2023.06.11
大学院生が「第33回岐阜県理学療法学会学術集会」で奨励賞に選出!~健康科学研究科
2023年6月11日(日)に岐阜県大垣市情報工房で第33回岐阜県理学療法学会学術集会が開催されました。
瓜谷研究室から、私(山藤 滉己:修士課程2年)が口述発表を行いました。
本学会は約250~300名程度が参加し、基礎研究・症例報告・観察研究等の幅広い発表内容が報告されました。
今回、私は「人工膝関節置換術術後患者における術前の運動恐怖と退院時の身体機能の関係」という研究内容を報告し、その内容が奨励賞に選出されました。
本研究のテーマは、人工膝関節置換術後患者の術前の運動恐怖が退院時の身体機能と関係があるのか?ということです。今回の結果から術前に運動恐怖が強い場合、退院時の歩行能力が低下しており、術前のリハビリテーションの際に運動恐怖を低下させる介入の必要性が示唆されました。
数ある演題の中から、奨励賞に選出していただき、大変嬉しく思います。
今後も変形性膝関節症・人工膝関節置換術術後患者さんの心理社会的側面に関するリハビリテーション介入の一助となるよう研究活動・臨床に取り組んでいきたいと思います。
【口述発表】
山藤 滉己(セレクション演題)
「人工膝関節置換術術後患者における術前の運動恐怖と退院時の身体機能の関係」
最後になりましたが、今回の発表にあたりご指導いただきました瓜谷大輔准教授、予演会にお付き合いして下さった瓜谷研究室の皆様、研究データ収集を手伝ってくださった社団医療法人かなめ会山内ホスピタルリハビリテーション部の皆様に深く感謝申し上げます。
健康科学研究科運動器リハビリテーション学研究室
修士課程2年 山藤 滉己
【関連記事】
瓜谷准教授の研究成果が2年連続で学会表彰されました!~健康科学研究科
「第10回日本筋骨格系徒手理学療法研究会学術大会」に教員・大学院生が参加!~健康科学研究科
変形性膝関節症の患者さんは自らの病状とどのように向き合っているのか?~理学療法学科教員
患者教育プログラムは変形性膝関節症患者さんの自己効力感の向上に有効か?~理学療法学科教員
変形性膝関節症に関する研究の途中経過が学会誌に掲載されました~理学療法学科教員