(朝食)が来るまでは寝て過ごしていました。飛行機内はとても快適で、日本の普段の生活のように安眠できました。 私は海外に行くこと自体、今回のビクトリアの短期留学が人生で初めてです。パスポートなどの審査や入国手続き等には、かなりの緊張感がありましたが、デジタル化が進んでおり、無事に入国できました。 バンクーバーからビクトリアに行くためには、船に1時間半乗らないといけません。バンクーバーの港を出発する前に、地元のショッピングセンターへ行き、昼食を取りました。英語教育コース所属でありながら、初めて英語で注文し、最初は怯えていましたが、これまでの英語の勉強で得た注文の仕方を使うと、スムーズにできました。 そして、船で1時間半かけて、ビクトリアのスワッツ港に到着しました。時差ボケ等はなかったのですが、長時間の移動による疲労がある中、ホストファミリーに会うのが不安でしたが、無事に合流でき、明るく迎え入れてくださいました。 ▼ホストマザーとツーショット 到着した日は、美味しい夕食をいただき、家のルール(食事の時間・シャワーの時間・門限等)を聞きました。日本からのお土産を渡すと、とても喜んでくださり、お土産の話から日本の話や、私の日本の生活などに進み、沢山話をすることが出来ました。 語学学校での生活が始まります! そして、月曜日に語学学校の通学が始まり、オリエンテーションの一環として、筆記試験と現地の先生と1対1によるスピーキングテスト(日本でいう英検の2次試験の面接)を行い、クラスの配属が決まりました。 ▼オリエンテーション後の昼食タイム そして、放課後に街の散歩で、語学学校付近の港と観光地を見に行きました。 本格的に留学生活がスタートしていきます。こちらにいる率直な感想としては、「時間の流れが、あっという間すぎる!」ということです。無意識的かもしれませんが、それなりに留学を満喫できていると思いますので、後悔のないように過ごしていこうと思います。 ご清読ありがとうございました!次回のブログも、お楽しみください! 教育学部 現代教育学科 英語教育コース 3回生 野口 聖七 関連記事 過去の短期語学留学の記事はコチラへ 現代教育学科英語教育コース セメスター留学の記事はコチラへ
2025.02.25
「不登校の子どもの気持ちと支援」を開催しました。~ 畿央大学大学院教育学研究科プロジェクト研究会
2025年2月11日(火・祝)に、教育学研究科研修会「不登校の子どもの気持ちと支援」を開催しました。当日は、学校や教育委員会などの関係者や保護者、不登校支援者、学生など約100名の方々にご参加いただきました。 畿央大学教育学研究科では、現代的教育課題の中から「生徒指導」「特別支援教育」「ICT」の3分野に焦点を当て、教育実践力の育成と教育課題の解決に向けたプロジェクト研究に取り組んでいます。本年度の研修会は、「生徒指導」グループの企画によるものです。 今回は、2016年に公布された「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」(いわゆる「教育機会確保法」)において、不登校児童生徒への支援等が明記されたことや、2023年度の不登校児童生徒数が過去最多となったことを受けて、「不登校」をテーマにしました。また、プロジェクト研究会の目的は、不登校に関する政策動向と、不登校の子どもや保護者、教職員等の支援に関わる人たちの思いを知り、学校や地域での不登校支援の在り方について考えることとしました。講師は、伊藤美奈子先生(奈良女子大学教授、文部科学省「不登校に関する調査研究協力者会議」委員)です。 講演に先立ち、髙田恵美子(畿央大学大学院教授)より、「子どもの敏感さと不登校」についての話がありました。「いわゆる化学物質過敏症」「感覚過敏」「HSP」などの敏感さにより、学校環境に困難を生じ、登校できない子どもがいるのではないかという視点を持つことも、不登校の子ども理解や支援につながるのではないかという話題提供が行われました。 伊藤先生のご講演では、不登校の指針である「不登校というだけで問題行動とみなしてはいけない」「学校復帰がすべてではない」ということについて、「問題じゃない」のは子ども自身であって、支援は必要であり、そのためには複数の視点からのアセスメントと複数の職種による支援が必要であること、「学校復帰」を望む子どもには復帰を支えることなどを強調されました。また、支援の目標とされている「社会的自立」とは、依存しないことや支援を受けないことではなく、適切に他者に依存したり、自らが必要な支援を求めたりしながら、社会の中で自己実現をしていくという意味をご教示くださいました。 参加者からは、「不登校児童生徒のその後を知りたい」というご質問がありました。伊藤先生からは、不登校生徒に関する追跡調査から、不登校経験者の高校進学率の増加や、不登校の経験を振り返りながら前向きに進んでいる子どもたちの様子をお話しくださり、不登校は「自分自身や将来のことを考えるためのターニングポイント」と考えることも大切であると話されました。 参加者は、伊藤先生の温和なお人柄に加え、国の最新の動向や、リアルなエピソードに引き込まれ、「ロープの先を持つ」子どもとの程よい関係と、伴走者として寄り添う思いを強くした貴重な研修となりました。ご講演いだいた伊藤先生、ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた皆様に改めて感謝を申し上げます。 畿央大学教育学研究科では、今後も、プロジェクト研究を深め、広く発信して参りたいと考えています。 教育学研究科 教授 髙田 恵美子 関連リンク 教育学研究科
2025.02.22
英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.12 ~ 待ち望んだ雪が降りました!
2020年度に開設された現代教育学科英語教育コースでは、6か月間にわたって英語圏で生活し語学や異なる文化・価値観を学ぶ「セメスター留学」を2回生後期に開講。今年度は、2回生3名が、2024年9月21日(土)にカナダのビクトリアに出発しました。現地からの学生リポート第12弾です! こんにちは。教育学部現代教育学科英語教育コース2回生の川上明莉です。私は現在、カナダのビクトリアに畿央大学から3人で留学しています。早速、現地での生活をリポートしていきます。 雪遊びを体験しました! 2月1日ビクトリアに雪が降りました。カナダに来てからずっと待ち望んでいたのでとてもうれしかったです。 気温はとても寒く、雪が積もったので道も歩きにくかったです。学校の昼休憩に友達と雪合戦をし、雪だるまを作って楽しみました。 アクティビティを実施しました! 2回目のアクティビティを行いました。前回よりも緊張することがなく、楽しんで教えることができました。このアクティビティのおかげでたくさんの友達ができ、英語で教えるというとても貴重な経験をさせてもらいました。本当にこのような機会をくれた学校に感謝です。 カナダでの生活を楽しんでいます! カナダに来てから約5ヶ月が経ちました。最初の頃はYesやNoといった意思表示しかできず、授業が始まる前、毎回緊張していました。ですが、どのように英語を学習したら良いのか友達に聞き、それを実践したおかげで今では緊張することなく授業を受けることができます。 また、自分から違う国出身の友達を誘って遊びに行き、とてもカナダでの生活を楽しんでいます。帰国まで残り1ケ月をきりました。最後まで頑張りたいです。ご覧いただきありがとうございました。 現代教育学科 英語教育コース 2回生 川上 明莉 関連記事 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.1~今年は3人がカナダへ! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.2 ~ カナダに来て3週間がたちました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.3 ~ ウィンタースポーツ観戦を楽しみました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.4 ~ 祝日の過ごし方! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.5 ~ 誕生日を祝ってもらいました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.6 ~ もうすぐクリスマス! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.7 ~ 新年も積極的に活動しています! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.9 ~ お正月を2回体験しました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.10 ~ カナダでの学びと私生活を振り返って 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.11 ~ 留学生活を振り返って ▶ イギリス短期語学留学2024についての記事は こちら ▶ カナダ短期語学留学2024の記事は こちら
2025.02.22
英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.11 ~ 留学生活を振り返って
2020年度に開設された現代教育学科英語教育コースでは、6か月間にわたって英語圏で生活し語学や異なる文化・価値観を学ぶ「セメスター留学」を2回生後期に開講。今年度は、2回生3名が、2024年9月21日(土)にカナダのビクトリアに出発しました。現地からの学生リポート第11弾です! こんにちは。畿央大学 教育学部 現代教育学科 英語教育コース 2回生の福岡 煌大です。 今回で最後のブログになります。最後のブログということで、この留学生活の振り返りそしてこの留学生活で何を得ることができたかの大きく二つのトピックに分けて書いていこうと思います。 ▼ Parliamentにて 留学生活を振り返って 初めてカナダの地に降り立った時、環境がまるで違い、周りの看板、人が話している言語、景色、本当に何もかもが初めてで不安でした。英語で自分の言いたいことを話すことができるか、海外の友人関係が上手くいくかなど悩みに悩んでいました。運が良かったことに、ホストマザー、最初のルームメイト、私と同時にGVに入った友達の人柄が良く、皆が私を助けてくれました。GVに入学すると、本当に周りの話している言語が英語のみで最初の1週間は緊張のしない日はなかったです。 最初のルームメイトにとても助けられました。彼はメキシコ出身で自分よりも若くそして英語が上手でした。彼のおかげで自分の英語力が上がったといっても過言でないくらい、英語初心者だった私にとっては話す力、聞く力が養われたと思います。ハロウィン、クリスマスを共に過ごし、一緒にハイキングに行き、お互いの国の食べ物などを交換するなど留学の大半を彼と過ごしていました。今でも連絡を取っているぐらい心に残るルームメイトでした。 そして一番大切なホストマザーです。彼女は元教師ということもあって、少し家のルールが厳しかったことなど、最初は少しマイナスなイメージを持っていました。しかし彼女は本当に優しく私たち生徒のことを大切にしてくれました。 私の誕生日をカナダで過ごすことができ、その時に誕生日ケーキやちょっとしたプレゼントをいただき貴重な経験ができました。そのケーキはホストマザー自ら作っていただき思いのこもったケーキで忘れられない味です。 最近も残り日数の話をすると「本当に恋しいから日本に帰らないで」と言ってもらえました。いつも「あなたが一番よ」と言ってくれ本当にこの人のホームステイ先で良かったと思います。 日本では経験できない多くのことができました。本当に充実した6か月間だったと思います。 留学生活を経て得たもの この留学生活で英語力はもちろん、なんでも挑戦してみようという心が芽生えました。日本とは環境も全く違う、そして英語で自分の意見を伝えなければならず、この環境であったから、失敗してもいいから何事にも挑戦してみようという心が芽生えました。コミュニケーションでも失敗を重ねて学習し自分の力にしていこうとポジティブな思考にも少し変わりました。 またカナダに来て生活習慣も改善されました。寝る時間も海外の人は早寝早起きで、ホストマザーやルームメイトがそうだったのでしっかり改善されました。海外の人は自分の意見を出し、相手に伝える外向的な性格であるため、以前に比べ、意見を言えるようになったかなと思います。 最後に… 留学生活が終わりに近づいてきていると思うと、日本に帰って友達に会い、日本食を食べることができる嬉しさの反面、カナダで出会ったGVの先生方、友達、ルームメイト、そしてこの6か月間共に過ごし心身ともにケアをしていただいたホストマザーと離れ離れになることがとても寂しく思っています。残り数週間最後まで楽しもうと思います。半年間読んでいただきありがとうございました。 現代教育学科 英語教育コース 2回生 福岡 煌大 関連記事 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.1~今年は3人がカナダへ! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.2 ~ カナダに来て3週間がたちました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.3 ~ ウィンタースポーツ観戦を楽しみました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.4 ~ 祝日の過ごし方! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.5 ~ 誕生日を祝ってもらいました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.6 ~ もうすぐクリスマス! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.7 ~ 新年も積極的に活動しています! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.9 ~ お正月を2回体験しました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.10 ~ カナダでの学びと私生活を振り返って ▶ イギリス短期語学留学2024についての記事は こちら ▶ カナダ短期語学留学2024の記事は こちら
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