2013年11月の記事
2013.11.29
奈良県中央卸売市場連携「奈良県産食材を使ったレシピ開発」事業 後期授業2回目を行いました。
11月にちなみ「収穫のお祝い」と題して秋のうまみを追求しました! 2013(平成25)年11月28日給食経営管理論実習の後期授業(指導教員:上地加容子准教授、金一玲助手、餅田尚子助手、学生78名)で提供されたのが“収穫のお祝いランチ”です。メインディッシュは野菜ときのこたっぷりの「豚肉のきのこあんかけ」、「白菜ともやしのおひたし」、寒いときにぴったりの「さつま汁」、そして今回はご飯は「赤飯」、デザートは「白玉団子~黒蜜きな粉~」など、収穫の秋を満喫できる逸品に仕上がりました。 今年5月に奈良県中央卸売市場(奈良県農林部)と包括連携協定を締結し、前期授業から食材は同市場から新鮮素材を仕入れることになり美味しさは一段とランクアップした感があります。事前申込により毎回約100食が教職員および学生の希望者に提供されるのですが、最近はすぐにいっぱいになって締め切られています。 食べる前にはアルコール消毒が義務付けられており、消毒後にアンケートを受け取って席に着き配膳を待つことになります。 次回の申込の食券販売を担当するグループも控えていて、調理グループとともにみんなが役割分担して授業が成り立っています。今回もとても美味しくいただきました!
2013.11.29
第18回KSM(Kio Study Meeting)を開催しました!
こんにちは。 畿央大学理学療法科4期生の中田宏樹です。 第18回目の卒業生勉強会を11月24日に開催しました。 卒業しても共に学び続けたいと思い設立したKSM(kio study meeting)ですが、なにげに一年半経ちました。継続は力なり。 自分の病院だけでは得られなかった知識、考え方が得られており、嬉しく思います。 ちなみにいつも貸して頂いてるのはここのお部屋です。 今回は森岡さんの「慢性期のねんざについて」、上田さんの「Upper Extremity Interventions」、そしてミーティングを行っています。 まずは森岡さん。 捻挫って、スポーツをする人にとってすごい多い疾患なんですよね。 そして嫌なことに一回捻挫してしまうと何回もやってしまう… 森岡さんはそれを解決したいとの熱い思いを込めて、熱心に文献を読み、勉強会に行き、得た知識を伝達してくれました。 彼はわざわざ岡山から帰阪して参戦してくれてます。そして向こうでも勉強会企画を立ち上げたようです。そのうち合同勉強会、合同飲み会なんてのもやりたい思ってます。 ちなみに岡山からの参加者はもう一人いてるんですが、そんな地方から参加してくれる人がいるってことが、勉強会の質の高さを表してくれていると自負しています。(彼らが帰阪した際に関西の友人と会ってるのは、きっとついでです。きっと…) 続いて上田さんの発表。 医療は常に進化している。それを思わせるようなプレゼンをしてくれました。 今回の中で印象に残ったのは、最新の物理療法機器達。麻痺で身体が動かない人に対して電気刺激で身体を動かすものがあるんですが… ずいぶん小型化が進み実用的になってきてる印象を受けました。 ディスカッションは今後の高齢化社会にまで話が及びました。 高齢化社会先進国の日本で、医療機器や介護機器メーカーが日本で成功し、それを基に世界へ飛び出して行く。そんな未来が透けて見えました。 そして今回はミーティングです。 実は12月からメンバーが二人長期離脱します。 櫻井さんと南さん。二人とも今の職場を退職し、驚くべきことにリュック一つで世界一周の旅に出るのです。 自分の枠を広げ、世界の様々な価値観に触れてくることで、一周りも二周りもおっきくなるだろう二人に期待です。 話がそれました。 そういったメンバー長期離脱の経緯から、一度今までのKSMを見直そうと今回はミーティングにしたんですね。 ミーティングはブレインストーミング方式にしました。 積極的に自分の意見を出してもらうため、良い点、悪い点、今後の希望など紙に書いてもらってます。 そして話し合ったのですが…みんな素晴らしい。 興味深いアイディアがたくさん出てきました。 今までの自身の得意分野を出すスタイルから一歩飛び出て、より効率的にスキルアップをめざすことに。 でも実はまだまだ話したりず…来月もミーティングすることになりました。 その中で今後は少しメンバー増やしてもいいかなって話が出てきたので、もし興味ある方がいましたら kio_study_meeting@yahoo.co.jp(KSM代表:中田) まで連絡ください。ちなみに1月には新年会も考えてます。 連絡をくれた方には、現在の方針など説明させて貰いたいと思います。気軽にどうぞ♪ とりあえず決まっているのは定期的に発表してもらうこと、出来るだけ毎月参加すること(みんな仕事やら勉強会やらで全員揃った試しがないですが…笑) アフターファイブが人生って言葉をたまに聞きますが、仕事が楽しかったら人生は二倍楽しい。仕事を楽しくするには、やっぱり勉強することが大事やと思います。 プライベートも仕事も両方楽しんでいく。 そんな集団を作っていきたい今日この頃です。 最後にいつもお世話になっている庄本先生はじめ、関係者の方々、そして駄文に最後までお付き合い頂いた方、本当にありがとうございました。
2013.11.27
奈良県中央卸売市場連携「奈良県産食材を使ったレシピ開発」事業 後期授業1回目を行いました。
「サラダわさび菜」を使った“野菜たっぷりヘルシー中華”を作りました! 奈良県中央卸売市場と畿央大学は2013(平成25)年5月29日に包括連携協定を締結し、健康栄養学科給食経営管理論実習の前期授業で「奈良県産食材を使ったレシピ開発」事業を推進、大和肉鶏・大和ポーク・大和丸なすなど奈良の伝統野菜各種を使って多くのランチメニューを作ってきました。 そして後期授業((指導教員:上地加容子准教授、金一玲助手、餅田尚子助手、学生78名)では同市場青果卸売協同組合(西川恵三理事長;㈱ならにっか社長)一押しの生のままでも柔らかくちょっぴりわさび味が効いて美味しいシャキシャキ食感の「サラダわさび菜」を使用したメニュー開発に取り組んでいます。 2013(平成25)年11月21日給食第1回目で昼食時に提供されたのが“野菜たっぷりヘルシー中華”です。メインディッシュは「いかと豚肉のオイスターソース炒め」、「はるさめの中華酢あえ」、これらいずれにもサラダわさび菜を使用、中華風たまごとじスープ、デザートに「柿のヨーグルトソース添え」の美味しい中華定食が出来上がりました。 この給食実習では病院や学校、施設、一般企業などの食堂における大量調理を短時間にスタッフ全員が衛生管理を怠らず各自の役割を果たし、カロリーや栄養バランスに注意し、そして1食の定価350円の原価計算も行う管理技術の修得をめざしています。そして美味しいものの提供こそが食べて喜ばれるという当たり前なのですが難しい課題に挑戦しています。 昨年2012年度後期は川西町商工会連携の「結崎ネブカネギ」、本年2013年度前期からは奈良県中央卸売市場と連携して同市場の新鮮食材をテーマに取り組んでいます。 さて、今年はどんな美味しいメニューができるか楽しみです。
2013.11.27
学生広報スタッフBlog vol.109~Student Assistant紹介!
こんにちは。人間環境デザイン学科4回生の羽瀬と坂本です。 今回のブログはあまり知られていない「SA」を紹介しようと思います。 SAとはStudent Assistantの略で、授業の補助をするアルバイトです。しっかり時給も発生しています! 今回私たち二人がSAとして手伝うのは、人間環境デザイン学科の「住環境CAD」という授業です。CAD(Computer-Aided Design)は、図面を手書きではなくPC上でかけるソフトのこと。CADを活用することによって、図面を書くスピードが断然に速くなります。私たちSAは授業の準備であったり、後輩にわからないところを教えたり、今までに経験したノウハウを教えています。 これが授業風景です。SAは後輩の様子を見つつ、アドバイスを行います。 みんなまじめに取り組んでいます。 3時間集中して画面に向かい続けているのでかなり疲れていると思います。 最初真っ白だった図面も、だんだん出来上がってきていますね。 授業を受けていくことでここまで上達しました。 私たちがSAとして後輩を教えることで、とても大変だった設計製図の授業などに役立たせてくれたらいいなと思っています。 以上、SAの紹介でした。ありがとうございました!
2013.11.25
ポルベニルカシハラスポーツクラブ連携「しらかし健康フェスタ」に協力参加しました。
畿央大学と奈良県立医科大学がポルベニルカシハラと連携、ミニ健康講座を開講! 地域の健康とスポーツ普及を柱としているNPO法人ポルベニルカシハラスポーツクラブ(福西達男理事長)と畿央大学は2011(平成23)年度から連携して「子ども体力測定」に取り組んでいます。 橿原地区最大の神宮前ニュータウン・白橿町(白橿北小学校)において2013(平成25)年11月24日(日)ポルベニル主催「しらかし健康フェスタ」が開催され、畿央大学理学療法学科福本貴彦准教授が体バランス維持と転倒防止や外反母趾矯正のため足趾握力の重要性についてのミニ健康講座を開講しました。 今年2回目となる「しらかし健康フェスタ」は40数年前はニュータウンとして若い世代層の人口構成であったのが高齢化が進み健康長寿社会実現のため開催されています。 ポルベニルはもともと白橿北小学校に隣接する幼稚園で子ども体力向上支援を行ってきており、その延長として白橿町連合自治会の協力のもとに子どもから大人まで幅広い層の住民の方々にスポーツの楽しさを知っていただき体力増進を図る趣旨が受け容れられ地域に貢献しています。 小学校体育館の中では健康講座、太極拳講座、全身揉みほぐし、身長、体重、体前屈、立ち幅跳び、足趾握力、運動場ではボール投げ、ボール蹴り、25m走などの測定会が行われ、多くの住民の方々が参加しました。
2013.11.22
学生広報スタッフBlog vol.108~被災地支援のびのびキャンプ、住友商事の中間発表会!
こんにちは!学生広報スタッフ、現代教育学科2回生の尾西萌です。 たいへん遅くなってしまったのですが、今年度「畿央大学のびのびプロジェクト」の活動に対して助成をしてくださっている住友友商事様の「東日本ユースチャレンジ・プログラム2013 中間報告会」に行ってきました。 場所は仙台、プロジェクトメンバーの同じく現代教育学科2回生の若林さんとともに、9月28日(土)、29日(日)の2日間にわたり参加しました。 新幹線で行ったため、約4時間半もの移動に2人とも疲れてしまいましたが・・・(笑)1日目は特に何もすることがなかったので、仙台駅周辺を散策していました。その時は、ちょうど楽天イーグルスがパ・リーグ優勝をして間もないときだったので、とてもにぎわっていました! 仙台市内の様子は、想像していた以上にすごく都会で震災が起きたことも感じられないくらいでした。その日の夜は、次の日の発表に向けて、事前につくっておいた原稿をもとに、最終修正、打ち合わせをしました。 2日目の発表当日、初めてきた土地で、大きな企業でのプレゼンということもあり、とても緊張しました。私たちのイメージでは、大きな法人化しているような団体ばかりだと思っていたのですが、私たちと同じ大学生が主体となって活動している団体さんばかりだったので、少し安心。 各団体のプレゼンが始まり、私たちとはまた違った被災地での活動を聞く中で、今後プロジェクトを引っ張っていく2回生の私たちにとっては、とても刺激となりました。プレゼン終了後も助成の選考委員の方や同じ「子ども支援」を行っている方とお話することができ、今後活動していくヒントや、新たなつながりを持つことができました。最初は不安でいっぱいでしたが、出席して本当によかったです。 報告会が終わってから帰りの新幹線まで少し時間があったので、仙台から少し先の日本三大名所といわれる「松島」にいきました。 そこはすごくのどかで海のきれいで落ち着く場所でした。2人ともが本当にここに津波がきたことを想像できないほどです。少し歩いていくと観光案内所があったので立ち寄ってみると、そこには、津波がきた到達点の印や震災直後の様子など写真で掲示してありました。それを見て、津波がきたことを再認識させられました。松島は観光名所のため、復興がいち早く進んでいるようですが、実際に松島か石巻の間はまだ電車が通っていない状況です。被災地全体の復興が少しでも進むよう、被災地のニーズに合わせて私たちはまだまだ活動していかないといけないなと実感しました。 今後も私たちは、被災地ボランティアに関わっていきます。今回の報告会でできた新たなつながり、実際に被災地に訪れて感じたことを大事にして活動していきたいと思います! 畿央大学のびのびプロジェクトfacebookページ 被災地支援「のびのびキャンプ2013」を福島県で開催!
2013.11.22
産学連携「不二製油新豆乳クリームレシピ開発事業」コンペが行われました。
健康栄養学科1~3回生課外授業で過去最大の22グループ72名が23作品を出品!逸品が続出! 油脂と大豆たんぱくを原料とする食品素材大手企業の不二製油㈱(伊藤忠グループ)が世界初の特許製法でつくった新豆乳クリームを使ったレシピ開発事業で畿央大学健康栄養学科(指導教員:浅野恭代教授、協力学生72名)が7月から連携推進してきたフィナーレを飾る「学内コンペ」が2013(平成25)年11月16日(土)午前9時から午後7時すぎまで行われました。 不二製油の新製品「新豆乳クリーム」は卵黄や生クリームと比べて低カロリーで、他の食材と組み合わせてもその食材本来の味が損なわれず食材の持ち味を活かせることができるのが特徴です。 食品加工の幅が広く、和洋中からデザートまで何にでも使える夢の素材として世界の食品業界から注目されおり、同社ではこれからの有力な食品加工素材として売りだそうとしています。 この日は同社東京営業部から担当の長森真信氏が料理研究家松村佳子氏、企画会社MCAweb村山浩之社長、作品撮影カメラマン2名、および有名な某局TV番組撮影で活躍されているプロカメラマン2名を帯同して本格的な取材活動をしていただきました。 この模様は一冊の写真集・レシピ本として発刊されるとともに記録DVDとして学生たちに配付されることになっています。不二製油の新豆乳クリームにかける意気込みが窺え、学生たちも見事に応えてくれました。その一日の様子をご紹介します。 1~3回生の授業のない学生は朝9時から、授業の合間をぬって調理する者もさまざまですが、そのあとグループ写真、インタビュー撮影、そして14時40分から自慢の作品のプレゼンテーションを行い、16時から試食、18時からの表彰式に臨みました。 今回浅野先生が配慮されたのが審査員への料理の提供順で、16時から15分おきに4~5品を温かいものは温かく、冷製ものは冷たく、まるでレストランで出される最良の状態で提供するよう指示されたことです。作品数が多いのでついないがしろにされがちな点に細心の注意が払われていました。 プレゼンターは冬木正彦副学長、賞品授与は不二製油長森さんに務めていただきました。 2~7名程度の友達で構成された22グループ73名が23作品を出品。表彰部門は総合的に秀でた作品に最優秀賞、「スイーツ部門」「ベジフル部門」「ネオ和食部門」「ネオ洋食部門」「グルーバル部門」の5つの優秀賞、選にもれた中からこれはと思われる作品の5つには特別賞、そして全員に参加賞が与えられました。 受賞作品の一部をご紹介します。 【最優秀賞】麻婆豆乳しろくまくん(1N 三宅、中、佐藤、(浜出)組。麻婆豆乳まん:豆乳本来の味を強調しホワイトソースでまろやかに仕上げられたもので審査員を唸らせ最高得点を獲得。) 【スイーツ部門 優秀賞】おしるこフォンデュ(3N 中田、西田、萩本、羽生、渡邊組。白玉団子・抹茶団子・さつまいも・ホットケーキをフォンデュ風に豆乳おしるこにつけて食べるのが一ひねり。) 【ベジタブル部門 優秀賞】濃久豆衣(KOKUKURO)(3N 河原、田畑、板倉、小松、北野組。長芋・しめじ・枝豆入りの豆乳クリームと和風だしを合わせたサクサクな和風クリームコロッケ) 【ネオ和食部門 優秀賞】濃久里夢し(3N 中西(沙)、橋崎組。豆乳クリームのまろやかさと風味を活かした口溶けの良い新感覚の茶碗蒸し。今までにないおせち料理の一品としてイメージ。) 【ネオ洋食部門 優秀賞】濃美味おむらいす(1N 堀内、原田、北條組。とろとろの豆乳入り卵と濃くのある旨味のきいた、ふんわり豆乳ソースの新しい発想を採り入れたオムライス。) 【グローバル部門 優秀賞】舞妓はんのおもてなし(2N 上原、井本、上薗、上平、植村、清川組。 舞妓さんのおしろいをイメージした生姜と白ねぎの薬味をアクセントにした豆乳クリームのつけ麺。) 【特別賞】以下、作品名、創作学生名のみ披露します。 ○手作りチーズのおおきなスコーン (1N 西川、寺尾、吉森組、豆乳スコーンと豆乳チーズのコラボ。) ○2種の旨辛つめ麺 (2N 西村、吉田、養覚、領家組。豆乳ごまだれとトマトカレーだれのつけ麺。) ○豆乳くりぃむぷりん (2N 藤崎、早佐古、森組。みかん・ごま・抹茶のプリンに黒糖のせ3層仕立。) ○大和美人・こゆずちゃん(3N 森本、西野組。吉野葛・ゆずの栄養と美肌効果期待の新食感プリン。) ○豆乳かぼちゃグラタン (1N 高石、廣瀬組。かぼちゃ・玉ねぎ・人参等野菜たくさんのグラタン。) ほかにもたくさんの美味しい豆乳クリームレシピが誕生しましたが、ほとんど僅差での評点でした。 ここに行き着く経過をよくご存知の松村さん、北田学科長、浅野先生は、「最初の頃は心配だったが学生たちが何度も試作を繰り返しどれだけ苦労してこのレベルまで引き上げてくれたか、予想もしていなかった組み合わせを考え付いたか、この経験はきっと社会人になって活きるはず。学生たちにこのような機会を与えていただいた不二製油様に感謝しています。」と締め括っていただきました。
2013.11.20
畿央彩~第11回畿央祭実行委員Blog vol.39~最後に、実行委員長からメッセージ
みなさん、お久しぶりです!実行委員長のごまです(^O^) 畿央祭が終了してはや一ヶ月。そろそろ気持ちの整理ができてきました。 畿央祭を振り返ってみてまず思うのは、毎日が小走り気味になっていたということです。笑 昨年の実行委員が集められ、先輩方の見守る中統括が決定したのが4月16日。 そして各部署長が決定したのが4月19日。 実行委員が決定したのが5月10日。 約半年間、202人の実行委員と駆け抜けてきました。 202人で会議したり、 夜の11時まで会議したり、 14人で夜中まで会議(お泊り)したり、 お昼休みに会議したり、 あれ?会議ばっかり…笑 とにかく毎日が学祭の日々でした。 学祭までの日々は毎日が彩られていました。 いま思い返してみると、なんだかんだ楽しかったなあ。と(笑) 202人の前で話す機会なんて 202人と円陣を組むなんて 畿央祭の開会式でバズーカ(クラッカー)を鳴らすなんて 昼休み毎日会議するなんて パソコンのしすぎで肩こりがひどくなるなんて 畿央祭の宣伝でラジオにでるなんて もう二度とない経験をさせていただきました。 私には人に感謝されるほどの力はありません。 人の心を動かせるほどの力もありません。 ひとつのことをやり遂げる力もありません。 この畿央祭は 統括部署長の努力と 実行委員の頑張りと 参加団体さんと当日きてくださった方々のご協力と 学生支援センターの方々のサポート があって成り立っていました。 だから、私がみなさんに伝えたいことはただ一つです。 本当にありがとうございました。 第11回畿央祭実行委員長 現代教育学科2回生 黒田明里
2013.11.20
アジア理学療法学生学会・アジア西太平洋理学療法学会レポート!(教員より)
アジア理学療法学生学会およびアジア西太平洋学会について学生の立場からハザマさんから書いてくれましたが、理学療法学科 教員の松本がバトンタッチして、教員の立場からレポートします! ●4th congress of APTSA 初日はNew York Universityの Prof. Dr.Wen Ling先生のアメリカにおけるDPTプログラム(大学院レベルでの教育)についての特別講演から始まり、各国の教育レベルの違いについて意見交換を行いました。 ※日本は高校卒業後3年以上(3年制専門学校、4年制専門学校、大学のどれでも理学療法士になれます) また、開催校であったChina Medical Universityの学科長のProf.Sunとの大学院や海外インターンシップについての情報交換を行いました。また懇親会を通して、日本の学生は積極的に海外の学生と交流をもっていました。 2日目は、日本メンバーが企画した「各国における理学療法の将来展望」「伝統医療と理学療法」について各国の発表を行い、グループディスカッションを行いました。日本のメンバーは各グループを回って、質問に答えるなど、積極的に関わっていました。今後アジア全体として問題となる高齢化について、海外の学生は日本を高齢化先進国として関心をもち、自分たちが時代・社会を支えていく立場として質問している印象を受けました。 全体を通して、海外の学生は日本と比べ、英語が流暢であるだけでなく、自国のおかれている現状やこれから必要なことについて理解し、積極的に発言できていました。学生にとって彼らとの交流から刺激を受け、今後の学習意欲へつながったと思います。 日本の学生もこの旅の中だけでも、英語力や積極性が人が変わったように成長しており、驚きと感動でいっぱいになりました。 ● WCPT-AWP&ACPT congress 2013 私はこの学会で、奈良県健康長寿共同事業実行委員会で関わっている地域高齢者についての調査で ”RELATIONSHIP BETWEEN FALL AND PEAK COUGH FLOW IN COMMUNITY-DWELLING OLDER ADULTS” という演題で口述発表を行いました。 海外からは呼吸機能と転倒についての関連性について疑問があるという声もありながら、新しい視点であるというコメントもいただくことができました。今回は横断研究の結果のみなので、介入結果も踏まえたものを今後報告していく予定です。 上記の学会以外にも、今後、共同研究を行っていこうと京都大学 青山准教授(本学福本准教授、瓜谷助教)とNational Taiwan Universityの准教授Dr. Yu-Jen Chen、大学院生とミーティングを行い、今後も継続的に情報交換を行うこととなりました。 また、フィリピンのUniversity of SantoTomasのProf. Cheryl Ramos Peraltaと神戸大学小野准教授と地域高齢者の二カ国間比較研究について、フィリピンでの調査の準備が進んでおり、その結果を分析し、さらに日本でも同じ内容で進めていくと話しあいました。 そのほかに、海外の教員との交流を通して、日本以外のアジアでもアメリカやオーストラリアなど理学療法先進国で学位をとられた先生が多く、国際的な活動に非常に力をいれているようです。 本学には留学生はおらず、提携を結んでいる海外の大学もありません。本学として先駆的に海外との交流ができる仕組みができれば、世界で活躍する人材、リーダーの育成につながるはずだと痛感いたしました。日本のように高齢化が進み、生活習慣病の問題も出てきており、その分野に理学療法士が積極的に関わっているとのことから、日本はアジアの中でも、まだリーダーになれるほどのレベルにないことを再確認することができました。 このように、今回の学会が今後の研究の発展につながり、国際的に活動するための非常大きな一歩となりました。この経験を日本の研究・教育活動に活かし、さらに継続的に発展させられるように取り組んでいきたいと思います。 最後になりましたが,このような機会を与えていただき、貴重な経験をさせていただき、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。 理学療法学科 松本 大輔
2013.11.19
学生広報スタッフBlog vol.107~日本理学療法学生交流会 関西支部大会レポート!
こんにちは! 学生広報スタッフ、日本理学療法学生交流会運営委員2回生の片岡あすかです! 今回は、10月27日(日)に畿央大学で開催された『日本理学療法学生交流会 関西支部大会』についてレポートしたいと思います! 前回の記事にも書かせていただきましたが、日本理学療法学生交流会とは理学療法士を目指す学生同士が交流し、情報交換などを通して視野の拡大や理学療法に対する意識の向上を目的としているものです。 大阪や兵庫など近畿地方からだけでなく、広島や名古屋からも多くの理学療法士を目指す学生に参加していただきました! 今大会は、「ノンテクニカルスキル~医療者としての自覚~」というテーマを掲げ、 講演、ディスカッション、さらに学生発表やビデオ上映、懇親会などを行いました。 午前の講演では、現在訪問リハビリテーションなどを開業されている田中仁先生に「理学療法士としての誠意」をお話いただきました。十数年もの間、田中先生が寄り添っておられる患者様の事例を中心に、いかにノンテクニカルスキル(いわゆる医療技術以外のスキル)が重要であるかを教えていただきました。 その後、アイスブレーキングを取り入れた自己紹介をしたり、講演で感じたこと・思ったことを話したり、色々な視点からの考え方を見つけられたのではないでしょうか。 ▼ちなみに私も司会としてがんばりました!(笑)壇上にあがらせていただいたことで、参加してくださった方々の真剣な表情や態度をみることができて良かったです! 午後には、「患者様の求める医療者とは何か」を知る必要があると考え、実際に患者様にお話を伺った際のインタビューを上映しました。患者様の経験談から、理学療法士として患者様と一緒に悩み、一緒に考え、一緒にがんばることが大事であることを感じました。 続いて、18歳のときにバイク事故に遭われて下半身不随となり、現在プロの車椅子ダンサーとしてご活躍されている奈佐誠司先生に「患者様の感じる“寄り添う”とは」というテーマでご講演いただきました。障害を受容できていない患者様の気持ちは計り知れず、辛いときに傍にいてあげられる理学療法士だからこそ、心に寄り添って真正面から向き合っていきたいと感じ、たくさん考えさせられる内容でした。 その後のディスカッションでは、“医療者の責任とは?”や“自覚を持つために今できることは?”などをグループごとに話し合いました。色々な意見を吸収し、こんな考え方もあるんだ!と感心したり、視野も広がりました。ひとりひとりが学生のうちからできることを掲げ、将来を考えていくヒントになったのではないでしょうか? またそのほかにも、ノンテクニカルスキルについてセミナーで学んできた知識を参加者に伝えるために学生発表やポスターでの展示も行いました! そして最後の懇親会では、他大学とのつながりをつくり、たくさんの仲間たちといろいろな話を交わし合い、楽しく締めくくられました! 最後になりましたが、交流会に参加してくださった方や多くの方々のご協力のおかげで開催することができました。ありがとうございました!! 日本理学療法学生交流会 畿央大学運営委員一同 学生広報スタッフ 片岡あすか
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