2022年4月12日の記事

2022.04.12

2022年度新入生研修 学科別レポートvol.2~看護医療学科

畿央大学では入学後の不安を取り除き、担任や同級生との絆を深めるため、学科ごとに新入生宿泊研修を入学式直後に行っています。コロナ禍で一昨年は中止、昨年は感染対策を講じたうえで学内での1日開催となりましたが、今年度は3年ぶりに学外・日帰りで実施しました。新入生研修の第二弾は、看護医療学科の様子をレポートします!       看護医療学科では2021年4月7日(木)に学外での新入生研修を開催しました。 コロナ感染予防対策のもと、屋外での野外炊飯など、志を同じくして入学した学友との初めての共同作業を経験しました。   新入生99名は、奈良県の東北端、三重県との県境にある国立曽爾青少年自然の家に向けてバスで出発しました。出発前には、バスの乗車時の手指アルコール消毒、車内ではもちろんマスク着用、会話禁止など感染予防の注意事項の説明を受けました。   出発前に研修の注事項を真剣に聞く新入生       森に囲まれた曽爾高原にある国立曽爾青少年自然の家に到着後、野外炊飯でカレーライス作りを体験しました。               薪の組み方などの説明を受けて、さあ美味しいカレーライス作りです。                             グループに分かれると、それぞれの作業進度を確認しながら、火起こし、調理をして、美味しいカレーライスが出来ました。   食事の後は、曽爾村での訪問看護の実際・看護師の役割について、東宇陀訪問看護ステーション支所長、寺脇氏の公演を聞きました。訪問看護に対する熱い思いが感じられる講演に、熱心にメモをとりながら聞き入っていました。           次のセッションでは、2回生による大学での学修経験の語りを聴き、研修のテーマである「心のふれあい」について、グループに分かれてディスカッションを行いました。最後に「私の理想とする看護師像」について考え、それぞれの考えをまとめて発表しました。対象者に寄り添う看護師になるためには、チームでの協働や対象理解が必要であり、これから大学で学びを深めていきたいと述べていました。                   野外炊飯やグループワークでの学び、支援学生として参加してくれた2回生の献身的なサポートに支えられた研修でした。             コロナ感染予防対策の制限のもとに実施された今回の研修が、新入生にとってこれから大学で何を学ぶのか、どのように学ぶのかを考える一助になればと願っております。       看護医療学科1回生担任団 (林有学・祐實泰子・弓場紀子・對中百合)     関連記事:2022年度新入生研修 学科別レポートvol.1~現代教育学科

2022.04.12

2022年度新入生研修 学科別レポートvol.1~現代教育学科

畿央大学では入学後の不安を取り除き、担任や同級生との絆を深めるため、学科ごとに新入生宿泊研修を入学式直後に行っています。コロナ禍で一昨年は中止、昨年は感染対策を講じたうえで学内での1日開催となりましたが、今年度は3年ぶりに学外・日帰りで実施しました。新入生研修の第一弾は、現代教育学科の様子をレポートします!   2021年4月7日(木)、3年ぶりとなる学外での新入生研修が実施されました。コロナ禍の状況をふまえて恒例の宿泊はせず日帰りとなりましたが、3年ぶりの研修ということで力の入れようは格別。企画の趣旨は、大学全体で新入生を歓迎して不安の軽減を図るとともに、主として大阪府和泉市のタルイサザンビーチでの砂の造形活動を通じて新入生同士や教員とのよりよい人間関係を形成し、4月12日(火)から本格的に始まる畿央大学での学修を円滑に進めるための「絆」を作るというもの。新入生、学生スタッフ及び教員を合わせた計206人がこの研修に参加しました。風もなく快晴、天気にも恵まれた学外研修となりました。 当日の集合場所は本学第二キャンパス駐車場と大阪なんばの大阪シティエアターミナル(OCAT)、それからりんくうタウンにあるスターゲイトホテル現地集合の3つにわけられ、新入学生は希望する場所に集まりました。9時になると本学第二キャンパス駐車場、OCATからそれぞれ3台のバスがスターゲイトホテルに向けて出発。車中ではこれから始まる研修をまえに席の隣同士で会話がはずんでいました。         10時過ぎには6台のバスが無事にホテルに到着!新入生は壮麗な内装のホテルに驚きながらホテル4階の受付を済ませると、研修会場へと入っていきました。いよいよ開講式です。開講式では学科長の挨拶にはじまり、各教員の自己紹介、それから3回生の学生スタッフによる歓迎の言葉が新入生に送られ、会場は暖かな空気に包まれました。             11時半には新入生は昼食会場へと移動し、ステーキ弁当で腹ごしらえ。「黙食」を終えると、それぞれのテーブルで履修登録や部活動についてなど、様々な情報交換が活発におこなわれました。ホテルでのプログラムが終わると、次は本学外研修の白眉、タルイサザンビーチでの砂の造形活動が始まります。         12時半に再びバスでの移動を開始し、13時には6台のバスがタルイサザンビーチに到着しました。雲一つない青空の下、目の前には関空橋と地平線が広がっています。ビーチの前で活動の趣旨と具体的な内容の説明がおこなわれると、新入生は各担任の教員に引率されてそれぞれの持ち場へと移動し、砂の造形活動に取り組み始めました。大きなシャベルをもって砂を掘る学生、バケツをもって海へ向かう学生、スコップで形を整え造形物を作る学生など、コミュニケーションのなかから自然と役割分担が生まれていきました。お互いまだ十分に知らない学生同士、多少のすれ違いもありましたが、最終的にはすべてのグループが創意をこらした造形物を作り上げることができました。3時前には原状復帰がなされ、ビーチの前で研修参加者全体の記念写真を撮りました。               活動の総括と来週以降の初年次教育の説明が終わると、学外研修も終わりです。15時半には新入生が乗ったバスが出発、帰路に就きました。 振り返ると、新入生にとって本学外研修は新入生同士、そして教員とのよりよい人間関係を形成するための確かなきっかけとなったはずです。みなさん、お疲れさまでした!       現代教育学科 1回生担任 関口 洋平