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現代教育学科

2025.03.10

英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.13 ~ 短期語学留学生と現地中学校を訪問

2020年度に開設された現代教育学科英語教育コースでは、6か月間にわたって英語圏で生活し語学や異なる文化・価値観を学ぶ「セメスター留学」を2回生後期に開講。今年度は、2回生3名が、2024年9月21日(土)にカナダのビクトリアに出発しました。今回は2025年2月22日(土)に出発した短期語学留学の学生を引率している教員からの現地中学校での講義の様子をご紹介します! 久しぶりの再会です! セメスター留学も残り2週間弱となりました。今日は実地講義の授業の一環で、短期留学で訪問している学生も加わり、合計9名で現地の中学校を訪問しました。   5ヶ月以上を過ごしてきたセメスター留学チームが、短期語学留学メンバーをバス停へと案内してくれました。バスへの乗車も手慣れたものです。   Cedar Hill Middle School訪問 Cedar Hill Middle Schoolは6〜8年生を対象とした中学校で、生徒数500名ほどの学校です。1931年に建てられたと校舎の隣では、耐震補強のため、新しい校舎が建設中でした。     案内された教室では、地元の先住民族であるLekwungen(レクワンギン族)の工芸品と、学校の名前でもあるCedar(杉)の葉、そしてカナダで人気のドーナツと共に温かく迎えていただきました。     学校の概要説明の後は、いよいよ授業見学です。French Immersionのクラスでは、先生のテンポの良い授業進行に合わせて、生徒たちが次々と意見を述べています。先生がそれらを全て受け止め、文学作品の概要やその表現を復習していきます。またその後は、学んだ語彙や表現を、それぞれが紙に自由にまとめる活動を行っていました。     別のクラスでも、French Immersion プログラムの一環として、理科の授業もフランス語で行われていました。生徒たちは、古生代の様子について学び、その内容を各自のイラストで表現しています。     授業中生徒たちは先生に許可を得ず、自由にトイレに行くことが許されています。ただ、離室する際には、名前を書くルールを設ける先生もいるそうです。     また、英語を母語としない生徒たちのためのELL(English Language Learning)の授業や、Wood Shop(木工実習室)、 Metal Shop(金属加工実習室) なども見学しました。   Cedar Hill Middle Schoolは元々はJunior High Schoolとして使用されていた建物のため、Metal ShopやWood Shopなどのユニークな設備が揃っているのも特徴です。しかし、新校舎が完成すると、これらの設備はなくなってしまうそうです。     ビクトリアには多様なルーツを持つ人々が暮らしているので、学校もそれに合わせた環境を整えています。図書館には、英語以外の書籍も揃っており、生徒の母語の書籍がない場合は新たに購入しているそうです。       先住民族のアートを模した、生徒たちの作品も至るところに展示されており、文化的多様性を尊重する姿勢を感じることができました。     先生方とディスカッションしました! 最後に、先生方と英語でディスカッションの時間を持ちました。日本との授業実施形態の違い、学校のスケジュール、教員採用システムなどについて話し、学生からの質問にも丁寧に答えていただきました。授業時間は1科目あたり56分で、1日に5ブロック(時限)あり、授業は14:45まで行われるそうです。また、教育実習が複数回にわたり、しかも長期間で実施されることにも驚かされました。     ただ、指導方法や制度の違いはあっても、生徒たちの無邪気な様子は国を超えても変わらないものです。そして、そのような生徒たちの学びを支えたいという先生方の思いもまた、共通していることを実感する時間となりました。   ▼ 校長先生、副校長先生、そしていただいた学校名入りのWater bottleとともに。   ▼ 90年以上の伝統ある校舎の前で。   日本に戻っても、そんな新たな気づきを大切に、実習や授業でも、この経験を是非活かしてほしいと思います。 訪問先の学校のインスタグラムにもその時の様子が報告されていますので是非ご覧ください。   当日の様子はこちらから     教育学部 現代教育学科 准教授 福島 玲枝 関連記事 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.1~今年は3人がカナダへ! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.2 ~ カナダに来て3週間がたちました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.3 ~ ウィンタースポーツ観戦を楽しみました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.4 ~ 祝日の過ごし方! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.5 ~ 誕生日を祝ってもらいました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.6 ~ もうすぐクリスマス! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.7 ~ 残された時間を有意義に! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.8 ~ 新年も積極的に活動しています! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.9 ~ お正月を2回体験しました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.10 ~ カナダでの学びと私生活を振り返って 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.11 ~ 留学生活を振り返って 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.12 ~ 待ち望んだ雪が降りました!   ▼ カナダ短期語学留学2025 カナダ短期語学留学2025 現地リポートvol.1~日本出発から現地生活スタートまで

2025.02.28

カナダ短期語学留学2025 現地リポートvol.1~日本出発から現地生活スタートまで

学科を問わず参加できる畿央大学の短期語学留学プログラム。今回6名の学生が2024年2月22日(土)~3月10日(月)までカナダ・ビクトリアのGlobal Villageで過ごします。英語学習はもちろん、カナダの文化に触れることができ、博物館や美術館鑑賞、コンサートなど課外アクティビティを自分で計画して、カナダでの生活を満喫します。日本出発からビクトリアでの生活をスタートさせるまでをリポートしたブログ第1弾が届きました! こんにちは、畿央大学教育学部現代教育学科英語教育コース3回生の野口聖七です。現在、私を含めて、6名の学生がカナダのビクトリアという場所に留学中です。今回は出発当日から現地の生活までをレポートしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。 初めての海外へ出発! 私たちは2月22日に伊丹空港を出発し、22日の夜に成田空港を経由して、バンクーバー国際空港に到着しました。長時間の移動とバンクーバーに到着するのが午前中というのもあり、1つ目の機内食(夕食)を頂いて、2つの機内食(朝食)が来るまでは寝て過ごしていました。飛行機内はとても快適で、日本の普段の生活のように安眠できました。   私は海外に行くこと自体、今回のビクトリアの短期留学が人生で初めてです。パスポートなどの審査や入国手続き等には、かなりの緊張感がありましたが、デジタル化が進んでおり、無事に入国できました。   バンクーバーからビクトリアに行くためには、船に1時間半乗らないといけません。バンクーバーの港を出発する前に、地元のショッピングセンターへ行き、昼食を取りました。英語教育コース所属でありながら、初めて英語で注文し、最初は怯えていましたが、これまでの英語の勉強で得た注文の仕方を使うと、スムーズにできました。   そして、船で1時間半かけて、ビクトリアのスワッツ港に到着しました。時差ボケ等はなかったのですが、長時間の移動による疲労がある中、ホストファミリーに会うのが不安でしたが、無事に合流でき、明るく迎え入れてくださいました。   ▼ホストマザーとツーショット   到着した日は、美味しい夕食をいただき、家のルール(食事の時間・シャワーの時間・門限等)を聞きました。日本からのお土産を渡すと、とても喜んでくださり、お土産の話から日本の話や、私の日本の生活などに進み、沢山話をすることが出来ました。 語学学校での生活が始まります! そして、月曜日に語学学校の通学が始まり、オリエンテーションの一環として、筆記試験と現地の先生と1対1によるスピーキングテスト(日本でいう英検の2次試験の面接)を行い、クラスの配属が決まりました。   ▼オリエンテーション後の昼食タイム   そして、放課後に街の散歩で、語学学校付近の港と観光地を見に行きました。       本格的に留学生活がスタートしていきます。こちらにいる率直な感想としては、「時間の流れが、あっという間すぎる!」ということです。無意識的かもしれませんが、それなりに留学を満喫できていると思いますので、後悔のないように過ごしていこうと思います。   ご清読ありがとうございました!次回のブログも、お楽しみください!   教育学部 現代教育学科 英語教育コース 3回生 野口 聖七 関連記事 過去の短期語学留学の記事はコチラへ 現代教育学科英語教育コース セメスター留学の記事はコチラへ

2025.02.25

「不登校の子どもの気持ちと支援」を開催しました。~ 畿央大学大学院教育学研究科プロジェクト研究会

2025年2月11日(火・祝)に、教育学研究科研修会「不登校の子どもの気持ちと支援」を開催しました。当日は、学校や教育委員会などの関係者や保護者、不登校支援者、学生など約100名の方々にご参加いただきました。   畿央大学教育学研究科では、現代的教育課題の中から「生徒指導」「特別支援教育」「ICT」の3分野に焦点を当て、教育実践力の育成と教育課題の解決に向けたプロジェクト研究に取り組んでいます。本年度の研修会は、「生徒指導」グループの企画によるものです。   今回は、2016年に公布された「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」(いわゆる「教育機会確保法」)において、不登校児童生徒への支援等が明記されたことや、2023年度の不登校児童生徒数が過去最多となったことを受けて、「不登校」をテーマにしました。また、プロジェクト研究会の目的は、不登校に関する政策動向と、不登校の子どもや保護者、教職員等の支援に関わる人たちの思いを知り、学校や地域での不登校支援の在り方について考えることとしました。講師は、伊藤美奈子先生(奈良女子大学教授、文部科学省「不登校に関する調査研究協力者会議」委員)です。     講演に先立ち、髙田恵美子(畿央大学大学院教授)より、「子どもの敏感さと不登校」についての話がありました。「いわゆる化学物質過敏症」「感覚過敏」「HSP」などの敏感さにより、学校環境に困難を生じ、登校できない子どもがいるのではないかという視点を持つことも、不登校の子ども理解や支援につながるのではないかという話題提供が行われました。     伊藤先生のご講演では、不登校の指針である「不登校というだけで問題行動とみなしてはいけない」「学校復帰がすべてではない」ということについて、「問題じゃない」のは子ども自身であって、支援は必要であり、そのためには複数の視点からのアセスメントと複数の職種による支援が必要であること、「学校復帰」を望む子どもには復帰を支えることなどを強調されました。また、支援の目標とされている「社会的自立」とは、依存しないことや支援を受けないことではなく、適切に他者に依存したり、自らが必要な支援を求めたりしながら、社会の中で自己実現をしていくという意味をご教示くださいました。     参加者からは、「不登校児童生徒のその後を知りたい」というご質問がありました。伊藤先生からは、不登校生徒に関する追跡調査から、不登校経験者の高校進学率の増加や、不登校の経験を振り返りながら前向きに進んでいる子どもたちの様子をお話しくださり、不登校は「自分自身や将来のことを考えるためのターニングポイント」と考えることも大切であると話されました。   参加者は、伊藤先生の温和なお人柄に加え、国の最新の動向や、リアルなエピソードに引き込まれ、「ロープの先を持つ」子どもとの程よい関係と、伴走者として寄り添う思いを強くした貴重な研修となりました。ご講演いだいた伊藤先生、ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた皆様に改めて感謝を申し上げます。     畿央大学教育学研究科では、今後も、プロジェクト研究を深め、広く発信して参りたいと考えています。   教育学研究科 教授 髙田 恵美子 関連リンク 教育学研究科

2025.02.22

英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.12 ~ 待ち望んだ雪が降りました!

2020年度に開設された現代教育学科英語教育コースでは、6か月間にわたって英語圏で生活し語学や異なる文化・価値観を学ぶ「セメスター留学」を2回生後期に開講。今年度は、2回生3名が、2024年9月21日(土)にカナダのビクトリアに出発しました。現地からの学生リポート第12弾です! こんにちは。教育学部現代教育学科英語教育コース2回生の川上明莉です。私は現在、カナダのビクトリアに畿央大学から3人で留学しています。早速、現地での生活をリポートしていきます。 雪遊びを体験しました! 2月1日ビクトリアに雪が降りました。カナダに来てからずっと待ち望んでいたのでとてもうれしかったです。     気温はとても寒く、雪が積もったので道も歩きにくかったです。学校の昼休憩に友達と雪合戦をし、雪だるまを作って楽しみました。   アクティビティを実施しました! 2回目のアクティビティを行いました。前回よりも緊張することがなく、楽しんで教えることができました。このアクティビティのおかげでたくさんの友達ができ、英語で教えるというとても貴重な経験をさせてもらいました。本当にこのような機会をくれた学校に感謝です。   カナダでの生活を楽しんでいます! カナダに来てから約5ヶ月が経ちました。最初の頃はYesやNoといった意思表示しかできず、授業が始まる前、毎回緊張していました。ですが、どのように英語を学習したら良いのか友達に聞き、それを実践したおかげで今では緊張することなく授業を受けることができます。     また、自分から違う国出身の友達を誘って遊びに行き、とてもカナダでの生活を楽しんでいます。帰国まで残り1ケ月をきりました。最後まで頑張りたいです。ご覧いただきありがとうございました。     現代教育学科 英語教育コース 2回生 川上 明莉 関連記事 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.1~今年は3人がカナダへ! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.2 ~ カナダに来て3週間がたちました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.3 ~ ウィンタースポーツ観戦を楽しみました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.4 ~ 祝日の過ごし方! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.5 ~ 誕生日を祝ってもらいました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.6 ~ もうすぐクリスマス! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.7 ~ 新年も積極的に活動しています! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.9 ~ お正月を2回体験しました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.10 ~ カナダでの学びと私生活を振り返って 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.11 ~ 留学生活を振り返って   ▶ イギリス短期語学留学2024についての記事は こちら ▶ カナダ短期語学留学2024の記事は こちら

2025.02.22

英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.11 ~ 留学生活を振り返って

2020年度に開設された現代教育学科英語教育コースでは、6か月間にわたって英語圏で生活し語学や異なる文化・価値観を学ぶ「セメスター留学」を2回生後期に開講。今年度は、2回生3名が、2024年9月21日(土)にカナダのビクトリアに出発しました。現地からの学生リポート第11弾です! こんにちは。畿央大学 教育学部 現代教育学科 英語教育コース 2回生の福岡 煌大です。 今回で最後のブログになります。最後のブログということで、この留学生活の振り返りそしてこの留学生活で何を得ることができたかの大きく二つのトピックに分けて書いていこうと思います。   ▼ Parliamentにて 留学生活を振り返って 初めてカナダの地に降り立った時、環境がまるで違い、周りの看板、人が話している言語、景色、本当に何もかもが初めてで不安でした。英語で自分の言いたいことを話すことができるか、海外の友人関係が上手くいくかなど悩みに悩んでいました。運が良かったことに、ホストマザー、最初のルームメイト、私と同時にGVに入った友達の人柄が良く、皆が私を助けてくれました。GVに入学すると、本当に周りの話している言語が英語のみで最初の1週間は緊張のしない日はなかったです。   最初のルームメイトにとても助けられました。彼はメキシコ出身で自分よりも若くそして英語が上手でした。彼のおかげで自分の英語力が上がったといっても過言でないくらい、英語初心者だった私にとっては話す力、聞く力が養われたと思います。ハロウィン、クリスマスを共に過ごし、一緒にハイキングに行き、お互いの国の食べ物などを交換するなど留学の大半を彼と過ごしていました。今でも連絡を取っているぐらい心に残るルームメイトでした。     そして一番大切なホストマザーです。彼女は元教師ということもあって、少し家のルールが厳しかったことなど、最初は少しマイナスなイメージを持っていました。しかし彼女は本当に優しく私たち生徒のことを大切にしてくれました。   私の誕生日をカナダで過ごすことができ、その時に誕生日ケーキやちょっとしたプレゼントをいただき貴重な経験ができました。そのケーキはホストマザー自ら作っていただき思いのこもったケーキで忘れられない味です。   最近も残り日数の話をすると「本当に恋しいから日本に帰らないで」と言ってもらえました。いつも「あなたが一番よ」と言ってくれ本当にこの人のホームステイ先で良かったと思います。     日本では経験できない多くのことができました。本当に充実した6か月間だったと思います。 留学生活を経て得たもの この留学生活で英語力はもちろん、なんでも挑戦してみようという心が芽生えました。日本とは環境も全く違う、そして英語で自分の意見を伝えなければならず、この環境であったから、失敗してもいいから何事にも挑戦してみようという心が芽生えました。コミュニケーションでも失敗を重ねて学習し自分の力にしていこうとポジティブな思考にも少し変わりました。   またカナダに来て生活習慣も改善されました。寝る時間も海外の人は早寝早起きで、ホストマザーやルームメイトがそうだったのでしっかり改善されました。海外の人は自分の意見を出し、相手に伝える外向的な性格であるため、以前に比べ、意見を言えるようになったかなと思います。 最後に… 留学生活が終わりに近づいてきていると思うと、日本に帰って友達に会い、日本食を食べることができる嬉しさの反面、カナダで出会ったGVの先生方、友達、ルームメイト、そしてこの6か月間共に過ごし心身ともにケアをしていただいたホストマザーと離れ離れになることがとても寂しく思っています。残り数週間最後まで楽しもうと思います。半年間読んでいただきありがとうございました。     現代教育学科 英語教育コース 2回生 福岡 煌大 関連記事 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.1~今年は3人がカナダへ! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.2 ~ カナダに来て3週間がたちました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.3 ~ ウィンタースポーツ観戦を楽しみました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.4 ~ 祝日の過ごし方! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.5 ~ 誕生日を祝ってもらいました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.6 ~ もうすぐクリスマス! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.7 ~ 新年も積極的に活動しています! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.9 ~ お正月を2回体験しました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.10 ~ カナダでの学びと私生活を振り返って   ▶ イギリス短期語学留学2024についての記事は こちら ▶ カナダ短期語学留学2024の記事は こちら

2025.02.22

英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.10 ~ カナダでの学びと生活を振り返って

2020年度に開設された現代教育学科英語教育コースでは、6か月間にわたって英語圏で生活し語学や異なる文化・価値観を学ぶ「セメスター留学」を2回生後期に開講。今年度は、2回生3名が、2024年9月21日(土)にカナダのビクトリアに出発しました。現地からの学生リポート第10弾です! さて、今回の留学について書くことが最後のブログになるかもしれないので、少し寂しいような気もしますが、いつも通り書いていこうと思います。今回はこの半年間の留学生活で得たものについて撮りためた写真とともに書いていきます。   Global Villageでの学びについて GV4というレベルから英語学習を始め、そこでは英語の楽しさを学びました。授業内ではたくさんのアクティビティをしてきました。ある街の風景が流れる映像を見て、どの国のどの都市なのか推測したり、毎週金曜日にはその週に出てきた英単語、フレーズをレビューするゲームがあったりと、とにかく楽しい時間を過ごしてきました。     2か月も経たないうちにGV5へと一つレベルが上がることができました。     GV5で過ごした時間が最も濃い時間だったのかなと感じます。GV4に比べると楽しい活動も少なくはなり、時には退屈だと感じることもありましたが、自分の英語力を大きく向上させることができました。みんなが上手に英語を扱う中、なかなか上手く扱えず悩んだ時期もありました。そんな期間を乗り越えて今の自分がいるので、あの頃の自分に会えるならよく頑張ったねと褒めてあげたいです。     そして今はGV6にいます。     このレベルでの学習は難易度も高くなってきており、また周りのレベルもより高く、GV5にいた頃とは違った緊張感を持ちつつも、楽しく英語学習することができています。また話は逸れますが、将来教員を目指す学生として、GV6の先生の授業は本当に上手だなと感じます。日本で受けてきた教育は、ほとんどが話を聞く、ノートにまとめるという流れが基本でした。そのためノートをとることが目標になってしまうと感じることもありました。 GV6での学習は本当に飽きません。キーワードは集中させないです。え?勉強やのに集中してなかったら意味ないやろ!と思う方もいるかもしれません。ここで私が言いたいことは、集中させる対象を1つに絞らないということです。ホワイトボードに集中する時間、テレビに映されたスライドに集中する時間、先生の話を聞く時間、友達との会話に集中する時間など、メリハリがあって、飽きることがありません。 また、週が始まる前には学習する予定のスライドを、授業終わりにはその日の学習した内容の答えがついたスライドを添付してメールで共有してくださるため、予習、復習のどちらも効果的に行うことができます。本当にきっちりとしている先生で、一見堅そうに思われますが、ユーモアにも長けた先生で、本当に中身の濃い時間を過ごすことができています。     残り1か月は自分の目標であるGV7に行くことをめざし、最後まで無理することなく自分なりに頑張れたらいいなと思います。     ここまで読んで、あれ?今回の池田ちょっといつもと違うぞ?となっていたら申し訳ありません。ここからが本番みたいな感じです。   Canadaでのフリータイムの過ごし方 個人的な話にはなるのですが、日本にいた頃から筋トレにハマっていて、カナダに来てからも筋トレはずっと続けています。カナダのジムに来て驚いたのは、利用客の多さです。私が日本にいた頃通っていたジムはどちらかというと年配の方が多く、健康維持が目的の方が多かったように思えます。しかしカナダでは、年配の方はもちろん、比較的若い年代の方が自分の体と見つめ合って本気でトレーニングをしています。また、扱うダンベルの重さ、ベンチプレスの重量、ラットプルダウンの重量など、すべてにおいて規格外です。     ダンベルを例にとってみましょう。日本のジムでは、よほどいいジムでない限り、一番重くても30キロ程度でしょう。私が通っているカナダのジムには50キロ近くあるダンベルが整備されています。それも1つじゃなく、何個もきれいに整理されて並んでいます。   ある男の方を見ました。パーカーを着ていたのですが、明らかに服の上からでもわかるゴツさ。何を始めるのかと思えば、先ほど話した50キロ近くあるダンベルを2つ持って、さらに重りをつけて、インクラインダンベルベンチプレスを始めたんですよ。その時開いた口がふさがらなかったのを鮮明に覚えています。本当に訳が分からなかったです(訳が分からないのは、この訳の分からないブログを書いているあんたや)。   といったように、セメスター留学で英語力はもちろん向上し、身体も大きくなって、背中も大きく見えるようになったんじゃないでしょうか。(座布団一枚)     最後にはなりますが、カナダに来て様々なことを経験できました。繰り返しにはなりますが、英語力だけでなく、人として成長できた半年間だったのかなと感じます。     こうして今このブログを書くことができているのも皆さんの多大なるサポートのおかげです。本当にいつもありがとうございます。残り1か月を、人生最後の1か月であるかのように目一杯楽しんで価値ある生活にしていこうと思います。     貴重なお時間ありがとうございました。   現代教育学科 英語教育コース 2回生 池田 一樹 関連記事 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.1~今年は3人がカナダへ! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.2 ~ カナダに来て3週間がたちました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.3 ~ ウィンタースポーツ観戦を楽しみました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.4 ~ 祝日の過ごし方! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.5 ~ 誕生日を祝ってもらいました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.6 ~ もうすぐクリスマス! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.7 ~ 新年も積極的に活動しています! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.9 ~ お正月を2回体験しました!   ▶ イギリス短期語学留学2024についての記事は こちら ▶ カナダ短期語学留学2024の記事は こちら

2025.02.07

英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.9 ~ お正月を2回体験しました!

2020年度に開設された現代教育学科英語教育コースでは、6か月間にわたって英語圏で生活し語学や異なる文化・価値観を学ぶ「セメスター留学」を2回生後期に開講。今年度は、2回生3名が、2024年9月21日(土)にカナダのビクトリアに出発しました。現地からの学生リポート第8弾です! こんにちは。教育学部 現代教育学科 英語教育コース2回生の福岡 煌大です。2月になり冬の寒さも本格的に感じるような気候になってきました。最近学校に行くような時間帯はマイナスの気温になる頻度が増え、体調管理が少し難しくなってきました。今回も前回のブログ以降に私が経験したことについて書いていこうと思います。 海外で迎えたお正月 人生で初めて国外で迎えた正月は記憶に残るものとなりました。 日本では正月におせちを食べる、初詣に行く、おみくじを引く、家族と時間を過ごすなどが一般的ですが、カナダではそういった特別なことはなく、ただ新年をカウントダウンすることは世界共通でした。新年を祝うイベントが大晦日にあり、そこではカナダの伝統料理のプーティンやホットチョコレートが売られていました。   ▼ 会場の様子   とても海外っぽいと感じたことが簡易的な観覧車が会場に設置しており、私たちも乗車してきました。一般的な観覧車とは違って少しスピード感があり海外のユニークな点を感じることができました。またその場ではアーティストの方がステージでショーを開催し、多くの人がステージ前で歌って踊っており、一種のフェスティバルのように感じました。海外の方の熱気が高く一部の人は仮装をしておりハロウィンを二度味わったような感覚でした。   学校は大晦日であるにもかかわらず授業があり、元日のみが休日でその次の日からも学校があり不思議な感覚でした。 旧正月も体験! カナダは多くの国の人々が暮らしているため、旧正月もカナダに来て経験することが出来ました。中国や韓国は日本とは暦が違い、1月1日に祝わず、1月29日に祝いました。一年で2回も正月を経験するというのは少し不思議な感覚でした。   ▼ China Town   その際にDown Townの近くにあるChina Townに行き中国の歴史について学び、中国料理もGVの友達と一緒に食べてきました。中国と韓国の友達がいたので、言語や旧正月についても教えてもらうことが出来、いい経験となりました。 Origami Activityに参加! Global Villageでは毎週アクティビティがあり、無料のものもあれば料金を払って参加するものもあります。とても魅力があり多くの生徒が参加しています。その中で折り紙を折ろうというアクティビティがあり、日本人としてこれは参加せねばと思い参加してきました。   海外の人たちは折り紙をあまり知っていなかったため、私たち日本人が教えるなどして自分の英語のスピーキングの練習にもなり、また文化交流ができたためとても楽しかったです。旧正月ということもあり、今年の干支は巳なのでみんなで蛇をおりました。他にも鶴や兜やハートなどみな興味津々で取り組んでいました。     GVでの学習は、よりコミュニケーションが流暢になり海外の友達も多くできているので日々スピーキングとリスニングが鍛えられていると実感しています。友達とご飯に行く機会や遊びに行く機会が増えてきたため日本ではなかなかできない経験ができています。     残り留学生活も一か月となり残り時間が少ないため少し焦りもありながら、後悔の無いようにより充実した留学生活にしたいと思います。ご覧いただきありがとうございました。   現代教育学科 英語教育コース 2回生 福岡 煌大 関連記事 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.1~今年は3人がカナダへ! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.2 ~ カナダに来て3週間がたちました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.3 ~ ウィンタースポーツ観戦を楽しみました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.4 ~ 祝日の過ごし方! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.5 ~ 誕生日を祝ってもらいました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.6 ~ もうすぐクリスマス! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.7 ~ 新年も積極的に活動しています!|KIO Smile Blog ▶ イギリス短期語学留学2024についての記事は こちら ▶ カナダ短期語学留学2024の記事は こちら

2025.02.06

虐待防止教育に取り組む卒業生が大学に帰ってきてくれました!~現代教育学科

現代教育学科13期生(2022年3月卒)の尾上 翼さん、小松 奏楽さんが近況報告で大学に帰ってきてくれました。現在お二人は子ども虐待防止団体HeartresQ の一員として活動しています。今回はクラウドファンディングを経て一般社団法人を立ち上げた尾上さんに、大学のことや今やろうとしていることを語っていただきました。 自己紹介・略歴をお聞かせください 教育学部13期生の尾上 翼(右)です。 現代教育学科 幼児教育コース で4年間所属し、保育や教育について学んできました。2022年3月に卒業し、大阪の児童養護施設で勤めながら、クラウドファンディングで資金を調達し一般社団法人 HeartresQを設立し、代表理事に就任しました。2024年4月から法人の資金調達を行うために、個人事業を開業し現在に至ります。 なぜ、社団法人を立ち上げたのですか?   私たちHeart resQは児童虐待を防止し、子どもたち並びに子どもを持つ保護者も笑顔で溢れる社会を実現したく立ち上げました。児童虐待をなぜ防止したいと思ったのかについては、まさに畿央大学での学びの中での「気づき」からでした。私は「児童虐待」という言葉を大学2回生の時に初めて知りました。 その実態を知りたいと思い、当時の授業をしてくださったた吉原 豊先生と実際に児童養護施設へ見学に行き、その後アルバイトとして働く中で私の人生の分岐点がやってきます。   少し関わる程度であれば、虐待を受けて育ったとは思えないとても明るい子どもたちがいっぱいです。しかし長い時間過ごしていると、子ども自身の心に一生消えない傷ができて苦しんでいる姿を目の当たりにしました。その時に、 虐待についてもっと早く知りたかった 児童養護施設に早く来たかったSOSを 出せる場所が欲しかった そんな言葉を聞きました。その子どもたちの声を聴いて、私は子どもたちや子どもを支える保護者がもっと笑える社会を作るために児童虐待のない社会を作ることを決心し、団体を立ち上げました。 どのような活動をされていますか? 現在は、「虐待についてもっと早く知りたかった」「児童養護施設に早く来たかった」「SOSを出せる場所が欲しかった」という子どもの声を実際に実現すべく活動を進めています。   具体的には、児童虐待予防教育のカリキュラムを作成し、行政機関と一緒に授業を取り入れていくための協議を繰り返しています。実際に児童虐待予防教育を行なった後、子どもたちがどこにSOSを発信すればいいのかと思った時に、SOSを受信できる場所として、また子どもたちのことを支えることができるように「子どもの居場所」を開所するための準備を行なっています。   また、熱い思いを持つ児童虐待防止活動者が孤立して、活動を諦めてしまう人も多く見てきた為、自社で児童虐待防止活動者のオンラインコミュニティを立ち上げました。現在会員は15人で児童虐待のない世界に向けて活動をしています。   振り返ってみて、畿央大学での4年間はどうでしたか? 畿央大学で過ごした4年間は、本当に濃い時間でした。畿央大学に入学していなかったら、「児童虐待」という言葉も知らずに生きていて、今では全く別の活動や仕事をしていたかもしれません。また、人にも恵まれました。教育に携わる友人が多く、「児童虐待防止活動」を行う際には協力してくれる友人もいました。このような課題に取り組むことができたのも、教育学部にいたからこそだと思います。   大学のキャンパスライフとしては、とても楽しい思い出がたくさんあります。クラスの友人と毎日地下食堂で話したり、一緒に遊んだり、時には提出期限が迫っている課題を一緒にしたりと、とても濃い時間を過ごしました。 教育学部での学びは、今にどう生きていますか? 現代教育学科での学びは、私にとって最も大切な土台となっています。幼児教育コースで学んだ私は、子どもの支援を発達の段階から考えるだけでなく、環境設定や海外で取り組まれている教育の仕組みを学び、子どもへの関わり方の視点が広がりました。畿央大学の4年間で、子どもと関わる中で遊びを通して何を伝えたいかを学びました。「遊び」や「環境」など、どれひとつ取ってもこだわることで子どもへの支援方法が変わると感じています。このような基礎を学び、児童養護施設での勤務でも実践的に活かしています。   また、授業では、たくさんの質問やチャレンジしたいことを教授に尋ねる機会が多くありました。先生方はいつも「まずはやってみたらいい」「やってみないと分からない」と励ましてくれました。この経験から、「まずは一歩踏み出してみる」という精神を学びました。入学当時ピアノが弾けなかった私も、「まずはやってみないと分からない、あとは努力の数」と言われたことを鮮明に覚えています。頑張らない人に結果はついてきませんが、頑張った人には必ず何かの成果がある。そう思えるようになったのも、この4年間の経験のおかげです。   今後の目標や展望をお聞かせください 私の目標は、「笑顔で溢れる社会」の実現です。「笑顔」の作り方はたくさんあります。例えば、お笑いや美味しいご飯、友人と過ごす時間などが自然と笑みをもたらします。しかし、その中でも特に私は「児童虐待」という問題を解決することを決心しています。   児童虐待を受けた子どもたちは、心に深い傷を一生背負って生きていかなくてはなりません。助けを求めたいけれど、求めても何もしてくれなかったという喪失感や、「大人はどうせ頼りにならない」という無力感を持ちながら苦しんでいる子どもがたくさんいます。私は、そんな社会を終わりにしたいと思っています。   助けを求めて助けてもらえる、また大人を頼ればどうにかなると思ってもらえるように、SOSを発信しやすい環境を作っていきます。直近の具体的な目標としては、誰もが遊びに来られる学校外の居場所を創造することです。   地域のコミュニティが衰退してきた今、子どもの遊び場も少なくなっています。また、保護者も地域内で孤立してしまい、子育ての相談ができる人がいなくなる傾向があります。そこで、大人も子どもも気軽にほっと一息つける居場所を作っていきます。さらに、子どもたちの未来を守るための教育カリキュラム「児童虐待予防教育」も進めていき、子どもも大人も笑顔で溢れる社会を実現します。   最後に在学生や大学に向けてメッセージをお願いします! 在学生の皆さんへ   大学生活は「人生の夏休み」とよく言われています。また、大学受験する際にこんな言葉を言われませんでしたか?   「受験勉強は、夏休みが1番の山場」   世の中では、「夏休み」という期間をどう使うかそれでその後の人生が変わってくるかもしれないということです。しかも、「夏休み」が4年もあります。この時間をどう使うかで、社会人になるまでに大きく差がつきます。現に私も大学1年生の時に、他の大学で起業している人や社会で成功している同年代の方と会い、ものすごく差を感じました。正直こんなに差があったら追いつけないとも諦めかけた日もあります。諦めることは本当に簡単です。でも、諦めなければクラウドファンディングで資金調達も会社を設立することも、行政機関と連携した居場所作りをすることも必ずできます。必ずと言い切れるのは、諦めずにずっと続けるからです。僕は、とんでもないほどの負けず嫌いで、しつこいやつです。だから、居場所作りの開業も虐待予防教育の導入も必ずやり遂げます。   「夏休み」という時間をどう使うかはあなた次第です。それぞれが最高に楽しい大学生活を送ってください!応援しています!   畿央大学の皆さんへ 在学中は本当に色々なことでご迷惑をおかけしたこともたくさんあると思います。そんな中でも優しく何も知らない私に、世の中のことを教えていただきありがとうございました。畿央大学に在学していたからこそ、私は今の活動ができています。   2021年に奈良県で虐待防止イベントをする際や2022年に奈良県庁に訪問した際も本当に温かく見守ってくださり、無事に会社も設立することができました。畿央大学を卒業したことを誇りに思って今後とも活動を続けてまいりますので、今後とも何卒よろしくお願いします。     関連記事 海外のスポーツチームでトレーナーをする卒業生が大学に帰ってきてくれました~理学療法学科 【森岡准教授が読売新聞に】8/17(土)夏の無料体験講座「ひらめき☆ときめきサイエンス」予約受付中! 6/21(金)ならコープとのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.4~学校での授業実践を通じて タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.3~タイ農村部の教育的課題って? タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.2~コンケン大学でワークショップに参加! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.1~現代教育学科教員が22年ぶりの再訪!

2025.02.03

英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.8 ~ 新年も積極的に活動しています!

2020年度に開設された現代教育学科英語教育コースでは、6か月間にわたって英語圏で生活し語学や異なる文化・価値観を学ぶ「セメスター留学」を2回生後期に開講。今年度は、2回生3名が、2024年9月21日(土)にカナダのビクトリアに出発しました。現地からの学生リポート第7弾です! こんにちは。現代教育学科英語教育コースの川上明莉です。現在、カナダのビクトリアに畿央大学から3人で留学しています。早速、現地での生活をリポートしていきます。 雪が降る日を楽しみに待っています。 年が明け、どんどん寒くなってきました。日はどんどん長くなっていきますが、最低気温が0度になりました。今年は例年に比べて温かいと先生やホストマザーに教えてもらいました。少し雪を体験してみたいという気持ちがあるので、寒さは苦手ですがいつ雪が降るのかと楽しみにしています。 ビクトリア・バタフライ・ガーデンズへ!   週末にビクトリア・バタフライ・ガーデンズに行ってきました。中はとても暖かく、上着なしで過ごすことができました。見たことのない大きさの蝶や虫が展示されていて、最初は少し怖かったです。他にもフラミンゴなどの鳥が放し飼いにされていてとても楽しみました。   ダンスアクティビティを実施しました! また、1月3日にGVでダンスを教えるというアクティビティをさせてもらいました。英語でダンスを教えることは初めてでとても緊張しましたが、先生や友達に助けてもらい、なんとか成功しました。たくさんの人に参加してもらい、このような貴重な経験をできてとてもよかったです。2月にもう一度行うので、次はもっとすらすらと教えられるように頑張りたいです。     残り帰国まで2か月をきりました。もっと英語力が伸びるように頑張りたいです。最後までご覧いただきありがとうございました。     現代教育学科 英語教育コース 2回生 川上 明莉 関連記事 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.1~今年は3人がカナダへ! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.2 ~ カナダに来て3週間がたちました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.3 ~ ウィンタースポーツ観戦を楽しみました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.4 ~ 祝日の過ごし方! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.5 ~ 誕生日を祝ってもらいました! 英語教育コース「セメスター留学2024」 現地リポート vol.6 ~ もうすぐクリスマス! ▶ イギリス短期語学留学2024についての記事は こちら ▶ カナダ短期語学留学2024の記事は こちら

2025.01.14

すべての子どもたちにとって、より学びやすい文具のワークショップを開催しました~現代教育学科 西端研究室・山根研究室

教育学部の西端研究室と山根研究室の合同で、2025年1月9日(木)に、すべての子どもたちにとって、より学びやすい文具のワークショップを開催しました。 教育学研究科の大学院生の松谷 真由美さんがご家族で立ち上げられたマーベラスクエスト合同会社さんがたくさんの文具を持ってきていただき、2つの研究室あわせて約20名の学生が体験しました。     片手で消すことのできる消しゴム、視覚に支援が必要な子どもたちもそうでない子どもたちも一緒に楽しむことのできる絵本、回しやすいコンパス、持ちやすい鉛筆、紙から盛り上がる形で印刷できるシート、タブレットの上において、書き順を練習できるカバーなど、一つ一つ体験し、松谷さんやご一緒に来ていただいたマーベラスクエストの社員さんでもあるご家族の方にいろいろ質問させていただきました。         教育実習やボランティア、インターンシップで日ごろ子どもたちの様子をみている学生たちだからこそ、「こんなものがほしかった」という気づきや「早く知っておけば、自分自身も楽だったのに・・・。」という思いもあったようです。     これから多くの子どもたちの学びの場を準備する立場になる学生たちはたくさんの子どもたちと出会い、ともに学ぶことになるでしょう。その中で、もし困りごとのある子どもたちがいたら、今日のことを思い出し、「すべての子どもたちに学ぶための選択肢を用意できる」ことを心から祈念しています。     最後になりましたが、スーツケースでたくさんの文具を持ってきていただき、ご準備いただいた松谷さん、ご家族の皆様方、本当にありがとうございました。     ▼ MarblousQuestさんのnoteでも当日の様子を取り上げてくださっています。▼ 【イベント報告03】文具ワークショップ開催@畿央大学|MarblousQuest公式note   教育学部 教授 西端 律子 准教授 山根 康代 関連記事 MarblousQuest公式note 今年も、水泳安全指導力の学習が行われました~ 現代教育学科 「つくろう!体育科」 FMまほろばで森岡 伸枝准教授が「ジェンダー」を解説!~現代教育学科 【フィールドワーク】大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 vol.5ー大神神社の巻~ 現代教育学科 岡田ゼミ 今年度3回目!畿央大学×ならコープ『こども寺子屋』を開催しました!