2018年7月の記事
2018.07.31
綿業会館の見学レポート!~人間環境デザイン学科
人間環境デザイン学科3回生の外尾華奈子です。 平成30年7月3日(火)、ランドスケープデザイナーの二見恵美子さんのご厚意で、普段は入ることができない大阪の綿業会館の見学に行ってきました。またその周辺で見学会を開いていただき、建築・まちづくりコースの3・4回生13名と教員2名が参加してきました。綿業会館では、花崎専務理事に建物の案内をしていただきました。 綿業会館とは? 昭和6年に竣工された建物で、昭和37年に新館が併設され、その際に壁を取り払い新館と本館が1つにされた建物です。戦前の日本の近代美術建築の傑作と言われ、国の重要文化財に指定されています。 <建物内の見学> それぞれの部屋・空間に様々な国や様式のテーマが決められていて、部屋の天井や細部までも美しい装飾が施されていました。 当時からそのままの姿を残す部分が多く、特に1枚で作られたとても大きなカーペットは、柄・素材の美しさが86年も経っているとは思えなくて、踏んでしまうのがもったいないほどでした。また、この建物が戦争で残ったのは、各部屋の窓に鋼鉄ワイヤーを使用していたからで、戦後の写真を見ると周りは焼け野原でした。ぽつんと建つ綿業会館の姿に当時の空襲の恐ろしさとこの建物の作りの丈夫さを感じました。 部屋を移るごとに華やかで優雅な空間、シックにまとめられた空間、他よりシンプルで明るい雰囲気の空間と様式が変わっていくのがよく分かり、教科書で見るだけとはかなり違い目の前に感じられてとても貴重な体験となりました。 また、花崎専務理事のご厚意で、特別に談話室の階段を上ったり当時皇室や政治界のトップのような方しか入れなかった特別室の椅子に座らせていただいたりしました。 特別室にはそのような方々の署名も残っており、その椅子に自分たちが座っていると思うとわくわくし、より身近に歴史を感じることができました。 <町並みの見学> 1時間15分ほどの案内の後、次は二見さんに周辺町並み(船場)の案内をしていただきました。船場はいたる所に歴史を感じる洋館やぽつんと和風の屋敷が建っていたりして他の大阪の地域とはまた違う景観を楽しむことができました。 二見さんはこの地区を改修する時にデザインをされたそうで、元々の色がまちまちで見た目に統一感がなかったという建物を、今は濃緑と淡い灰色で統一されました。 また、廊下は花壇を囲んでいて、入り口を入ると、すぐ先には緑があり、上から日光が差し込んでいてとても心地のいい空間でした。 ここの町並みの特徴は、電柱がないことです。全て地中に埋められていて広い歩道にあるのは緑とガス灯だけでした。車道はあまり広くなく、車はスピードが出づらいので歩行者の居心地がよくなるための工夫だと思います。 道と建物を調和させて1つの美しい景観をつくっていることが伺えました! 今回教えていただいたことや、感じたことをこれからの課題で活かしていきたいと思います。二見さん、花崎専務理事、関係者の方々、このような貴重な体験をさせていただきありがとうございました。 人間環境デザイン学科3回生 外尾華奈子 【関連記事】 広陵町の町並み見学会を行いました!~人間環境デザイン学科「建築学概論」Part2 広陵北小学校と連携してまちづくり調査!vol.3~人間環境デザイン学科清水ゼミ 広陵北小学校と連携してまちづくり調査!vol.2~人間環境デザイン学科清水ゼミ 広陵町の町並み見学会を行いました!~人間環境デザイン学科「建築学概論」
2018.07.30
人間環境デザイン学科教員が「百舌鳥・古市古墳群」世界遺産のぼりデザインで入賞!
堺市の社会奉仕団体・堺おおいずみロータリークラブが「百舌鳥・古市古墳群」の世界遺産登録を後押しするため、周辺に立てる「のぼり」のデザインを募集していました。全117点の応募作品の中から、このたび大阪市在住の木村幸代さんの作品が最優秀作品に選ばれました。おめでとうございます。 そして、私事ですが、私の作品が次点にあたる「国際ロータリー2640地区賞」に選ばれました。 ▼表彰を受ける加藤先生 ▲優秀作品賞の木村幸代さん 平成30年7月18日(水)堺商工会議所にて表彰式が行われ、最優秀賞を始め9人に各賞が贈られました。 百舌鳥・古市古墳群は世界遺産登録への国際推薦が決まり、9月にもユネスコの諮問機関イコモスの現地視察がある予定です。 ▼加藤先生の作品と表彰状 畿央大学がある馬見丘陵地区には古墳群が広がり、東へ行けば卑弥呼の墓ではないかと噂されている箸墓古墳があり、西へ行けば仁徳天皇陵を含めた百舌鳥・古市古墳群があり、東西一直線の古墳の道が見えてきます。古墳で地域は繋がっていると言えます。 百舌鳥・古市古墳群がめでたく世界遺産に登録されることを心より祈っております。 ●この記事は、朝日新聞でも取り上げられています。 人間環境デザイン学科 准教授 加藤信喜 【関連記事】 人間環境デザイン学科プロデュース「KIOビニールバッグ」が完成! 近畿大学アカデミックシアターを見学!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ 不要な建物を再利用する「空家コンバージョン」で卒業制作!~人間環境デザイン学科 エコール・マミにバレンタインディスプレイと改修提案!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ
2018.07.30
平成30年度 夏季エコパトロールを行いました~エコキャンパス推進委員会~
エコキャンパス推進委員会では、省エネやリユース、リサイクルを通して自然にやさしく、人にも優しい学内環境づくりを目指した活動を行っています。 なかでも、夏季と冬季の学内エコパトロールは、緑のタスキをかけた委員会メンバーが、各教室や研究室を巡回することが、広く周知されすっかりお馴染みの活動として定着しています。 今回は、猛暑の平成30年7月17日(火)から27日(金)までの期間の巡回について報告します。 ▲この日の巡回メンバー。猛暑を感じさせない笑顔でいざ出発! 今年の夏は、日本列島を揺るがすほどの猛暑となっており、先週1週間の熱中症患者が2万人を超えるほどです。連日体温を超える最高気温が続き、早くも夏バテで元気が出ないという方も多いのではないでしょうか。その影響もあって、学内の電力使用量も使用上限を超える日が続いています。 ▲巡回当日の電力使用量も13時30分には最大電力を超過していました パトロール班は2手に別れて学内を巡回します。この日リポートしている巡回は、16時30分ごろで4限目の授業が終了したころでしたが、試験中でもあるため、多くの学生が教室に残って勉強に励んでいました。教室内の温度は概ね、25℃~26℃程度になっているところが多く、クーラーも25℃に設定されていることが一般的でした。 使用していない教室で、クーラーが切れている状態では30℃を超過していることもあり、さすがに蒸し暑く感じましたが、教室内の温度計が27℃~28℃を示している場合は快適に過ごせる印象を受けました。 猛暑の屋外から教室に入った直後は、クーラーの設定温度を一気に下げることで快適さを求めようとするのか、いくつかの部屋で設定温度が20℃や23℃になっていました。この状態の教室に外から入っていくと肌寒さを感じますが、ずっとその温度の室内に居続けるとその状態に身体が慣れてしまうので、低い設定温度のままになっていることが考えられます。 ▲総務部前の温度計は28℃ クーラーの設定温度も28℃とエコのお手本です ▲使用していない教室に電気やクーラー ▲クーラーをつけても扉が開放された教室 巡回中、誰もいないのに電気やクーラーがつけっぱなしの教室やクーラーがつけられていても前後の扉が開けっ放しの教室も数か所ありました。このような無駄をなくせば、節電につながるような気がします。 ●教室を出るときは、電気やクーラーを消す ●クーラーをつけた教室では必ず扉を閉める ●室温がある程度下がったらクーラーの設定温度を28℃にする この3つを心がけることで省エネにつながりますので、皆さんのご協力をお願いします。 今年の猛暑は例年よりも厳しいため、熱中症から身を守るためには適切にクーラーを使用することが必要です。加えて、体をしめつける服装を避け、風通しが良く熱が放散されやすい着衣を選ぶことや後頚部に保冷剤をあてることなど、ひと工夫で暑さを軽減することができます。良質な睡眠をとることや栄養と水分、塩やミネラルを補給することも元気に夏を乗り切るためには大切なことでしょう。スイカやキュウリなど夏に収穫できる食べ物は塩との相性がよく、水分も多く含まれるのでこの時期に食べると体を冷やしてくれます。 まだまだ暑い日は続きますが、乗り切るための策を見つけて、楽しい夏の思い出をたくさん作ってください。 ☆エコキャンパス推進委員会では、古紙リサイクルや傘R(忘れ傘のリユース)などの活動をしています。環境にやさしい大学づくりのための活動に今後も協力をお願いします。 エコキャンパス推進委員会 看護医療学科講師 大友絵利香 【関連記事】 平成29年度 夏季エコパトロールを行いました~エコキャンパス推進委員会 平成28年度 冬季エコパトロールを行いました~エコキャンパス推進委員会
2018.07.27
ハンセン病療養所を訪問~看護医療学科
看護医療学科4年次開講科目「健康学特論」では、人権と医療問題に関する基礎的知識、マイノリティの健康問題について学びます。 とりわけ、ハンセン病の歴史と残る差別の現状について深く学んでいます。その上で、実際に国立療養所長島愛生園(岡山県瀬戸内市)に赴き、歴史館や園内を見学し、入所者の方にお話を伺うことができました。 学生たちは、医療における「人権」について深く考えるきっかけとなりました。 以下、2名の学生(井上知波さん、吉森由稀さん)が療養所訪問の様子をまとめてくれましたので紹介します。 私たち看護医療学科4回生は「健康学特論」の授業において、ハンセン病を中心に学びました。2018年7月18日(水)には、岡山県瀬戸内市にある国立療養所長島愛生園を訪問しました。大阪からバスで約3時間半、邑久長島大橋を渡り長島に到着しました。 30年前までは橋はなく隔離された島であり、この邑久長島大橋は「人間回復の橋」とも言われています。 長島愛生園歴史館では、職員の方からハンセン病についてのお話や、館内に展示されている補助具についての説明をしていただき、ハンセン病の歴史についてDVDを視聴しました。館内には当時の長島愛生園の模型や、療養者が書いた手紙や俳句、当時の写真などが展示されており、ハンセン病についてより多くの知識を得ることができました。 次に、実際に園内を歩いて見学させていただきました。収容桟橋についてのお話を聞き、上陸した時には職員用と患者用とで分けられていたことを知りました。 続いて、収容所を見学しました。ハンセン病患者は上陸後、消毒のためにクレゾール消毒風呂に入らなければなりませんでした。 また、納骨堂で私たちは手を合わせました。 本来なら納骨堂は必要なく、家族の元にあるべき遺骨。長島愛生園に納骨堂がある意味を考えたとき、ハンセン病の患者や回復者が不当な差別を受け、故郷に戻ることもできなかったという事実を知り心が痛みました。 昼食後、奈良県出身である長島愛生園入所者の方にお話をお聞きしました。 現在に至るまでの生活、当時の思いを詳しく話していただき、苦しみや不当な差別など心が痛むお話もありました。 短い時間でしたが、学内授業での映像や資料での学びとは違い、実際に自分の目や耳で見たり聞いたりしたからこそ、当時の方々の思いが想像でき感じることがたくさんあり、人権とは何か改めて考えることができました。 今回の学習で、ハンセン病を通して人権について理解を深めることができたと思います。 ハンセン病について病の存在自体知らない人や、未だ誤った知識を持った人がいる中で、今度は私たちが伝える側となり、たくさんの人にハンセン病についての正しい知識を知ってほしいと思いました。 看護医療学科4回生 井上知波・吉森由稀 旧優生保護法による強制不妊問題が世間を騒がせている中、ハンセン病をかつて患った方々もその対象者となりました。このようなことを決して繰り返してはならないという思いがきちんと伝わったと思います。今年度はもう一度、学生らとともに療養所を訪ねたいと思います。 看護医療学科 准教授 文鐘聲 【関連記事】 日本における感染症対策ーハンセン病の歴史ーを学ぶ~看護医療学科 ハンセン病療養所長島愛生園を見学~看護医療学科 「ハンセン病療養所訪問学習を通しての学び」報告会を開催しました。~看護医療学科
2018.07.26
ホスピス見学実習での学びを共有!~看護医療学科「終末期ケア論」
看護医療学科3年次の選択必修科目に位置付けられている「終末期ケア論」を4月から開講していますが、その授業も残すところあと1回となりました。 今年度は、およそ80名の学生がこの科目を選択し、4月から「死生観を養う」「終末期がん患者の身体症状マネジメントを理解する」「意思決定を支える」「家族、遺族の悲嘆をケアする」など大変重たい課題に対して、真剣に取り組んで来ました。 今回は、平成30年6月2日(土)に学生有志で田原本町の国保中央病院に併設された「緩和ケアホーム飛鳥」を見学したときの学びを共有するための発表会を行った様子をレポートします。 ▲ホスピス見学での学びを発表する3回生 終末期ケア論は、 1、エンドオブライフ期にある患者を総合的・全人的に理解し、その人らしさを支える看護援助方法について説明できること。 2、エンドオブライフ期での治療を理解し、苦痛の緩和方法について説明できること、 3、看取りをする家族の援助について説明できること。 この3点を卒業時の到達目標として16回の講義内容を構成しています。 死生観の構築や意思決定支援をテーマとした授業では、終末期にあるがん患者を講師に招いて、「死」を自身の問題として向き合う人の心理や社会とのつながり、身体症状のセルフマネジメント、残していく家族への思い、死を迎えるにあたっての意思決定過程についてお話をいただく、がん患者が体験する痛みや倦怠感のマネジメント方法を学ぶ、また臨死期のケアや逝去後のエンゼルメイク(死化粧)の演習を取り入れることで、看護師として必要な援助技術やケア態度を養っています。 ☆ホスピス見学実習は、授業での学びで関心を持ったこと、疑問に感じることを自身の課題として実践の現場で活躍する看護師が展開するホスピスケアプログラムを理解する目的で毎年、見学希望者を募って行っています。 そして、見学実習とほぼ同時期に「病院インターンシップ実習」で国保中央病院飛鳥にて実習を終えた4回生の学生と学びを共有する機会を設けています。 ▲見学実習に参加していない学生にも理解できる内容のプレゼンを行う3回生 まず3回生から実習についてプレゼンテーションを行いましたが、見学した施設の構造の特徴や看護師長から説明を受けたホスピスは、患者やその家族の人格すべてを受け入れチームで答えを探しながらケアの方向性を決定していく場所であること、同じ医療者の中には「治療が終わったのであとはホスピスにでも行きなさい」と患者や家族に十分な説明をすることなく転院を進められる事例を紹介されたことを受けて、学生はより良い最期を迎える障壁となるのは、「医療者の態度」であると伝えていました。「不安の中で、信頼していた医師から十分な説明を受けることなくホスピスに来られる患者さんにホスピスは、最後までその人らしく生き抜く場所であることを伝えることから援助がはじまる」こと「患者・家族がケアの中心にいて、今何を優先すべきかをチームで考えた実践を行う」こと「大切な家族を亡くしたあとの遺族ケアプログラム」などについて丁寧に伝えてくれました。 ▲3回生が気づきを得た終末期の対象を援助する目標 続いて緩和ケアホーム飛鳥で2週間の病院インターンシップ実習を終了した4回生の学生3名による学びの発表です。病院インターンシップ実習とは、病棟師長や看護師の業務・ケアに同行し、病院組織の中での看護管理や看護実践を体験するための実習になっています。4回生はこの実習が病院実習の総仕上げとなるのですが、ホスピスで実習する学生はホスピス緩和ケアに高い関心を持って臨んでいます。 ▲病院インターンシップ実習での学びを伝える4回生 4回生は実習で経験した看護管理や緩和ケアにおけるチーム医療、亡くなった患者さんへの関わりを振り返る「デスカンファレンス」の実際や終末期の患者とその家族へのコミュニケーションの在り方について伝達してくれました。 その中で「奥さんが眠っている間に夫が息を引き取った」という事例を紹介し、「そばにいながら、なぜ気づくことができなかったのかと自分を責める奥さんに皆さんならどのような声をかけますか?」と3回生に投げかけました。 ▲事例について意見を述べる3回生 3回生は、数名のグループになって考えを巡らせていましたが、「奥さんが気づかないくらい苦しまずに亡くなられたのですね」「つらいでしょうけど、ご主人はそっと逝かれたのだと思います」など事例を想定した声かけについてそれぞれの意見を活発に述べていました。 それに対して4回生は「実際に看護師さんは、まず『おつらいですね』と家族の思いを理解していることを伝えて、夫人がこれまでの経過のなかで患者に寄り添ってきた事実を肯定してから、『奥さんがそばにおられたので安心して旅立つことができたのではないでしょうか』とその亡くなり方に意味づけをしていた」と実習での経験を伝えていました。 ▲4回生の発表に対して自分の考えを述べる3回生 4回生の学びを聞いた3回生は、患者・家族の希望に添うケアの実際について活発に質問し、自分の考えを丁寧な言葉におこすことができていました。 また、4回生は実習を終えて「残された時間がわずかになり、エネルギーの消耗も大きい中である患者さんは、訴えを言葉にすることができない場合もあります。しかし、その中でも私たちに何か伝えようとして発信するサインを見落とさない看護師になりたい。」「患者の訴えには‘どうしてそう思うのか?‘と患者さんを理解する態度で応答したい」と緩和ケアホーム飛鳥での実習後に得た《看護観》を語りました。 ▲「訴えを見逃さず、患者・家族中心の看護をしたい」と授業の学びを伝える3回生 日本では、年間約375,000人ががんで死亡しています。そのうちホスピス・緩和ケア病棟で看取られるのは約1割となっています。このような背景から、卒業後に看護師として働く学生は、病院や地域で終末期がん患者のケアをする機会が必ずあるでしょう。その時には、この授業で共有した大切な「ケアの心」を礎に対象が最後までより良く生き抜く過程を支えてほしいと考えます。 看護医療学科講師 對中百合・大友絵利香 【関連記事】 「急性期看護学援助論Ⅱ」患者モデルを想定した援助法~看護医療学科 「第2回韓国老人福祉(認知症ケア)研修」開催~看護医療学科 緩和ケア病棟を見学実習!~看護医療学科「終末期ケア論」 「エンゼルメイク」の演習を実施!~看護医療学科「終末期ケア論」 がんから学ぶ「生」と「死」~看護医療学科「終末期ケア論」レポート
2018.07.26
第16回畿央祭実行委員Blog vol.9~冬木学長に決意表明&幹部自己紹介!
こんにちは!第16回畿央祭副実行委員長の坂本知香です。 7月後半に入りテスト勉強に忙しいなか畿央祭に向けて、各部署で作業が順調に行われています。 今年は例年と比べ早い段階で準備が進み、新しい企画も考えています! 畿央祭に向け、幹部全員で学長先生に挨拶を行いました。一人ひとり自己紹介をし、学長先生に畿央祭への意気込みを伝えました。 そして学長先生から激励の言葉を頂きました。 遅くなりましたが、畿央祭幹部全員の自己紹介と一言です! 実行委員長 健康栄養学科 千葉茜 今年のテーマ「掌」通り、実行委員をもとに畿央祭を盛り上げてくれる皆さんの全員の手で最高な畿央祭を作り上げていきたいです!よろしくお願いします(・ω・)v 副実行委員長 健康栄養学科 車谷美紅 幹部みんなで協力して最高の畿央祭にしましょう! 副実行委員長 看護医療学科 滝尾愛 今年は実行委員の人数が280人と過去最高に多い人数が集まりました!この280人ひとりひとりが楽しんで、力をあわせて良い畿央祭にできたらと思います!よろしくお願いいたします。 副実行委員長 現代教育学科 仲田航希 学生だけでなく、地域の人にもたくさん来ていただける熱い畿央祭にしたいです!! 副実行委員長 看護医療学科 坂本知香 来場者のみなさま、実行委員、畿央大学の学生、先生、職員のみんなに楽しんでもらえて、さらに「今年はちょっと違うな」と思って頂けるような畿央祭を作らせて頂きます!よろしくお願いします。 模擬部署 現代教育学科 冨永雄太 安全に配慮して最高の畿央祭にします!!! 模擬部署 現代教育学科 直井魁杜 去年度に引き続き、事故の無いように安全第一で来校者の方に楽しんで頂けるように頑張ります! 展示部署 人間環境デザイン学科 奥村綾 今年度は昨年度よりももっと華のある、煌びやかな畿央祭になるよう、全力で展示物の制作に取り組みたいと思います。 展示部署 現代教育学科 野村真子 最高の畿央祭になるように頑張ります!よろしくお願いします! 学内企画部署 現代教育学科 仲井遥 「今年のお化け屋敷が一番怖くて一番楽しかった」と来場者の方々に言って頂けるように、一緒に頑張ってくれる実行委員たちと最高のお化け屋敷を作りたいと思います!よろしくお願いします! 学内企画部署 健康栄養学科 山中理緒 最高の畿央祭だったと言ってもらえるような学祭にしたいです!よろしくお願いします! 舞台部署 健康栄養学科 井上菜々子 みんなの思い出に残るような最高の舞台を作り上げるように頑張ります! 舞台部署 健康栄養学科 田淵日花里 畿央祭を盛り上げるために、最高の舞台を作り上げます! 広報部署 健康栄養学科 植林由里子 部署長として1、2回生を引っ張って、素敵なパンフレットを届けられるように頑張りたいです。 広報部署 健康栄養学科 井上朱音 今年も来場者の皆さま素敵な一冊をお届けできるように頑張ります。よろしくお願いします。 アリーナ部署 現代教育学科 岡田舞香 初めての実行委員ですが、新しいことも始めて、来てくれる人達がみんな笑顔になれるようなアリーナ企画にします! アリーナ部署 理学療法学科 仲川綾恵 みんなで楽しい畿央祭を作っていきましょう! 以上、畿央祭実行委員幹部17名です!よろしくお願いします! 畿央祭まであと3ヶ月、各部署全力で準備を進めていきます。 ぜひ10月20日(土)、10月21日(日)にお越しください。 お待ちしております!! 第16回畿央祭副実行委員 看護医療学科2回生 坂本知香 ●畿央祭イベント紹介ページ ●これまでの実行委員Blogはこちらから!
2018.07.26
フランスの理学療法学生が来校!~理学療法学科 海外インターンシップ2018 in 台湾
理学療法学科では、昨年に引き続き3回目となる海外インターンシップを行います。教員5名、3回生15名で平成30年9月6日(木)〜12日(水)の7日間の日程で台湾を訪れます。 現地では、国立台湾大学と中国医薬大学の理学療法学科との交流や英語での講義・実習・プレゼンテーションに加えて、実際に台湾の高齢者の方への運動指導などが予定されています。 今年度から英語力アップだけでなく、海外の文化、理学療法の現状を知るために、海外からゲストをお招きし、学生交流やレクチャーを受ける機会をつくっています。前回のマレーシア、タイに続き、今回はフランスのパリにあるÉcole d'Assasという学校から、学生のAlexandre君とDianeさんの2名が大学に来てくれました! 夏でも涼しいパリと比べ、日本は「Too hot!!」と汗をかきながら、食堂で1・2回生とランチをしました。親子丼を選んだDianeさんは、今まで食べた日本料理で一番おいしい!と絶賛していました!(皆さんもぜひご賞味あれ!) その後、学内のヤマザキストアでかき氷づくり体験をしました! Dianeさんはイチゴ、Alexandre君はみぞれと渋いセレクションでした。 その後、ニューロリハビリテーション研究センターをお伺いし、センター長の森岡先生に施設案内をしていただきました。森岡先生はフランスで留学されていたこともあり、「Enchanté(アンシャンテ:はじめまして)」とフランス語での挨拶をされ、二人も驚いていました。実際に授業で、脳科学研究で用いられる実験場面を見学させていただきました。 「授業では聞いたことがあったが、実際に見るのは初めてで貴重な経験ができた」と話していました。 そして、3回生が待つ海外インターンシップの授業へ。英語学習担当の学生が考えてくれたアイスプレイクの一つ目は、二人への質問カードを引いて、答えてもらい、こちらにも質問してもらうものです。彼氏彼女の話や日本人はモテるのか?など、一気に距離が縮まって、次のジェスチャーゲームも大盛り上がりでした! そして、お二人からフランスの理学療法についてのプレゼンテーションを聞きました。 ・教育:2015年が4年制教育(1年間は基礎医学を勉強してから理学療法教育課程に進むので、5年に近い)に移行され、実習時間は日本の約2倍。 ・就職:約80%近くはクリニックを開業している(日本は70~80%は病院に勤務し、開業権はない) ・その他の専門職:PEDICURIE-PODOLOGIEというフットケアの専門家がリハビリテーション専門職に含まれる 海外と日本との違いを知ることで、日本の現状・課題について深く考え直す機会になりました。 終了後は畿央大学のオリジナルグッズをお渡しして、いつもの集合写真をパシャリ!!終わった後も、それぞれ話したり写真を撮ったり楽しい時間を過ごすことができました。短い時間でしたが、理学療法士になるために同じように頑張っている海外の仲間ができたことは、今後の人生の糧になるのではないかと思います。 最後に、この猛暑の中、フランスからわざわざ来てくれたAlexandre君とDianeさん、この企画をサポートしてくれましたÉcole d'Assasの先生、スタッフの方々、また、見学等に協力してくださった先生方、学生のみなさんに感謝申し上げます。ありがとうございました。 Merci beaucoup!(ありがとうございました!) 理学療法学科助教 松本大輔 【関連記事】 理学療法学科 海外インターンシップ2018 in 台湾に向けて! 海外インターンシップ先の中国医薬大学(CMU)の教員・学生が来学!~理学療法学科 ●昨年度の海外インターンシップはコチラ!
2018.07.18
平成30年度第2回「Kio オレンヂ喫茶(カフェ)in 津越」を開催!~看護医療学科
2018年7月16日(月)、第2回目となる「Kio オレンヂ喫茶(カフェ) in 津越」(認知症カフェ)が開催されました。 「kio オレンヂ喫茶(カフェ) in 津越」は、西吉野町津越地区で文部科学省の科学研究費助成(挑戦的萌芽研究16K15979: 代表 島岡昌代)を受けて行っている認知症施策推進事業(新オレンジプラン)に基づく事業で、「たとえ認知症になったとしても安心して暮らし続けることのできる地域づくり」を目標に、五條市地域包括支援センターや高齢者総合福祉施設はるす・西吉野さんの協力を得ながら地域住民の方たちとともに創りあげていく認知症カフェです。 「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)in津越」では、前半は地域の方が認知症についての理解が深まるような取り組みを行い、後半は「認知症について語る会」として認知症についての思いを語り合う場を設けています。今回は西日本で起こった大雨による災害があったことから参加した住民同士で災害時の対処について話し合う機会が設けられました。 今回の参加者は、地域住民の方12名、西吉野在宅介護支援センターの方2名、はるす・西吉野の職員の方が2名で、畿央大学からは看護医療学科老年看護学の教員4名と山崎ゼミ生4名、さらに健康栄養学科の串田先生とゼミ生7名も応援にかけつけてくれて、総勢35名の大人数でした。 『認知症高齢者の支援』についてのミニレクチャー 講師の南部登志江准教授から地域住民の方々に、認知症の種類や症状、接し方についての講義がありました。認知症の症状には中核症状と行動・心理症状(BPSD)があり、BPSDは心の状態や性格、環境によって出る症状であることから、周りの人の理解や関わりが大切であるとわかりました。認知症の人と接するときの心構えとして、①驚かせない、②急がせない、③自尊心を傷つけないといった3原則が大切であると学ぶことができました。 「誤嚥にナラん体操」 講義の後にはリフレッシュです! 畿央大学の理学療法学科の教員が制作し、学生が実際に実施している動画(YouTubeにアップされている)をもとに、「誤嚥にナラん体操」を実施しました。皆さん一生懸命に映像を見ながら実施されていました。 認知症についてのロールプレイング 今回は西日本で起こった大雨による災害から、大雨により避難指示が出た際に、家族が認知症の方を避難誘導する際の対応について、看護医療学科教員が悪い例と良い例のロールプレイングをしました。 悪い例では、家族が大雨により水が増水し、家の近くまで迫っている焦りや恐怖心があったこと、また自分がどうにかしないといけないという使命感から認知症の方を避難させようと必死になり、認知症の方に対してきつい言葉遣いになったり、強引に避難させようとしたりしていました。 良い例では、家族が認知症の方に目線を合わせ、落ち着いてやさしい言葉で話しかけており、知っている人も避難したことを伝え、自分も一緒にいるから大丈夫であると声掛けし、認知症の方が安心して避難できる関わりをしていました。 このロールプレイングを見て住民の方は、「良い例の対応の方がいいことはわかるけど、実際にそのような状況になった時に同じように対応する余裕がなく、現実的には難しい」という意見がありました。また、健康栄養学科の学生からは「ロールプレイングを見て、どのように対応したらよいのかを知っておくことで、災害時に意識することにつながる」という意見もありました。 実際に災害時にこのような状況になったら、冷静に余裕をもって行動することは難しいと思いますが、可能な限り良い対応を意識して、認知症の方も安全に避難できるように対応していきたいです。 認知症について語る会 本来は認知症について語る予定でしたが、今回は数日前の大雨による災害が起きたことから、急遽、津越での災害時の対策や避難方法の話を中心にコーヒーやお菓子を食べながら話し合いました。住民の方の意見にはロールプレイング時の認知症の方への良い対応例を見て、認知症の方に合わせた対応をすることは理想だが、災害時にはそんな余裕はないのではないかという声もありました。また、災害時の避難について住民の方は、「津越のような地域では警報が出てから避難してたら余計に危ない。川も水かさはすぐに増すし、避難場所は川のそばを通って車で10分程かかる。避難場所に行くんやったら家におった方が安全や。」「一人で住んでる人には近所が気にして声かけるようにしてる。」と言っておられ、その地域の特性が出た意見だと感じました。市の職員の方は、「お一人暮らしの方は在宅介護支援センターでも把握しており、日頃から気に掛けています。車を使えない人の場合は、連絡をくだされば送迎も行っていますので、なんでも相談してください。」と言っておられ、認知症カフェは住民の方と市の職員の方の情報交換の場にもなっていました。また、住民間で災害時には声をかけ合うなど、住民同士で協力し合っているというへき地における住民同士の繋がりの深さを感じることができました。 日頃は涼しい山間部の静かな地域ですが、この日は室温が30度を超える猛暑の中、しっかり水分を取りながらたくさんの貴重なお話を聴かせていただきました。本日の体験を今後の高齢者看護や認知症の方への看護を考える上で役立てていきたいと思います。 看護医療学科4回生 井上美香 島野綾子 野並あこ 前田理佳子 【関連記事】 川上村健康力向上プロジェクト「認知症教室」を開催!~看護医療学科 川上村民生児童委員会の方を対象とした「認知症を正しく理解する講習会」を開催!~看護医療学科 平成30年度第2回「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かち合いin御所」を開催!~看護医療学科 平成30年度第1回「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かちあい in 御所」を開催!~看護医療学科
2018.07.18
森岡教授と客員研究員がISPRMで発表!~ニューロリハビリテーション研究センター
2018年7月8日(日)~12日(木)にフランスのパリで開催された12th the International Society of Physical and Rehabilitation Medicine(ISPRM) World Congressに、森岡周教授と私(佐藤剛介 客員研究員)で参加・発表してきました。 ISPRMは学会名の通りリハビリテーション医を中心とした学会であり、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士等のリハビリテーション関連職種には関係の深い学会になります。学会では、演題発表もありつつワークショップも豊富に企画されているのが特徴的でした。取り上げられている分野も幅広く、脳卒中や外傷性脳損傷、脳性麻痺、パーキンソン病、脊髄損傷をはじめとした神経疾患や筋骨格系疾患、トピックスとしてバーチャルリアリティ等がありました。 演題発表については、森岡教授と私ともに7月9日にE-poster発表を行ってきました。森岡教授の発表セッションは、短時間のプレゼンテーションとディスカッションで構成されており、森岡教授のプレゼンテーションとディスカッションのやり取りを直にみることができ参考になりました。しかしながら、今回の学会で驚かされたことの一つとして、私の発表セッションではプレゼンテーションの時間が設けられておりませんでした。結果的には、自分の演題について他の学会参加者とディスカッションできなかったことが心残りではあります… 色々な意味で世界のリハビリテーション医学を垣間見ることができたことは、今後の私の研究人生の励みになるとともに財産になると思います。 ▲演題発表を行う森岡教授(写真左)と佐藤剛介(写真右) また、学会の合間を利用して、森岡教授・松本大輔助教、首都大学東京の先生方とフランスのサルペトリエール病院の見学に行くことができました。サルペトリエール病院は歴史が非常に古く、起源となる療養所が造られたのは西暦1650年代に遡ります。そして、現代の神経学の発展に大きな影響を与えた、Jean-Martin Charcot(ジャン=マルタン・シャルコー)医師やJoseph Jules François Félix Babinski(ジョゼフ・ジュール・フランソワ・フェリックス・ババンスキー)医師が活躍されていた病院になります。これらの医師達の名前は、学生時代から当たり前のように目にする神経疾患の病名や神経学的検査の名称にもなっており非常に身近な存在のようにも感じます。病院内には、サルペトリエール病院の歴史を物語る一つとして大きな教会が建てられていることや、日本でのリハビリテーション科がReEducationと表現されていた点が印象深かったです。さらに病院では、Myologieを専門とされているDr.Edoardo Malfattiの研究室の紹介をしていただくことができました。私の研究テーマとは離れた部分もあり、勉強不足のままでの参加となったため十分に理解できなかった点は残念に思います。しかし、実際に海外の研究室を訪問することは、初めての経験でしたので非常に良い刺激になったと思います。 今回のISPRM2018への参加では、最新のリハビリテーション医学の動向を知ることができ、加えてサルペトリエール病院を訪問し神経学の長い歴史に触れることができました。華の都パリらしく、新しいものから古いものまで私に様々な時間を与えてくれたと思います。 最後になりますが、今回の学会参加にあたり研究指導・アドバイスをしていただきました森岡周教授、大住倫弘助教、信迫悟志助教、研究室のメンバーに感謝申し上げます。そして、研究の場を提供していただきました畿央大学に感謝申し上げます。 【発表演題】 森岡 周 教授 RELATIONSHIP BETWEEN MOTOR IMAGERY ABILITY AND MOTOR FUNCTION OF HEMIPLEGIC UPPER LIMBS AND THEIR USE IN STROKE PATIENTS 佐藤 剛介 客員研究員 THE EFFECTS OF TRANSCRANIAL DIRECT CURRENT STIMULATION COMBINED WITH AEROBIC EXERCISE ON PRESSURE PAIN THRESHOLDS AND ELECTROENCEPHALOGRAPHY IN HEALTHY CONTROL: PILOT STUDY 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 客員研究員 佐藤剛介 ●畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターHP ●畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターFacebook 【関連記事】 大学院生が海外でポスター発表!~健康科学研究科 森岡周教授と大学院生が第40回日本疼痛学会で発表!~畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 第25回Cognitive Neuroscience Societyで研究発表!~健康科学研究科 長崎大学大学院 運動障害リハビリテーション学研究室と研究交流会を開催!~ニューロリハビリテーション研究センター
2018.07.18
近鉄連携「香芝SAフードコード丼メニュー開発プロジェクト」プレゼンテーション会を開催!
健康栄養学科の学生7グループ26名が考案したメニューをプレゼン! 畿央大学は今年も㈱近鉄リテーリングと連携し、今年で5回目となる西名阪道 香芝SAで提供する「メニュー開発」に取り組んでいます。昨年は「麺メニュー開発」に携わり、「奈良の野菜山うどん」がグランプリ受賞となり、準グランプリ受賞の「柿揚げうどん」と「大和のふるさとうどん」の3メニューが香芝SAのフードコートで販売。また、特別賞受賞の「大和芋のぶた都旅虜(とろろ)そば」と「ヤマトポークのみそ豆乳醤ラーメン」の2メニューが岸和田SAで販売され、いずれも人気メニューとして好評でした。 そして平成30年7月12日(木)、今年は「鶏肉を使用した丼メニュー」をテーマとして、健康栄養学科学生7グループ26名(指導教員:中谷友美講師、米田武志准教授)がプレゼンテーション会に挑みました。 課題は「フードコートで販売する丼メニュー」。奈良らしさを感じるメニューで、かつ繁忙時の現場オペレーションに耐えうるレシピ(簡単かつ短時間調理)等の厳しい条件をクリアする必要があります。今回のプレゼンテーション会では、㈱近鉄リテーリング香芝SA支配人 山中久次氏、同副支配人 永田敦史氏にお越しいただき、先日開催された香芝SA見学会で得た情報を元に、各グループが考案したメニューを発表しました。 ▼プレゼン発表の様子 各グループは、考案したメニューの「奈良らしさ」「ターゲット層」「原価率から計算した販売価格」「セールスポイント」等の内容を盛り込んでプレゼンを行い、貴重なコメントや評価を述べていただきました。すでに試作を行った班も多く、「具材とご飯とのマッチングはどうでしたか?」という質問や、「見た目をさらに工夫してはどうか」などのアドバイスをいただきました。 全発表が終了した後は山中支配人から総評をしていただき、また今後について「次のレシピ検討会までに試行錯誤を重ねていただき、メニューの更なるブラッシュアップを期待しています」とのお言葉を頂戴しました。 ▼山中支配人による総評 学生たちは、実際に企画や販売をされる現場の方たちの貴重なコメントに対して熱心にメモをとり、次のレシピ検討会へ向けて考案したメニューの磨きをかけようと意欲的な様子でした。 今後のスケジュールは、9月下旬頃にメニュー質問会、10月下旬頃にレシピ検討会、そして平成30年11月17日(土)にコンテストを実施し、来年1月~2月には西名阪道香芝SA上下線にて発売開始予定です。ぜひご期待ください! 香芝SA新メニュー開発プロジェクトに関する記事はコチラ!
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